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No.3071 2019年もよろしくお願いします!

2018.12.31

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 平成最後の大晦日も残すところ3時間ほど。年が明けて4ヶ月後には平成が終わりを告げ、新たな時代が幕を開けます。今、目の前では紅白歌合戦がにぎやかです。はっきり言って、歌合戦のイメージからは程遠く、デジタルイルージョン化とコント化が強化された番組構成はここ数年の傾向でしたが、今年は極限にまで来た感じです。グループ歌唱もますます多くなっているようで、見たことも聴いたこともない曲に戸惑いの時間が多くなっている感じです。私たちが20代、30代の頃、60・70代世代は聞き慣れないエレキギターのテケテケサウンドに眉をひそめていたのかもしれません。そう考えると歴史は繰り返すということなのでしょうか???

 さて、新時代に向けて何を思うか。期待と不安のどちらが先立つのか?
 人それぞれに思いは違うことでしょう。私は根がどちらかというとプラス思考なので期待への比重が高めです。ただ、南海トラフ地震の発生確率の高さは大きな不安です。平成30年の文字に「災」が選ばれたのは今年の全国各地の災害を振り返るとなるほどと思いますが、年々災害の規模が増幅していることを思うと納得感とは別の次元の感覚がしています。
 自然とは別に人為的な面では、韓国によるレーダー照射が世界的問題になりつつありますし、北朝鮮の核兵器開発が継続されていたとか、迎撃不可能と言われるマッハ20を超えるICBMの開発にロシアが成功したなどという話は隣国日本にとって気色の悪い話です。中国思想は今更言うまでもないわけですから、常に遠い東にアメリカを望み、北と西に野心いっぱいの危険国家を背にする地政学リスクを負っている日本。領土問題に解決の道はあるのか。拉致問題、瀬どり問題・・・外交課題にゴールはしばらく見えることはないのかもしれません。
 経済的には昨日TPPが発効され、大きな自由貿易経済圏がスタートしました。アメリカの動向ははっきりしませんが、突然のようにイギリスが参加に興味を示し始めました。EU脱退が国内的にいびつな政治状況を生んでいますが、プライドの高い大英帝国の今後は、信頼の厚い日本にとって無関心ではいられないはずです。そして、憲法改正と消費増税といった内政の課題と統一選挙がもたらす政治動向は?

 身近な我が街幸手の行く末は? 12月議会ではまた新たに土地をめぐる問題が持ち上がりました。共産党議員の質問にまともに答弁出来ない市長でしたが、内容的には弁明の余地のない失態としか言いようがありません。西口の区画整理用に土地開発公社が購入していた土地を、開発の具体化にともない市が買い戻すことになったわけですが、購入価格より約7100万円も安い価格で販売したことによる瑕疵です。問題は、公社の理事長と幸手市の市長という売買相対する管理権限者が同一人物だということです。売る側と買う側双方共に稟議システムはなかったのでしょうか。公社理事長は決済にあたり買った額と売る額の双方を確認しなかったのでしょうか。担当者の単純ミスでは許される問題ではありません。トップの相関関係を考えると、トップ二人(同一人物)は知っていたか、あるいは指示した可能性すら疑われても仕方のないことです。それでなくとも幸手市の補助金処理でもたびたび問題が発生したこの3年半。市民の税金がベースにあることへの意識がないのか、麻痺しているのか。
 防災への認識も表面的には示していますが、具体的施策となると疑問です。なにしろ、耐震対策として進められた古川橋の工事がストップしたままというのはいかがなものか。災害への意識が足りない証拠と言えないでしょうか。路面の工場制作をしているということにしても長すぎます。私的表現で言うなら、今の幸手市政は内輪の行政という感想がしてなりません。要するに税金の使途が問われる政治からの脱皮が、新時代の課題であり、未来への扉を開く大切な道筋だとわかっていても、結局、選挙のたびにしがらみが優先する地方選挙の在り方が街を変えられないままでいるのだと思います。政治の質が低下するのは、政治への関心が向かないことにも原因があると言いながら、こと選挙となると未来志向に欠けるしがらみ優先の投票心理が優先する。これでは地方都市が疲弊するのは当然でしょうし、街の未来が約束されるとはとても思えません。災害に強い街への思いもあって少々厳しいことを申しましたが、これをもって災害年の締めくくりとしたいと思います。本年もお付き合いくださいましてありがとうございました。来年はブログ開始17年目に入ります。まだまだ頑張って続けていきたいと思いますが、丸4年の政治ブランクから自分の在り方をどう見つめるか大切な年になる2019年。引き続きよろしくお願いいたします。
 どうぞ良いお年を!!! 

No.3070 不気味な極東

2018.12.29

 サブイですね! 暖冬イメージからいきなりの寒冷前線に見舞われた列島日本。風の有る無しで体感温度も極端に差があります。年明けとともにインフルエンザが大流行などというニュースに席捲されないようにお互い注意しましょう。

 体感と言えば、韓国駆逐艦によって火器管制レーダーの照射を受けたP1哨戒機の体感は凄いものがありますね。韓国側の反論を受け、まさに体感の実態を映像公開しましたが緊迫の状況が伝わってきます。軍事専門家が見れば、無用かつ異様なレーダー照射であるということですが、あろうことか、韓国はレーダー発射そのものを否定しているし、映像も捏造だとする開き直り。韓国という国もどこぞと変わらぬ開き直り国家であり、従軍慰安婦や徴用工問題では外交上の合意を破断にする姿勢まで示す身勝手さですから、日本人の思考や価値観とは明らかに異なるものです。立場が異なると激高し、時には日の丸を燃やす行為にまで走る行為は、特に中国より韓国に多くある現象です。
 ともあれ、こうしたことが起こるたびに感じるのは、中国、韓国、北朝鮮、さらにロシアといった日本の北から西を包囲する形で位置する国々は、信頼感に欠ける国家的特徴を持っているということです。こうした紳士的とは言えない外交方針は民族性が影響していると言えるのかもしれません。これは、歴史・文化・思想・気候などありとあらゆる国の伝統や成り立ちからしてまったく異なるわけですから、間違いなく存在するものと思います。県民性という言葉がテレビでもにぎわいをみせるのを理解すれば、国民性にはそれ以上の違いがあるのはあきらかだと言えます。
 本来、世界に196の国(日本が承認している)しかないのですから、互いをリスペクトした上での寛容と理解の外交モラルを示しさえすれば紛争など起こらないし、それが世界平和の根源だと単純に思うのですが、そうはいかないのが難しいところ。
 ファーウェイ副社長を逮捕したことへの報復措置として、中国ではカナダ人を逮捕して死刑宣告するのではないかとまことしやかにか報道されています。こうした対抗的報復を実行する速さも中国らしいと感じるところです。
 ロシアはロシアでは国に対して反思想的ジャーナリストを海外まで追いかけ殺害するほど(似たようなことがサウジでも発生したのは驚きました)執拗なまでのスパイ国家で、イギリスからは名指しで世界一の危険国家と批判されています。ちなみに中国は次点に位置づけされています。改革開放を唱えながらも根強い文革精神による弾劾粛清の一面を有する非人道国家としてまた、世界中にサイバー攻撃を仕掛ける無法国家tの評価が為されているようです。
 北方領土問題で平和条約を盾に取るプーチンの手のひらを返しの発言がありますが魂胆が透けて見えます。北朝鮮は今更言うに及ばずといったところです。
 近頃、これら4つの国の動向で日本が喜んだり、感謝したりするニュースはほとんど聞かれません。それどころか、「国防」という観点からは、隙を見せるととんでもないことが起こる可能性を示唆することが多いように感じます。
 韓国を友好国であると発言する防衛大臣の対応は理解するものの、憤怒極まりない韓国の実情には日本人独特の寛容の精神を発揮するしかありません。いつまでかは別にして。

No.3069 人知を超える津波災害

2018.12.23

 地震の影響のない津波に多くの命がのみこまれる。小生が知るこれまでの津波の発生原因は地震によるものがほとんどで、それ以外の想定はなかったと言ってもよいほどです。今回のインドネシア津波災害は、火山の噴火によって海底の土砂崩れが発生したことによるというのです。この場合の土砂崩れとは、プレート移動という意味かもしれませんが、それにしても理解しにくいことです。
 海の底の土砂崩れで9m超の津波が発生し、海岸から1㌔先まで到達するとは、まさに自然が人知を超える力を秘めていることを知らされます。今、小生が確認しているジャワ島とスマトラ島の被害は死者222人、行方不明28名、負傷者834名という被害状況です。想像したくはないことですが被害は今後さらに増幅していくものと思います。

 私事で恐縮ですが、今月になって防災士研修講座に参加してきました。記憶に久しいほどの集団試験なるものにも挑戦しました。80名ほどの参加者でしたが、小生はけっして若い方ではありません。と言うより、若い女性が多いという印象が強い講座でしたので、頼もしいという感覚がしたくらいです。分厚い教本が届いた段階で億劫精神が持ち上がりましたが、なんとか2日間の座学はクリアしました。一昨日、遅れ気味だった合格の報が届いたところで安堵したのですが、こと洪水災害との関連で、次は気象予報士に挑戦したいと感じたくらい天変と災害の関係を痛感させられた講座でした。
 ところが、今回のインドネシア地震は、予知することも不可能な状況で津波が来たことを思わせるものです。まさに地変なのですが地震ではないのです。したがって、津波予見という観点からどこまで人の力が届くのだろうかと考えさせられる今回の津波災害と言えます。
 この噴火土砂崩れ津波ニュースでわかったことは、インドネシアには国家防災対策庁が防災対策のために存在するということです。日本では、内閣府特命担当大臣として内閣府に防災大臣がおり、復興庁に置かれる大臣として復興大臣がいます。関連する大臣が二人いる事は、災害時に縦割りの問題は出ないのかとか、互いの決断に遠慮はないのかといった危惧を持つわけですが、実際のところは不明です。ちなみに前者は現在山本順三大臣、後者は渡辺博道大臣です。
 それにしても、インドネシアが津波の被害大国だということをあらためて感じた災害です。亡くなられた尊い命に慎んで哀悼の意を表します。

No.3068 動き始めた県知事選

2018.12.21

 気温は2℃でも朝から雲一つない快晴です。
 しかし、県政界は暗雲とは言わないまでもいろいろな雲が漂っている現状で、来年の知事選に関するニュースが報道されました。それは、埼玉県町村会が上田知事への出馬要請を考慮しているというものです。おそらく数日中には正式に行われるものと小生は推測しています。
 埼玉県は40市22町1村という行政区割りになっており、まず先陣をきって22町1村の支援が上田知事に向けられることになります。残す40市の動きはいかに?といったことになるわけですが、市町村会全体の同一性を図るために町村会が舵切りの船頭役を担ったものと理解しています。
 県議会では、あらゆる場面で上田知事と自民党県議団のつばぜり合いが続く状況にありますが、上田知事の自作条例破りに対する自民党の怒りはどうにも終着点がないまま来夏の知事選までもつれそうです。
 問題は、自民党が既に酷暑の選挙まで7ヵ月ほどになっているにもかかわらず候補者が示されていないということです。前回選挙の轍を踏まないためにも早めの候補者選択が望まれるところですが、後出しジャンケンのほうが有利と思考しているのかどうか凡人には理解しにくいところです。しかし、名の売れた人物で上田知事と対等に選挙戦を戦える著名人という意味では、これといって決定的な人物がいないのが実情ではないかと小生は感じています・・・。
 前回は、天野教授の担ぎ上げ作戦が頓挫したことから、今回は同じことが許されない状況です。自民党が混とんとしている様子を眺めている上田知事にしてみれば、それこそ自ら狼煙を揚げる必要は無く、県政重鎮軍の支援表明という形で、まさに戦場各地から63もの旗が翻ればなにより県民に訴えることになります。各市町村にはほぼ自民党県議がいることを思うと、首長と自民党県議の関係も複雑なものとなり、何らかの影響が出るのはやむを得ません。しかし、それでいいかどうかを在野の立場でと考えると、地域事情が複雑な政治状況や人間関係に左右されるのはけっして良いこととは思えません。
 自民党にとって厳しいのは、上田県政にさしたる汚点がないことでしょう。加えて、国会議員と知事4期の経験から、全国に人脈は広がっている中で全国知事会の会長にまでなったのです。いくら県議会最大会派の自民党と言えども上田知事相手の選挙は別物と考えるしかありません。
 上田知事についての県庁内の評判は私の知る限り様々ですが、世の中には100%というのはないと思えばそれもしかりでしょう。とにかく、こと選挙という場面で県民有権者がイメージするのは大過なく知事職を全うしているという現実と我が街のトップが応援しているという流れです。年齢的にも69歳ならまだまだです。予測されていたことではありますが、今日の報道に自民党がいったいどのような対応を思考するのか。それによってこの戦いの全体像が見えてくるわけですが、いったいどうなるものやら。

No.3067 友ありて

2018.12.17

ファイル 976-2.jpg 昨夜は大河ドラマ「西郷どん」に涙した人が多かったことと思います。加齢とともに涙腺が緩くなっている私もついついグッとくる最終回でした。
ファイル 976-3.jpg  西郷さんの最期は桐野利秋の介錯によるというストーリーが一般的かと思っていましたが、そこにあまりこだわりは感じないシナリオでした。
ファイル 976-4.jpg さて、以前の号で文芸幸手終刊の話をしましたが、そこに投稿した我がエッセイのタイトルが今号掲題のものです。いずれご一読いただければとしていましたので、昨夜の最終回が終わって、あらためて西郷吉之助・大久保一蔵の友情を見つめてみるのもよろしいかと思い掲載しましたのでよろしくお願いいたします。
ファイル 976-5.jpg  なお、これを書いたのは6月のことでしたので、時系と言うよりは季節感が異なることをご理解ください。また、スマホでは少々読みにくいかもしれませんがお許し願います。

 日曜日夜は、大河とは別に「下町ロケット」にも興味を惹かれます。佃製作所という架空の下町工場を舞台に、人間模様を織り交ぜながら、産業機械の開発(今はロケットではなく農耕機がドラマの対象ですが)に中小企業としての総力を注ぐ姿は、日本産業界の構造とそれをつなぐ表と裏を見せているようで、ある意味手に汗を握る展開が続く脚本完成度の高いドラマではないでしょうか。
ファイル 976-1.png バラエティーには基本的に興味を感じないのですが、ライブスポーツの他に知らない街を紹介してくれる旅番組や未知の自然を紹介する番組と並んで、社会派ドラマや歴史ドラマは脚本にもよりますが知識プラス好奇心と癒しの感覚を満たしてくれているように思います。とくにBS放送に良質な番組が多いように感じますが、これが近頃のテレビトレンドなんだろうと思っています。

No.3066 あおり運転判決に想う

2018.12.14

 東名あおり運転への判決がかなりスピーディーな経緯で出されました。求刑23年に対して横浜地裁が出した内容は18年の実刑。大方の国民は弁護士側による危険運転致死傷罪は車が停止している時には適用しないという主張に強い違和感を持っていたのではないでしょうか。見た目での判断は裁判では禁物ですが、普通の人間感情としては、被疑者の悪びれない姿から同情の余地はないし、これが罪に問われないとなると同種の狂走車が後を絶たないと考えていた人がほとんどではなかったかと。それが証拠に、裁判長は被疑者に反省の色が薄いことを論述していた。尋問に対する陳述にも嘘が露見していたというし、拘留中のマスコミからの接見依頼に30万円要求した事実も彼の人間性がわかる話で、決定的に社会モラルが欠如し、自らの立場自体を理解できない人物のようです。
 今日もまたあおり運転をしていた医師が逮捕されましたが、この危険運転は実際に至る道路で見られます。大型トラックなどにピタリと後ろにつかれると得も言われぬ恐怖感に襲われます。
 話は反れますが、スピルバーグ初期の作品に「激突」という映画がありました。超大型トレーラーを追い抜いただけの乗用車をそのトレーラーがしつこくしつこく、これでもかとばかりに追跡する単純ストーリー。ところが、セリフもほとんどなく、運転手の顔もわからない追跡劇にもかかわらず見る側の恐怖感は右肩上がりに増幅していくサスペンス映画でした。つい最近のことですが、車間距離をとらない軽自動車が後ろにいたので、車線をずらして前に追いやりましたが、運転していたのは若い女性でした。男女にかかわらず自己中心的な運転手は「そこ退けそこ退けるおいらが通る」の精神で車を操作していると思われますがいかがでしょうか。

 この裁判は裁判官3人と裁判員6名によって判決を導く裁判員裁判でした。私も過去に裁判員の指名を受けたことがあります。その時、事件の経緯を確認し、量刑について協議をするわけですが、裁判官が過去の似た事件などを丁寧に説明してくれ、裁判員は独自の思考に基づき議論することになります。何回目かの集まりで量刑について個々の考えを示し、再度議論することになります。最終的に協議の末にまとまった量刑は求刑20年に対し15年と言う結果でした。翌日の新聞報道を見て複雑な思いがしばらくぬけませんでしたが、最終的に上告はなくそのまま結審しました。
 その経験からか、今回求刑を聞いて18年を予想していたのですが、その通りになりました。判決の瞬間、首を傾げたという被告の年齢26歳・・・出所年齢44歳。はたして改心の度合いはどうか?
 幼い子どもから両親の命を奪った罪にしては軽すぎるという街の声が多いように感じますが、殺人罪には問えない法の限界は、人の感情を抑制させる意味を示しているのだろうと思わざるを得ません。これが、いわゆる日本的裁判なんだろうというのが私の感想です。

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