今夕、午後5時40分頃のこと、タウンパトロールと称して行っている地域内防犯パトロールの実行中、話題の国際宇宙ステーション(ISS)を見ることができた。いや、この情報知ってはいましたが、この時点ですっかり忘れていたのです。幸いにもと言うべきか、パトロール中に通り沿いのお宅から男性がやおら走り出て、直後に女性が慌てた様子で男性を追いかけたので、いったい何があったのかとパトロール感覚でその先を追ったわけです。すると、男性が指を空に向け「あれだ!」と大きめの声を発するではありませんか。その瞬間、あっISSだとわかりました。皆で一斉にはるか上空を見上げると・・・いたのです。明るく光り、かすかにあの形だとわかるような物体が少し北、わかりやすく言いますと幸手から利根川の上空を見る感じと言ったらいいでしょうか。全体の大きさがサッカー場1面くらいだそうですが、かなりくっきりと電球色というか金色の光を発しながらけっこうな速さで北東に向かっていました。残念なことにスマホを持参してなかったので撮影できなかったのが悔やまれます。
地球から350キロほど離れた特殊な軌道を90分程度で一周するとのことですが、時速換算するととんでもないスピードになります。あの中に野口さんがいると思うと不思議な感覚になりますが、同時に野口さんが夢を運んでくれているとも感じます。
明日は夕刻6時台になるようですが、見ることができるということです。それと、今は木星と土星が月の近くで仲良くしています。ISSを見た時間ですと南西の方向に見ることが出来ます。そこから左に転じると火星も。
双眼鏡でも持って行ったら、土星の例の帯が見えると同時に国際宇宙ステーションの羽の形状までくっきりと視認できるかもわかりませんよ。私もわすれさえしなければ撮影目的で出かけてみようかと思います。
記事一覧
No.3347 ISS しっかり見えた!
No.3346 コロナ恐るべし!
昨18日、全国で2000人超え、東京の493人の陽性者報道に驚いた方がほとんどだったのではないでしょうか。私もドキッと感に襲われましたが、と同時になぜ?という疑問が直ぐに頭をよぎりました。過去最多という文字はここのところ聞き慣れていたつもりですが、いきなりのハイジャンプ数値はどう理解したらよいのかという感じではないかと思います。
今の報道状況は、個人情報及び人権問題を優先することで、詳細な感染場所や感染経路は知らされないシステムです。それはそれで理由がはっきりしていますし、その心配は現実にも見られるようですのでやむを得ないと理解しています・・・がしかし、単にPCR検査受診者が増えたことに比例した数値ではないような気がしてなりません。もちろん、その影響もあるとは思いますが、東京都の年齢別陽性者からは若い世代に増加傾向が顕著にみられるということで、11日のブログにも書きましたが、Go Toシリーズの解禁によって、人の気持ちが一気に解放感に覆われたということではないかと思えてならないのです。それが証拠に、週末の食事処やホームセンターでは駐車場が満杯の状態です。我が家ではしばらく外食はしていないものの、スーパーやホームセンターには買い物に行きますが、土日に行くのは控えようということにしました。
東京の夜の飲食業の風景をテレビで見る限り、立派な賑わいを見せています。会話も笑いも通常と変わりない感じです。
自粛生活から生じる閉塞感(飽きたとかつまらない感)は私たちの年齢でもありますが、とくに一人住まいの若い世代では、その閉塞感に耐えられない人がいてもおかしなことではないと思います。そういう意味では、必ずしもGo To Travelは利用していなくともGo To Eatは若い人中心に利用されているのではないかと。もちろん、北海道を始めとした全国的な増加傾向は旅の影響もあるとは思いますが、東京や大阪の数値には何か違うものを感じます。観光業や飲食業支援の国の施策も国民それぞれのモラルやマナーをベースに講じられるものと考えると、その信頼性を確保する難しさを痛感する次第です。
すでに北海道では夜10時までの営業という従前の状況に戻る依頼が発せられたようですし、緊急事態宣言の再発令がないとは言えません。
ファイザーやモデルナのワクチンに期待が集まって、株式は上昇を続けているようですが、実態経済は各種業界の大手チェーンが閉店数を増やしたり、多くの部品メーカーを傘下に抱える国産ジェット飛行機の開発が中止に追い込まれるなどといった情況です。また、学生の内定率が60%台に落ち込むなど、コロナによる就職氷河期が本格化しないとは限りません。
今は、ひたすらワクチンと治療薬の完成が待たれます。
No.3345 これほど嬉しいことは・・・
![]()
スカッとした好天が続き爽やかな秋。行楽といった気持ちは幾分引き気味ではありますが、太陽がもたらしてくれる恩恵をありがたく感じる日々です。
1度くらいは、どこぞでもいいから紅葉を拝みたいと思うのですがさてさて。
一昨日の土曜日、庭でメダカに餌をあげていたらインターホンの音が。家内が○○さんよーと言うので、急いで玄関に回ると嬉しい来客が立っていました。訪れてくれたのは、近くに住む長倉小低学年の女の子で、おばあちゃんと一緒でした。そして、写真の絵を!!!
なんでも優秀作品に選ばれて、今話題の幸手駅ギャラリーに展示されていたそうなんです。それは知らなかったので、残念ながら見逃しましたが、私の心が小躍りするほど弾んだのが絵の構図です。
子どもたちの朝の登校をテーマにした絵ですが、構図の中心にいる大きな人物がなんと私だというのです。私を書いてくれたこと自体嬉しいことですが、子どもたちの後ろにパトロールの私が描かれているのが子どもの感覚ではないかと思うのですが、この子は私を中心に書いたと言ってくれたのです。感激もひとしお、おばあちゃんと一緒に「いつもありがとうございます」という言葉までいただいて、ここまでのことを思い出しました。
平成元年8月に大宮から幸手に越してきた我が家。当時香日向小は建設中で5年生の次男は長倉小へ。約半年ほどの期限付きでしたので若干遠いと感じる通学には何の問題も感じませんでした。ランドセルが小さく見える5年生ということもあったのでしょう。翌2年の4月に開校した香日向小に6年時から転校、いわゆる香日向小第一回卒業生となりました。
それから丸22年を経て、児童数が最盛期650人ほどだったのが50人を割るほどに激減し、平成24年3月香日向小は閉校になりました。閉校にあたり、ボランティアクラブの方々に山車の作成を提案依頼し、山車にぶらさがる提灯に最期の6年生に言葉を書いてもらいました。それと、香日向を流れる大中落としには5つの橋があるのですが、これに閉校記念として子どもたちに名前を付けてもらうと言うのはどうかと教育委員会と校長先生に提案しました。どちらも実現の運びとなりましたが、あまりにも早すぎる閉校と地域から子供の声が聞こえなくなることに対して少しでも想い出を残せたらという単純な想いでした。
その後、同年4月8日のこと、新しく長倉小に通う子どもたちを毎週火曜日から金曜日まで登校パトロールするようになりました。県議当時のことでしたが、視察出張等の所用が無い限り議会当日も20分ほどの立哨をやるのが日課になりましたが、その時間の関係で本来の立哨地点はコミセン前ですが立哨地点が多いことはいいことだと考え、家に近い香日向駐在所前でやるようになりました。かれこれ9年近く、今も続けていますが、始めたころの6年生はもう立派な成人になりました。その子たちが会えば挨拶してくれるのがまたなによりの喜びです。
後ろから見るとランドセルが歩いているような1年生が、35分程度の道のりをかけて登校する姿に、今日も頑張って!という気持ちです。辺境の地の子どもたちとは比較にならないかもしれませんが、車も多く、おかしな人もちょくちょくといった情況から子どもたちを見守る目的もあります。
ところが、初めてまもなくのことです。子どもたちとの毎朝の逢瀬で元気をもらっているのが私だということに気づいたのは。
届けてもらった絵を写真に収めさせていただいたのは当然で宝物をいただいた気分になったのは言うまでもありません。
実は今、このスクールガードのメンバーに不足が生じています。皆、頑張って続けてくれているのですが、高齢化の波は全国的にこうした活動組織にも顕著になっており、香日向ボランティアクラブも同様の傾向は否めません。クラブメンバーではなくスク-ルガード専任のメンバーということでもけっこうですので子どもたちを優しく見守る活動に我こそはと思わん地域の方をお待ちしております。担当は週に一度です。もしもの場合、私まで連絡いただければと思います。
No.3344 一律5万円の選挙公約
先月行われた愛知県岡崎市の市長選挙のその後が揺れている。
元立憲民主党衆議院議員の中根康浩氏が下馬評を打ち破って新市長に当選した岡崎市では、公約を実行出来ない市長に怒りの声が渦巻いているという。それもそのはず、コロナ対策に対する市独自の支援策として一人一律5万円の現金給付を選挙戦で訴えて逆転当選したにもかかわらず議会承認を得ることが叶わぬ事態になったので上程すらしないようなのだ。
理由は、原資不足が露呈し、代わりに学校改修費等を回すなど、全体の予算組みに狂いが生じ、最大会派である自民系議員の賛成を得ることが難しくなったことにあるようで、当の本人は議会の責任に言及しているという。
この問題、どこかおかしい!
なぜなら、選挙戦で現金を配るなどしたら買収選挙もいいところで、公選法違反で即刻逮捕となるのは明白である。ところが、当選後に税金を使って市民に現金を配ることを公約にしてもいいらしい。公約と言うのは実現に向けて頑張るいわば目標と言うべきものであるべきだし、そうあって欲しいが諸々の事情で実現できない場合もあるのはやむを得ない。いや、その方が多いと言ってもいいくらいだが、当初から選挙のためのニンジン作戦としては何ともお粗末な公約というしかない。もはや選挙違反に近い公約であり、有権者を騙したに等しい。実現できないとなると、現金給付が戦前か戦後かの違いだけで前述の通り、選挙違反も同然。したがって、コロナ対策であれなんであれ、現金給付は公約にあらずというように公選法を改正すべきだと思っている。
裏切りだとの声もあるようで、これをあてにして投票した市民の怒りは半端ではないと伝えられている。家族5人いれば25万円になるのだから期待感から投票した市民が下馬評を打ち負かしたことになる。もっとも、金に惹かれてという有権者心理がはびこるようでは地方自治体の政治はますます低迷することになるだろう。責任の一端は市民にもあるとは言えないだろうか。
No.3343 コロナの波再来か
コロナウィルスの感染者数が再び非常事態化しつつある。ここ数日の感染者数の推移に注目していたが、東京では317人、埼玉でも116人、大阪256人北海道では札幌市だけで138人と激増の事態となっている。大阪、埼玉ともに過去最高で他にも兵庫、茨城、岩手などで過去最高を記録している。埼玉では100人超えしたのは今月6日の114人、10月10日の100人のわずか3日しかなかったのだが・・・。全国的には今日一日で1500人を超えた。
私が9月議会で一般質問したPCR検査は、県が予算面で主体となり、自治体と医師会が共同で運営している(はず)わけですが、その検査実態から、結果として陽性反応者が増えることになったのではないかと推測している。
GO toキャンペーンがいけなかったとか早すぎたという結果転嫁論を口にする向きが少なくないが、直接的な感染経路は探りようがない。ましてや、感染防止のためのロックダウン的非常事態継続か、倒産や解雇連鎖防止の経済対策優先かの政治的判断は難しいところだったのは周知のはず。
今、大きな第3波の再来が危ぶまれる事態に至ったのは、キャンペーンのみならず観戦観劇の人数緩和なども一因かもしれないが、国民個々の油断と甘えも生じたのではないか。コロナにも自分にも寛容になってしまった結果かもしれないのだ。自粛生活がいかに単調で物足りないものかに疲労感を強くした人々が、旅に限らず一気に解放感にひたった結果の今ではないかと思えてならない。
政府は現状、入国許可を与える国を増加させている。これもインバウンドを期待する声に対応している面もあると思われるが、感染源が特定されないことや観光で来日する外国人の解放感も要注意の対象にせざるを得ないから事は複雑である。マスクさえしていればどこにでかけても大丈夫という気持ちにはなりきれない。それでも、生活や健康のための行動まで抑えることは出来ない。
本日、22人目となる陽性反応者(30代女性)が発表されたものの、激増という事態には至ってない幸手市でも、感染者が出るとその人の住む地域を推測したくなるのは誰にも共通するところである。私とてそう思う時もあるが、知ったからといってどうなるものでもないし、世情にはいじめ的事態が発生していることを思えば、やはり公にすることは叶わぬ想いとしか言いようがない。
当たり前のことしか言えないが、やはり守るべきことを守り、大丈夫感の過信や、解放感を抑える思考も必要かと思う。
No.3342 市内循環バスの復活に向けて
気持ちの良い秋晴れが続いています。ついつい、どこぞへ出かけようか的意識が出るものの、感染状況が再燃している状況では自粛しかないかという思いも同時進行します。そうは言っても、身体がなまらないようにあれこれ考える日々です。
今年の場合、日の出が最も遅いのは1月7日(6時50分40秒)、日の入りが最も早いのは12月6日(16時27分53秒)だそうですので、この間は日によって差はあるものの昼間が短い期間ということになります。日照時間が少ないと、なぜか損をした気分になりますが、皆さんはいかがでしょうか。
昨日の議会全員協議会で、福祉サービス的施策である公共交通システムの新たな考え方が示されました。その概要は路線別発着時刻等々まだ未確定な面もあるので詳細は控えますが、春先に行ったアンケート結果や巷で耳にする市民の声などを参考にした市内循環バスの復活が対象となっています。
年々免許返納者が増える傾向は、すなわち高齢化により生活の足を自給出来ない社会が進展することを意味しているわけです。100%市民サービスというわけにはいきませんが、それに近い形での行政サービスの実現は必須となるのは当然のことで、多くの自治体で公共交通の形態つくりにアイデアと工夫を凝らしているのが現実です。
私もこのテーマについては、先進例の紹介や市民の声を届ける目的で、かなり踏み込んだ一般質問を数回していますが、今後更なる調整を進めつつ、より良い公共交通の実現にむけて知恵を集約していただけるものと考えています。

















