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No.3659 凍れると思ったが・・・

2023.01.24

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 数日前から、大寒波到来の声が普段以上に大きい。昨夜はメダカ水槽に蓋をし、その上からタオルをかけて重しを乗せる作業をした。夏場よりは数をまとめたので8つほどの水槽に過ぎないが寒冷対応も楽ではない。

ファイル 1587-1.jpg 今朝のスクールガードは写真のように、イヤーガード、ネックウォーマーなど重装備で出かけましたが、そのせいかどうか・・・予報ほどには寒さを感じませんでした。実は、ほとんど無風状態だったことが良かったのだろうと思います。先週の土曜日は強風が厳しさと辛さを感じさせてくれましたし、風が強いと氷も張りやすいそうです。今朝は氷も張っておらずまあまあ穏やかな冬でした。でも、手は時間経過で徐々にかじかんできます。写真のように手袋を2枚重ねにして出かけたにもかかわらずです。
ファイル 1587-2.jpg この2枚重ねについて、登校してきた子どもたちに思いつきクイズを一つ。
 「ねえねえみんな、今日はおじさん手袋を2枚重ねていて、左手と右手の重ね方をわざと変えているんだけど、どっちが温かいと思う?」
 すると、班長さんの5年生がすかさず「黄色が下の方」と反応。ピンポーンです。純毛ウールでもない気密性の少ない化繊の軍手タイプでも保温性が高いとみえ、気密性の高い黒い方に包まれた方が断然温かいです。これは実感です。考えてみれば当たり前のことなのでしょうが、中には「えーどうしてー?」という子どもいます。こんなこと一つでも子どもの興味を引き出せるものなんですね。

 ところで、寒波は明日が本格的らしく雪の可能性もあるようです。
 「不用不急の外出をお控え下さい」とテレビは言うが、普段の平日に、不用な人がどれほどいるだろうかと思う。通勤通学者はよほどのことが無い限り出かけるでしょう。進学試験の時期でもあります。こういう人たちが、このアナウンスを耳にしてどんな感じを受けるだろうかと、ふと。
 高齢者を心配してのことなら、それなりに伝え方があるのではないか。「やむを得ず外出される場合は十分な寒さ対応をされ、転倒しない注意を心がけるようにしてください」という方がしっくりきませんか。異なるイデオロオギーによる言葉狩りやいじめがまかり通るSNS中心の不寛容社会になっている中、思いやり一つとってみても微に入り細に入りという思考の大切さがあるように思います。

No.3658 価格上昇サイクルが早い!

2023.01.23

 明日はまれに見る寒波だとか。スクールガードも厳しそうだ。
 厳しいと言えば、来月になるとまた食料品などの価格が上がるという。戦(いくさ)がこれほどまでに世界経済に打撃を与える現実を、おそらく生まれて初めて経験する人が多いのではなかろうか。生活物価の上昇は驚異的だ。
 長らくデフレが続いた日本でも、昨年の2月24日を契機に激しい価格変化が起こっている。昨日、届いた電気料金通知を見たら22,000円越えで驚いている。私はあまり関心なかった公共料金だが、このところの電気・ガスの使用料のすざましさには驚くばかりだ。家族4人の時はたまにあったそうだが、二人になっての2万円越えはなかったという。
 さらに今日のことだが、6月から東京電力は平均約29%の値上げを国に申請したという。どうじに3170億円の赤字も公表したが、一般家庭がその責任を負わされるという感覚を持つ人もいるのではないだろうか。他の電力会社も追従するのは間違いない。
 3割の値上げが家系にもたらす影響は、2万円が2万6千円になるのだから尋常ではない。まして6月はクーラーを使う時期だ。電力会社はそれを見込んでの価格計画なのだろうか。おそらく、まだ原油価格が上昇するとの予測を立てているのかもしれない。電気が上がれば生活消費財の多くも比例的に上昇するはずで、昨年10月に値上げされた食料品も来月からまた値上げ予定だという。サイクルが半年あるかないかの値上げラッシュ。
 市民生活に直結する現場を視察する感覚と、良好な運転手を務める意味合いから買い物にはよくついていくが、最近のお魚くんたちの高いこと高いこと。冬は鍋が一番だと考えて、売り場を覗くとなんとなんとタラまでが高級魚の仲間入り。おいそれと冬鍋も堪能できない現実となっているではないか。考えて見れば、サケ、サバ、サンマくんたちが食卓に乗る回数が減ったことに、あらためて若かりし頃の“いにしえ”が懐かしく思える。
 報道では、複数の有名企業が大幅な賃上げを予定しているそうだ。大企業は、中小企業を泣かせながら自らの内部留保はしっかり獲てきた。昨年の2月24日以降に決算を公表した企業の多くは、大幅増益を示していたと記憶している。ならば、働く人たちに還元する量を抑えることなく、吐き出す経営方針を用いた大企業がどれくらいあるだろうか。
 いわゆる労働分配率は低く抑えてきたのだから、今年こそ本格的な賃上げを実現してもらいたいものだ。しかも、ボーナスに影響しない各種手当を対象にするのではなく、ベースアップをしっかり実行してもらいたいと思う。
 中小企業の賃金が上がらない限り、日本の経済は決して明るくならない。労働の対価少なくして年貢ばかりを揚げられたのでは民も浮かばれない。農家などは物的年貢とも言うべき米価が落ち込むばかりでは米作りにいそしむ立つ瀬が無い。まさに、悪代官ならぬ我らがお代官様出でよ!ではないか。

 亡き安倍総理も第2時政権では毎年のように賃上げの必要性を訴え、経済界の重鎮に理解を求めてきた。岸田総理もその旗を降ろすことなく高く掲げた発言をしている。言葉だけに終わってしまうかどうかは神のみぞ知るだが、そろそろ本格的に山が動きそうだと希望的観測をしておくこととしよう。 

No.3657 スマホは狂気を生む

2023.01.20

 いきなりですが、暗い世相から抜け出す道はないのだろうかと思う。具体的には、人を刃物で傷つけ、果ては殺してしまう事件がなんと多いことか。
 一人暮らしの高齢者を対象とした強盗目的が殺人という凶行にまで及んでしまう事件が各地で起きている。また、付き合っている相手女性を刺し殺す事件も相次いでいる。
 人をあやめる行為は、だいたい異性関係と金のもつれが相場となっているが、つい先日、心の痛む事件が発生した。静岡県で起きた13歳の女子中学生による母親殺しには驚愕させられた。スマホが世に出回ってからまもなく、子どものスマホ依存症ということが話題となり、新語にもなった。私も議会では、起床前からスマホに夢中で、結局学校を休む事例があるといったこと等に関連して議会発言をしている。教育委員会答弁では中学3年になるとほとんどがスマホを所有している。記憶しているところでは、これが社会問題化して20年近く経っている。

 静岡の例は、スマホを注意され続けた結果、かの中学生が選択したのが注意する当事者の母親を殺すことだった。今月16日未明、つまり深夜12時過ぎに就寝中の母親の首を複数回刺して命を奪った。まさに修羅場だったことだろう。
 自分で買うことは出来ないスマホだったはずだが、親への感謝どころの話ではない。スマホ注意にうるさい親を狙って周到に行動したことがうかがえる。注意される自分をかえりみることなく、手にしたのは刃物だった。
 14歳が事件を起こすと、捜査ではなく触法調査が警察によって行われ、犯罪ではないという判断から逮捕されることは無い。警察の職制としては児童相談所に通告することが定められていて、児童相談所は職権を発動することになる。この場合、重大事件と判断されれば、通告だけでなく送致という発令をし、正式に児童相談所が取り扱う事件とされる。
 この場合、家庭裁判所の審判を受けることが妥当としても、いったんは児童相談所に送致して、保護と育成の観点から調査をすることになる。
 はたして、児童虐待問題でも対応の遅れが取りざたされる昨今の児童相談所に、かかる静岡の事件をどこまで調査することができるだろうか。たとえ13歳であるにせよ、母親殺人という大罪を犯したことへの対応は生易しいものではないはずだ。保護観察、健全な育成、という段階から更生という流れになるものと推測するが、想像を絶する心の葛藤が当事者の人生を覆うことになるのではないだろうか。

 異次元の少子化対策という言葉が躍っているが、コロナは言うに及ばずスマホが理由の実親殺しとは・・・これ自体が異次元の社会変化とは言えないだろうか。今や良くも悪くも異次元だらけの社会となり、昭和は遠くなりにけりどころか、もはや昭和は昔と化している。コミュニケーションツールとして画期的に社会を変えたスマホだが、それにより人の狂気を生み、凶器に繋がる現実がおぞましい。
 一人よがりかつ引きこもり感覚に近い状況を子ども心に発生させかなねいことを憂い、そこから派生する見ず知らずの人との急接近など、危険が渦巻くスマホ社会に警鐘は鳴らせることが出来ても、解決策が見いだせないことにいらただしさを覚える今日この頃だ。

No.3656-2 ピアノ狂奏曲「猫にふまれちゃった」

2023.01.19

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 えださんチャンネル始動の前号ブログでしたが、とても有り難い反応をいただき驚いています。まずはアクセスくださった事に深く感謝申し上げます。ただ、これからも楽しみにしていますといういくつかのお言葉には、お願いとお断りの意を表しておきたいと思います。
 と言いますのは、あの動画はまずやってみましょうということで即興的なセッティングでの突然のチャレンジだったのですが、けっこう面白いかもという適当さでそのままアップしたものです。演出もシナリオも全くなく、猫に踏まれちゃった発言も、あの時点の正直な気持ちがあのような言葉になりました。ならば、ついでに掲題のようなタイトルにしようと思ったのですが、テロップ表示にまでは至らなかったということです。
 期待してますとか、楽しみにしているというお気持ちはうれしいのですが、コミカルさやウィットさが行き過ぎますと、本業を疑われることにもなりかねませんので何事もほどほどにということで、今後を考えたいと思っています。
 私自身、ウィットに富む人間というのは本質的に好きですし、永遠に目指すところではありますが、そのあたりを感じていただければ有難く、今後ともよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます!

No.3656 えださんチャンネル始動‼️

2023.01.17

 突然ですが、掲題の通りえださんチャンネルを始動しました。
 多くの友人からやったらと言われて挑戦してたんですが、難行苦行の末に本日スタートすることが出来ました。実は、これにあたってはSNSアドバイザーの青年の協力を受けて開設出来たのであって、あらためて若い人のネット操作性の高さを実感した次第です。一人では無理だったと感じますです。
 今後は時折になりますが、動画アップ出来るようにしたいと思います。ただし、議員だからといって硬い内容ばかりを考えているわけではありません。
 YouTubeチャンネルは開設したものの、そうそう動画を作れるものではないと思います。ということで、とりあえず作成動画は毎回ブログから見れるようにしたいと考えています。もっとも、それほど大それたものではないことをご理解の上、気軽にアクセスいただければ当方も気が楽ということです。
 まずは始動のご挨拶まで。
https://youtu.be/S5qCqCWjT5o

No.3655 春夏冬 二升五合

2023.01.16

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 一昨日のこと、今年初めての外食をしました。友人のすすめで同行した某地のお蕎麦屋さん。お店ごとに蕎麦味というか、色や味、そして硬さ触感が異なるのが蕎麦です。もっとも、ラーメン、カレーや鰻でも見た目も味も異なるから、それぞれにファンがいるのは当たり前のことなのでしょうが。

 その店の蕎麦は確かに私を満足させてくれました。味はもちろんなにより安い。麺類はご存じのように値上げ必定の食材だと思いますが、値上げ精神は皆無のようでした。
 もり・かけ500円。天もり850円、天丼650円、かつ丼700円などなどだったと思います。私はミニ天丼ともりを注文しましたが、ミニ天丼は350円で海老天がしっかり入ってました。
 肝心の蕎麦は若干濃い目の色で「こし」の強い麺。なにより麵つゆが甘からず、濃からずのさっぱり系で喉が感じる心地良さは最高でした。このお店が知らない人では通り過ぎてしまうような感じの立地にあるのですが、隠れた名店というのはこういうお店のことではないかと思った次第。

 さて、この店内にあったちょっと大きめの木札に彫られていた文字が掲題の文字です。かなり前にどこぞで聞いたか目にしたか、うっすらとした覚えがありましたが、その意味はすっかり記憶の彼方に遠のいていました。
 なんと読むのか、皆さんご存じですか?

「商い、ますます繁盛」と読むんだとか。
 つまり「秋無い、升升半升」という当て字の言葉遊びなのだそうです。文字によるダジャレの世界ということでしょうか。
 ちなみに、春夏冬ではなく、頭を一斗に替えて「一斗二升五合」とする当て字もあるようです。この場合は頭の一斗は五升の倍ですので「五升倍・・・ご商売」と読むと。
 こういう言葉遊びというのは苗字に結構あるようで、ネットを見ると、次のようなものもありました。これは私にとって全く新鮮な感じでした。以下は実際の苗字だそうです。
❖三斗九升五合さん・・・・しとないさんです。
 知人にいらっしゃいますか? 理由は四斗には少し足りない量なので四斗無い・・・しとないとなります。6文字の苗字はそうそうはないでしょうね。
❖小鳥遊さん・・・・たかなしさんです。
 なかなかの文字遊びです。小鳥が悠々と飛び遊ぶ様は、鷹がいないからだと。つまり鷹無しなのです。全国で30人ほどしかない苗字です。
他にも、八月一日さん(80人)勘解由小路さん(10人)
珍名さん(10人)五百旗頭さん(190人)
大豆生田さん(1100人)真塩さん(790人)
二さん(400人)卍山下さん(10人)
佐村河内さん(40人)七五三木さん・・・まだまだ

 お会いしたことがある苗字もありますし、経済界で著名な方もいます。関心のある方は是非読み方を調べてみてください。意外とはまりますよ。なお、数字は約です。
 私も名刺交換するたびに珍しい名前ですねと言われますが、生まれて以来ついているので、自分ではそんな感じはありませんし、文字で見る限りそうそう珍しいとも思っていませんが、名刺を見ての感想はそういうものなのかなということでしょう。たまに、「えくぼさんと読めますね?」と言われることがあります。「子どもの頃ならまだしも、この歳になりますとねー」と応えることが常です(笑)
 前号で重いコロナを取り上げましたが、今回は軽いテーマです。ブログのテーマ選択には結構悩みます。あれも書きたい、これも書きたいと頭が巡る時はいいのですが、なかなか決まらない、まとまらないということもあって、調子はその時々です。市議だからとか、地方議員だからとかいうことなく、森羅万象その時折をテーマにパソコンに向いますので、今後ともよろしくお付き合いくださいますようお願い申し上げます。なんか新年の挨拶みたいですね。

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