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No.3830 訴訟対応と議会対応

2025.06.12

 イネも順調に背丈を増す頃となっていますが、梅雨入りし、ジメジメ感の強い日々が多くなってきます。気分だけは梅雨に負けないようにスキッとして臨みたいと思います。

 さて、今日木曜日から来週の月曜日までの3日間、常任委員会が開催されます。個人的には、こちらの会議の方が市民の皆さんにご覧いただきたいと思っているくらいですが、現状それは我が市議会では叶いません。
 今日の総務常任委員会では、珍しい案件が付託されて質疑される事になっています。それは、新聞報道された職員の残業代未払い問題で裁判沙汰になっている件です。5月16日に地裁の第一審判決が出て、市はそれに不納得の形で6月2日期限の控訴を議会に諮らず専決で行ったことです。
 裁判関係では、控訴や賠償金の支払いは議会議決が必要と自治法で定められています。なぜ、それを専決で控訴し、事後承諾の形で議案上程したかということです。2週間の中で臨時議会を開催することは出来なかったのか? 控訴の決断をするまでに庁内協議や弁護士相談といったこともあったでしょうから、タイトなスケジュールだったことは間違いありません。

 珍しいというのは専決議案が委員会付託され審議されるということです。ポイントは逆転勝訴の可能性があるのかという点と敗訴した場合はどうなる?ということでしょう。おそらく委員会で議論するべきと考えた議員の意向として、議会軽視を問題視する点もあると思います。確かに、かの職員が提訴したのは2年も前のことで、しかも、それを知ったのは、相手方の職員が全議員宛に自らの主張文書を郵送してきたことによります。私ども議員は、その後の新聞報道で驚いたというのが実態です。今日の委員会でどういった判断が為されるものやらですが、私は議会軽視については同様に感じています。ただ、既に控訴してしまった事実をどう考えればいいのかについては難しい判断です。
 そろそろ出かける時間となってきました。それでは。
 

No.3827 議会人事投票結果

2025.06.04

 前号でお示しした新たな議役職選任投票の結果は以下の通りです。無記名投票ではありますが、ほとんどはその中身が判明していると言ってもよい結果ですが、ひとまず、またあれこれ騒ぎ立てる方がいないとは限りませんので、あくまでも推測ということでご理解ください。

🔶議長選挙
 青木 章9票・・・青木、???
 小林英雄3票・・・小林、枝久保、大平
 木村治夫2票・・・木村、藤沼
 本田謡子1票・・・本田
 それぞれ本人は自分に投票しているでしょうが、木村議員への1票は同じ自民党会派の藤沼議員が投票しているものと推測するのが妥当です。

🔶副議長選挙
 四本奈緒美11票
 無 効 票4票・・・小林、本田、大平、枝久保

 この結果を読み解くと(それほど複雑ではないと思いますが)事前に話し合いを進めていたグループを中心に、まとまっていたと考えるのが順当なところでしょうか?

🔶議会運営委員会・・・これは2人以上の会派から各代表が自動的に選任され、そのメンバーによる互選で委員長、副委員長が決まります。
メンバー・・・小河原、坂本、木村、芦葉の4名
これにより4人での互選で木村議員が委員長、芦葉議員が副委員長に。

 この後、事前に決まっていた3常任委員会ごとに正と副の委員長選挙が行われましたが、これについてはまた記載したいと思います。
今日は一般質問2日目です。

No.3826 議会の新たな人事

2025.06.03

 昨日、6月議会初日、私は議長辞任届を提出し、新たな議長には青木章議員が選任されました。その後、本田謡子副議長が辞任届を提出し・・・・なに?

ここまで書いたところで、長嶋茂雄さんの死去が報道されています。うわーなんでー!!!
我が人生の最大のアイドルだったミスタージャイアンツ、いやミスタープロ野球が亡くなられた。信じたくないニュースです。長嶋さんへの思いは、多くの日本人がそれぞれ持っているものと思います。実は今年に入って、えーっと驚く知人友人の突然の旅立ちに遭遇しています。
 肺炎、89歳・・・長嶋さんの死はいつかは来るものと思っていましたが、現実になると驚愕に近い感情が湧いてきます。

 我が長嶋さんは永遠に不滅です!
 慎んで、謹んでご冥福をお祈りいたします。

失礼しました。
 新副議長には公明党の四本奈緒美議員が選任されました。選挙結果の詳細はまた後ほど示したいと思います。

No.3825 6月議会開会

2025.06.02

 まずはコメ問題・・・考えさせられるところ大ですね。小泉新大臣の行動力をメディアが讃える状況にありますが、基本的に現メディアは石破政権への批判を抑える面があるように思います。安倍政権に対する批判が多かったことを思うと、そこには何らかの思想誘導的配慮が働いていたのは間違いのないところでしょう。コメについては不思議な思いが多々ありますが、今後数カ月の動向が見物といったところです。

 さて、今日2日はいよいよ6月議会が開会します。例年同様、期間は20日までの短い期間ですが、今回の議会は、下水道料金未徴収問題、職員から訴えられた裁判等々、複雑な問題が投げかけられています。
 私はと言えば、議会申し合わせ事項に関連して議長2年経過での辞任をする予定ですし、委員会構成議員の組み換えなど議会機構にも変化が生じることとなります。
 議会の権能として市政に対するチェック機能も重要ですが、ストップをかけるだけがチェックではありませんし、前へ踏み出す役割も議会にはあります。財政状況が厳しい我が街にあって、議員個々がどのような思考で臨むかが問われる環境にあることは間違いありません。しかしながら、議員も市民も、人それぞれに思惑があるのも常のことですので、どこに視点をあてて議員活動にあたるか改めてしっかり考えてみたいと思います。
 昨日、ある市民から一つの問題提起を電話にていただきました。けっして身勝手な要望の類ではなく、ありがたいことと思う内容ですので、的確な対応が出来るよう考えているところです。

No.3816 第3回庁舎整備調査特別委員会

2025.04.26

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 掲題の会議が昨日、木村治夫委員長ほか13名の議員及び私と副議長がオブザーバー出席と言う形で開催されました。
 政策課担当課長による一連の説明を受けた後、数人の議員から質疑が繰り出されましたが、市としては新築という結論で場所を何処にするかについて、8月頃を目途に結論を出したいという構想です。そして、その第1候補地が現庁舎の立地ということでした。片や議員側にはそれぞれの思惑があり、なかなかまとまるまでにはまだまだ時を要する感じです。現に候補地選定にはもっと時間をかけるべきという議員や、そもそも新築に反対という議員もいることから、事は簡単ではないことがあらためて表面化したように思われます。

 市担当としては、ここまでやるべきことはやってきたという想いを強く感じる説明であり、答弁でもあったわけです。要するに、かなりの建設候補地を選択した中で、4候補地に絞り込むまでの協議やアンケートは確かにやれることはやったであろうと認められる内容です。有識者を交えた「幸手市庁舎の在り方検討審議会」の答申や「庁内検討委員会」での協議、市民ワークショップ、市民アンケート、職員アンケート等々、70ページほどに及ぶかなり詳細な報告書を提示しての説明でした。
 私は、建設ありきの報告の中で、ならばどこが候補地にふさわしいかという議論についてはかなり揉めるだろうと予測していました。なぜなら、市民もおそらくバラバラな想いに違いないとここ数年の触れ合いの中で感じていたからです。しかし、建設そのものに反対とか、候補地の大きさやそれによる設計等々を経なければ予算など確定了解できるはずもないのですが、候補地選定の前に一定の予算を確定することが先決だなどの意見が繰り出される状況はこの先が案じられます。ひとまず、構想の中でしめされている建設予算は約55億円ですが、建設時期は早くとも5年以上先になるでしょうから、予算審議は今必要だとは思えません。
 また、私も数年前には建設ありきではなく、既存施設の有効利用でとにかく現庁舎の危険性からの解放思考を優先するべきだと考えていました。ところが、ここまで時を経る中で街づくりの中心に役所だけに限らず施設整備構想は重要なのかもしれないという感覚もあります。行政も議会も市民に夢を与えるという思考も必要でしょう。そのわかりやすい対象が市役所という考え方もおかしくはないでしょう。
 問題は将来負担率で、これに言及する議員もいましたが、財政のやりくりこそが市の力量という想いもするところですので、分散型で節約重視の考え方もわからないわけではありませんが、どこまで歩み寄れるのかが問われる状況です。時間をかけることでどこまで時期が延長されるのかも議員の責任として問われることにもなりかねません。本当にどこの街でも実現までには喧々諤々の中身を経ながらという実態もあるので、我が街の協議の在り方に今後の関心が高まります。 

No.3806 定例会最終日ですが、総理にちょっと

2025.03.18

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 今日18日は定例議会最終日です。新年度予算を中心とした27議案の採決が行なわれますが、3常任委員会ではすべて可決されています。本議会でどのような結果になるかといったところです。よろしければ中継をご覧になってください。

 ところで、石破総理の言動には先進国日本のトップとして、威厳も迫力も感じることが出来ず呆れています。自らが行なった事実を隠し通せるはずも無く、丁寧にとか、猛省しとか、誠心誠意等々美辞麗句を並べてみたところで、既に同じ説明の繰り返しではありませんか。野党の質疑も甘さいっぱいです。このまま石破総理でいる方が今後の選挙に有利になると考えているのは間違いないでしょう。
 安倍総理時代と違って、メディアの追求も甘い感じがしますが、日本にとってこの総理でいいとでも思っているように思えてなりません。
 本来であれば、総理辞任どころか党除名にも値する事案です。40年近く国会議員でいる方ですから、今更襟を正すなどと言い訳されて納得出来るものではありませんよ。

 「貴方は本当に総理大臣なんですか!」

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