記事一覧

No.3504 一般質問から

2021.12.06

アイコン

 3日に終了した一般質問。既報の通り、私は3点の通告に基づき質問しましたが、小学生14人が7人づつ30分交代で、たまたま私の質問時に傍聴してくれました。多くの傍聴者を後ろにいただき、適度な緊張感を持って質問するのはなかなかいいものだと久しぶりに実感しました。9月議会では傍聴を控えていただいたり、この2年間はコロナの影響で3密回避など議会運営も苦心苦労の中での運営となっています。
 さて、香日向中央通りの騒音・震動問題では当日朝のパトロール時に、ちょうど通過した轟音車両をビデオ撮影できたこともあって少々力が入りました。というか他の二つ以上に時間をかけることになりました。もちろん、現在はスマホ利用が許可にはなっていないので、議場内で披露するわけにはいかないのですが、その轟音だけでも聞いてもらいたかったという思いでした。
 安心安眠の影響を受けている住民の事を考えるとそのままにはしておけないと思います。しかし、結局のところ県が管轄する警察が通行規制に動くかどうかということになるわけです。県議時代から要望している国道4号の右折解除もさんざん市議会でも論議されているのに実現しないということを考えると簡単なことではありません。
 久喜市側のさいくり線からこの通りに入る際、右折する車両が長い列になる危険性も合わせて訴えましたが、市町行政ではどうにも動かしがたい壁があるということです。
写真の車両は、まるで戦車のような迫力で信号ストップ時と発信時にとてつもない轟音を発していました。なぜ2車線の県道を通らないのか、皆さんそう思いませんか。
ファイル 1425-3.jpg

No.3503 議会事情あれこれ

2021.12.03

 112月定例会は今日で一般質問が終了しました。今日は早朝連続で発生した山梨と和歌山の震度5弱の地震で議員の間でも話題持ち切りでした。まずは富士山の噴火と関係あるのだろうかから庁舎問題まで。富士山との関係が無いというのは判明しましたが、庁舎問題というのは、これまでに議会の都度幾人もの議員が質問してきた現庁舎の問題についてです。建築後54年が経過した本庁舎は、5強以上6の揺れに襲われたら崩落するのではないかと思われている歴史的建造物?です。
 
 さて、昨日は11時過ぎだったと思いますが、ネット中継がされていないことに気づき、午後1時まで中断する事態となりました。利用している民間サーバーに障がいが発生したことが原因で、埼玉県をはじめこれを利用している自治体がかなりあるということで、それぞれ対応に追われたようです。デジタル社会の盲点が目の前で発生したということでしょうか。短時間で回復したのはなによりでした。

 今日3日は質問の最終日で通告11番目の私から始まりました。特に、権現堂川小学校の6年生の児童の皆さんが社会科見学で傍聴に来られた時間に、質問の当事者が私だったので、教育という観点から責任感を感じながらの一般質問でした。コロナの関係もあって7人が30分交代で傍聴するということだったそうで、前半は香日向中央通りを題材にした道路問題、後半は街の開発問題を聴いてもらうことになりました。後から聞いた話では、児童たちは熱心にメモを取るなどしていたそうですが、道路問題の方が理解しやすかったと感想を語っていたということでした。

 本議会終了後、全員協議会が開催されました。テーマは市民参加による議会報告会の実施についてでしたが、圧倒的多数で昨年同様取りやめるという結論になりました。理由はもちろんコロナの収束が見えないということに尽きると思います。
 それにしても地震が多いですね。備えあれば憂いなしとは言いますが、それだけではカバー仕切れない大地震を見据えての対策ぬかりなきよう!

No.3502 12月定例会初日

2021.11.30

 今朝は今季一番の冷え込みでした。子どもたちは半パンの子や手袋をしてない子もいて見るからに冷たそうで「手は大丈夫かい?」と声かけたら「冷たいですー」正直そのものです。子どもは風の子とはよく言ったものですが、私たちの時代と違って家庭内暖房がしっかりされているせいか、外気温の低い早朝は子どもとは言え冬の厳しさを感じるでしょうね。

 さて、今日から12月定例会が始まりました。開会前の議運で追加議案を提出したい旨の説明がありました。国が閣議決定した子育て世代への生活支援給付金で、幸手市では対象が6,500人で総額338,385千円です。内訳は給付補助金325,000千円と事務作業の委託料が1,3385千円となっています。
 この追加議案が本議会開会後に上程されて議案説明され、即日採決という流れによって、いわゆる全国共通で年内給付を間に合わせることになります。もちろん、国の100%支出の補助金給付ということで、質疑の発言はなく全会一致で承認されました。
 他の議案では、人事院勧告に基づく給与減額に関する条例改正等など条例改正案が複数あり、また626,362千円を追加する補正予算などが上程されています。さらには、第2次幸手市都市計画マスタープランが審議されます。

 一般質問は明日1日から3日まで行われ、通告は13人の議員が提出しています。私は11番目で質問内容は次のような大項目を通告しました。
1.香日向中央通りの交通事情に関して(地域民の安心安全)
2.市内の開発に関して(街の未来と人口減少に歯止めを)
3.脱炭素対策に関して(社会動向と財政展望)
 これらにどう肉付けして質問構成を整えるかはこれからです。今回の質問は、すべて市民からの提案要望を受けて質問することにしたものです。私の思いとしては、カッコ内に示したことを主眼にしていますが、はたしてどういった議論が展開できるかといったところです。

 それから、幸手市では他の自治体に先駆けて早くから打ち出されていた一反あたり3,000円の農業支援補助金について給付は何時になるのかと聞かれる状況でしたが、建設経済部長に確認したところ12月下旬には給付できるようにしたいとのことです。スムーズな事務処理をお願いしておきました。

No.3501-2 写真の追加

2021.11.27

 先ほどアップした№3501ですが、これを読んだ家内から同じものを昨日撮影したけど、昨日と今日の色合いも違うわよと指摘されました。26日に撮った写真も確かに前号の24、27日の写真とは明らかに色合いが異なります。
ファイル 1422-1.jpg

No.3501 閑話休題・・・バラバラ

2021.11.27

 ブログリフレッシュとまではいかないものの、3501回目という節目のリスタートにあたり、バラバラの話で心が休まればと考えテーマを選びました。
 いや、バラバラとは薔薇🌹のことであります。我が家には薔薇が3本、一つはミニ薔薇で地植えに、あとは鉢植えでともに結構な期間心を和ませてくれています。そのうちの最も新参者の薔薇は「チャールストン」というネームタグが付いており、名前の明るい雰囲気と、一株からいろいろな色の花が楽しめる状態がひときわ目立っていたので、ついついひとめぼれして衝動買いしてしまったのが今年の春のことでした。
 一本の木で色違いの花が咲く例は結構あると思うのですが、薔薇ではどうなのか・・・とくに花に詳しいわけではない素人としてはそう思ったわけですが、珍しいからという理由で手を出してしまったんですね。
ファイル 1421-3.jpg ところが、すぐに分かったことですが一本の木に違う色の花が咲くというのは思い違いだったんです。このチャールストンは開花時は写真の黄色目の花で、それから日々経過するごとに色目が濃くなり、最後は濃いエンジ色になるのです。衝動買いした時は花の数が多かったので、咲いた順に日々色を変えていたということです。まあ、それはそれでユニークだなあと思いながら、いつも気になる鉢薔薇として存在感を増しています。
今咲いているのはこの一輪だけで、24日と27日に撮った同じ一輪です。わずか3日の時間差で気分を変えて目を楽しませてくれる優れもの・・・これが我が家の評価として定着しつつあります。
ファイル 1421-4.jpg

No.3500 半世紀で変わった学校事情

2021.11.25

 このところ子どもが被害者の事件が多発している。親から虐待を受け死亡に至る事件もそうだが、登下校中の児童の列に車が・・・といった暴走死亡事故も後を絶たずといった感じである。
 そして、兵庫県稲美町では小学生の兄弟が放火によりあまりにも早い死を迎えてしまったが、母親の兄である伯父が犯行を自供している。このところ多いと感じるのは、事件の犯行当事者に親戚身内が関わるものが少なくないということである。可愛いはずの甥っ子になぜ狂気を向けるのか!
 次の日には、愛知県弥富町で中学3年同士の刃傷沙汰があり、刺された男子が死亡するという悲惨な事件が発生した。全国の保護者にとっては驚愕の事件に違いない。事件の真相は明らかにはなっていない。報道は被害者を学校のリーダー的存在だったと称えている。
 この種の校内事件は報道を見る限り、この2年半で3件発生しているし、遡ればいくつかの同類事件が発生している。子ども同士のいさかいがいろいろな形であるということなのだろうが、凶器の刃物を事前に用意して学校に持ってくるという心理の裏にいったい何があるのだろうか。イジメを受けている側が防御のために刃物を隠し持つといったような内容を想像してしまいがちだが、そんな単純なモノサシでは測れない焦燥心理に追い込まれているということには違いない。
 アメリカでも学校内で銃乱射による殺人事件がたびたび起こっている。社会事情も学校事情も日米では異なると思うが、子どもを対象にした無差別殺人と違って、対象を絞った憎悪の感情が引き起こす事件に学校・教育者も保護者もその防止対策の構築は並大抵のことではない。何を考えているかわからないことや、突然人が変わったようになるのも子どもの特徴だ。
 一昨年から議会定例会での一般質問は、ほぼ毎回教育問題を中心に行い、前回はイジメ問題について教育長と議論した。12月定例会では教育問題は通告していないが、誰に関わらず当たり障りのないことを語るしかない難しい分野ではあるので、なかなか解決への道にはならないのは事実である。
 教育は未来の地域及び国の礎を造る根幹であるという考え方が変わることはないが、私たちの子ども時代とは間違いなくいろいろな観点において変質している点が多いように思えてならない。いや、日本の社会自体があらゆる面で刻一刻変化している現実があると言っても大げさではない。
 とここまで書いたところで、テレビが弥富町事件で発行に及んだ児童が「いじめを受けていた」と告白し、学校側は「いじめの実態は把握していない」とするニュースが・・・。
 根底に渦巻く既成概念を持たずにこの事件の今後を注視したいと思う。

 
 お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、今号は3500回目の節目のブログです。平成15年6月以来、よくここまで書き綴ってきたと回顧しながら、数年前に他界されたある支援者の方からいつも楽しみにしているので、3000回目指して頑張って続けてくださいと言われたことが忘れられません。それが3500回になったということですからね。
 月に平均12回として年に約150ブログ。枝さんのブログは長いとよく言われますが、書いているうちにどんどんのめり込む悪い性分をご理解の上、これからも温かい目でアクセスくださいますようお願いいたします。

ページ移動