記事一覧

No.3832 最新最大の今の話題が

2025.06.18

 前号に関連して数人の読者の方からご意見をいたきました。概ねご賛同の内容でしたが、玉木発言については「備蓄米はいずれ家畜用にまわされるレベルの米ですから」という発言を重く感じている方もいらっしゃいます。
 山尾志桜里さんや須藤元気さんの公認決定で支持率が下がった思わぬ事態の焦りが、入札形式から随意契約に切り替えた自民党の政策への批判優先意識が高まったがゆえの発言。しかし、国民の関心が熱いコメ問題ですから、タイミング的にも不適切だったことは間違いありません。
 江藤前農水大臣の発言にしても、閣僚議員が肩書だけでなく金銭的にもどれほどお大臣様であるかを知らしめる悪言であったかと怒りを禁じ得ませんが、そこだけの批判に収めておけばよかったものをと感じる次第です。実際、備蓄米販売に長蛇の列が出来るという現実は想定外だったのかもしれませんが、玉木さんの発言は、そうした国民への批判ともとられかねない言葉だったということなのかもしれません。

さて、我が地元の三ツ林裕巳前衆議院議員は、このコメ問題に関連して「どうなる令和のコメ騒動!」という大タイトルでのシンポジウムを開催します。
 日時:6月21日土曜日 午後2時~
 場所:幸手市北公民館
 
ファイル 1763-1.jpg  三ツ林氏は、今現在も国会議員による医療福祉、農政、防災関連の集会に招かれ発言される場が与えられる状況にあります。それだけ専門的な分野において厚い信頼があるということなのでしょう。そのスケジュールたるや国会議員時代以上の感じすらあります。地元の為に汗を流す国会議員が今の時代だからこそ必要だと強く感じるこの頃です。
 
 ところで、15日頃から微熱に悩まされています。記憶にないほど久しぶりのことなのですが、なかなか治まりません。コロナでないことは診てもらってますので一安心ですが、平熱の35.5度に下がったかと思うと38度近くに復帰したりで、発汗と喉の痛みが尋常ではありません。鬼の霍乱というたとえがあるものの、これが夏風邪なのかどうかも不明でなんとも困ったもので、この2日間一歩も外に出ていません。明後日が6月定例会の最終日ですが、それまでにはなんとか・・・・頑張ります!

No.3829 令和のコメ騒動に想う

2025.06.09

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e99113741edca874d861ee983275503e63a7212
 このネットニュースでも明らかのように、コメ騒動は間違い無く政争の具と化しています。玉木さんが数日前に発した「備蓄米の実態は家畜用」と同様に、立憲の原口さんが「ニワトリが食べているコメ」と政策批判を・・・小泉農相の発信力の速さが、良かれ悪しかれ政局に影響していることが原因と思われますが、これまでと異なる経済問題を派生しそうな状況でもあり、どこまで関係各位との調整を付けてのことかは問われます。昨年産のコメや、3カ月後に収穫となる本年産のコメがどの程度の価格設定になるのかは現状不透明です。
 なにはともあれ、コメ消費国民とコメ生産国民の思いを真っ二つに一喜一憂することになったのは間違い有りません。国民はその時々でいろいろな立場をもっているわけですが、こうした場合、どちらも生活がかかっているのですから簡単ではありません。問題はコメの流通過程に存在する卸売組織の存在で、コメが利益追求の投機対象になってしまったことかもしれません。
 大切なのは、コメ作りの未来を今回をきっかけにしっかり考える機会にしなければいけないということではないかと思いますが、それもまた難しいことなのでしょうか。
 国民の心を不安にすることが目的のような、ちまちました政権批判に余念のない野党には、やっぱりそんなものかと思わずにはいられませんが、選挙ではメディアが吹き流す独特の風に流されやすい有権者の一面もありますので、都議選から始まる夏の選挙戦が注目されます。
 それにしても、かねてから多くの人が言うところでは、コメはそれだけで食べても美味しい銀シャリに勝るものはないとか、コメだけは高くても美味しいのがいいよね、といった声を聞いていたことです。更に言えば、北川辺産がいいとか権現堂の米は砂地だから美味しいといった話も日常的にありますが、今回、どうしたら古古古米を美味しく食べられるかとの声が聞こえてくることから、これまでのコメへの美食追及の通説がくつがえるコメ市場になったことを実感します。

ファイル 1760-1.jpg 写真は、知人が運営するB型事業所に送られてきた緊急補助物資米です。昨今の報道でコメは5㌔販売が当たり前のような感覚になりつつありますが、玄米30㌔、精米の小売り販売は5㌔か10㌔での販売が通常です。この備蓄米は10㌔ですが、今話題の古古古米ではなく令和5年産の古古米です。色々裏事情はあると思いますが、古古古米が量販店に出回る速さと遜色のないスピード感に驚きました。

No.3828 のたりのたりかな

2025.06.07

アイコン

 3日間の一般質問が終わった翌日の金曜日。久しぶりにのんびりゆっくりの1日を過ごしました。頼まれている作業など有るにはあるのですが、まったくそれらには手を付けず、やりたいことをのんびりやるというのも悪くありませんね。
 
 朝7時半、真っ先にメダカ関連から。昨年14個もあったメダカ水槽も今は5個までに減らしましたが、久しぶりに水換えをしました。血統を大切に育てているつもりなんですが、専門家ではないのでよくわからない点も多く、楊貴妃などはどうも育ちも繁殖も弱い感じです。
 庭作業では、いくらか成長したトマトの下葉をとって支柱を立て、ピーマンを摘果して、梅鉢の剪定、バラの消毒、そして一番厄介な草刈りなどに時を費やしていると、あっという間にお昼近くです。繁ったモッコク、モチ、サザンカなどの剪定までは及ばずのまま。
 休憩を兼ねてしたいことの一つだった料理?を・・・とは言っても昼はうどんを食べたいと思ってので、朝からかき揚げ天を作ることを頭に。冷蔵庫にある残り物の野菜のほとんどを材料にして、それぞれを少し小さめの角切りに。カットが細かすぎるとお小言をいただいにもかかわらず作業続行。最後にネギとタマネギを加えて下準備完了。揚げ作業は家内にゆだね、ノンアルビールを片手に出来上がりを待つ。
 ウマイ! 最初は不満を言ってた家内も美味しいねと。乾麺と野菜かき揚げだけの簡単なお昼も、案外に満足感にひたれるものだとつまらない感想。コーヒーで一息入れながら撮りためてあった長嶋さんの特別番組に涙して。
 1974.10.14 あの引退試合を見に先輩と後楽園球場に行ったんです・・・仕事中でしたが。444号ホームランをレフト外野席の最後列で、向かってくるかのような打球に酔いしれました。第2試合はさすがに仕事に向い、残念ながら涙の挨拶と外野一周には立ち会うことが出来なかったのですが、人生忘れない想い出で、今テレビで何度見てもあきません。 
 89歳で旅立たれた長嶋さん。正にミスタープロ89でした。

 与謝野蕪村の句に「ひねもすのたりのたりかな」というのんびり感いっぱいの表現がありますが、大海ゆったりゆったりゆらめく様を意味するようですが、のたりのたりだけですと、のんびりゆっくり過ごすと言う意味にも理解されているようです。
 今日はこれからソフトの練習です。明日は早起き市民大会が始まります。議会も来週は議案質疑と常任委員会があり佳境に入ってきます。財政厳しい幸手市にあって、歳入歳出それぞれに関わる大事業が待ったなしです。しかし、当然のことですが、入りより出の方が断然多いわけで、財政のやりくりがしばらく続く状況であることは確かです。
 ご意見ご提案等ございましたら遠慮なく連絡方お願いいたします。

 edakubo.kihachirou@gmail.com

No.3824 第75回全国植樹祭

2025.05.26

アイコン

 前号で紹介した第75回全国育樹祭は、昨日秩父ミューズパークで厳かに、そして華やかに開催されました。
 天皇陛下のご臨席を仰ぐ関係から厳重な入場管理体制がしかれていましたが、朝6時という早朝に出かけ、式典開会時間の午後1時頃まで、秩父山中での植樹行為等をこなし、その後の待機時間もなんのその、陛下御入場の際の場内の緊張感と高揚感は言葉に表現できないほどでした。何事にも代えがたい機会に接することが出来たという意味で日本人であることの喜びが幾度も頭をよぎりました。

ファイル 1755-1.jpg 前号でも書きましたが、4月20日の市長選で敗れた現職市長だった北堀篤さんに会いましたが、想像通り無念な思いを吐露されていました。イベント終了後に会った秩父市民の知り合いから伺ったことには、新市長は市議時代にこのイベントへの反対発言をされていたそうです。その新市長がこの大イベントの開会にあたって真っ先に歓迎の辞を述べたのですが、政治の世界の悲喜こもごもは常に存在していることを再認識した次第です。
ファイル 1755-2.jpg 木村市長とは行動を共にし、三ツ林裕巳前衆議院議員をはじめ多くの県会議員の皆さんとも再開することが出来たことは思い出として残ります。

ファイル 1755-3.jpg 
農林行政に関わるイベントということで、小泉進次郎新農林水産大臣も出席され、聞いたところでは、終了後に米生産農家との会合が緊急開催されることになっていたそうです。さて、話題の米相場はどうなるものやら・・・。

No.3823 議長公務と6月議会 

2025.05.24

アイコン

 今月に入って、議長として団体各種の総会関連行事への出席が続く状況にあります。
 まず、スタートは、3日に開催された野田市政施行75周年記念イベントに、県は違えど隣町でもあり、来年は幸手市が40周年というタイミングなので参考の意味も含めて出席してきました。市関係とは別のものとして、江戸川改修期成同盟監査会、中川・綾瀬川期成同盟が越谷市で、東埼玉道路建設期成同盟が八潮市で、そして全国市議会議長会総会が国際フォーラムで、翌日行われた同会代議員会議と併せて2日間開催されました。
 数としては、市内関係はそれ以上に目白押しの状態で、所用が重なっていた関係で二つの総会を欠席をしましたが、議長としての責務をほぼフルにこなしているといったところです。
 まだいくつか予定がある中、そのハイライト的なものとして、明日25日は秩父市で開催される「第75回全国植樹祭」に出席することになっています。天皇陛下、皇后陛下をお迎えしてのビッグイベントですが、なんと埼玉県での開催は66年ぶりということです。私が9歳の時以来のことと考えると、それほどのイベントが行われる年に議長として招待を受けたことは感慨深いものがあります。そして、県議時代の2013年にも埼玉県で初めて寄居町・熊谷市で行われた全国育樹祭に参加し、当時皇太子であられた現天皇陛下に接することが出来たのですが、今回、なんと確率の低い条件にあてはまったものかと幸運を有難く思います。逆に、秩父市の元県議の同僚だった北堀前市長はつい先日の市長選で惜しくも敗れてしまい、陛下をお迎えする最高の役割を逸してしまったわけですからさぞや無念だったことでしょう。
 先週の「笑点」でたい平さんが、この植樹祭に地元代表としてスポークスマン的役割をすることになっていると冒頭の自己紹介で言ってましたが、やはり栄誉なことと実感しているからこそのテレビ発言なのだろうと感じました。
 明日は6時出発で、指定場所に到着後はシャトルバスで会場に運ばれるそうです。両陛下のお姿を拝見する緊張感は他の場合のそれとは間違いなく異なり、良い意味で高揚します。
 さて、6月議会は2日に開会で、翌日から3日間一般質問がおこなわれます。現場傍聴でも、ライブ中継でも、または録画チェックでも結構ですので、議会への注目をよろしくお願いいたします。外向けの議長公務はしっかり対応しているつもりですが、市議会ガナバンスに、その役割をこなしきれていないという反省を強くしています。議長としてはそこがしっかり対応出来なかったこの2年間・・・いろいろなことがありましたが、一般社会とは全く別のものが議会にはあると改めて感じる次第です。

No.3822 無責任が横行💢 他雑感 

2025.05.21

🔶江藤農相遅すぎる辞任!
 石破総理得意の表現「スピード感も危機感をもって」などまったく感じられない遅すぎた江藤農相の辞任劇。
「自分はコメを買ったことは無い、支援者からいただく米で食品倉庫はいっぱいなので売る程ある」と言ったとか。マスコミは冒頭の1フレーズをとくに強調した報道をしていますが、その後の言葉も含めてかなり国民を逆なでするものだと思いますね。そもそも政治家、とくに国会議員の実態が国民意識とかなりのズレがある意味において不適切にもほどがあります。国民の現実の生活を何処まで分かっているのかということです。
 過去にも現政権の問題点を指摘してきましたが、本当に言葉が躍ることの多い石破政権にうんざりです。もとより、保守自民として日本を発展させ、守ってきた自民党でしたが、今のていたらくは長期間亜流自民として存在していた左派系グループが政権を握った実感をあらゆる場面で感じます。今の閣僚の中にも外務や子ども家庭庁、福祉担当大臣を始め、全体に脆弱な内閣だと感じるのは私だけでは無いと思います。
 とにかく、今回の江藤農相の問題は、民意はおそらく90%以上が怒りを感じたものと思います。それに対して、発生時に石破さんが言ったことは「今価格調整している真っ最中なので継続してがんばってもらいたい」と。そんな言い訳は何日ももたないことがわからないのか!と思いますね。呆れます。

🔶トランプさん、本性現す! 
 ウクライナ戦争は自分が大統領になったら●日で終わらせることが出来ると言っていた大統領。選挙目当て、ノーベル賞目当てだとアメリカメディアの厳しい報道もありました。やはりというか無理なことは無理で、習近平が後ろ盾になっているプーチンはそれほど簡単に和平提案に応じるはずが無いと多くの人は思っていたのではないでしょうか。
 そこで、最近のトランプは「双方にその気もやる気もないとわかったら、私はこの停戦交渉の仲介役は降りる」というような内容の発言をしたと海外報道で確認しました。身勝手で無責任な人間性を平気でさらけ出した格好です。この人に世界が壊されないことを願うばかりです。

🔶30代のペルー人による高速道逆走事件。画面を見ていて怖くなった人が多いのではないでしょうか。かなりのスピードで、対向車にパッシングしながら激走する光景は、ある意味明日は我が身を感じる恐怖の高速道路を映し出していました。目的地へ行く行程での間違い解消のために、逆走行為となり焦ってしまったのかもしれませんが、我がことにあてはめて、この報道に接した我が家では、どうしたら逆走車に直面することを防げるのかという話では、当たり前ですが、防ぎようがないという結論しか出ませんでした。現場近くのサービスエリアで「こちらに侵入すると逆走になります」というカラフルで大きめの看板が取りつけられているのが異様に感じた次第です。

ページ移動