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No.3342 市内循環バスの復活に向けて

2020.11.11

 気持ちの良い秋晴れが続いています。ついつい、どこぞへ出かけようか的意識が出るものの、感染状況が再燃している状況では自粛しかないかという思いも同時進行します。そうは言っても、身体がなまらないようにあれこれ考える日々です。
 今年の場合、日の出が最も遅いのは1月7日(6時50分40秒)、日の入りが最も早いのは12月6日(16時27分53秒)だそうですので、この間は日によって差はあるものの昼間が短い期間ということになります。日照時間が少ないと、なぜか損をした気分になりますが、皆さんはいかがでしょうか。

 昨日の議会全員協議会で、福祉サービス的施策である公共交通システムの新たな考え方が示されました。その概要は路線別発着時刻等々まだ未確定な面もあるので詳細は控えますが、春先に行ったアンケート結果や巷で耳にする市民の声などを参考にした市内循環バスの復活が対象となっています。
 年々免許返納者が増える傾向は、すなわち高齢化により生活の足を自給出来ない社会が進展することを意味しているわけです。100%市民サービスというわけにはいきませんが、それに近い形での行政サービスの実現は必須となるのは当然のことで、多くの自治体で公共交通の形態つくりにアイデアと工夫を凝らしているのが現実です。
 私もこのテーマについては、先進例の紹介や市民の声を届ける目的で、かなり踏み込んだ一般質問を数回していますが、今後更なる調整を進めつつ、より良い公共交通の実現にむけて知恵を集約していただけるものと考えています。