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No.3868 暗殺

2025.10.27

 ちょっと物騒なタイトルの今号。実は昨年の6月に幻冬舎が第一刷を発行した添付写真のブックスを遅まきながら読んだことによります。そして、それは今の国政環境を鑑みると高市総理にも同じようなリスクフォーカスが必ずあると感じるのです。
ファイル 1801-1.jpgファイル 1801-2.jpg この本には「この物語はフィクションである」との断りがついていますが、序文を読む限り2022年7月の安倍元総理銃撃事件が幻影として存在しているのがわかります。この内容がどうのこうのではなく、この銃撃事件の容疑者である山上徹也被告に対する裁判員裁判の公判が明日の28日に始まります。実は、山上被告が凶行に走った理由にしている旧統一教会については、その総裁が韓国で特別検察によって逮捕状が請求され、一昨日だったかにその審査がされています。そして、その公判が12月1日に始まることになっているのです。
 逮捕されるであろう現在の旧統一教会の総裁は創設者の奥方で主人亡きあと総裁になっています。逮捕の理由は韓国の前大統領の奥様との癒着というものです。これを聞いて二つの裁判のタイミングが良すぎることに不自然な感じは否めません。と言うのも、統一教会総裁逮捕は石破前総理が最後の訪問地として韓国の釜山で、日本敵視のリベラル派として知られる李在明大統領との首脳会談を行って間もなくのことだったからです。この会談が行われたのは9月末のことです。会談の価値はどこにあるのかと思わせる釜山行でした。
 石破・安倍の思想信条の全く異なる元総理の関係は、石破政権になってどういう事態になったかは今更説明するまでもありません。それは、自民党の選挙敗北が裏金と称する政治とカネの問題だと石破氏を庇い支える側は語り、オールドマスメディアはそれが正しいかのように報道しています。しかし、安倍派議員を非公認にしたにもかかわらず、投票の3日前になって2千万円の活動資金を振り込んだ事実は、安倍派抹殺の意図があったとしか考えられません。オールドマスメディアもこぞってそういった報道をしたことから長い年月にわたりそこに真実があると信じさせられてきた有権者の目は、まったく無用な振込行為をした自民党に対する以上に、非公認候補者に対して一瞬で冷たく閉ざされたことが3日後の投票に示されたのです。
 ところが、参議院選での大敗のあと、メディアは世間の石破責任論を抑えるかのように石破政権批判には普段と異なる客観的見地の報道が多くなり、野党側が声高に叫ぶ石破続投論をまるで支持するかのようなメディアもありました。それ以上に情けなかったのは自民党内部のリベラル左派議員の煮え切らない石破擁護の現実でした。
 旧統一教会総裁逮捕のいきさつは、協会と安部元総理の関係が深かったと我々に植え付けようとする目的ではなかったか? そこは韓国の裁判も注目されますが、亡くなって3年以上も経つ安部元総理に対する石破氏の並々ならぬ嫉妬と妬みの執念によるマックス現象ではなかったかと推察する次第です。
 考えすぎかもしれませんが、この私の推測が当たっていないにしても、言いたいことは高市総理に安倍総理の二の舞があってはならないということです。山上被告を模倣するヤカラは必ずいると考えなければなりません。高市総理が暗殺という邪悪な犯罪に屈することのないよう国家的警護をあらためて強化することを強く願う次第です。とは言え、政界の中にも内心では高市総理の存在を疎ましく思うヤカラはいるでしょうから油断はならないのです。
 この「暗殺」はそんなことを感じさせる本でもあるのです。

No.3867 卑劣なマスメディア

2025.10.25

 テレビ朝日が田原発言でネット炎上している。当初、田原氏が高市総理に向けて発した「死んでしまえ」は田原氏自身の問題とされていた。しかし、実際は生放送では無く収録番組だったことから編集出来たはずだった。つまりこの醜悪卑劣な言葉はカット出来たのにしなかったのはなぜだという点で局側の悪質な思考が原点にあるとネットで炎上しているのだ。
 炎上と言う言葉が持つイメージは、それが悪だとする感覚があるやもしれぬが、実は昨今はその逆の方が多いようだ。見る側の倫理観は決して薄れているわけではなく、国家益国民益の観点を重視した専門家が多いことがわかる。それも高市政権の樹立から総理の所信表明を聞くに至って大納得している内容がいかに多いことか。私も聞きながら希望に満ちた内容に涙が溢れそうになった。ただし、こういった現実保守の方々がオールドマスメディアに出ることは少ない。私も今月になってYuotubeに親しむ時間が増えている。というか遅まきながらYoutrubeの勧めを説きたいくらいになっている。昨年買い替えたテレビがそれを可能にしたこともある。もう地デジのワイドショーにはサヨナラ状態となっている。なぜなら、真実を伝えるのはどちらかをはっきり理解できるからだ。
 5chテレ朝はもちろん朝日新聞系列でリベラル左派思想の筆頭格にあるメディアというのは大方が認めるところだ。しかし、1も4も6も保守現実政治を忌み嫌う狡猾な印象操作においては同格だ。田原氏は自民批判に喜色満面とする国民からはマスメディアきってのコメンテーターと称される人物だが、もはや国家益を損なう老害そのものではないかと思えてならない。人の意見を聴かずに発言をさえぎるという点で討論番組のMC好感度は最低ランクにある。このまま謝罪をすることなく終焉を迎えることになるのだろうか。91歳の唯我独尊、我田引水の彼を起用するマスメディアは国民の厳しい視線を受けることになるだろう。
 ただ、くどいようだが問題発言を編集せずに公共の電波に流したテレ朝という会社の体質は何も変わることなく、高市政権が示した国家の未来構図を崩し、短命政権に終わらせることに躍起となるはずである。それには玉川徹と言う局出身のコメンテーターが前面に起用されていくのではないかと思う。こまったものだ。

 そしてである。たしか一昨日言われていたのが明日の夕方6時からの「激論!クロスファイヤー」で問題を起こした田原氏が謝罪すると報じられたのだが、今日になって突然番組打ち切りが発表されたのだ。さて、一体何があったのだろうか。おそらく田原氏が謝罪はしない、したくないと断ったのではないかと推測するが・・・。公共放送で国民向けに謝罪をすることへのテレ朝の忌避感か、それとも田原氏の意地のツッパリか。ネットでは田原氏の謝罪があるが、公共性の高い全国放送での暴言に対する謝罪は、同じ番組の公共放送でするべきではないだろうか。いずれにしても番組編成担当など関係者の報酬カットレベルで幕引きを謀ってシャンシャンで済まそうとするメディア体質は問題だ。

No.3862 国を破壊するメディア

2025.10.08

今のオールドマスメディアの報道精神には、国を守ろうとする意識が無い! それどころか、国民に対して政治そのものを攪乱し、あらぬ方向に誘導せんとする姿勢が露骨である。 
 ということで、日本の安寧を壊さんとするメディアの存在に物申す!
 前号で書いた高市総裁誕生後の記者会見。始まる前にたむろして待機していた記者やカメラマンが発した「支持率を下げてやる!」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ!」という言葉には唖然とするしかない。人格品性は今の報道人には無いのか!と感じてしまう信じられない実態に怒りしか覚えない。
 Xツィッターではこれに関する書き込みに対して憤怒の反応が溢れている。至極当然のことであろう。
 思想信条の違いはあるにせよ、総裁選の結果が出た直後のメディア記者の言葉としては由々しき問題だ。公平中立の立場で客観的に事実のみを報道するのがオール報道機関に示された報道倫理規定のはずである。そんな当たり前のことなど通用しない記者精神(一部コメンテーターにも見られる)が横行していることは承知しているものの、あまりにも行き過ぎた言動は許されるものではない。
 時代が変わった、育った時代が違うなどという庇い建ては甘すぎるというものだ。倫理・道徳といった観点でのマナーが緩くなったと思う点も無いではないが、それにしても学力はそれなりのものを有しているはずの報道社会であるとするならば、これはもう国の品格を問われるほどの実態である。

 自民党がどこと連立を組み、どういう方向に国をまとめていくのか。その為に党自体がどのように経済や安全保障を誘導していくことに奔走出来るのか。少なくとも、新たな船出に期待感を示すべき今なのではないかと思うのだが、もはや望むべくもないのか。ワークライフバランス発言や靖国参拝問題で高市総裁の揚げ足取りに即座に反応する姑息なメディアに惑わされ、日本の未来を見失うことがあってはならないと強く感じる!

No.3861 高市総裁に期待する!

2025.10.06

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 かじりつくようにテレビを凝視し続けた自民党総裁選。結果は保守精神に党員の期待が高まり、地元幸手市においては三ツ林前議員の想いに重ねて、個人的にも応援していた高市早苗新総裁が誕生した。
 投票前、決選投票、そしてその夜行われた記者インタビューと、高市早苗候補の発言のすべてを見届けた。やはり、国会議員としての研鑽と努力を積み重ねてきた高市さんの演説も答弁も、自民党を立て直し、ひいては日本の国家的価値を世界に再認識させる可能性を感じさせるものだった。
 とくに、決戦投票での演説は、今の経済、未来の国家に対する意志を明解にし、前回の総裁選の思い出や、仲間との一体感に多くの時間をさいた小泉さんの演説とは雲泥の差があったように思う。ひょっとすると、小泉さんはこの時点で敗者を意識していたのだろうかと後から感じたくらいだった。

 朝毎東、そして共同通信の影響下にある地方新聞などは、予想通り高市さんの岩盤保守思想と選挙結果が不満のようで、直後から国民の不安を煽る報道発言が際立つ。それを強く感じたのは、就任直後の夜の記者会見が30分以上にわたって行われた際に、左派リベラ系の前出メディアの記者たちは、裏金議員の処遇・起用に関することは問題では無いのかという質問を執拗に繰り返していた。これは、あきらかにそこに不満感を持つ有権者の疑問を高めようとする示威的な質問としか感じられなかった。たとえ、解散して選挙戦に訴えても自民党に勝利させない、させたくないというオールドメディアの意志表示ではないかと。この記者会見で最後に質問の許可を受けたのは朝日新聞で、案の定それまでに出た裏金問題を繰り返したのだ。また、昨日のサンモニもひどいものだった。
 しかし、高市総裁の考え方は明快だ。党内いじめに近い非公認やかの三日前2千万円振込があったにもかかわらず、当選をした議員は民主主義の根幹である選挙という壁をクリアしたのだと。そして、裏金(この言葉自体が左派系が使う悪意に満ちたものと感じている)ではなく、支援者による政治資金パーティー参加費の割り戻し分の不記載は会計責任者の指示によるもので、政倫審で説明したり、司法調査の結果、問題無しという結論が出ている人については、さらなる罰則など考えていないと明解な考え方を披露し、役職起用があった場合私がしっかり説明すると答弁していた。その通りだと思う。高市議員の説明はいつでも明快でわかりやすい。この不記載対象となった金は税金では無いし、もとより支援意図から発したパーティー参加費の一部なのだ。

 決戦投票の議員票は戦前予想を覆すものだったとの諸説がある。確かに田崎氏他、小泉さんへの期待感をひた隠しにしながら彼の当選を予測していたコメンテーターたちの予想はいただけなかった。ネットからは高市さんへの期待と支持が明解だったではないか。小泉期待論には何か別の事情でもあったのだろうか。
 党員票があれほど圧倒的に高市支援だったことを考えると、自民党としてかろうじて民主主義を死守したのではないかと感じている。党員票の4割を得て、都道府県47票のうち36を抑えた結果が前回同様295人の議員によって逆転されたならば、まさに自民党崩壊は明らかだった。この石破政権の一年で党員の多くは前回の総裁選がトラウマになっていたことは大いに理解できるところである。党員の意向を無視したならば、次回選挙で自民党の当選者は更に大きく目減りすることがわからないのであれば、それ自体、先が見通せない国会議員ということであり、資格がないということではないだろうか。
 いずれにしても、石破政権の中身の無い場当たり政治1年で停滞した国家、石破さんの居座りで2ヶ月も空白化した国政及び経済施策等々、新たに誕生した高市新総裁の意欲と気力と知見の深さに期待は果てしない。

 

No.3856 季節はずれとレジェンド

2025.09.19

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 今朝、雨戸をあけると同時に目に入った季節外れのつつじ一輪。ここ数日、とくに昨日の陽気はうんざりするほどの蒸し暑さでしたが、それが影響したのでしょうか。
ファイル 1789-1.jpg 今年の夏は目が覚めると庭に出てアザレアツツジに群がるカナブンの捕獲とメダカの餌やり。そして夕方5時過ぎになると庭の水やりを汗をかきかき時間をかけてやるのが日課となっていました。とくに鉢物は土が乾くのが早く、1日たりとも水やりを欠かすことは出来ませんでしたし、カナブンは一回で20匹も獲れる日もあり、放っておくとアザレアの葉がみるみる無くなってしまいます。他にもツツジ類はあるのに、どういうわけか写真手前のツツジが大好きなのです。いやはや長い長い3カ月でした。
 というのも今朝はグッと気温が下がり、半袖でスクールガードに出かけたら寒いくらいでした。アキアカネも飛び始め、いよいよ秋・・・と言っても短い秋でしょうが、ホットホットだった酷暑とサヨナラ出来ると思うとホットします。

 話は変わって、個人的にとても残念なニュースに接しました。ドジャースのレジェンド投手、クレイトン・カーショーの引退報道です。ダイナミックに躍動するサウスポーのピッチングスタイルが大好きで、大谷、山本とともに彼の投げる日は楽しみの一つでしたが、おそらく残るシーズンで1試合。ポストシーズンを入れても数試合が残された登板機会と思います。
 ブログではたまに数字的こじつけを書くことがありますが、負け数が少なく通算勝率では現役1位のカーショーの通算勝利数は222です。しかも彼の背番号は22です。カーショーの実績及びドジャース一筋の功績は、資格が出来て即の殿堂入りは間違いないと言われていますが、この現時点の勝利数が私の誕生日と同じなのです。まだ一つ勝利が増える可能性があり、それはそれで増やして欲しいと思いますが、忘れられない数字のメモリーということでの繋がりを勝手に感じるということです。こじつけで申し訳ありません。

号外:訂正を

2025.08.14

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 さきほど知人からの電話で、香日向生まれで初の甲子園出場をはたした土屋君の呼名表記の間違いをご指摘いただきました。
 №3483で、土屋璃空の名前をりくうと書きましたが正しくはりくです。幼少時からりくうと呼んでいたのですっかりそれでいいものと思い込んでいました。先ほどテレビ画面でもりくと表記されていましたので、あらためて訂正をし、お詫びを申し上げる次第です。

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