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No.3159 「戦時中の私」

2019.08.15

 昭和20年8月15日、玉音放送に膝まづき、こうべを垂れて耳を澄ませた慟哭の日から74年が過ぎた。私は、昭和25年に生を受けたので戦争の悲惨さを体感してはいない。
 平成22年に88歳で亡くなった母は生きていれば97歳ということになるが、昭和19年に姉を産んでから終戦までの1年半、いや、その後私が生まれて以降も尋常な日常ではなっかたと想う。想うというのは、戦争にかかわる話を聞こうとしても、母は一切語ってくれることはなかったからである。父と早くに死別した母は、気丈ではあったが、対人的に温和で爭い事を嫌う人だったので、戦争の記憶を早く捨て去りたかったのかもしれない。
 しかし、現代社会は世界各地で紛争と称する戦争や特定地域における虐待が繰り返される状況にあり、その悲惨さが情報システムの進歩もあって世界に数分数秒で打電される。一瞬にして多くの命を奪う核の開発に明け暮れる国も、減るどころか増える傾向にある。だからこそ、戦争が人にもたらす結末を実体験に基づいて伝えていこうとする風潮が年々高まりつつあるのだろうと思う。それは、実際の体験者が限りなく減っていくことにもかかわっている。

 今号のタイトルは、見ただけだと私が戦時中にいるはずがないのにと首を傾げた方もいたと思う。実は、大正14年8月30日生まれ、御年94歳になられようとしている地域にお住まいの方からいただいた戦争手記のタイトルなのだ。個人的には今もたいへんお世話になっている方で、戦争の悲惨さを後世に伝えなければとの想いを託したいと付記されている。手記はA5版26頁に及び、読むほどに戦争のむごさに引き込まれる。ゆえに伝える意義は間違いなく深いと実感する。戦争を思想や外交ひいては謝罪賠償といったことに特化したような社会動向とはまったく次元を異にする純粋無垢な実体験は、なにより説得力がある。
 これをおいおいシリーズ化してお伝えしていこうと考えているが、今日は終戦記念日ということでそのスタートとして一部お伝えすることとする。
 文章のつながりを考えて、抜粋省略することをご理解ください。
 サブタイトルは「戦争を知らない世代の方のために」である。

5.終戦
 昭和20年8月15日、遂に、降伏、敗戦となりました。恰好つけて終戦と言いますが、敗戦です。最初に書きましたが、簡単に勝てるとは思っていませんでしたが、まさか負けるとは全く思っていませんでした。昭和20年に入り、戦況はいよいよ厳しく、大変なことになるとは思いましたが、8月は兵隊と一緒に働いたせいか、負けたという実感はありませんでした。数日後、家に戻り、灯火管制の黒幕を取り除いて明るくなったのを見て、やっと戦争は終わったのだという実感がわきました。しかし、世の中は大混乱で、何をどうしたのか、虚脱状態で全く覚えていません。記憶喪失というのでしょうか。人間は、大変異常な事態に会うと、このようになることが」あるそうなので、そうかもしれません。
6.終戦後の生活・・・省略
7.終わりに
 戦争は絶対にやってはいけません。戦争は悲惨です。大勢の人間が死に、親兄弟を亡くした不幸な人が沢山できます。。生き残ったとしても大変つらい思いをします。特に負けた側は、言いたいことも言えず、勝った側の言いなりにならざるを得ません。アメリカとの戦争でも、阿波丸事件や戦争犯罪事件など多くの問題があり、ソ連とは中立条約違反、満州での残虐行為があり、領土問題は未だに解決していません。
 戦後生まれた世代から、なぜ戦争に反対しなかったのかと言われますが、当時は皆まじめで日本国民の99%は国を信じ、それぞれ自分の持ち場を必死になって守っていました。軍によって発表される戦果に誇張があっても、誰にでも、どこの国にでもあることと、気にしていませんでした。もし、疑問を持ったとしても、当時の情報源は、勝った勝ったという、或いは我が軍の損害は軽微なりという軍の発表しかありませんし、少しでも疑問を持ったり、批判的なことを言えば直ちに憲兵に逮捕される状況では反対することも出来ません。
 では、戦争にならないためには、どうすればいいんでしょうか。自分が主張するだけではなく、相手への思いやりを忘れないこと、忍耐強く話し合いをすること、暴力では解決しないし、一時的に解決したように見えても、再び紛争になることを忘れないことだと思います。
 暴力・戦争は絶対だめです。戦争は悲惨です。不幸な人を大勢つくります。
追記
 次の新聞記事をご覧ください。平成20年8月12日の読売新聞に掲載された記事の抜粋です。
【終戦直前の東条手記発見・・・東条英機元首相が終戦直前の8月10日から14日に書いた手記が国立公文書館に所蔵されていることがわかった。この手記には終戦に反発する元首相の本音が散見される。中に、「もろくも敵の脅威に脅え簡単に手を挙ぐるに至るがごとき国政指導者及国民の無気魂なりとは夢想だにせざりしところ、・・・」と当時の鈴木貫太郎内閣や国民を批判している】
 敗戦の原因は、徹底抗戦によって勝利することを盲信しない指導者と無気力でだらしない国民のせいだとしているように思う。
 戦場では兵隊が必死になって戦い、膨大な戦死者を生じており、銃後では、少年少女までが必死に兵器を作り、空襲で焼け出されたり焼死された多くの人々がいる時、東条元首相は、これらの犠牲者を何とも思わず、逆に、殆どの日本人がだらしないから戦争に負けたのだと思っていたとは、驚きを通り越して怒りを覚えました。
 このような人を戦争指導者にしたのは誰なのだろうか。8月14日、陛下にお詫びして自決された阿南陸軍大臣、特攻隊で散華した勇士の後を追った大西海軍中将の最期とは余りにも違い過ぎる。
 戦争が始まってしまったのは、当時の状況からやむを得なかったと思う。しかし戦争終結(後の在り方)については大変残念に思う。8月に入らず、7月27日のポツダム宣言を受け入れていれば、原爆も、在満日本人の悲劇も、シベリア抑留も、北方四島問題もなかった。アメリカもソ連参戦は避けようとしたのに、返すがえすも遺憾に思う。更に言えば、沖縄戦の前に終結していればと思う。歴史に「若しも」はないと言うが、当時の戦争指導者、特に軍部の大きな過ちであったと思う。
 東京大空襲の事は今更言うまでもないが、日本国民の戦意を喪失させるためと称して、一般市民を殺戮(虐殺)する無差別攻撃を実施した、米国空軍司令官ルメイに、日本は昭和39年勲一等旭日賞を授与したことを御存じだろうか。

 ほんの一部のご紹介だが、これでもかなりの長文である。あれから74年・・・終戦記念日にあたってご一読いただければ幸いです。
 なお、文中の阿波丸事件とは、昭和20年4月1日にシンガポールから日本に向かう途中の台湾海峡を航行中だった貨物客船の阿波丸が、米海軍の潜水艦クィーンフィッシュの魚雷攻撃で轟沈し、約2300人の乗船者のほとんどが亡くなった事件である。軍艦に間違われないよう緑十字を船体に描いていたにもかかわらずの雷撃だったという。20日前の東京をはじめとする大空襲に日本中が騒然としているさなかの出来事であった。潜水艦長は単なる戒告、賠償は戦後の経済支援への謝意と引き換えに吉田茂日本政府が行い、その額一人当たり7万円だった。これは当時の新人官僚のわずか1年分の年収相当というものだった。戦争の悲惨さは至るところにあることがわかる。

No.3158 市長への怒り鎮まらず

2019.08.14

 幸手市長飲酒暴行容疑事件の余波は収まる気配がない。いや、収まるようではいけないというのが、今でもひっきりなしに届くメールから読み取れるし、市民の総意と感じている。小生は、あえてこれを材料に市民感情を煽るつもりは毛頭ない。しかし、この1週間若干減りつつあるものの、日々アクセスをいただくブログ購読者の皆さまに、常時、事の委細をお伝えすることを義務=是と考えているので、この件についてお伝えすべきことがあれば書きとめようと考えている。
 街を、市政を正しい方向に舵取りするためにとの一念である。

 ただ、議会及び議員の考え方や方向性もしくは現状進めていることを書くと、物議の元となったり、うがった詮索を生みかねないなど、かえって問題発生源との指摘にもつながるので、キータッチも慎重になる。なにとぞご理解いただきたくよろしくお願いいたします。

No.3134 歴史は繰り返す?

2019.06.28

 ロシアの爆撃機が南大東島付近を領空侵犯。過去には2013年などにももあった同様の出来事はプーチンの軍事拡充の意欲を示すもの。かたや中国による尖閣諸島の領海侵犯も頻繁で、習近平の覇権への野望が掻き立てるもの。こうした状況下において、国防に対する考え方をしっかり持たなければならないのは言うまでもない。
 これに関することとして・・・
 プーチンは、表現は直接的ではないとしても、G20を直前にして北方領土を返還する意志がない発言で日本をけん制。日本がアメリカと蜜月の関係になればなるほどロシアの感情が遠のくという外交上の難しさがある。だからといって、安倍総理に問題があるとは思えず、仮に枝野氏や玉木氏を総理に想定した場合、いとも簡単に島しょ部侵犯という行動に出るやもしれぬ。よもやクリミヤ侵攻を忘れるわけにはいかない。
 習近平は、突然のように北朝鮮を公式訪問し、金正恩に何らかのアドバイスをした模様。このあたりは報道が伝える内容に信頼感をもつことが出来ない複雑かつ邪悪な駆け引きがあるように思えてならない。
 とくに、香港の緊迫した状況は習近平による強引な一国主義を原点にするもので、遠くには台湾をも視野に入れたものであることは間違いのないところである。思い起こせば1989年6月に発生した天安門事件は時の権力者であったと小平による武力弾圧で治まりをつけた。学生を中心に何人の人民が犠牲になったかは明らかにされていない。1960年代初頭に起こった文化大革命は共産党内の権力争いのはてに生まれた中国全土で行われた大量虐殺である。この首謀者であった毛沢東に心酔するのが習近平で、近代中国建国後の3人の最高権力者は共産党内の総括を強く意識している点で共通する。
 香港のデモを見ていて天安門の二の舞を意識した人も多いと思うが、米英とくにイギリスの目が気になったのか、習近平は強引な志向戦略を控えてはいる。そこは、報道管制を引くチベット・ウィグル地区とは異なり民主主義自由思想が行き届いた香港では簡単にはいかないのだろう。
 

 領土拡大のためには軍拡・軍事の脅威を隠すことのない2大大国が隣接する日本は、いったいどういう国防態勢を整えるべきなのだろうか。そういう意味においては、わが国の外交は常に緊迫した状況にあると言っても過言ではない。だからこそ、どの政党に、どの政治家に日本を託すことがベストなのか。
 そこで、7月21日の投票を控える今夏の参院選は、またもや年金問題を政争に争われる気配である。いや、年金問題で自民党が下野した9年前も国民の怒りの矛先を年金問題にしたのが忘れられない。この時、小生は自治労という組織による野党支援の動きがあることを指摘した。そして、安倍嫌いの朝日、毎日の反自民メディアが国民の怒りを野党誘導へと導いた。
 今回の参院選も、野党の戦略として夢よもう一度の年金問題ではないかと思う。ただし、今回は小沢氏が仕組んだやらせではなく、与党が諮問した結果から生まれた問題である。

 かように、歴史は繰り返すというか輪廻の現象が定期的にみられるのはなぜだろうか。なにをおいても、国民は流されての投票ではなく、見極めるということでの信念の投票を心がけることが求められている。

No.3097 韓国の反日実態は深まるばかり

2019.03.15

 近頃、テレビを観るというよりは見るという感覚の時間が多くなっているように感じます。というのも、地デジからBSへのチャンネル転換機会が多くなっているからです。朝起きると無条件でBS1、定時になると地デジ1といった感じで報道番組の梯子が日々の有り様です。
 今朝のBSは主にイギリスと韓国のニュースが目も気も引く内容でした。昨日も触れましたが、イギリスはその後、日本時間の今朝3時半頃に前日の合意無き離脱案の否決に続いて、離脱延期案が採決され、圧倒的な差で6月30日までの延期が決定されました。もちろん、この動議案をEU側が理解しているとは思えません。今や、離脱強硬派であった保守党議員間でも罵り合うほどの混迷状態となっていると伝えています。2度目の国民投票という話もあるようですが、議会議員としての責任感はどうなのかという疑問もないではありません。現状のイギリス議会は信念無き状態とも感じられますが、そうした中、メイ首相はこの修羅場をどう切り抜けるつもりなのか目が離せません。ひとまずメイ首相の頑張りが身を結んだ離脱延期ではあるようです。ホンダが撤退し、日産が主力車種の生産中止を発表するなど、日本の経済とは無関係ではありませんし、ここで従事する労働者が職を無くすという問題も離脱に絡む話としてイギリスの世情を揺るがしています。

 韓国関連のニュースは世界的スターの破廉恥事件がメインです。どういうわけか、韓国の芸能人は世界に飛躍するパターンがかなりあるようで、日本の現状とはかなり異なるようです。国際的なスポーツ組織でも韓国人が重役を担うことが多いものですから、この違いはなんでだろうか?と感じる次第。
 二人の世界的スター。一人は10人前後の女性との性交渉ビデオをSNSに流した罪で逮捕され引退を表明し、もう一人は麻薬にひたった挙句に女性に強制わいせつ行為をはたらいたということで、これも引退を表明。日本でもつい最近のこととして政治家やタレントによる同問題が発生していますが、この種の事件は韓国では多発しており、今、韓国の若者の倫理感が大きな問題になっているというのです。
 もとより、感情の赴くままに正規なイベントにおいても暴力事件を引き起こすなど韓国の実態は民族的精神構造まで批評される状況になっています。それは、日本との軋轢につながっている現実のあらゆる事象について、若者はその運動の先頭に立っている現実にも言えることかもしれません。今の韓国政権が長く続くと、反日教育の増幅は更に強化され、のっぴきならない日韓関係に発展しかねないことが憂慮されます。次世代を作る若者の倫理感欠如の無軌道な国家間感情が、民族論争に結び付くならば、最終的には文大統領が進める朝鮮統一路線への道が進展し、日本との外交関係のみならず米韓関係にも影響を及ぼすことになるのは必定です。
 韓国を訪れる日本人観光客は減る一方にあるということで、流れとして日本人が嫌韓感情を膨らませることになってもやむを得ないということにもなるでしょう。スポーツ文化にまで国家間問題を挟むのはいかがなものかという議論もありますが、BSでは時間帯によってどのチャンネルでも韓国ドラマを流しているのが実態です。私は一切観ることはなく、見ることに比重がおかれています。とくに意識しているわけではなく自然にそうなっているといった感じなのですが・・・。
 

No.3092 国策と県民投票の盾と矛

2019.02.26

 春到来を感じさせる陽気の中、なんやかや慌ただしく過ごしています。前回ブログの翌日に不惑?の誕生日を迎えました。ここ数カ月のとくに土日は地域にかかわる作業に追われることが多く、他用も重なるので落ち着かない状態です。そんな中、今日は一昨年17日間の入院をすることとなった副鼻腔の定期検査日でしたが、担当医の問題なしという言葉に加え、半年後の8月にCT撮影と検査をして、それでおそらく完治ということになるでしょうという完治宣言までいただくことに。嬉しいもんですねー、医師の顔が神様に感じられましたから。

 沖縄の県民投票が話題です。報道を見聞きしてると「これが民意だ」とか「日本の民主主義が問われる」とか、投票結果が絶対だとするコメントがあります。さらには「投票結果には何の意味も持たない」という政府の見解は沖縄の想いをないがしろにするものだとまで・・・何の意味も持たないと政府は言ったんでしょうか? 菅官房長官は、たしかに「投票結果の如何にかかわらず辺野古の工事は粛々と進めることに変わりはありません」と発言していますが「何の意味も持たない」とは誰も言ってはいないはずです。意味の違い以上に政府をこきおろす印象操作目的の表現と感じますが、この種の発言が反対側に目立ちます。
 夜のBSワイドでは沖縄国際大学の教授と中谷元防衛大臣の議論が長い時間行われましたが、教授曰く「海兵隊の関係者が辺野古は小さくて使う気にならないと言っている」発言、聞いていた進行役が「それは誰が言ってるんですか?」にもぐもぐし、「公の発言なんですか?」にしどろもどろしながら「元海兵隊のエルドリッチという人がそういう主旨の発言をしている」といったやりとり。エルドリッチ氏は中国脅威論や東シナ海からインド洋のシーレーン確保論を唱え日米同盟を重要視している方だと記憶しています。滑走路の短い辺野古については、使用機のやりくりで対応することは日米双方の確認事項となっており、それにともなう配備計画はいろい苦心惨憺しているところだとする中谷氏の発言が実際に携わった人の発言として信憑性が髙いのは当然です。
 さらにこの教授は50年前の読売と琉球新報の新聞記事を持ち出し、「読売が基地は国外にと書いたので、同じ内容を琉球新報も記事にしたんです」と口にするも、中谷氏に中国など当時と状況が一変している(つまり参考にはならない)と返されそれまで。元沖縄の新聞記者という経歴から沖縄タイムスか琉球新報(おそらく後者か)の記者と思われ、ならばそうした発言もわからないではないといったところです。大学生にどんな教育をしているのでしょうか。自虐的思想をこんこんと説いているのだとしたら国益には通じていないと思います。
 沖縄の基地問題は、過去に沖縄県民の怒りが沸騰する事件も多々ありましたが、沖縄県民に寄り添う対応を政府がまったくしていないかというとそうではありません。それでも基本的には国策という理解をしなければならない問題であり、シーレーンにかかわる広い地域の自由と民主主義を共産思想の覇権主義から守るための問題として理解しなければならない部分もあります。沖縄は地政学上の面から安全保障政策における要衝地であることは疑う余地がありません。その領土はまごうことなき日本の国土です。であれば、国を護ることに県民の意志を問うだけでいいのかという意見があることもそれなりにわかる話です。投票結果の各数値は、ギリギリの範囲で沖縄の民意が示されたと報道されていますが、投票に行かない人が逆に48%程度いたことをどう理解すればよいのか。
 中国や今また韓国の反日姿勢がいつ鋭利な矛になるか・・・不確実性が深まりつつある段階で、日本としての理想の盾は・・・はたしてどこにあるのでしょうか。

No.3082 韓国との友好継続の難しさ

2019.01.24

 韓国による対日戦略が中国化している。日本海や東シナ海でのこうした国が日本に仕掛ける内容は、国際的に日本を貶める目的だと断定してかからなければならない状況に来ている。海外諸国における在外中国人、韓国人によるロビー活動も一向に止む気配がない。
 防衛相が韓国の知性、理性、倫理に欠けた嘘出鱈目に業を煮やし「客観的中立的に協議することが不可能」との判断で昨年12月20日に発生した能登沖問題の終結宣言を発表した・・・その途端、つぎのような対応を韓国は示している。異常な国家性を感じざるを得ない。
1.日中韓の防空識別圏が重なる地点で、日本のP3C哨戒機が低空飛行で韓国船を威嚇したことは、明白な挑発行為だと非難した。その高さは50~60mと強調していることに対し、日本の見解はあり得ないことだとしている。そして、能登沖事件では韓国国防相側の人間が登場することなく、あの眼鏡をかけた報道官が常に事実を隔離した言いがかり的発言をしていたが、今回はいきなり国防省の人物が制服を着たまま登場してきたのはどうしてだろうか。
2.12月20日の問題発生後に、韓国は徴用工問題で2度目の賠償判決を下し、今回の発表直後に、なんと3度目となる賠償を日本企業に求める判決を下した。なりふりかまわない対日抗争を展開しているのだ。
3.そして今日のこととして、徴用工訴訟の判決を不当に遅らせたとして、韓国検察は最高裁前長官を逮捕したという。最高裁長官の逮捕は初めてのことだという。もとより烈情国家と感じてはいたのですが・・・

 矢継ぎ早のこうした韓国の対応は、日本側が能登沖問題でしらを切る、嘘を並べる韓国にしびれを切らして打ち切り宣言を発表した直後から、逆に韓国は攻勢に出て来ていると判断できる。やはり、自民党議員の多くから、徹底して能登沖事件を追及するべきだとの意見が出されていたにもかかわらず、防衛相の下した判断が更なる韓国側の国際世論に訴える戦略をもたらしたものと考えるべきである。ほくそ笑んでいるのは習近平であり、金正恩であることは間違いない。
 今回の低空飛行による威嚇行為だとの言い分に対して、一部メディアなどでは「そうした行為があったとしたら問題である」と報道する新聞もある。どうして日本のメディアは相手国の指摘もさもありなん的報道をするのだろうか。これではますます相手を図に乗せるだけのことである。有名人の中にも自国を戒めるかのような言葉を発する人がいる。こうした思考は少数であり、どこまで知っての発言かと思うこともしばしばなのだが著名なだけに影響も少なくないようだ。
 かつてない最高裁長官の逮捕まで実行する韓国との対応は、もはや紳士的、親和的な対応だけでは日本が国際的な評価を下げるだけではないかと思うがいかがなものだろうか。
 最近、日本人が嫌いな国はどこかという調査結果があるが、北朝鮮、中国、韓国の順となっている。大方の推測とさして変わりはないと思うが、北朝鮮と中国は全体主義国家であって指導者に多くの問題があるわけだが、本来この2国とは政治経済等々根本的に異なる国情を有する韓国の現実は、友好関係を継続することの難しさを示唆していると思われる。政府はこの点を重く考慮すべき状況にあると言える。小生の友人には素晴らしい韓国の方がいらっしゃることも考えると、もとより、これは人の問題ではなく国家体質の違いと考えるべきなのでしょう。

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