記事一覧

No.2145 香日向小は私たちの心に永久に不滅です!

2012.02.05

アイコン

ファイル 83-2.jpg 昨2月4日、私の住む幸手市香日向地区の香日向小学校で閉校記念式典が行われた。閉校という寂しく悲しい出来事に記念という言葉はどうだろうかと思わないでもないが、やはり記録として念ずると理解するならば、それはそれでということなのだろう。
 バブル期に開発された大型住宅地で、通学区域も同地内に限定されて創立された小学校にとって、来るべき運命だったとは思うものの、我が地域のことであればこそ、なんとも言いようのない寂しさを感じる。

 ご臨席いただいた歴代校長もなつかしい顔、顔、顔で、とくに我が次男の思い出を語ってくれる初代校長のお元気な姿に目が熱くなった。「もう34歳になるくらいでしょう」「ええ、二人の子持ちですよ」「22年はやっぱり長いということですね」「・・・」
 
 この閉校に最後の校長として臨んでいただいた大塚喜美子校長をはじめ、同校22年の歴史をつちかい、子どもたちのためにご尽力いただいたすべての皆様に敬意と感謝を申し上げたいと思います。
 4月から統合される学校に新たに通学することになる子どもたちには、明るく伸び伸びと新学校生活をおくってもらうことを願うばかりだ。

 香日向っ子、ガンバレー!!

 

No.2144 全国第17位の埼玉県

2012.02.01

 県農林部によると、農林水産省が平成22年度分の全国及び都道府県別の農業算出額を公表し、それによると、埼玉県は2004億円で、前年に比べ9億円、0.5%の増加となったそうだ。全国順位はひとつ上がって17位。
 平成17年から22年までの直近5年間の推移では、全国としては減少しているが、埼玉県は増加し、その伸び率は全国1位となっている。

 品目別では、新たに「ゆり」が1位となった結果、全国一が5品目になった。「ねぎ」「ほうれんそう」「さといも」「こまつな」と揃って、白波五人男ならぬ彩の国五品農産品といったところ。埼玉県農業もなかなかやるもんですね。ちなみに、2位には「えだまめ」「かぶ」「チューリップ」に「ブロッコリ」が加わったそうで、埼玉県農業の頑張り度合いがたのもしく感じられるではありませんか。 
 長らく定位置にあった宇都宮の1世帯あたりの餃子購入額全国一が、浜松に抜かれたというニュースがメディアを賑わしている。昨今、このような数値や順位がとりわけマスコミは好んで取り上げる傾向にある。だからというわけではないが、こうした面での競争意識はとても意義深く、大切なことだと思う。 

No.2143 たのもしい青年の群像その2

2012.01.31

 3号前のNo.2140に続いて、幸手の未来をリードする若き群像をご紹介したい。
 新年会、賀詞交歓会といった新春行事に一回生議員として頭も体も整理しきれない中、出席させていただいた場では挨拶も有りということで緊張の連続といった状態が続いている。これはほんと、凄いものがありますが、ベテラン議員に聞くと年々増えるということで、それも有難いことだと思えと。

 昨夜、出席した幸手青年会議所の賀詞交歓会は、先日の商工会青年部とはまた違った雰囲気の中、厳かに、清々しい趣きで開会から式次第が展開された。
基本的に商工会青年部もそうであったが、40歳を会員の上限年齢とする同組織のメンバーの皆さんは、礼儀、礼節といった点においてしっかりとしたけじめを誰もが見せてくれる。これは友情参加していた久喜、加須、春日部の方々も同様であった。メンバーを互いに「くん」呼びするのも特徴的で、これもまた新鮮な感じで気持ちが良い。
 惜しむらくは、その年齢的な部分において社会構造との関係もあって、どこの街でも会員増に苦慮しているという。
 彼らの持ち前の活力で、地域発展、社会奉仕といった面で若い息吹を吹き込んでもらえれば、まだまだ幸手の先は明るいと感じた一夜。

ファイル 81-1.jpg 写真は、いくつかあった余興のひとコマ。若さあふれる増田竜太郎理事長が来賓の商工会青年部の石塚部長手造りによる筆で大文字書きに挑戦したカット。こうしたアイデアも青年経営者の姿として今後への期待感を感じさせてくれるものだ。

No.2142 責任機能マヒ政権

2012.01.31

 寒い! しかし明日からさらに冷え込むとテレビ予報士・・・冷たい感じがしないでもない?? いや、本当に寒いですね。雪の量も半端なものではないようで、東北の被災者の方々の生活はもちろん寒冷地自治体の除雪費用が心配ですね。

 さて、国会情勢が大きく変化しつつある。
 通常国会開会前の昨年末から、野田首相が盛んに「社会保障と税の一体改革」の協議に加わることを野党側に要請し、国民もそれに賛意を示すといった状況がメディアを通じて伝えられていた。つまり、超高齢化社会といっこうに解消されない少子化社会にあっては、消費税増税もやむ無しという意識を国民も共有しつつあることを感じさせた。これには政治的に野田首相の戦略があたったかのように見えた。マニフェストで4年間は上げないとあえて宣言した民主党にその資格はないから解散して国民の信を問えと主張する谷垣自民党に向かい風が吹いたわけだ。
 私はかなり以前から、必要に応じて(そうした話題が生じた際)持論を展開していた。それは、世界における日本の国の現実を見た時、はたして現政権に一日たりとも委ねてはおけないという主張だ。まさに至極単純な論理。今ほどまでに国の評価、価値を貶め、危機感まで感じさせる状況をもたらしたのは稚拙な外交防衛認識しか持たない民主党あってのことだと感じていたからだ。そこに至るまでの鳩山政権から始まった2年あまりの経緯は思い出すのも忍びないほどいろいろ有りすぎた。新防衛大臣の選任およびその御仁の未知識発言にはあいた口がふさがらないといった感じだ。決定的な人材不足をこれほど長期に露呈している政権政党があるだろうか。

 さて、国会情勢の変化である。なんと大震災や原発問題に関わる政府・民主三役会議の会議録を収録保存していなかったという。国家のトップクラスの会議に議事録をとる姿勢がないというのは国民にも失礼な話だが、国際的にも恥ずかしい。
 「トモダチ」と称していち早く被災現地に救援隊を派遣したアメリカはもとより、原発関連では専門機器を送り込んだフランスなど・・・そうした物心両面で海外から緊急支援が寄せられていた時におこなっていた会議の記録を残していないとは、いったいこの政権はどれほど国家運営機能を有しているのか疑いたくなる。「後から作成しても公文書管理法違反にはならない」と言う岡田副総理。「録ってもいないし公開するつもりもない。これからも議事録をとる必要はない」と開き直る輿石幹事長。とんでもないことだ。政治会議の基本は議事録ありきが基本なのは言うまでもない。

 さらに新たな問題が出た。これがまたとんでもないのだ。一体改革を唱え、国民を味方に引き入れようと?していた野田政権が、なんと年金抜本改革の試算状況の公開を渋っているという。一体改革との関連はまさに有りすぎるほどの年金試算なのだから、これまたあきれた話だ。
 理由としてはいろいろ考えられるが、やはり消費増税分の使途が年金を中心とした社会保障にあらずの部分が予定されているからかもしれない。それとも何らかの理由で役人の反発抵抗があったのか?
 会議内容を隠蔽し、肝心かなめの数値的情報の更改に逆行する姿勢を示している現実はまったくもって理解できない。逆行自体、自民党政権に強力に情報公開を求めた過去の言動にも逆行している。

このような国政の実態は世界が知ることにもなるので、日一日と国際的信頼を失い、国よってはますます軽視するといった状況もぬぐえない。再来年の消費増税をめぐって与野党一体化を今しなければならないのか、それをのぞむのか、それとも外交防衛の観点からも解散総選挙を目指すのか・・・私には答えはひとつしか見えないのだ。
 ここに至っては、「解散」という言葉に現実味どころか必要性を感じるのだが、読者のみなさんはいかがお考えでしょうか。

No.2141 圏央道整備の促進を要望

2012.01.24

 今日は、通常国会が始まったばかりの中、圏央道の整備促進に関する要望のため、国交省へ出向いた。まず最初に同省の増田審議官を7名の議員で訪ね、それからしばらく待って(おそらく国会スケジュールの都合)津島恭一大臣政務官と5名の議員が面会し、要望書を手渡した後しばしの歓談をした。
 政務官の対応は、低迷する日本経済の活性化には圏央道という大動脈の完成は欠かせないと、一定の理解を示し、菖蒲=桶川間の買収については、県のさらなる努力をお願いしたいと、進まない最大の要因に対する解決を求めた。

 
 いずれにしても、埼玉県としては、今ある企業の進出意欲が冷え込まないためにも、当初予定の24年度内完成をできる限り目指して、26年度とした変更計画の前倒しを強力にお願いした。
 
 八ツ場ダムでも思うことだが、コンクリートと人はなんでもかんでも切り離せるものではない。別次元で切り離そうとすること自体無理なので、私はこんな感じで反論したい。
 「人の為になるコンクリートもある」
言葉が踊る選挙は、これがマニフェストに関わるものだったがゆえに、騙された側も問題はあるが、有権者を欺いた罪は重い。

No.2140 たのもしい青年の群像

2012.01.19

 もう昨日のことになるが、幸手市商工会青年部の新年会にお招きいただき出席した。当夜はこの会が最終だったので、中締めまでお邪魔することとなったが、大変楽しい会であっという間に時間が過ぎた。
 日頃は、幸手の青年経営者と会話をする場が少ないこともあって楽しみにしていた会だったが、幸手の若者たちの素晴らしさを実感した。

 部会長ごとの挨拶の中で、シンガポールに住む須藤さんという方からのお礼の手紙が披露された。この須藤さんは南三陸町がふる里だそうで、大震災以降ネットで各種情報を知るにいたっている様子らしく、青年部のブログからボランティア活動を知り、感激して礼状を・・・ということのようだ。
 実は、私も昨夏南三陸町で奉仕活動をしてきたことをブログに書いているが11月頃になって須藤さんから礼状をいただいた。このことを青年部に伝えたところ、青年部として厳しいスケジュールをさいて3度も東北の被災地に行き、南三陸町では養殖イカダ用のオモリ袋作りをしたきたという。
 猛暑下での同じ活動を思い出した。

 私自身、会の冒頭でガレキを中心にした被災地復興の話をさせていただいたのだが、彼らはしっかり耳を傾けてくれた感じだった。その後、乾杯のあとはまた元気な若者に戻り、笑いあふれる余興アイデア等々もあったりで、彼ら自身の絆を深めていた。
 若いって素晴らしいと感じるが、それ以上に羨ましくて仕方がない。礼儀正しく、気持ちの良い幸手の青年たちに感心仕切りの夜になったことは言うまでもない。

ページ移動