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No.3699 寒い朝の嬉しい声、声、声

2023.04.10

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 12対11 10回裏2アウト満塁大谷・・・アーー大谷セカンドゴロ、ゲームセット! まるで優勝したかのように飛び上がって喜ぶブルージェイズの選手たち。こんな時もある。
 さー気持ちを入れ替えて。

 朝のうちは気温が低く、まだ手袋をしないとかじかむほど。今日から新年度登校で新1年生と会えると心ウキウキ立っていたのですが、新入生は明日からですと班長さん。そうか、入学式は8日にあったので今日からと思っていましたが、1年生は明日からなんだ。少しがっかり。
 でも、嬉しいことも。3年生の女子が、今まで会話したことが無かったのに「1年生がうちの班は一人なの。それで今日は6年生が送りでいないの」と早口かつ饒舌に話してくれたんですねー。なごむ瞬間です。
 また別の班の2年生になった子は、こちらの声掛けに今まで反応があったタメシが無かったのに、今日は大きな声で「おはようございます。行ってきまーす」と私を見ながら・・・嬉しいじゃあありませんか。今までも挨拶はしていたのかもしれませんね。ただ声が小さく、マスク越しだったので聞こえなかったのかもしれません。今朝もマスクはしてましたが、声は一段二段も大きくなっていましたし、こちらを見たんです。成長してますねー!

  日頃見かけぬ奥様から道路越しに声をかけられました。「枝久保さんですかー、いつも配られている市政のチラシ、ありがとうございまーす」「きずなのことですかー」「そうです、そうです。毎回じっくり読ませていただいてます。ご苦労様でーす」「ありがとうございまーす。また新しいのを作りましらお届けしまーす」
 こんなやり取りが、道路を挟んで。言葉が伸びるのは二人の間を車が通過するので、自然と声を張り上げ、そうなってしまうんですね。

 また、別のワンちゃん連れの奥様からは「毎日ご苦労様です。子どもたちのためにいつもありがとうございます」よく知る奥様で、子どもさんが西中2年生になります。1年生時からの6年間を見守った子が中学1年で剣道初段となり、結構な活躍をしていて、この秋には2段を目指して頑張っているということです。健全な成長ぶりに目が細くなった次第。
 もう一つ・・・初期の香日向しらさぎ子ども祭りの時、ビニプールに浮かべたスーパーボールでキャッキャッと戯れていた子が、今年東北の超強豪野球部にスカウトされて入学したのです。声がかかっていたことは本人のお母さんから聞いていたのですが、それが現実のことになっていたのです。
 昨年の全国高校野球の優勝校で、先の選抜野球にも出場していた強豪校ですので、これからの3年間で何度か甲子園に出るでしょう。ということは、香日向っ子の甲子園児という快挙が現実味を帯びてきたわけです。この子が夢をかたちにするのはもうすぐです。こんな嬉しいことは無いですねー! 大谷2世になってくれないかなー・・・。もちろん8月ならスケジュール的に可能だと思うので甲子園まで応援に行きたいですね。
 冷え込む朝でしたが、それ以上に心暖かくなった朝でした。