昨夕の雨風の激しさは、連続的に何かが雨戸にぶつかるなど、ここ最近にないものでした。朝、庭に出たらいろいろな物が倒れたり、飛んできたりしてましたが、実は、県庁舎前の大木が根こそぎ倒れていたのには驚きました。
東北では、またまた雨災害に見舞われており、復興への支障にならないかどうか心配です。仮設住宅が浸水したのには見ていて可哀そうで仕方がありません。
今、10時20分過ぎ・・・本来ですと本議会中のはずですが、議運が長引いており、まだ開会のブザーが鳴らされない状況です。
おっ、今鳴りました。
記事一覧
No.2104 本議会開会前
No.2103 9月定例議会補正予算案
県議会9月定例会に提出される補正予算案の概要が届けられました。
その中に東日本大震災支援がどの程度組み込まれているかという点について、最大の関心が向くわけですが、結果はそれなりの額があてられたと判断できる中身でした。
今後の5年間で必要な復興費用が19兆円とも言われてますので、それとの対比での判断は正解がないといった感じですが、一県としての対応と考えると、まずまずなのかなと思います。
提出予算案の総括として、「東日本大震災による被災者の生活再建支援を確実なものにするための予算措置を講じるなど、当面緊急に対応すべき事業について補正予算を編成した」とされています。
その規模は、
◆一般会計で・・・75億3,235万1千円(累計で1兆7,022億8,078万2千円)
◆主な内容は
・被災者生活再建支援基金・・・・・・・・・・42億2,658万5千円
・被災者支援実施県内市町村への経費支弁・・・3億6,216万8千円
・放射線測定機器の増強・・・・・・・・・・・1億2,393万
・緊急輸送道路の橋梁耐震化や交差点改良・・・14億1,950万円
・被災した社会福祉施設の復旧費用・・・・・・1億2,275万9千円
となっており、約63億円が大震災支援関連予算となっています。
また、上記予算額の財源は、
・国庫支出金・・・・・・・・・・・・・・・・14億2,282万1千円
・繰入金・・・・・・・・・・・・・・・・・・6億8,862万2千円
・県債・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7億2,600万
・地方交付税(特別交付税)・・・・・・・・・40億9,738万6千円
などとなっています。
当選後2度目となる県議会。会期は22日から10月18日までとなっています。
No.2102 幸宮神社例大祭
残暑ならぬ真夏!といった感じですね。独特の蒸し暑さも加わって、いやはや外に出た途端、タオルのお世話に・・・。
ただ、駅頭での挨拶兼チラシ配りは気合も入るので、それほど汗は気になりません。選挙戦での駅立ちとは状況が違うということなのでしょう。
昨日は、幸手市の総鎮守「幸宮神社例大祭」に初めて参列させていただきました。祭礼の儀で宮司様が東日本大震災を悼む言葉を含まれていたのが、大変印象的でした。
本殿での儀が終わったのち、戦没者を祀ってある忠霊塔を参じ、あらためて英霊を慰労する儀がおこなわれました。神聖かつ厳かに流れていく儀式に気持ちが洗われる感じで、祭神国家日本の伝統と精神は永遠だという想いを強くした次第です。
当神社は寛延年間の1740年代に再興され、文久3年の1863年といいますから大政奉還の4年前に再建されております。その後、大正3年に琴平、天神、稲荷の各社が合祀され、その名を幸宮神社と改め、幸手の総鎮守になったということです。
総鎮守の総欅造り本殿は、けっして大きくはありませんが、そうした伝統と由緒を随所に感じさせてくれます。
その昔、大祭ではサーカスや芝居小屋がかかり、神楽の奉納や相撲なども行われ、活動写真なども見られたということです。
それらの歴史的背景等々、当神社のホームペーージから読み知ることができますので、ぜひアクセスしてみてください。
No.2101 民主党は変われるのか!
人は、人が発する言葉や雰囲気で、それまでのイメージをガラッと逆転させることができる。これ自体は、良くもあり、悪くもありだが、政治がパフォーマンスやショーで終わらないためには、有権者自身がしっかり政治、政治家を見定めなければならない。
民主党が16%まで支持率が下がったものの、野田総理誕生とともに64%まで回復した。どじょう演説で民主党に期待感が膨らんだ。たしかに、野田さんの演説の妙が生きたことは間違いないし、それはまたそれで演説は政治家の力の見せ所だからよしとしよう。
ただ党の体質として、ベクトルの異なる主義理念がいくつも介在する民主党ゆえ、新しい内閣が組閣されるたびに、いろいろと考えさせられるものがある。それが、今一信頼感にまではつながらない要因なのだ・・・そう思ってまもなく、鉢呂経産相がわずか9日で辞任。これは、一人の政治家の人格、人間性に関わることとして党の問題を問うものではない。自民党でもたびたびあったことだ。ただ、松本前復興大臣もひどかったが、こういった次元の低い上から目線タイプの議員がいるのも民主党らしい。いわゆる稚拙さがぬぐえないのだ。
さて、私が本当に怒りを感じているのは前原政調会長さんだ。この鉢呂氏の発言には国民のほとんどがとんでもないと感じている状況下で、「魔がさしただけで、任命責任を問われるものではない」とのたもうた。また、これが即座の反応だから熟慮せずの短絡的対応としか考えられない。
野党がこうした発言を問題視するのは政治の常道だ。彼が民主党代表の時、偽メールをでっち上げて自らが代表の座を降りることになった永田メール事件がそれそのものだったではないか。最終的には永田議員の辞職から自殺という経緯を経た後味の悪い事件となったが、この時の前原代表は、手柄一本!といった勢いで永田さんとともに武部さんを攻め立てていたものだ。
しかし、鉢呂氏の発言のひどさは決してかばえるものではない。前原さんは、野田さんを守るために鉢呂氏発言を軽く受け流す戦略で、野党の攻勢に事前ブレーキをかけるつもりだったのだろうが、この問題発言を即座に政局対応で理解することは、そもそも被災地、被災者の感情を無視するものだ。魔がさしたなどとよく言えたものだ。この人は、八ツ場ダムでもあっけらかんと「マニフェストにあるから中止します」と発したが、八ツ場のことを熟知した上での言葉には思えなかった。期待度の高い人だっただけに私も残念でならないが、何か大切なものが欠けた政治家なのかもしれない。
もう一つ・・・党も内閣も代替わりし、菅さんができなかったことを野田さんがやります!ということで、国会が開催されるわけだが、経済問題、復興問題、そして関連する財源問題等々の議論が4日間で足りるわけがない。なぜ4日なのかまったくわからない。慣れない政権運営で、野党の協力をいただきたいと言ってるわりには、採決で強引に4日会期に持ち込むなどは謙虚さもないということか。
そもそも所信表明は美辞麗句が並び具体的方針が示されたものではなかった。
これでは野党も協力しようがない。
さあ、国民の支持率に民主党はどう応えられるのか。
変われるか民主党!
No.2100 浮きウキフェスタ23
暑い土曜日でした。八代小学校の運動会にお招きいただき、挨拶の最中に汗たらたらどころかダラダラ。入場行進を終えたばかりの子どもたちも既に汗だく。その後は・・・やたらと蒸し暑さを体感した1日でした。今もまだ。
さて、一昨年、昨年と権現堂第一公園で開催された「浮きウキフェスタ23」が今年も開催されます。権現堂調整池(行幸湖)の水辺環境の整備、自然再生をめざして幸手市と栗橋地区の皆さんが汗を流して下さっている運動です。
地道な長い道のりを必要とする運動ですが、チャレンジなくしてその可能性すら有り得ないわけですから、この上なく貴重な市民活動と言えます。
よろしければ、是非行ってみてください。そして、実際の運動にふれてご理解いただければなによりです。
そういえば、権現堂公園調整池は、雨水貯留施設として大洪水対策に生かされている池ですが、先の大震災で護岸の一部に損壊が発生しました。
これは当然のこととして、貯留能力を大きく低下させる原因となります。そうしたことから、早期改修が望まれておりましたが、最終的に災害指定として認定され、国の補助金等で改修工事が実施されることになりました。
No.2099 脱党〜入党までの心理はいかに
メディアの取り扱いは、さほどのことではなかったようですが、私にはとても興味深い一人の政治家の選択が小紙面に見られました。
「辻本清美議員が民主党に入党か?」といったものでしたが、これはもう決まったも同然だろうし、よほどのことが無い限り、入党が決まっているのだろうと思います。
どうも政治家のこうした行為には納得がいかないわけですが、1年前の秋に連立を解消した社民党を抜け、今度は野田政権が誕生した途端の民主党入り。
社民党が連立を組んでいた際、国土交通副大臣だった辻本氏は、連立を維持できなかった福島党首に反旗を翻すかのように辞任。今度は、代表交代で支持率が急回復した民主党にわずか1年で鞍替え・・・・これでは政治家の信念、理念はどうなっているのかと思われてもやむを得ないでしょう。反面、今更驚いたり、怒ったりすることでもないと達観される向きもあろうかと思います。
ともあれ、このいきさつに関する裏情報があるわけでもありませんので、この話題は軽く切り上げたほうがよいとは思うのですが、はてさて皆さんはどう思われますか?