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No.2080 感動の幸手夏祭り

2011.07.20

 前号に続いて「素晴らしき幸手」を取り上げたいと思います。

 17日は幸手の夏祭りの最終日。家族3人で18時半頃出かけました。
 写真がうまく撮影出来なかったのが残念ですが、旧町内別に計7基の山車が勇壮感満杯に誇示し合う祭りスタイルは、なんとも表現しようのないほど素晴らしいものです。

ファイル 17-1.jpg 荒宿交差点から商店街を南に歩いている途中、山車が次々と最終地点の中山家具前に向かってくるのですが、それぞれに味わいというか、風情雰囲気が異なり、見ている側をワクワクさせてくれます。
 最終地点で、7基が集合し、最後のエンターテイメントが繰り広げられ、その年の夏祭りが大団円になるわけですが、実は、クライマックスは私たちが見た場面の数十分前にあるんだそうです。
 それは、幸手駅前にすべてが集結し、そこで行われる山車の演技が見応え十分なんだと、出会った既知の方々に教わった次第です。残念なことをしました。来年こそ・・・の気持ちになっています。

ファイル 17-2.jpg 幸手市は豊かな街づくりを目指して、大きなプロジェクトが二つ進捗しています。いずれは、新たな人口流入も視野に、今後気合を入れていくだろうことは想像の範囲ですが、前号で紹介した「ささら獅子舞」にしてもそうですが、古式にのっとる伝統行事を新住民にいかに触れ合うようにさせられるか・・・親近感をもち、毎年の楽しみになれるか・・・多くの見学者で街の祭りがますます賑わうようになればなあと感じます。
 そうした役目が今の私にはあるのかもしれないとも強く感じています。

No.2079 伝統芸能「松石のささら獅子舞」

2011.07.19

ファイル 16-1.jpg 16日、幸手市松石地区に伝わる伝統芸能「ささら獅子舞」を拝見しました。
 素晴らしき幸手の一面を、初めて直接味わうと同時に、この古式豊かな伝統をいつまでも継承していかなければと、強く感じた次第です。

 議員になりたての頃、先輩議員から川崎地区の「石投げ踊り」が継承者の不在で、今は踊り継がれていないことを聞き、この松石地区や千塚地区に伝わる「ささら獅子舞」は、そうした運命をたどらないよう、小学校単位で保存活動にあたるべきではないか、といった一般質問をしたことを思い出しました。

 最も、そうした心配が必要ないほど、当地の保存意識は高いという様子が伺えます。猛暑の中、辛い態勢での踊りが、かなり長い時間にわたり、演者のご苦労は大変なものがありますが、なかに高校生の男子がいると聞いて、伝統が消えることはないと、安堵した次第です。 「ささら獅子舞」万歳!
ファイル 16-2.jpg ファイル 16-3.jpg  

No.2078 埼玉県立がんセンター新病院 

2011.07.19

 過日、埼玉県立がんセンター新病院の起工式がありました。伊奈町の現センターに隣接する地を新病院用地にと地権者の方々が土地提供をしていただけることになって、新たに県民期待の新病院棟が建設されることになったものです。

ファイル 15-1.jpg 現センターは昭和50年の開院で、埼玉県はもとより、日本のがん医療の発展と向上に寄与し、すでに35年が経過しています。
 すでに描かれている実施設計に基づき、今夏から建設が開始、再来年の8月の開院を予定しているということです。
◆建築面積:13,798㎡
◆延べ面積:61,080㎡(本館棟)966㎡(付属棟)
◆高さ構造:48.67m、地下1階、地上11階、鉄筋コンクリート免震構造
◆病床の数:500床
◆手術室12室
◆放射線治療室4室
◆化学療法ベッド60床
◆準集中治療室16床
◆非常用発電機2台、飲料用の井戸水浄化設備

ファイル 15-2.jpg といったような企画で進捗することになっています。
いくら立派な病院であろうとも、本来、お世話にならないように健康維持することが肝要ではありますが、こうした近代的医療施設ができることは、素直に喜ばしく、心強いことは間違いありません。

No.2077 菅総理に早期退陣を求める緊急動議

2011.07.14

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6月県議会は8日が最終日でしたが、たいへん活発な発言が見られました。これは、反市長派の工作が常に前面に出ていた政局中心の陰湿な市議会とはまったく異なり、健康的な感じがするほどでした。
 もっとも、今の市議会はそうした面はひとまず無くなったと聞いておりますが、政権打倒ありきで、前向きな議論も、街づくりも、民意も脇に置いてしまうこれまでから状況が一変したことはけっこうなことだと思います。

 県会では、ヤジにもいくつかの種類があり、共産党議員が発するものでも、笑いを誘うものがあります。事実、共産党議員はヤジ発言のあと、自ら笑っている時もあります。言って見ればほのぼのムードといったところ。以前にもお伝えしたかと思いますが、ヤジはほとんど警告注意をされることはありません。むしろ、議会の活性化になっている感じです。厳しいヤジが飛び交う場面もあるにはありますが。
 また、討論も活発で、他の考え方、理論を耳にすることは真摯に勉強になるといった感じで受け取っています。

 8日の最後の最後で、我が自民党から「菅総理に早期退陣を求める動議」が出されました。幹事長の小島信昭議員によるもので、登壇して趣意説明をしている最中に、民主党議員のヤジが津波のように・・・。ところが、よく聞くと「一緒にやろうよ!」というヤジが混ざる。まさか、事前に民主党に賛意を求めるわけにもいかない決議案ではあるのですが、今の民主党議員にとってみれば、賛成したい面もあるのはわかるところです。かと言って党議拘束という観点から、一地方議会で首班降ろしの動議に賛成することもできずで、苦しい胸の内が感じられるヤジだったというわけです。
 結局、民主党議員は反対討論をして、全員が賛成することはありませんでしたが、討論の中身に菅総理をかばう内容はなく、ひたすら過去の自民党政権の過ちを指摘するだけの苦しいものでした。

 驚いたのは、共産党議員が反対討論までして、菅総理をかばったことでした。私が「志位さんと言っていることが違うよ!」と真正面から発すると、かの女性議員はニヤッと笑いながら発言を続けていました。この議員さん、県議会にあってなかなかユニークな存在感を持つベテラン議員さんなのです。

No.2076 私たちは守られている 

2011.07.10

 前号同様、開会中の七夕の日に、県警本部庁舎と交通管制センターを視察しました。

 本部庁舎は当然と言えば当然ですが、誰でも入館できるというものではないそうで、危機管理防災常任委員会委員になっている同期生の手配により、特別な配慮をいただいた上での1期生の自発的視察でした。9階から下に向かう行程で、どのフロア、部屋にも、他部署とは異なる雰囲気が感じられました。それは、緊張感で張り詰めているといった感じですが、当の職員の皆さんはそれほどでもないのかもしれません。

ファイル 13-1.jpg ただ、110番を受ける部屋は、常に緊迫している様子で、たしかに実際に110番を知らせる緑色のランプが消えることはありませんでした。これは、通報の内容が殺人事件などの重要事件ですと赤いランプになり、室内が緊迫のスクランブル体制になるのだそうです。この部屋は撮影禁止でした。

 当日は訪問の時点で、1180件ほどの受付数になっていました。ちなみに午前0時からの24時間で、1日平均2000件の通報があるそうです。
 勤務体制は8時間勤務の3交代制で、男女性の区別はないそうです。女性職員の中にはママさんもいるそうですから、県民の安心安全を守ってくれていると思うと、頭が下がります。

ファイル 13-2.jpg ファイル 13-3.jpg

その足で、17号沿いにある交通管制センターも視察しました。県内の幹線道路とその現状が一目でわかる壁面は迫力満点。上部には各社の報道ルームがあり、そこから壁面を確認しながらメディアに流すシステムになっています。あとは写真でご確認ください。

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No.2075 セミナー2種

2011.07.10

 開会中後半になって興味深いセミナーが2つ開かれました。

ファイル 12-1.jpg ひとつは、「日本における代替エネルギーの今後について」で、早大本庄の新幹線駅周辺でエコタウン構想の街づくりを進めている新進気鋭の青年が講師でした。理論がこれほどしっかりしていて、わかりやすく、納得性も高いセミナーでした。

 もうひとつは、「放射線問題の基礎」というタイトルで、写真の目次をご覧いただけばおわかりの通り、かなり専門的な内容でした。
ファイル 12-2.jpg 分子、原子、中性子、陽子、元素、核子といったワードからはじまる中身は、正直言って経年劣化が始まっている?私の脳がメルトダウンしそうな感じでした。しかしながら徐々に、今もっとも気になる放射線、放射能、ベクレル、シーベルトといった場面になって目が冴えるといった感じにはなりましたが、しっかりのみ込むことができたかどうかといえば、まったくあやしいものがあります。
 これについては、時間の合間に復習をして、またふれてみたいと思っています。

 

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