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No.3436 また起きた児童死傷事故

2021.07.01

 3日前の先月28日午後3時半頃のこと、八街市で下校中の小学児童の列に大型貨物車が・・・5人のいたいけな児童が一瞬で暴走トラックに巻き込まれた。8歳と7歳の男子が死亡、1人が意識不明、2人が重傷という悲惨な事故となった。画面で現場状況を見る限り、トラックの大きさもあるがブレーキ痕がないというのだからひとたまりもなかったはずである。そして、数年前に起こった埼玉県内や滋賀県での同様の事故を思い出した。
 原因は運転前に会社で飲酒したという報道内容だったが、警察の検分結果は運転の前後に飲酒した形跡がないという。運送会社で運転手が酒を飲むなどということがあっていいはずがない。そこで、推測されるのは車中で飲みながら運転していた可能性が問われることに。しかし、運転者の母親の話では酒を家飲みすることも少なく、弱いタイプだという。ならば、単純な居眠りかというと呼気にアルコールが検出されたのは間違いないわけなので、やはり飲酒もしくはアルコール度の強い食物を口にしたということになる。許されない事故がまた起こったことになる。

 平成24年に地元小学校が廃校となった結果、子供たちは統合された小学校へ通うことになったのだが、その通学距離は、大人にも近いとは感じられない距離を通学することになったのだ。住居によって若干異なるが、子どもの足で30分はかかる。地域のメインストリートの歩道に沿っての登校で登校時の立哨活動を始めて10年目になる。この間、子供の列はもちろんだが、私たちスクールガードメンバーに向かって車が間違って突っ込んで来たらどうしようと感じるのはたびたびである。特に香日向を過ぎ隣接地区に入ると歩道はあるが高さは路面と同じになる。
 雪の日は最も危険を思わせる日ではあるが、実は車もスピードを上げてはいないのでややといったところ。逆に、最も危険を感じるのは・・・今の季節から夏にかけてのことである。雨の日は車が増えるし、運転者の見通しが悪くなる。晴天はどうかといえば、路面温度が上がるとタイヤは滑りやすくなるのでスピード次第では…ということになる。最も、当地区の部分だけで考えると、ほぼ直線なので車が原因のスリップというのは考えにくいのだが、それでもスピードを上げた車が来ると自然と立ち位置が一歩下がる。
 これも5年近く前のことになるが、時間こそ違え、私が立つ交差点近くの反対側の植え込みに中型トラックが突っ込む事故があった。原因は居眠りだったという。また、3年前には交差点の角に乗り上げ逆さまになった車があった。どちらも人身的には何も無かった事故だったが、今回の八街市の場合は歩道のない市道ということで、危険性については問われる状況にあったようだ。
 実は、幸手市内にも歩道が未整備の県道を子どもたちが通学している例がある。県議時代に何度か要望したが、残念ながらいまだ未整備のままである。大人たちの見守りがどこまで効果があるのかはわからない。しかし、子供たちとの安全のためにという思いで始めた立哨活動であり、子どもたちから元気をもらえる喜びを毎朝感じることもあって、まだまだ身体の続く限りやりたいと思っているが、我が身の安全をもう少し科学的に考える必要はあるかもしれない。特に居眠り運転などではブレーキを踏むことなく歩道の段差などお構いなしに乗り上げる状態だろうし、何が起きるかわからないのが世の常ですから。

No.3435 リンゴ日報抹殺に想う

2021.06.27

 今月23日、香港の反体制市民派メディアとして知られるリンゴ日報が廃刊・廃業となった。1週間後の30日は、香港国家安全維持法という歴史上まれに見る悪法が中国共産党によって施行されて1年になる。人によって感覚が異なるとは思うが、私にとってこの1年、社会の回転速度が異様に速く感じられるのだ。とくに、世界の動向に中国の一党独裁政権の影響があっという間に広まった感すらある。
 香港の1年前と現在では想像を絶する社会変化が起こっている。学生であろうと相手かまわず国家反逆罪として逮捕拘留するやり方は、現代の不思議でもある。人権も何もあったものではない。言論弾圧・封殺という以上に、会社ごと抹殺されてしまったリンゴ日報への当局の対応は時代錯誤も度が過ぎている。
 昨年の8月に逮捕された周庭さんが保釈されて出てきたとき、スマホで訴えたのは真っ黒な画面だった。口を閉ざさざるを得ない恐怖の勾留期間を終えて出てきたばかりであればそれも止む無しか。そして、リンゴ日報の創業者である黎智英氏が逮捕され、銀行取引を停止状態に追い込まれ、会社は先ごろ廃業するという前代未聞の抹殺行為が公然と行われたばかりだ。
 振り返れば、国安法施行以降次々と繰り出される非民主化行為は一般人からみて、そんなことがよく出来るな!というか考えられないことまでやってしまう中国を見せつけられている。一昨年の11月に行われた香港立法府議会選挙で民主派が大量に当選した。これがきっかけで国安法が考えられたともいわれているが、施行直後の昨年11月には、議員資格に制限をもうけ、民主派議員数人の資格をはく奪している。そして、今年に入り2月には議員候補者とみられる民主派を総勢53名も逮捕している。うち47人は起訴となっている。当局がしっかり検分した結果、不起訴もいるという意味での迷彩を施すためのものか。
 さらに、今月のことになるが32年前の天安門虐殺事件の追悼集会の会場封鎖で、実質上の事件隠蔽思考を見せつけたばかりだ。

 国安法施行の翌月に新設された機関に「国家安全維持公署」というのがある。これは、実質的に香港政府の上位機関にあたると明確に示されており、今、香港警察によって行われている民主派取締り活動はこの公署による指示だという。すでに香港政府は形骸化し、対外的な政治イメージを持たされているだけの機関に過ぎない。国家安全維持法、海警法、反外国制裁法と繰り出す天下の悪法には、よくこんなことを考え付くなーという思いしか沸いてこない。我田引水もここに極まれりである。
 今、わが国では渋沢栄一の素晴らしさを見直そうという観点が新1万円札とともに大きな話題となっているが、この渋沢の原点には「論語」の精神が脈々と流れている。渋沢の「論語と算盤」は150年ほど前のこととは言え、人の道を説く論語は今も立派に通用するものとして親しまれている。だが、現代中国は孔子の教えに忠実どころか、孔子の名の元に世界に身勝手な中国共産党思想を広めることに躍起なのだ。さしずめ、今の中国は「我欲と算盤」と私は表したい。
 桜井よし子氏が「中国ほど悪い国はない」と平易でわかりやすい言葉を発しているが、まさに的を得た中国評だ。
 人の口にいとも簡単に戸を立ててしまう国・・・中国。これから、教育や経済面で差別的恩恵制度を見せつける手法などで、時間をかけて香港を完全一国化していくに違いない。香港の民主派市民には思想洗脳という中国共産党の人権抑圧という地獄を覚悟する時代が待っているのだろう。

No.3434 政治家の報酬

2021.06.24

 秩父市議会定例会最終日は幸手市と同じ22日だった。直前の市長選挙で勝利した北堀市長は、数号前のブログでもご紹介した県議時の先輩だが「困窮する市民に寄り添い、ともに乗り越える」として90%の給与減額を選挙公約で訴えた。こうした場合、概ねはパフォーマンスだとして市議会が否決する場合が少なくない。もちろん、自分たちも減額しなければならない雰囲気に襲われるということもあるだろう。
 しかし、秩父市の場合は21名の議員のうち17名が賛成し、反対は共産党議員3名プラス1の4名という結果だった。賛成議員の理由としては「ありえない減額率だが選挙の公約に掲げたことで民意を得る結果となった」と。反対の理由は「常識を疑う。市長は365日24時間行財政運営に対する責任がある。果たしてその激務に耐えられる給料とはとても思えない」うん?この論理、逆手に取るわけではないが、激務に耐えられる額とはいかなる額かと思うのだが・・・。額によっては大志を抱いてなった政治家であってもやる気が失せると言ってるようにも聞こえる。
 この減額は任期いっぱい続くというもので、確かに思い切った減額だが、私は北堀市長の男意気として理解している。3度目の挑戦で、なんとか街を元気回復させたいという思いをこの公約に示したかったのだろうと。確かに政治家とはいえ、誰もが恵まれた経済環境にあるとは限らず、地方議員の場合、生活面と結び付けて報酬を思慮するパターンは多いと思う。というよりは、経済状況にかかわらず、金の持つ魔力に引き寄せられるのは人の常、世の常なのだろう。すべてとは言わないが、国会議員の集金力への飽くなき欲求がそれを示している。
 現実には、地方の小都市の議員報酬では若い人の挑戦者・希望者が出てこないというのが社会問題にもなっているのだ。本職が別にない限り4年間の保証しかなく昇給もほぼ皆無の地方議員に、若者が大志どころか生活設計を描けないのはわかる話だ。そういう意味では、北堀市長の心意気は誰にでも真似できることではない。私が県議に就任した2011年5月のこと、全県議20%報酬カットが前月から行われていた。言うまでもなく3月11日発生の東北大地震に配慮し、当時の自民党ベテラン県議の一声で決まったことだと聞かされた。全国でも速効の決議だったようだ。年額で約250万円程度だったが違和感はなかった。最初の段階就任時からということもあったし、市議時代の報酬の倍近い県議報酬ということもそう感じさせる要因だったと思うが、なにより社会情勢を鑑み、報酬の源である税金を戻すという感覚が優先した。
 今思うのは、そうした災害配慮の先頭に立ってきた県議会が、コロナ対応を理由とした知事の報酬カットにもなかなか同意せず、自らのカットにはまったく意思を示さなかったのはどうしてだろうかと不思議でならない。
 北堀市長の減額幅は、年換算で1370万円にのぼるという。任期までとしてこの4倍だから市の財政面には有効な額であることは間違いない。今後の市政運営において報酬減額をあえて口にすることなく職員や市民と切磋琢磨していってもらうことを信じ、心から応援したいと思う。

No.3433 防犯情報

2021.06.20

 いよいよ本格的に梅雨が到来したようです。蒸し暑くじめじめする陽気に頭がスッキリしなくなるのは誰しも同じかもしれません。が!そういう時こそいろいろな意味で気を引き締めることが必要なのかもしれません。
 幸手市内全域では日々何らかの良からぬ犯罪行為が見られます。数日前には緑台で女子中学生に声掛けして身体に触れたという事件があり、一昨日には、栄で下校中の小学女児に近づき、ランドセルにこれいいなーと言いながら蓋を開けたという事件が発生。これ、女性がその行為者です。
 そして、同じ一昨日18日のことですが、侵入窃盗事件がありました。場所はなんと香日向2丁目です! 家人の留守中に窓ガラスを割り、現金などを持ち去ったというものです。これ、実はブログを書いている私自身が住む地内のことですので、何とも言いようのない不安と憤りに駆られています。個人情報の関係もあり、それ以上のことはわかりえないのですが、よくよく注意することが求められていると思います。コロナの影響で巣ごもり生活を強いられている中、それでもキャリーバッグを転がしながらご夫婦で出かける姿も時折見受けます。犯罪者はどこで様子をうかがっているか・・姿を隠しながら留守宅の存在を嗅ぎつけるのでしょう。防犯対策の基本として補助錠や鍵の周囲に広くフィルムを貼るなどの対策が望まれます。そして、お出かけの際は、財産にかかわる重要な物品はそれなりの処置をするようにしましょう。
 万が一、人のいる家に侵入し、家人に見つかった時にどういった行為に及ぶかという最悪の事態を想定した対策も考えるべき世の中であると、悲しくもあり寂しいことかもしれませんが、そんなことを感じた事件です。
 大宮駅西口のカラオケ店での女性店員監禁事件が36時間経過して犯人逮捕となり、女性の無事も認められました。双方顔見知りでもなんでもないということですから、いわゆる無差別事件だったようです。社会不安が増長していることの現れかもしれません。くれぐれもご注意を!

No.3432 16~64歳市民のワクチン接種

2021.06.19

 ワクチン接種の進展で地球上にようやく安心感が生まれつつありますが、まだまだアフリカや南米、そしてイギリスでは変異株の感染率が高まっているということで、ワクチンがコロナ解決のすべてではないことが示されています。尾身会長の言う通りだということでしょう。これを肝に命じて行動する必要は欠かせないと思います。
 世界がこれほど大変な思いをしているのに、かの趙立堅なる報道官が言うに事欠いて「武漢のウィルス研究所にノーベル賞を与えるべきだ」と発言したという。なんともはや、これほど中国共産党の実態を示すものはないと感じますね。覇権主義、一党独裁、反省とお詫びの無い漢族・・・いろいろな形容詞で評される中国ですが、G7に影響を受けたことへの跳ね返りとはいえ、この言い回しは普通の人感覚では言えることではない。これも指導者からの指示による発言であると考えられ、中国は世界の嫌われ者になることをいとわないということなのだろう。それは金をもって覆すことができるとでも思っているのだろうか。そうであるとすれば、それこそが卑しい思考であるというのに!

 さて、本題に。
 幸手市では、ここのところ順調にワクチン接種が進んでいるということで、全国津々浦々で発生した予約騒動は沈静化しているようです。
 この後、64歳以下16歳までの市民の接種が8月から予定されていますが、それに関する通知計画が次のような内容で予定されています。

1.まもなく、64歳以下16歳までの市民に向けて往復ハガキが発送されます。
2.国が定める優先接種者である基礎疾患のある方および高齢者施設等の従事者には優先予約期間を設定するということで、返信ハガキに回答欄があります。
3.上項の優先接種者以外の方は、返信ハガキで幸手市もしくは幸手市以外での接種するかのどちらかを回答します。
4.接種券は7月に入り、一律に一斉発送の予定ですが、幸手市以外で接種を受けると返信した方には、一律発送より前に接種券が発送されます。それにより幸手市での接種予約は二重予約を防ぐために出来ないことになります。ただし、事情が変わり、幸手市で接種を受けることに変更する場合は別途手続きにより可能になります。
5.予約は混乱を防ぐため、年齢毎に予約開始時期をずらす計画ですので、それに従って予約をするようにしてください。

 幸手市以外の集団接種希望者と、第二の電話パニックに配慮した計画と思われます。
 先日、人口12万のある街の市長と副市長にお話を伺ってきましたが、やはり予約騒動に対する今後の在り方にはかなりの気遣いをしているのが現実です。ただ、市役所まで怒鳴り込んできた市民はいなかったということでした。それは民度の問題でもあるでしょうから、同様のことが起こらないことを願うばかりです。
 まずは幸手市パターンが功を奏するか否か、往復ハガキが届いたら必ず返信ハガキを送り返し、接種券が届いたら年齢ごとの予約を守るようにしましょう。

No.3431 常任委員会から

2021.06.17

 6月議会は例年議案が少なく、補正予算もよほどのことが無い限り一般行政の不足もしくは修正内容が主体になっています。今年度はコロナ支援対策への国や県からの交付金の関係で、ワクチン接種事業等の補正が組まれていますが、これはすべての自治体に通じるもので幸手に限りません。しかし、自治体独自で企画されるものもあり、すでにご案内した農業支援がそれにあたります。
 実は、その時の記載内容に間違いがありましたので、お詫びをし、かつ訂正をお願いしたいと思います。対象となる農業者が1820人、総面積1114㌶としましたが、1320人、1074㌶です。申し訳ありませんでした。

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 さて、文教厚生常任委員会で、共産党海老沼議員の紹介により「国のエネルギー基本計画に関する件」という請願が出されました。内容は添付の通りです。まず趣旨説明と請願項目の説明が紹介議員からありました。それに対して質疑は宮杉議員のみが手を上げ、続いて意見を求められた後、共党党平大平議員と私が、さらにその後に討論となり大平議員が賛成討論をし、反対討論は無く、最後の採決では採択に賛成起立は大平議員一人という結果で淡々とした経過で審議を終了しました。
 請願は基本的に市民から出されるものが多く、なかなか反対する立場は議員にとって厳しい面がありますが、今回も昨年の西消防署存続問題の時と同じく、提出者が香日向の方でした。しかし、主義主張や思想信条、信念といったものがポピュリズムによって変質しては自分自身に嘘をつくことになりますし、賛否には自分に正直な対応をすることが議員の矜持と考えていますので、それに則った意見を述べて採決では反対しました。
 私が発言した意見です。
■汚染水の処理もできずという部分について
 ・IAEAは科学的根拠に基づく海洋放水としている。
 ・問題となるトリチウムは、国の基準の40分1である1リットル1500ベクレルまでにしている。
 ・WHOが飲料水の基準としている7分の1のトリチウム量である。
 ・原発稼働国による海洋放水は処理水として国際社会の通例ともなっており、請願の趣旨にある汚染水と指摘しているのは中国と韓国だけである。
 ・放水は2年後から始め数十年かけて行うものである。
 ・原発廃止、火力発電廃止と唱える願意はわかるが、代替案が具体的に明示されていないのはインフラの問題として説得力に欠ける。
 *汚染水だけならまだしも処理もできずという表現はいかがなものか。
 *原発は温室効果ガスの排出原因ではない。
 *代替エネルギーでも、たとえば太陽光発電は将来的に環境問題視される状況にある。
 といったようなものです。

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