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No.3710 スマホのリスク考えよう!

2023.05.09

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 今月、広報さってと一緒に配布された議会だよりをご覧いただきましたか。
 議員の一般質問のところで、私が3月議会で質問・提案したスマホが子どもに与える影響について、学校現場も何らかの対応が必要ではないかとしたものですが、その現象を戒める書籍が発刊されています。この種の本は珍しいというものでもないのですが、確かな社会現象として、このリスクは日に日に大きく取り上げられています。このリスクを軽くみているととんでもない家庭内現象まで発生するのではないかと思います。余計な危惧かもしれないと思いつつ、この予感は的を得ていると感じるのです。

ファイル 1641-1.jpg 私も早速購入して読みましたが、現代スマホ事情の社会に与える影響に身震いを覚えるほどです。いや、けっして大袈裟ではなく、身体特に脳を主体に学力だけでなく、人としての衰えをもたらすツールだということを確認した感じです。
 子ども達がどれほどスマホに侵されているかのレベルによって、今後数年、数十年後の国際状況にも影響するかもしれません。国力を上げるも下げるも、スマホ次第とまでは言いませんが、スマホの楽しさ便利さに酔うほどに確実に国力は落ちると言えるかもしれません。

No.3709 コイと凧

2023.05.05

 GWの埼玉名物と言えば、加須の鯉のぼりと春日部(庄和の)の大凧でしょうか。
 3日は午前と午後の2度にわたり風に泳ぐ100mの鯉のぼりに観客の大声援があがったそうです。そして今日5日は、100畳の大凧が風に乗った迄はよかったが、突風にあおられて近くの民家に落ち、民家の屋根に穴をあけてしまったとか。いずれにしても、ニュースになる名物イベントがあることに羨ましいという気持ちを隠せません。
 成功するも失敗するも、その伝統行事に真剣に取り組む地元の方々の愛情が注がれていることが原点にあり、毎年のこととしてチャレンジすることでの生きがいが人と人をつないでいると感じるのです。

 例えば、青森のねぷたでも街を練り歩くねぷたに一喜一憂する観客の裏で、終わると同時に、次年度の為に新たなねぷた作りに目を輝かせながら汗をかくねぷた職人さんの努力があるわけです。だからこそ、地元企業も資金面で応援するという祭りの仕組みが青森市全体にあるのでしょう。実は、青森県では青森、弘前、黒石、五所川原などのねぷたが有名ですが、小さな町でも、身の丈に合ったねぷたを作って住民が真夏のイベントとして楽しんでいるのです。つまり、青森は一年を通じてねぷた祭りで燃えていると言っても過言ではないのです。
 幸手から北と南にほぼ等距離の街に、それぞれ日本に誇る伝統行事があることは地域住民の団結力の源になっていると考えると、街起こしの在り方も一工夫必要ですが、日本に誇る何かを誕生させられないものかと思います。
 まさに「夢をかたちに、未来へつなぐ」なのです。

No.3708 GW無縁週間

2023.05.03

 昨日、夜7時半頃だったでしょうか。近隣交叉点にあるガソリンスタンドの前を通ると、洗車機に並ぶ車が店の敷地から道路にまで10数台が待機状態。GWに出かけるために車を綺麗にしたい思いからだとすぐに察しましたが、それと同時に遠出はしない方がいいと感じた次第です。案の定、ニュースでは早くも各高速道の下りがのんびり通行になっている現状を伝えていました。
 もう20年以上前のことになりますが、テニス仲間と那須に泊りで出かけた際、東北道で異常な渋滞に見舞われた思い出があります。3年前、二人で伊香保に出かけた時もそんな状況でしたが、あの時の那須の記憶ほどではありませんでした。先を急ぐより、寄るべきところはしっかり寄って、のんびり割り切って目的地を目指した方が精神的に良いというのがその時の感想です。

 我が家はと見れば、選挙中に庭木や事務所にしていたガレージの葡萄が成長を早めて、そのままにしておけない事態となっています。家族二人で役割は通年決まっているので、それに基づいて昨日は作業スタイルで、まずは葡萄の枝処理と最初の摘果処理を。その後キンモクセイとモチ、ナンテンなどをバサットと剪定。切ったは切ったで後処理から袋入れ作業と大わらわの一日となった次第です。それでも半分に満たないので、今度はいつにしようかと思いつつ、連チャンでの作業も厳しいなあと話しているところです。農家の方からすれば「何甘いこと言ってんだ!」と言われそうですが、キャタツに乗っての慣れない作業は結構しんどいものがあります。
 そんなわけで、今年の我が家はGW無塩、いや無縁といったところですが、どこぞ近場の公園でのんびり芝生に寝転ぶくらい出来ればいいなあと思います。      選挙の後処理もまだ終わってはいないところでのGW突入。気もそぞろといったところですが、さてさて・・・。

No.3707 ネクタイとトマトジュース

2023.05.01

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 選挙後1週間が経ちました。あまりにも時が超特急で過ぎ去るので、本来は計画的に予定を組んでいればいいのでしょうが、考えているうちに何も手がつかずといった情けない現況です。

 さて、今日からノーネクタイ公務が許されますが、役所では昨年から一年を通して仕事のしやすい普段着でネクタイはしなくともよいことになっています。とはいえ、議会の際は皆ネクタイ背広です。そこである時、なぜ皆変更した身なりにしないのかと尋ねたところ、「議員さん方が正装だとそれに合わせないとまずいかなと」という答えでした。私は議会も一年中ネクタイ解放でいいのではないかと思っています。公務的とは思えないTシャツやジーンズはいかがなものかとは思いますが、来庁者が好感を持てる私服はオーケーかなと。ただ、仕事とプライベートのケジメをどこでつけるかを個々の価値観に委ねると、理解の幅に極端な差が出るのも世の倣いです。やはり必要なのは大人の常識でしょうかね。
 ネクタイと何の脈絡もないトマトジュースですが、実はなくもないのです。というのは、私は選挙となるとトマトと同じ赤い色を好んでします。私の趣味の一つにネクタイとカフスボタンがあり、かれこれ100本近い安物ネクタイがあります。私は高いブランド品は好まないので、今は無くなりましたがアメ横入口のネクタイ屋さんで1本500円のものをまとめ買いをしたものです。ネクタイは質より量だと決めていましたから。
 その中でも赤系のネクタイは10本ほどしかないのですが、これを選挙になると使い回しするのです。ここ10年ほどはネクタイを購入した記憶はありませんが、どういうわけか選挙となると赤系を選ぶ傾向があります。政治家には常に赤系を意識して選ぶ人が多いのですが、それほどまでに赤にこだわるということはありません。

 そこでトマトジュースの話になりますが。
 元々嫌いではないのですが、習慣的に飲む対象ではありませんでした。高血圧など各種健康維持にいいという知人の話で最近毎日飲むようにしていたのです。それが選挙中のあわただしさの中で家に戻った時、トマトジュースで一息入れようとグイッと飲み終え(たつもりでした)、パックを一握り潰した際・・・ストローから飲み残した液が噴き出したのです。飲み残されて不満だったのかどうか?私の胸にべったりと思ったところ、見るとネクタイと同化しているではありませんか。良かったーと慌ててネクタイを持ち上げキッチンに。こまめな模様にも少しかかってましたが、ほとんど見分けがつかない感じで済みました。ワイシャツが無事だったので怒られずに済みほっとしました。

ファイル 1638-1.jpg ところで、トマトジュースを選ぶ時、糖分・塩分未使用は当然だと思いますが、どのメーカーのものでもよく見ると食塩相当量という成分表示の記載があります。最下段を見ると、トマトそのものが持っているものだということですが、それにしても糖も塩も詳細な数値表示になっています。いずれにしても無塩無糖はあり得ないということなのでしょうね。
 食と健康、食品と健康バランス・・・これを考えたら際限がありませんね。行き着くところは、なんでもほどほどにではないかと思います。
 ネクタイとトマトジュース…無理にこじつけたようなブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。

No.3706 明石市長退任に思う

2023.04.29

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 一昨日から昨日にかけて拝借した選挙カーの処理を済ませ、選挙の後始末も終盤を迎えています。7日間だけが選挙でないのはいつものことですが、家の中は選挙関連品が散在している状況もありますし、「選挙運動に関する会計帳簿」の作成という公的作業も来月8日を期限に残っているといったところです。

 さて、掲題の件ですが、泉明石市長が昨日最後の登庁だったというニュース。こうしたニュースは市町村が1700以上もあることから、話題になること自体が無いのが普通です。ところが、この泉氏はパワハラ、暴言で名を残す市長としてちょくちょくマスコミに取り上げられる方でした。退任にあたっても「今の政治は腐っている。官僚も同じだ」といったことを口にしたことから全国配信されたようです。その後「腐っているは撤回しておきます」と世に出した発言にシャッターを下ろしたそうです。おそらく意図的な発言だったのだろうと思います。この発言には全く同意同感の想いです。
 私は、この市長には話題になった数年前から興味がありました。それは各種の子育て戦略を配して若い世代の流入を進めたことでした。ところが、市内道路の舗装工事を巡って、担当職員を怒鳴り散らしたパワハラ事件が報道されたことをきっかけに職を辞することになったのです。そして、出直し選挙で再選されるという市民には一定程度の理解をされていた市長だったのです。
 ところが、今度は議員に暴言を吐いたということで再度退任する状況になってしまった、いわば破天荒な市長さんだったのです。あたるを幸い、思ったことを感情むき出しで言葉を発するタイプと言ってもよいのでしょう。しかし、やはり口は災いの元ですね。それをわかってか、腐った発言を撤回したのかもしれませんが、そこには周到な考えがあったことも事実でしょう。
 パワハラ暴言という点に好意的な感覚はさらさら持ち得ませんが、一本気な性格でグイグイ押し進めるリーダーの在り方にはなるほどという思いもあります。ただ、首長というのは、言葉も大切でしょうが、自らのフットワーク・行動力はどうだったのかは報道から知ることは出来ませんでした。
 次期市長にはこの泉氏が後継指名した方が当選したことから、パワハラ暴言の現場を知らず、実際に被害にあったことのない市民には人気があったことがうかがわれます。
 ひょっとすると、いくつかの政党からの声がかりで、国政進出という新たな展開が泉氏には待っているかもしれませんが、規約に縛られる組織政党の枠に収まる人ではないと思うので、このまま市井の人に落ち着く・・・いや、何とも言えませんね。

 

No.3705 駅ピアノ撤去事件

2023.04.26

 駅ピアノが世界的ブームで、BSでも定期番組として世界各地のストリートピアノの実態を伝えています。しかし、全開放型のピアノについては、その利用の在り方として、ルールを守らず、モラルも無い実態があるようです。
 下記の記事は、兵庫県加古川市の駅ピアノが、大々的にオープニングイベントを開催してからわずか30日で利用中止・撤去になってしまったことを伝える地元の神戸新聞の記事です。幸手市でも桜祭りに合わせて期間限定の駅ピアノを実施しましたが、よほど管理方法をしっかり煮詰めないと加古川市と同様のことになりかねず、安易な常設展示演奏は難しいかなと感じた次第です。
 今の世の中、なぜかいたずらばやりで、人の迷惑かえりみない人がいるんですねー

常設から半年、ルールやマナーを守らないから… JR加古川駅のストリートピアノ、30日で運用休止・撤去へ 
4/24(月) 8:30配信

神戸新聞NEXT
30日で運用を休止し、撤去されるストリートピアノ=JR加古川駅構内

 兵庫県加古川市が、JR加古川駅構内に設置していた「ストリートピアノ」の運用を30日で休止し、撤去することが分かった。演奏ルールやマナーを守らない利用者がいるため、市や同駅に、駅利用者らから苦情が入っていたという。
 市は昨年11月、同駅改札前にヤマハ製のアップライトピアノを設置。誰でも自由に弾けるストリートピアノの常設は市内初だったが、半年で撤去することになった。
 市によると、通行者が不快に感じる音を奏でたり、運用時間の午前7時~午後9時を超えて弾いたりする利用者がいたという。酒を飲んだ状態や、禁止している歌唱をしながらの演奏のほか、1回10分程度と定めた使用時間が守られないケースもあった。
 同駅が列車遅延などの構内放送をする際は、聞こえにくくならないように、ピアノに利用中止の掲示をしていたが、守らない人もいたという。
 市はピアノの音量を抑える器具を取り付け、注意事項の掲示を演奏者に見えやすい場所に変更。市職員が直接、ルールを守らない利用者に注意することもあったが、改善されなかった。
 市スポーツ・文化課は「演奏を楽しみにしてくれる人もいたが、近隣に迷惑がかかる状況が続いており、残念だが、現在の場所では続けられない」とする。今後は別の場所や期間限定での設置などを検討するという。

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