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先に行われた米中トップ会談。どちらが勝ったかなどマスコミの関心に私たちも引き込まれがちだが、この二人の会談のすべてをはっきり言って日本のメディアは知るところではないと思う。ただ、報道のいろいろを見て聞いて感じたのは、いよいよ米中のトップが対等な関係になったかのような感覚を持ったのは事実だ。
しかし、それはやはり錯覚だったようだ。トランプ大統領はディールが大好き、政治もディール優先で、それにより国際関係をアメリカファーストにしたいということと、その為には軍事力も辞さない単純な人間のように理解されている。ところが対中国については少々違うようだ。中国の狡猾さは十分知り尽くしているのだ。晩さん会で中国側の料理には手を付けないとか、貰った土産は盗聴機能などを疑いエアフォースワンには持ち込まなかったという事実は、根本的に中国を信頼していないことの証しだ。
逆にどちらかと言えば習近平のほうが民主主義の世界で育っていないことが原因だと思うが、世界のトップ会談の場で、高市総理と頼台湾総督の批判をトランプにぶちまけたという。
それに対してトランプ大統領は、高市さんはそんな人間ではないと返したという。このやりとりをもってしても習近平の卑しさというか思考の狭さ、懐の浅さがわかるというものだ。この二人の高市総理に対するやり取りの発信元はイギリスメディアだとされているが、日本の自民党政権に対して代々リベラル思想的批判の代表のようなニューヨークタイムズも高市批判どころか高市政権の世界において重要な立場にあると高い評価しているというのだ。私は英字新聞など読まない読めないですから、あくまでもネット報道の話ですがね。
習近平がトランプさんに、高市さんの言い付け口をするという図式は、国賓級で迎えた相手に他国のトップ批判を告げて気を引こうとしたわけで、外交そのものの冒涜に近いと私は思います。ホルムズ海峡の管理はわが国がするというイランの思考も習近平がトランプとの会談では出すことも出来ない考えを、イランに伝えているとしか思えません。
習近平は台湾どころか、日本に対しても思考そのものに余裕がなく、軍国主義の復活は許さないと強気な姿勢を崩さない。約束を守らず平気で嘘を言う人物が世界を動かす図式がいいはずはない。
それに引き換え、高市総理は融和外交を進め、そこにはしっかりとしたディールの図式があり、それを相手国も友好的に対応しているのが素晴らしいではないですか。
それにしても、つくづく岡田克也氏の執拗な台湾有事質疑は国賊に近いものがありました。また、全く別の話ですが、青山繁晴氏によると国旗損壊罪に関する法整備に対して審査会で反対したのは岩屋毅一人だけだったといいます。党内リベラルの存在に頭の痛い高市政権ですが、そんな悩みはひた隠しにしてじわじわとやるべきことを進めている点はたくましいと感じます。GWのベトナム・オーストラリア外交は相手選択からして考え抜いたと思います。
毎日新聞が昨日、高市政権の支持率は50%で過去最低になったと報じましたが、他は低くても61%ですから、そこまでして政権を貶めたいということは日本を貶めたいということとしか思えませんね。