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No.3874 長嶋茂雄賞!!!

2025.11.11

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 10日のこと、日本野球機構理事会が「長嶋茂雄賞」の創設を発表した。この朗報に接した瞬間に何とも言えない充足感に満たされました。オータニ、ヤマモト、ロウキのドジャース勢によって日々ワンダフルメジャーベースボールに心躍るようになってからというもの、NPBどころかジャイアンツにもとんと関心が薄くなってしまったかのようでしたが、ミスタージャイアンツのこととなるとそうも言ってられません。
ファイル 1807-2.jpg なんと言っても、長嶋さんは私の人生における完全無欠の太陽ですが、同じような感覚をお持ちの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 大東亜戦争が終わって8年後の高校野球南関東大会に、千葉から県営大宮球場に遠征してきた佐倉高校が、熊谷高校と対戦したのは1953年8月1日のことでした。私は3歳でしたので記憶にはありませんが、そこで佐倉高校の4番サード長嶋が放ったバックスクリーンへの弾丸ホームランが長嶋さんという稀代のスポーツマンを誕生させた試合だったと言っても過言ではないはずです。そこから立教大学に・・・。
 72年前のことですからテレビはもちろん家電品や電話も普及前のことですが、プロスポーツも相撲と野球くらいの戦後の混乱期の中、大学野球人気が沸騰していた頃のことです。そして、翌年巨人に入団してから日本全体に与えた超一等星としての輝きは以降の高度成長期にも影響をもたらしたことは間違いありません。テレビの普及によって力道山のプロレスが熱狂的な人気を博しましたが、長嶋さんがリードしたプロ野球を超えるほどではなかったと感じています。
 ちなみに、長嶋さんが高校野球で打ったホームランはこれ1本。立教時代に当時の6大学野球の新記録となる8本目を打ったのは4年次の秋の大学最終戦、せっかく30本打ったのにベースの踏み忘れをしたために29本の記録で終わったのがプロ入団1年目。そして天覧試合のホームラン、生涯本数444本と、なぜか野球好きには記録より記憶に残るスタープレイヤーだったのが長嶋さんらしいと思います。更に云えば、444本目は1974年10月14日の後楽園球場での引退試合の対中日戦ダブルヘッダー第1試合のことで私もレフトスタンド最後列で見ていました。私が後ろ髪を引かれながら球場を後にした2試合目での生涯最後の打席はショートゴロ併殺打だったのも長嶋さんらしい見せ場だったのかもしれません。
 投手に与えられる沢村賞は、戦前に豪速球でならした沢村栄治さんを讃えて1947年に創られた賞で、今回の長島茂雄賞はプレイヤーの名を冠にした賞としては78年ぶりのことになります。多くの長嶋ファンにとっては遅すぎるくらいの発表ではなかったかと感じる決定ですが、死してなお人の心をパッと明るく照らしてくれる長嶋さんが、長嶋茂雄賞として名を残し、その年の好走守に華やかで記憶に残るスラッガーに授与されることになったのです。やっぱり今でも太陽に違いないのです。

「長嶋茂雄は永遠に不滅です!」

No.3873 立憲民主党の醜悪な姿

2025.11.11

 7日、10日と国会の予算委員会に立憲民主党の議員が多く登場していますが、これで国政野党第一党かとの思いと同時に腹立たしさが残りました。左派系連合チームはこぞって高市総理の問題点や矛盾点をほじくるように伝えていますが、どちらに分があるかは歴然です。なぜかと言えば、予算委員会の場にもかかわらず。立憲議員たちの多くは政策論争を避けて、週刊誌のキリトリネタを取り上げて発言撤回を求めたり、あえて確認する必要を感じない総理の認識をたびたび求めるなどなど。また、総理の判断で午前3時から職務にあたっていることを問題視するなど、相変わらず批判の為の批判、もっと言えば倒閣目的の発言に終始しているのです。
 岡田議員などは総理肝入りの安全保障問題について追及したが、結局のところ、存立危機事態発生における認識についての総理答弁に対して、それを言葉にするのは総理として問題だなどと、質問の方向性を批判に向ける為の質疑に徹しているのです。中国による海上封鎖となれば当然の認識ですし、日本として黙ってみていていいはずがない事態です。今では媚中親韓議員として鳩山由紀夫さんに匹敵する評価がネット有識者によって語られています。
 更には、奈良のシカやなんと森友問題まで質問材料にすることが予算委員会の意義に合致しているとは思えません。森友は安倍政権時代の5年前の国会議論であり、安倍総理が亡くなって3年が経つのです。立憲民主党は高市政権の高支持率への焦燥感に襲われているのか、時間が止まったようです。
 私は、議員削減も反対ではありませんが、その前に政党交付金の削減と旧文書交通費の廃止という改革をすべきと考えています。時間が止まったかのような質問で現政権の批判をする立憲民主党に、10月に今年3回目の政党交付金が支払われましたが、その額は19億6575万円です。この交付金は年に4回に分けて支払われます。と言うことは・・・とてつもない税金が支給されているのですから、これこそ改革の一丁目一番地ではないかと思っています。
 同党参議の小西洋之氏のX発言も物議をかもしています。どんなことを言っているかというと「政治家としてレベルの低い高市総理は・・・・」ですからね。これこそ言葉の暴力であり差別でしょう。こうした無礼な発言を文字にして投稿する姿は彼の批判手法の特異性であり、それが理解出来ていないこの議員の人間の品格を示しているものと思わざるを得ません。

No.3872 地域情報

2025.11.09

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 今日9日、地デジ4ch12:45放映の「メシドラ」という番組で幸手市が取り上げられるそうです。番組表を確認すると「幸手市にアメリカが出現」とあって今売り出し中の若手俳優の名があります。
 日頃、偏向報道とバラエティーに興味が無いものでYouTubeばかりを見ることが多くなっているのですが、地域のこととなると話は別で関心は深まります。
 今日は地元香日向で他地区の地区民祭イベントと同義の「香日向健康フェスタ」が開催されます。雨模様なので体育館が主会場になるかと思いますが、そんなわけで「メシドラ」は録画予約をしました。どんな企画内容か興味深々です。

No.3871 国会中継から

2025.11.08

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 代表質問、予算委員会と4日に開会した臨時国会を関心深く見ている方は多いことと思います。
 ところがです。ただただ批判弁論を用意して登壇する野党の議員さんがいかに多いことかに驚きます。そのレベルの低さは、批判するのであれば周到に準備しないとブーメランとして返ってくるという認識が足りないとしか思えません。
 例えば、令和新選組代表の山本太郎議員は「総理のご主人が旭日大綬章を授与されましたが、さすがに総理の権限でこうしたことが出来るんですね」といった嫌みな質問を本議会の場で質問。それに対して高市総理は「今回、秋の叙勲を閣議決定したのは、私の前の石破政権で行ったものです」と答弁。
 考えてみればわかりそうなものですよね。高市さんが総理として承認されたのは4日の臨時国会初日ですから。それから数日後の叙勲者発表に関われるはずがないのです。この会派の高井幹事長(立民時代のコロナ規制化でキャバクラ通いをして除名になった過去があります)の質問も話ぶりも言葉使いもえげつなさが満杯でした。

 立憲民主党の塩村文夏議員が「女性の大臣を多く誕生させたいと言っていましたがたった2人なのはどうしてか」これに高市総理は「2人ではございません。私も大臣ですので3人になります」総理大臣の存在を指摘されてジ・エンド。
 たしかにもう少し女性大臣がうまれるかとの期待感は私もありましたが、質問するにあたっての知見の無さがこの議員の実態を示しています。
 同じ立民の池田真紀議員はクマ対策についての質疑の中で週刊誌記事を引用し、赤間国家公安委員長がオフレコ取材の場で記者に向って「クマみたいだね」と発言したことを取り上げ、事実確認をし、謝罪撤回を執拗に求めた何度も確認をする場面がありました。更に総理にこの事実を承知していたかを聞き、認識を聞けという脇のアドバイスを受けてくどいほど総理の発言を引き出す質疑。聞いていていい加減にせい!と感じた次第です。
 これも同じ立民の黒岩宇洋議員は「質問書に対する答弁準備のために今朝3時から調整会議を開いたそうだが・・・」つまり官僚等周囲の関係者に対して労働させ過ぎではないかといった主旨の質疑をしていました。これにXなどでは早速総理批判の書き込みが見られるのですが、繁忙日程の中で総理公邸に引っ越す間も無い状況が続く中での総理自身が努力されていることに敬意を表することの方が先ではないか。しかもこの実態は今に始まったことではありません。答弁調整のために深夜まで働きタクシーで帰る官僚の実態は長年続いているものです。それよりも何故この実態が変わらないのかに目を向けるべきです。それは野党の質問書提出が遅すぎるのです。これは安倍総理時代にも議論されていることです。提出ルールは前々日のお昼までとなっているのに、前日ぎりぎりということで、とくに立民共産の議員からの提出が遅いそうです。それを逆手にとって総理を責める立民議員も考えものです。対策としてはルール厳守もしくは提出日の前倒し改革をすればいいことです。地方議会でも一般質問の提出は2週間程前にしているのですから。
 予算委員長が立民の枝野さんだからか関係大臣が答弁すべきものでも高市総理を指名する場面が多かったり、すぐに手を上げないと時間かかりますかとせかす運営はいかがなものかと思います。与党少数では安定した国家運営が難しいことがわかります。

No.3870 文化祭と健康福祉まつり

2025.11.02

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 短い秋も深まる中、秋晴れが見込まれている今日は幸手市文化祭がアスカル幸手、健康福祉まつりがウェルス幸手で開催されています。手前みそな話で恐縮ですが、文化祭には3年ぶりに書の出品を、健康福祉まつりでは入口前で焼きそば販売を・・・つまり自身が双方に関わる状況にあります。

ファイル 1803-1.jpg 書はご覧いただいているようなものです。人は何事にも至誠の心をもってあたれば天に通じるという好きな言葉を書いてみました。とくに、政治家として精神の根底に求められるものと思っておりますのでいつか書いてみたいと思っていたものです。
 焼きそばは、もう何年になるでしょうか。香日向ボランティアクラブとして同行事に参加協力して随分になりますが、当初クラブ紹介中心がいつのまにかこの焼きそば販売にシフトして重きが置かれるようになりました。企業秘密?というとオーバーですが、特別な手を加えた事前調理もあって毎年多くの皆様にご好評をいただく焼きそば作りをしております。私が焼き手の中心として頑張っておりますのでお昼のご利用にお立ち寄りくだされば何よりです。
 ついでに言えば、私が監督代行をしております幸手ソフトボールシニアクラブは県大会への出場が決まり、今日川越で開催される県民総合体育大会に向けて早朝6時に出発しております。私は福祉まつり事業を優先させてもらいましたが本年最後の県大会ということもあり、2試合の勝利を得て来週の準決勝、決勝への道に向けて頑張ってもらいたいものです。

 文化も、福祉も、スポーツもがんばれー幸手です!

No.3869 誰にモノ言ってるんだ

2025.10.31

 積丹町議会の副議長がクマ駆除のために出動した猟友会の市民に対して放った言葉が今号のタイトルです。語尾に付けるのは?ではなく!の強い意味合いがあります。このパワハラ暴言を知ったのは3日前でしたが日が進むにつれてネット登場が増えています。
 この副議長の自宅近くに仕掛けた箱罠に284㌔の巨大ヒグマがかかり、その駆除や運び出しの為に10人近いメンバーが集まったところでの出来事です。
前提として、猟友会はこの人物が副議長とは知らなかったということですが、知っていようがいまいが副議長の反応は横柄で尊大な人格を感じさせます。罠の中とはいえ凶暴なヒグマが叫びまくる修羅場でのやり取りは次のようなものです。

●「誰ですか?」
〇「誰にモノ言ってるか!」
●「危険な作業になりますから安全のためここから離れてください」
〇「なんでどかなきゃいけないんだ。それよりこんなに人数が必要なのか。金もらえるからだろう。俺にそんなこと言うなら駆除もさせないようにするし、議会で予算も減らすからな!辞めさせてやる」

 およそこういった会話には強弱のイントネーションがあったものと思われますが、とくに副議長の最後の言葉はまずかったですね。問題は、この結果猟友会は副議長の謝罪と第三者が現場に立ち入らないという2点を求め、出動を拒否する状況が続いています。感情論の領域と感じないでもありませんが、実際に箱罠クマの処理の際に事故が起きてますから猟友会の慎重な姿勢は当然と言えば当然です。しかし当の副議長は「俺は悪くない」と応じない状況で、その後もクマの目撃情報が10件近くあることから市民の不安が増大しているといいます。
 メディアのインタビューに対する副議長の回答は「そんなこと言ってない」の1点張りだそうですが、何人もの猟友会の方々が聞いていることですから知らぬ存ぜぬは通らない話です。
 私は常に「議員は偉くもなんともないし、先生と呼ばれる立場ではありません」と市民に言ってますが、中には偉くなったと勘違いする御仁もいないではありません。そういう思考の方は、議員経験が長くなり余計な肩書きがつくと更に「横柄で高圧的になる」パターンが見られます。そうしたことから生まれるのが議員によるパワハラ発言であるのはわかりやすい話ですが寂しいことです。
 

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