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No.2207 子どもに癒される

2012.07.21

 昨日20日で市内の小中学校は1学期が終了し、いよいよ夏休みに入る。自分たちの頃を思い浮かべると、待ち遠しいこととこの上なかった夏休みだったし、その長さも子どもだからこそ、やたらと長く感じたものだ。ただ一つ、与えられた宿題が、夏の楽しさに対抗するように重くのしかかる感じだったと記憶している。しかしそれは、大人になっても常に何かを背負わされている感覚と同じようでもあり、なつかしく思い出される、まさに少年時代の一幕だ。

 子どもたちが元気に通学する姿に接すると、たとえ眠そうな顔であったり、か細い声の挨拶であっても不思議と心が踊る感じがする。しばし、それとはお別れだが、宿題の重荷をクリアしてまたひとつ成長した子どもたちに会えるのを楽しみにしている。