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No.3462 自民党総裁選挙

2021.09.15

 今週から小学校も通常登校となったが、なぜか子供たちの様子にみなぎる元気を感じない。緊急事態宣言もあって、子どもたちの中には親の判断で登校を休む子もいる。おおむね理解は出来るが、やはり世間の息苦しさを共に感じ、仲間の休校で無意識のうちに不安感が膨らんでいるのかもしれない。
 そんな風潮の中での政権党の総裁選挙は17日明後日が告示である。今回の総裁選挙は自民党の正念場であることをひしひしと感じる。株価という指標は経済の実態を示していないことは明らかなのに、日々の変動に一喜一憂するかのようにメディアが伝える。韓国・北朝鮮のミサイル発射情報、ロシアのクリル諸島での軍事演習や国後島などでの開発に向けた投資勧誘、韓国の徴用工差押え裁判、そしてなんといっても中国である。この国の唯我独尊思考は地球全体の緊張感の原点ではないだろうか。

 ということで、自民党の総裁候補者には地球を俯瞰する鳥の目を持っている?高市早苗さんを一押しします。一言で言えば、国際感覚からもたらされる国家ビジョンがひときわ輝いているように感じられるからで、これは数号前にも書いたことでもある。しかし、朝毎グループは高市はずしの印象操作に余念がなく、選挙は蓋を開けるまでわからないとよく言うが、蓋を閉めてもわからないくらいの混沌状態となっている。はっきり言って、小石河連合には外交も経済面もほとんど期待できないと感じている。
 次回は、もう少し掘り下げてみたいと思う。と言うのは、自民党員の皆さんには高市支持をお願いしたいからで、それにはなぜだという論拠を示す必要と責任があると思うからである。一介の市議ではありますが、国の先行きには大いに関心があるもので。

No.3370 外務省の異様性

2021.01.27

 昨日のこと、外務省が新疆ウィグル自治区で中国が行っている人権弾圧をジェノサイドとは認めないと公表した。これには正直がっかりしたというか腹が立った。これは、実態を伝える写真等が世界に打電されているし、実際にイスラム思想を強制的に変更させる目的で特定施設に送り込み、拷問的残虐行為を繰り返しているとか、当該民族の血を絶やす目的で女性の避妊手術を強制しているといった人権弾圧行為は日常化している。そもそも、民族壊滅を唱えること自体が大量虐殺そのものと言えるのではないか。
 情報統制が当たり前の中国ゆえ被害者側からの訴えが伝わりにくいことはあるが、覇権主義の行きつく先に世界統一を意図するとも言われる中国の現状は、各国が問題視する事態に発展しているのだ。中国がそうした際に常に警告する言葉は「内政干渉は許さない」という言葉だが、香港問題もそうであるように人権問題はそうはいかない。まして、中国自体が内政干渉に明け暮れていると言ってもいい国なのだ。
 米英両国が対中批判を鮮明にしているし、理由は別とは思うが、イギリスが南シナ海、ドイツがインド洋海域に戦艦の派遣を考えているということも中国の存在が世界の脅威になっていることを示している。

 トランプ政権は、4年間の全てが1月6日の議会乱入事件で全面的にその存在自体も無かったごとく低落している。私は日本の地政学的見地から考えて日本にとって好意的に受け入れることの出来る実態もあったと思っている。ボルトンさんの対北朝鮮への対応しかりで、これはトランプさんが好印象を世界に植え付けるために利用したことでボルトンさんが離れたことはあったが、ポンペイオさんの対中国対応は、香港事件や最近の台湾との問題にしても納得できる内容が多くある。
 今回のジェノサイド認定をしたポンペイオさんの考え方には、新国務長官に就任したブリンケンさんも同調している。日米同盟の強化が問われる中、これでいいのかと感じる外務省の判断である。政治的発言を外務省が報じることも問題だが、それ以前の問題として、何故?という疑問しか湧いてこない。
 ここ数年、個人的に中国に大きな関心を持って見つめているが、精神的にはストレスばかりが溜まる中国の実情といったところ。日本の対応は何としても弱すぎる。超巨大企業の中国離れが実現遠い状況もあって経団連からの要求も相当強いものがあると言われる。中国との関係が深い与党議員も少なくない。国を司る人間や組織団体の裏側には国民がはかり知ることの出来ない実態があるということはわかっているが、くれぐれも中国や韓国につけ込まれることのないように願いたい。(実際、既につけ込まれているが)
 自民党の中にも中国脅威論を唱える議員連盟があり、「外務省の腰砕け」と厳しい言葉を発する事態にもなっている。日本の対応はこうしたことになると及び腰というか、中途半端になるのはどうしてなのかと情けない想いになるが・・・どうしたものか。

No.3322 菅総裁に新鮮さを感じる

2020.09.15

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 自民党総裁は菅義偉候補が順当に選出されました。生い立ちから政治家への道を考えると異質と言ってよいほど新鮮な感覚を受ける新総裁の誕生ではなかったでしょうか。
 どの場面でも気張らずに淡々と発言する新総裁を前総裁が長期にわたって登用したのがわかる気がします。安倍政権の継承とは言っていますが、人が代わってまったく同じはずもなく、そういう意味において期待が高まる菅政権になるのではないか。たしかに、基軸はコロナ対策において前政権を受ける形で進める必要があるでしょうし、相反する経済対策をどう活性化させ、揺り戻しを図れるか・・・前途多難な船出になることは間違いありません。
 安倍晋三という世界の信頼を集めた偉大な政治家を後継するというのですから、マスコミ・野党の共闘路線もその内容を変えることなく立ち向かってくるでしょう。しかし、野党も自民党同様生まれ変わったと盛んに強調するマスコミもあるようですが、その内実は「帰ってきた民主党」そのもので、居並ぶ大御所と言えば、小沢、野田、岡田、菅といったお歴々で、わずかに中村喜四郎氏が入党した程度。予算委員会に出てくるメンツも福山、辻本、蓮舫、後藤、といった顔ぶれを予想すると、8年前の民主党とさしたる変化は感じません。
 おそらく、新閣僚に選ばれる人を観察して、失言・暴言・妄言しそうな閣僚を追及する手法を繰り広げるものと思います。菅総裁としては重厚な閣僚人事を望むものです。
 そして、噂に上がる解散総選挙はいつか? 新鮮な息吹の中で、国民のための真っ正直な政治を展開して明るい日本、美しい日本を造るために菅総裁には頑張っていただきたいと願う次第です。
 おやじギャグで申し訳ありませんが、菅総裁には、菅々しい感覚の中で清く、強い政治を展開していただきたいものです。

No.3304 Go to トラブル カンベーン

2020.07.16

 昨日の国会コロナ質疑は、野党がまたまた噛みついた。しかし、この噛みつきは理解出来る面もあった。一部国民のタガが外れて感染者が急増している現状は、はたしてGo to トラベル キャンペーンの推進をすることに問題はないのかというものだった。
 国民の全てが、リラックスして羽根を伸ばしたい、スポーツしたい、ショッピングしたい、遊びたい、旅行したいと思っている・・・その中でのキャンペーンでしかも税金で補助するという。
 自己管理、自己規制が再度必要になってきたと感じる状況にあって、Go toはないでしょうという野党の主張は、言い方は別にしてわかりやすい質疑だった。観光交通、ホテル旅館といった観光業にとって、経営の是非を問われる長いトンネルを抜け出す国家支援だったが、政府の施策を批判する以前の問題として、国民に感染防止意識の少なさ、つまり、いったん問題が出たら何処まで派生するかわからない感染症に対する自覚が足りない国民が、生活維持という局面にあったにせよ、現実の社会の公共マナー、社会モラルを守れないという実態に行き着く。これが現実に起こっていることではないだろうか。
ファイル 1218-1.jpg シアターモリエールの一件などはまさに関係者一帯の甘さがもたらしたものとしか感じられない。終演後の出迎え儀式で、マスクを外すタレントと握手する観戦客、まさに感染客になってしまった。
「舞台は命だ」と野田秀樹さんは早い時期に訴えた、渡辺えり子さんやキョンキョンはそれにとどまらず、安倍政権批判を展開し、今でも小泉今日子は続けている。思想信条に関わる問題であるとしたら、有名人が政治的発言をするのはいいのだろうか。あれ以来、俳優の一部限定ではあるが、言いたいことを言うのは民主主義の言論の自由だという。それが、若い人たちに与える影響を考えると、思想信条を原点にした言論の自由の主張は危ない一面を有している。
ファイル 1218-5.jpg 若者を煽動することも可能になると考えれば、やはり有名人の発言には慎重を期すべきで、もとより感情で物言うべきではない。
 話がそれて恐縮だが、Go toキャンペーンは、今日の専門家会議で東京を除くということになった。ひとまず与野党双方に顔が立つ結果になったが、今後の展開次第では、感染拡大のトラブル要因となり、政府がカンベーンと詫びることにならない保証はない。いや、そうなるのはくれぐれも勘弁してほしい。

No.3240 拡大の一途に国会は?

2020.02.01

 ブログ更新のたびに各種ご意見をいただきます。
 前号では「昔、聴いたか見た記憶のある名言です。悪いことばかりを忘れるならいいんですが、良いことまで忘れるのはとてももったいないと感じました。人間はハリを持って生きよということですね」
 こうした感想は、私にとっても励みになります。「70を過ぎると身体のあちこちにほころびが出るようになるから気を付けた方がいいよ」というアドバイスを有難く拝聴する最近ですが、その雰囲気に侵されてはいけないということをウルマンの詩から感じ取らないといけませんね。
 

 さて、24日と27日書き込みのブログにも賛同のご意見をいただきましたが、中国発疹の新型コロナウィルスは、そこで予測した通り拡大の一途をたどっています。賛同のご意見はこの状況に対する国会の現状です。予算委員会で登壇する立民や国民の議員たちは、倒閣一途もしくは保身も思慮しているかのような質疑に撤していますが、これでいいのか!!という厳しいご意見です。
 政府は、これにより多くの時間が割かれる事態ですから、本来であれば首相や関係閣僚は感染水際対策への時間を優先するべきです。もとより、国内にも災害対策や経済対策などの重要問題があって、IRはともかく、桜やヤジ問題にうつつを抜かしている場合ではないはずです。これは、安倍総理または安倍政権が好きか嫌いかの次元ですべき話ではありません。

 こんな事実があります。
 予算委員会での蓮舫委員の質疑をテレビで見ていた世耕自民党参議院幹事長が、桜ばかりでコロナウィルスに関する質問をまったくしない蓮舫氏の対応に疑問のツィッターをしたところ、立民が党として抗議をしたというのです。理由は、通告制の質疑で、しかも予算委員会は質問内容に関する特別なルールがないということに関連して、世耕議員の物言いはそれを束縛するものだと。
 しかし、これは世耕氏が社会に対して立民の国会対策を、これでいいのか?と訴えたものではないかという返信ツィッターもあるようです。とどのつまりは、この抗議自体が逆に言論の自由を束縛するものだという、またもやブーメラン現象にもなっているわけです。
 棚橋予算委員長に対して「政権のポチに成り下がっている」と犬の姿にたとえた枝野立民党首の言葉使いも野党第一党の国会議員にあるべき品とは思えません。それこそ、民主党政権時でもそうでしたし、小沢一郎流に言えば、それ自体が数の論理で行われるという、過半数を得た政党が主体で国が運営されていく民主主義そのものを、野党になるとすっかり忘れる。このポチ発言はひどすぎる言葉として問題視されるべきと思いますが、そうはならないようです。
 自分たちは好き勝手にボロクソ発言で与党批判を続け、今何を為すべきかという優先順位も考慮せず倒閣運動に爆進している立民や国民。本当に政権獲得をしたいのだろうかと最近感じるようになりました。
 確かに、批判は楽です。テレビ放映のある委員会に登壇出来れば悪口雑言の政権批判をし、その執拗な発言がマスコミに取り上げられ知名度が上がる。これが地元有権者にはなかなかやるなーという評価につながり次の当選確率が高くなる。そのためには、党内にあって、早く予算委員になれるだけの立場にのし上がらなければならないという思考がうごめく。もちろん、この論理は全ての政党にあるわけですが、痛烈な批判発言で名を売ることが議員活動のすべてではないということは理解してもらいたいものです。それが正しい批判かどうか、そして正しい物言いかどうか。説得力があり聴く者をうならせる発言かどうか。
 本当に国や地域を良くしたいと思うのであれば、野党では簡単なことではないということを肝に銘じるべきです。もっとも、民主党政権は国の実態を弱くも悪くもしたという事実は免れませんが・・・。
 今こそ、世界を震撼させているコロナリスクに国として対峙する国会議論をしてもらいたい。他の国と比較して、中国との距離や互いの行きかいの実態をふまえれば、水際対策が遅い感じの日本であってはならないはずです。

No.3220 野党連合+護憲メディア

2019.12.16

 昨日書いたブログにご意見をいただいた。同意とわかりやすいというご意見であった。今朝の報道によるとイギリスは通商交渉で高飛車な要求をEUにせまる可能性に触れていた。パワフルで強気なトップダウン政治が功を奏した今回の総選挙だったが、UE離脱を成し遂げても成り行き次第では、次期総選挙で保守党大惨敗という形勢大逆転も無くはない。個人的に愛すべき国、好きな国という想いもあって常に気になるお国事情である。

 さて、相変わらず「桜を見る会」で政権打倒を目論む野党と護憲メディア連合チーム。昨夜は立民の枝野、福山氏と共産党の志位、小池氏による大野合食事会があったそうだ。もとより、立民が限りなく共産党に近い理念集団だということはわかっていることだが、野党合流が性急な形で協議入りするかどうかが話題になっているところで、この食事会はどういう意味を持っているのだろうか。護憲メディアは、安倍政権の支持率低下を愉快報道しているが、反面、合流野党に政権を負託するという世論は相変わらず低調だ。
 あの3年半の政権で国家の威信が著しく低下し、その影響が中韓朝3国の強気な外交路線に拍車をかけたことを国民は忘れていない。同時に経済政策に良策もなく株価が8千円台にまで落ち込んだことは、年金問題を攻撃して政権を掴んだものの、年金原資の運用策を好転することが出来なかったともいえるわけで、政策でもつまづいた政権だったと言える。

 いつまでも昔のことを言ってていいのかという声も、不安定な国際情勢が続く状況にあって、大きな教訓を国民にトラウマとしてもたらした悪政の評価はそう簡単に消え去るものではない。そして、その後の7年間で何も変わってはいないし、変えようともしない姿を野党第一党立憲民主党に感じている。そもそも、立民は小池百合子氏による言葉敵失が生んだだけの第一党であり、今、集まる人は選挙第一であり政策的には統一性がない政治集団だ。
 はっきり言って、好感を持って迎えられない政治家が多いことも賛同者が増えない原因ではないかと思う。たとえば立民幹事長の福山哲郎氏だが、今回の台風洪水で八ッ場ダムが大きな役割を果たした事実を素直に認めればまだいいが、「災害対策を優先するべきでこうした批判はおかしい」とし、ダム工事を中止にしたことには言及しない姿勢だ。蓮舫さんも二重国籍問題で身ぎれいにしないまま政権批判の言葉は遠慮なしで、常にブーメランの対象になっている。この人も民主党政権時に世間の期待と注目を集めた「仕分け」で、多摩川の堤防強化を急ぐことはないとして切ったことへの明解かつ納得のいく説明はないままだ。あくまでも一つの例である。その上で、桜を見る会で民主党時代のことを問うのは、阿部首相が私物化していることとは違うからおかしいと。安倍首相が私物化していると決めつけた発言だ。国民民主党の森裕子さんもその一人で、もっと友好的な雰囲気を感じさせる言動の方が個人はもちろん政党としてのイメージアップにつながるはずだと思えてならない。
 このようにテレビに映る野党議員の多くが国民の共感を得ない姑息な恫喝上から目線タイプが多いことが、野党人気の盛り上がらない理由ではないかと思う。この点、55年体制時の社会党や民社党の名物議員たちの深みのある存在感とは大いに異なるところではないだろうか。
 護憲メディアも首相に関して印象操作目的の品のない文章が目立つ。例えば「総理が国会延長を袖にした魂胆は・・・」など大メディアの文章とは思えない。袖にするとか魂胆を安倍首相の人柄に結び付ける狙いなのだろが、これらの意味を調べればいかに低俗な言葉遣いかがわかる。
 こうした表現を評価するならば、その思惑が、表現と報道の自由の下品かつ中傷的なスタイルを自ら示しているに過ぎない。これを言えば、言論統制だと自分たちに向けられる言動には厳しいチェックをするのも常套手段だ。こうしてうがった言論の自由がまかり通る日本なんだろうと思う。
 沢尻えりかが逮捕時にも釈放時にもニュース速報が画面をにぎわした。しかし、今日、立民の初鹿明博衆議院議員が強制わいせつの疑いで書類送検されたことは速報になったのだろうか。出たのであれば小生が見逃したわけでお詫びしなければならないが、野党への批判報道は控え目なのが我が国の報道特性であることを指摘する意味でのこととご理解いただきたい。
 野党が言うところの「安倍さんにだけは憲法改正を実現させたくない」という言葉も理解に苦しむ。個人的なことなのか!と。安倍さんではない人が総理なら改憲オーケー? 政治理念上というより憲法理念が軽すぎる。倒閣目的の批判のための批判に撤する現野党が政策論争もなく、ただただ67日間の臨時国会を無駄にした責任は重い。国会にかかわる1日のコスト4億円は税金だという思考が無さ過ぎる。桜を見る会の責任にするのはお門違いだ。過半数の強権を駆使することを避ける政権もほどほどにすべきかもしれない。ボリス・ジョンソン式にとまでは言わないが。

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