記事一覧

No.3850 9月議会前の25日に

2025.08.26

アイコン

 昨25日は、2学期の始業式で児童たちの登校が再開しました。朝からムシムシの猛暑で辟易しているところに、子どもたちの姿は鋭気をもらう感じで気持ちがパリっとします。子ども達の顔も汗だく、毎年のように記録づくめの天候異変、この先どうなることやら。

 月変わりの1日から9月定例会が始まりますが、恒例の議会前全員協議会が昨日行われました。市長提出議案は、法改正に基づく条例改正関連や今年度の一般会計、特別会計部門の補正予算などがありますが、主には令和6年度決算認定議案が多くを占めています。
 6月議会直前に市が控訴した、市と市職員の残業代支払いに関する係争事案は、その後閉会中の継続審査となっていましたが、その閉会中の審査が付託先の総務常任委員会を全協の後に開催されました。その内容というのは、市長名で専決処分として控訴した案件を委員会で審議するという法の下の裁判に伏した問題を議会に後から承認してもらいたいという主旨ですので、どうにも判断しようの無いというのは大方の議員の考え方です。否決すれば控訴を取り下げるのかという結論めいた質疑も無理はありません。執行部が一定期間この内容を議会報告を怠ったことが大元にあるのも問題として残ります。
 控訴を取り下げれば、一審の支払い命令に対応しなければならず、それには議会の承認が必要になってきます。総務部長曰く、控訴も議会の承認が必要だというわけですから、既に控訴した案件を後から議会が認めるか否かというのは普通の案件と異なり、理解に苦しむのは当然です。
 同委員会はとしては、開会中の継続審査を全会一致で可決し、閉会しました。

No.3849 嬉しい訪問者

2025.08.22

アイコン

 熱戦を繰り広げてきた全国高校野球選手権甲子園大会も明日が、日大三高と沖縄尚学による決勝戦によって最終フィナーレとなります。その決勝戦は、燃える気持ちで応援してきた仙台育英との白熱したタイブレーク戦に勝利した沖縄に少々の思い入れをもっての観戦になると思います。その理由は後述します。しかし、実際はどちらが優勝しても最後の最後まで感動を貰ったという満足感にひたることが出来ると確信しています。出来る事なら・・・ならないとは思いますが一方的な展開ではなく、シーソーゲームを期待したいですね。

 さて、夕方に宅配便を2度受けた後2階に居たところ、出かけていた家内が帰宅するなり呼ぶので下に降りると、誰か来ているわよとインタホンの画面をチェック中。ピンポンが聞こえなかったなあと言いながら画面に目を凝らすと、若い姿が3人。そのうちの短髪の一人を見て、あー璃空だ!!!
 そうなんです、そこに映っているのは仙台育英の3番バッターとして躍動した土屋璃空くんなのです。ピンポンしていたのは小5の弟でした。もう一人は璃空の同級生で、璃空同様6年間の登校見守りをした子です。
 時間を見るとわずか5分ほど前。歩いてきたんじゃないかなと家内が言うので、あわてて外に出て追う様に。璃空に会いたい一心で土屋家に向って早足になるものの、なんということは無く、すぐそばの公園で兄が投げる球を弟が打っている場に出会いました。球とはいってもおもちゃのゴムボールです。もう薄暗くなっていましたが、弟にとって甲子園に出場した兄が投げる球を・・・というか兄と同じ球を追える幸福感は格別だろうなーと。璃空の優しさも溢れていた場面にこちらもまさにハッピーを貰った次第です。

 「いいなー、でもそんな速い球打てるのかー」と声をかけると「あっ枝久保さんだ」と弟。すると兄がそばに寄ってきて「ありがとうございました」「いやいや居たんだけど気がつかなかった。ごめんなー」「オッス」「左足だいじょうぶか?」「オッス」
 手を指しのべてくれたので、グっと握手。握りがいのある大きな手だった。いやそう感じさせてくれる立派な若者の手でした。日頃握手するのは高齢の方がほとんどですから。
 あまりに急だったもので話したいこともさして話せず、さりとて長くなってもいけないとの想いが交錯しながらも、よく訪ねて来てくれたという満足感で満たされた時間でした。「ところでどっちに優勝してもらいたい?」と聞くと「沖縄です」そういえば、仙台育英の須江監督が試合後、沖縄の選手に優勝だぞと声をかけていましたもんね。
 教え子でも何でもないのですが、彼に対しては幼少の頃のジンベイサンを着て地域の祭りに来ていた時のヤンチャな姿が目に焼き付いていて印象がとても深いのです。応援対象としての感覚とともに可愛いという感情が私に芽生えているのかなと思うのですが、自分でもよくわかりません。
 仙台育英からはプロ志望が数人あるとのことですが、本人は大学に進むそうです。どこか? それはまだ明らかにしたくない感じでした。もちろん声がかかっているのは間違いないはずです。
 難しいこと抜きにして、さらなる成長を願ってやみません。フレーフレー璃空!

No.3848 クマ出没の異常性

2025.08.22

アイコン

 北海道ではヒグマ、本州各地ではツキノワグマの出没被害が連日のように報道されています。今年はすでに命を奪われた方が数人出てしまいました。その後もいろいろな場所で姿を見せ、農作物を食い荒らすクマが後を絶ちません。クマが山を下りて人里に餌を求めるのには、いろいろな理由があるのでしょうが、それに対して人間の方が生活スタイルを変えるというのは、どこか矛盾を感じてなりません。
 私は相当の動物好きと思っていますが、人命の危機は放置してはなりませんし、クマの場合は八チに刺されてとか、蛇毒に咬まれてという生物被害とは悲劇の形が違い過ぎます。米フロリダ州には万を超えるワニがいて、散歩中の人が引きずり込まれて姿形を無くすという事件が時折ニュースになりますが、おそらく引きずり込まれて1分程度で窒息死に至るでしょう。それに比べて哺乳類の四つ足から受ける殺人は、まさに見るも無残で、命を落とすまでの辛さは想像を絶します。北海道福島街の新聞配達員さん、羅臼山の登山家の若者といった犠牲者はさぞや恐怖と血の海の中で意識が徐々に薄れていったのではないかと思います。
 クマを殺すな!と行政に電話してきて2時間余りも抗議する人が、クマのいない地域に住んでいる人と聞くと、なんと動物愛護も無責任なことかと嘆くしかありません。
 昨年、私が出席した全国議長会ではクマ対策に向けた国の援助を求める意見が採択された経緯がありました。これも当然のことと思うわけです。なぜなら、こうした地域にある自治体の多くは財政的には窮乏状態にあるからです。狩猟者(旧マタギ)の方々も、学生アルバイト並みの手当で出動指示を受けることに不満があるのはわかる話です。悲惨な殉職という場面に常に直面しているのですから。
 私たち一般人は、クマに遭遇しても何も出来るわけではなし。母グマが子グマを2頭連れてのし歩くという各地でのニュースからは確実にクマが増えているのはあきらかです。密度が濃くなれば餌場の取り合いから移動クマが多くなるのもしかりです。まして山のドングリなどの餌が不作だというのであればなおさらです。
 次の犠牲者が出ないことを願うばかりですが、当該地域が観光地として疲弊しないことに加えて人口が流出しないことも大切な対策になるはずです。

No.3847-2 よく頑張りました!

2025.08.17

アイコン

 残念ながら白熱の、まさに手に汗を握る試合は沖縄尚学に軍配があがりました。タイブレークにもつれこんだ熱戦は、吉川、末吉両君の激投により観ているものを感動の渦に引き込んでくれました。この試合を解説されていた杉本真吾さんの選手個々のプレーを語る内容も的を得ていたように思います。全ての選手がよくやった。これしかありません。
 吉川くんの最後の打席での涙が印象的でしたが、今後の成長を期待したくなるピッチャーであることは間違いないものと思います。
 そして、土屋璃空くんの2安打には思わず大きな声を上げ、手ばたきでした。
 彼のお母さんや末の弟の画面での応援姿も見られ、この年になって甲子園大会の素晴らしさを再確認させてもらいました。応援していただいた皆様に対し、ありがとうございましたという言葉で締めくくりたいと思います。

 
 余談ですが、この試合を仙台育英が勝ち得ていたら甲子園を再訪していたかもしれません。いや、それほど感動をもらった試合だったということです。

No.3847 ベスト8なるか!

2025.08.17

アイコン

 いよいよ、仙台育英が1時間後にベスト8を目指しての沖縄尚学との一戦が始まります。土屋璃空くんがどういったプレーをしてくれるかに最大の注目となるのは当然です。既に勝ち残った4チームは、京都国際vs山梨学院 そして関東第一vs日大三の東京同士も興味深いですね。残り4チームが今日決まります。どのチームもすべてが強豪校ばかりで目が離せません。
 高校野球にこれほど深い関心を持ったのは、原、清原、桑田、松坂、松井といった甲子園スターが輩出した大会もありましたが、それ以上に高校3年時に母校が出場した時以来かもしれません。
 この後の予定は18日は休みとなり、19日の準々決勝戦の4試合が行われ、以降一日おきに休みを入れて、21日が準決勝、23日が決勝戦が予定されています。
 仙台育英の優勝を祈ってのテレビ観戦になりますが、現地に行きたいのはやまやまです。ただ、議会開会が9月1日に控えているのでなかなか・・・です。

 高校野球に興味の無い方が読者におられましたら、このところ続くブログについてなにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます。

号外:訂正を

2025.08.14

アイコン

 さきほど知人からの電話で、香日向生まれで初の甲子園出場をはたした土屋君の呼名表記の間違いをご指摘いただきました。
 №3483で、土屋璃空の名前をりくうと書きましたが正しくはりくです。幼少時からりくうと呼んでいたのですっかりそれでいいものと思い込んでいました。先ほどテレビ画面でもりくと表記されていましたので、あらためて訂正をし、お詫びを申し上げる次第です。

ページ移動