15日にテレビ埼玉で報じられた久喜市議会全員協議会の内容は、幸手市の秋谷病院に関係するものでした。添付のニュース記事をご覧いただければその経緯が多少わかります。
日頃、テレ玉にチャンネルを合わす方は少ないと思いますので、ご案内することにしました。
なお、この件について幸手市議会の12月定例会での発言はどなたからもありませんでした。医療福祉の拡大は良いことだと思うのですが、この問題では少し心配なことがあります。時間の関係でそこまで今書けないので、後日必ず書きたいと思っています。今号ではここまでということでご了承願います。
記事一覧
No.3645 秋谷病院と久喜市議会
No.3644 すごいぞ!3年生
写真をご覧ください。当地域の冬の名物風景とも言うべき濃霧がこれです。時間は7時25分。実際は写真以上に濃く感じ、やって来る車の3台目が霞んで見にくい状態です。過ぎ去るバスも、この直後に霧中に消えていきました。
今朝は、この冬初めてネックウォーマーをして出かけましたが、それほど冷え込みを感じる朝でした。
実は、掲題のことですが、3年生の男子で毎朝半袖短パン姿の子がいるんです。お姉ちゃんの5年生もほぼ毎日短いスカートです。たびたび「頑張るなー」と声をかけるんですが、笑っておはようございますとしっかり返礼してくれる姉弟。ところが、今日は濃霧ということもあって「大丈夫かい」と声掛けしたところいつものように笑って「ハーイ」と二人揃っての応答。なんとも頼もしい小学生です。普通なら親御さんが身体が冷えるからとか言って暖かい恰好を進めるのでしょうが、このパターンはなんとなく微笑ましい感じがするのです。子どものしたいようにさせている。だから、こちらが心配しても当の本人たちは全く意に介さず笑って済ませることが出来ている。
かように人それぞれで、自分は称賛しているつもりで書いていますが、本人たちが良しとしていることに脇から口を挟む必要はないということなのでしょう。
こうして元気を貰うものですから、スクールガードにも張り合いを感じるし、仕事にもつながっているんだろうと想う次第です。今日は建設経済常任委員会の質疑日です。
けっぱれー香日向っ子、さってっ子!
No.3643 良き仲間のチャレンジに応援!
昼は少し動いただけで身体が温まるものの、朝夜の冷え込みはかなり厳しくなってきました。厳しいと言えば、茨城県議選が自民党にとって厳しい予想がありましたが、結果はその通りで10人の現職が落選しました。しかし、その後の調整で無所属当選者の多くが自民党入りするとの予測もあり、改選前と同様程度の過半数維持になりそうだと推測されています。
また、県内では来年前半に二つの市長選が予定されています。3月は吉川市、そして6月は蕨市となっています。吉川市では現職の中原氏が3期目へ、そして、蕨市では須賀敬史県議会議員が鞍替えしての挑戦を表明しました。
両者とも県議としては同期で、とくに須賀県議とは2度に渡って東北の復興支援ボランティアとして南三陸市と石巻市でともに活動し、他にも都城市陸上自衛隊駐屯地の視察を共にするなど熱き仲間です。
ひと月ほど前にも一献かたむける場があり、そこでは市長挑戦について話題になりましたが、その時は蕨のためにという想いは誰にも負けないといった言葉は発していましたが、チャレンジについては迷っている様子でした。このひと月で彼は決断したということです。
議会活動では、ネット社会に潜む危険性や子どもの健全な成長に関連したテーマを基調に活動されていました。立ち居振る舞いはもとより、礼節を重んじる安定感のある人物です。
現自民党県議団政調会長で4月の県議選で4期目の当選を果たせば、議長にもなり得る可能性が待っている立場ですから、さぞや迷ったであろうことは想像に難くありません。
私を含む同期県議が当選したのが平成23年でしたが、その直後に訪れた首長選が蕨市でした。その時、我々同期の議員同僚たちは須賀県議を選対本部長として立候補されていた保守系候補者を応援するため、蕨駅前や市内で街頭演説でマイク回しを繰り返し実行した経緯があります。
残念な結果で終わったのですが、その時に勝利した方が今も市長として頑張っておられます。ご存じかどうか・・・その市長さんは全国でも珍しい、選挙戦は無所属で出ておりますが、共産党の党員籍をお持ちの方です。それがどうこうというわけではないのですが、やはり4期目を許すことなく、保守系市長を復活させたいという想いがあるのは当然のことと思います。
とにかく、決断したからには頑張ってもらいたいと心熱く思います。
考えてみれば、県会議員として席を同じくした保守系議員で首長さんになっている方が少なくありません。川口、熊谷、秩父、吉川、八潮、桶川、富士見、所沢、戸田などなど、他でも先輩後輩の違いはあれど県議経験者の現職首長としては、さいたま、東松山、鴻巣、深谷、入間、朝霞、蓮田などがあり、上尾、草加も民主系ではありますが、よく知った先輩県議です。昨年秋の熾烈な選挙戦を勝ち抜いた現草加市長さんは、市議、県議、衆議院議員、市長と千変万化の政治経歴をお持ちの方です。
いずれの皆さんも、ステージを変えて頑張ってらっしゃる素晴らしい方々です。
とにかく、良き仲間すがちゃんの奮闘を期待しています。
がんばれー!って来年6月だからまだ早いですかね。
No.3642 一般質問=幸手の学力
昨5日、一般質問3日目で自分が11時半頃から昼食を挟んで2時半近くまで登壇した。
1.帯状疱疹ワクチンについて
2.教育問題について
・不登校児への支援
・小中校の学力
・学校統廃合協議の進捗状況と課題
3.中央地区産業団地の拡充について
以上の3項目について質問しましたが、教育関連の質問は改選以後、ほとんど毎回しており、テーマも多岐に及びます。今号では小中校の学力について、その内容を大まかにはなりますが、お示ししたいと思います。
質問の意図は、ヤングファミリーにとっては高校や大学進学、やがては社会人へと我が子が成長する過程で、大きな関心事であると同時に、街の未来形成にとっても欠かすことの出来ない行政テーマだという理念からです。
更に、街で出会う顔見知りの方から言われることへの疑念からです。それは、「幸手は財政は県内で最も厳しい市ということだが、子どもの学力も最低のランクだそうだね」という言葉です。親御さんにとってはショックなことですし、私の頭には「そんなことはない」と思いつつ、具体的にそれを打ち消すことが出来ずにいたからです。
そこで、添付した資料のような表を作って、質問に臨みました。申し訳ありませんが、スマホでは見ずらいと思います。
この表は、毎年埼玉県が行っている小学生4,5,6年、中学生全学年の学力結果です。実は、県が発表するのは年度毎にすべての自治体を1行で学年別に示す一覧表なのですが、これだとルーペが必要なことと、なにより、単年度の結果ですので学年変化を見るのは不可能なのです。
つまり、2017年に小学生4年だった児童は2018年には小学5年になるわけですが、その同年代変化を追いかけにくのが県の表です。それで、県の表を5年分印刷して、そこから抜き出す形で作り替えてみようと思ったのですが、かなり目と時間を使うことになりました。選抜した自治体は、なるべく幸手市と人口同規模を要件に抽出しました。
そこで、私はそれを科目別を主体にし、年度を数年にわたって示すことで理解しやすくなると考え、作り直してみたのです。幸手市の部分に斜めの線が引いてあるのは、その線を追うことで、同じ子どもの変化がわかるということになります。ただし、それだけでは年度によって設問の難易度が違うので、正答率が上がった下がっただけでは本質は見えません。そこで、他の自治体の正答率との比較によってそれがある程度読めるということになります。なお、正答率欄の白地の部分はその年のテストを受けていないということです。
そして、同じ年度の、同じ学年、同じ科目ごとに最高点を青字で、最低点を赤い字で示すことで、自治体別の大まかな学力及びその偏差が見えてくるのです。その結果・・・
◆東京に隣接する南部C市の学力がすべてにおいて高く、近隣D市がそれに就く状況にあることがわかります。
◆北部、西部の自治体に最低を示す赤字が多い。
◆幸手は中学生になって学力が低下する傾向にあることと、英語に関しては最も低いと言える結果が表から判明します。
しかし、県内最低ランクの位置にあるという説は違うことがわかります。このあたりは、教育長が小学生レベルでは上から3分の1程度にあると答弁しています。ただ、私が指摘した中学生で低下する傾向と英語の実態については、なんとか打開したいとも述べていらっしゃいました。
中学に進んでから低落する原因としては、小学校で上位に位置していた子どもが市内の中学校に進まず、市立中学を選択するという実態も、かなり前の一般質問で確認していますので、どうにもならない不可抗力的な現実など、いろいろな事情が考えられます。しかし、その克服のためには、やはり中学のレベルを上げるしかないと思います。とくに英語力の向上はなんとしても求められるところです。
そういった論議を一般質問のたびに山西教育長とさせていただくのが通例となっています。もっとも、教育問題や子どもが難儀する時代のテーマを主体的に質問通告することを私の主眼としていますので。
文字文章ではわかりにくこともあろうかと思いますので、関心のある方はぜひ録画中継でご確認いただければと思います。
No.3641 ジャパニーズ・プライド
PK戦まで寝ずに見続け、朝のスクールガードもサムライジャパン惜敗の無念を引きづって小雨の交差点に立った。ところが、今朝の寒さはサッカーの名残りを遠ざけるほど厳しいものがあった。毎日のように、半ズボンで登校する子どもに驚く以上に元気をもらうが、今朝のそれは逆に寒さが倍化して、風邪ひくなよと声をかけたくなるほどだった。
残念な結果ではあったが、スポーツの醍醐味をこの4試合で充分味わった。賞賛と感謝の想いがすべてと言ってもいいかなと。そして、前号で書いたことだが、コスタリカ戦の後の誹謗中傷は日本人的マナーの本質とかけ離れていると怒りを覚えたが、スペイン戦以降は激減しているようだ。
それで思ったのだが、PK戦で3人がネットを揺らすことが出来なかったのはかえって良かったのではないかと。なぜなら、もしも5対4という一人の失敗で敗戦していたら、その選手に向かう責任論がネットにあふれたかもしれのないからだ。
団体スポーツに個人責任論は適切だとは思わないが、ネット社会は容赦ない傍若無人な怖さを持っている。ブラボーとまでは言えないものの、お疲れ様!ありがとう!という想いで4年後を見つめたいものだ。
普段、野球ほどにはJリーグに接することの無い自分ではあるが、考えてみたらヨロッパの各国リーグで活躍する日本人選手の活躍は日々確認するほどだから、これからは長友選手の言う様に、Jリーグにもより関心を持つようにしようかと思う。
そうか、よくよく考えれば、野球も大谷選手のプレーに一喜一憂するこの数年である。海外で頑張るアスリートに魅了されるのは、日本の誇りを感じさせてくれるからなのだろう。今回のワールドカップも、優勝チームだけが味わうことの出来る名誉には届かなかったが、ジャパニーズ・プライドは最高のものを与えてくれたサムライジャパン。その意味では記憶に残るワールドカップだった。
No.3640 ブラボーNippon!!
前夜9時半に床に入って4時起きでスペイン戦を。同じような方が少なくはなかったはずと勝手に思っていますがどうだったでしょうか。
ドイツ戦同様に前半戦は戦況低迷だったが、後半戦に入って選手を2人入れ替えたと同時に、立て続けの逆転2ゴール。時間が時間ゆえこぶしを振り上げはするものの声をひそめて歓喜、よくぞ決めてくれた堂安、田中の質の異なるスーパーゴール。
サッカーは見るだけの素人ゆえに知ったかぶりの評論をする資格はないが、ドイツとスペインを打ち破っての決勝トーナメント進出は、まぐれでも何でもない、ただただ日本の実力を証明するものという実感を持たせてくれた。
コスタリカ戦後は、SNSで心無い誹謗中傷があふれた現象は、現代社会の怖さを感じさせるが、基本は結果が出るまで静かに見守るのが真のファンだと思う。その結果は、まずは第一段階の決勝トーナメント進出だったはずなのだから。
今回も、前回同様に現地の日本人サポーターの試合後のゴミ処理や選手のロッカー清掃が世界中から感心と驚異を持たれている。まさに日本的マナーが異質に想えるほどの感動を与えている。それは森安監督の試合中の態度が多国の監督のような感情的な動きとは異なるものを私は感じている。インタビューでも純真な人柄を常に感じさせてくれる人だ。
とくに、攻守があっという間に入れかわるサッカーというスポーツは、その都度感情が揺れる特性があるのは理解するとしても、負けてがっかり、一番悔しい想いをしているのは、監督と選手なのは間違いないこと。当事者への誹謗中傷は日本人の心根が世界に感動を与えていることとのギャップがあることに残念な思い以上に悲しさを覚える。うがった言論の自由が行き交うSNSが持つ負の特性が無くなることは残念だが難しいのかもしれない。
さあ、16強入り後のトーナメント1回戦はクロアチア戦だ。前回の準優勝国だったと思うが、ベスト8入りを目指して日本サッカーの歴史を変えてもらいたいと祈りをこめて見守りたい。誰しもがとまでは言わないものの、多くの人が監督になったつもりで見てしまうのかもしれないが、選手起用を結果が出てから批判するのはどうかと思う。すくなくとも、心で思っても文字で広めることがあってはならない。
とにかく、勝敗に関わらずいつでもお疲れ様という言葉を捧げる準備を心根に観戦しようと思う。ただ、試合時間を歓喜の瞬間に声をあげられる時間にしてもらいたいものだ。どうにかならないものか。