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No.2151 和太鼓に感動!

2012.02.20

 幸手和太鼓保存会によるオープン教室発表会が北公民館で開催され、打楽器が大好きな私なもので、見学させていただきました。
 素晴らしいの一言でした!

 いわゆる個人的にはドラミングに心地よさを覚えるタイプなのですが、目の前で聴く和太鼓、しかも曲によっては32名でのアンサンブルもあり、これはもうそんなレベルではなく、体全体が揺れる感じです。地響き、地鳴りといったものが下からズンズンくるので体全体で聴くといった感じで、それがまた和太鼓の迫力であり、見せ所なんだということが理解できました。

 体のまだきゃしゃな小学生から幅広い年齢の演者の皆さんの演奏についつい見とれてしまいましたが、女性が多いのに驚きました。この女性の中には厳しい稽古をしのばせるバチさばきを見せる人もあり、無料で見られることが不思議なほど素晴らしい演奏会でした。

No.2150 じっくりご静養ください!

2012.02.20

 天皇陛下の手術が無事終了しました。本当によかった! 世界の医学界も注目していたということですが、天野先生をはじめ立ち会った皆さんの想像以上のプレッシャーの中での執刀に敬意を表します。
 3月11日の慰霊祭に出席のご意思が強い陛下のようですが、まずはじっくりご静養に専念されて欲しいというのが国民の総意ではないでしょうか。
 その上で、皇后陛下と共にお元気な姿をお見せいただくことは、この上なく国民にとって喜ばしいことです。
 順調にご回復されますことを願うばかりです。

No.2149 陛下の手術ご成功をお祈りします!

2012.02.18

今日2月18日、天皇陛下の心臓冠動脈バイパス手術が行われるということです。手術症例が少なくはないということですが、ご高齢ということもあってさぞや皇后陛下も御心配なこととお察しいたします。
 1年以上前から心臓に異変を感じられていたということですが、にもかかわらず7週連続で東北被災地を見舞われるなど、被災者に大きな勇気と慰労を与えてくださった天皇陛下。

 朝9時半には手術室に入られ、順調であれば午後3時過ぎに手術室をお出になられるということです。
 皇居や京都御所など各地で御回復を願う記帳が行われているようですが、国民の気持ちはひとつ。まさに国民の絆の大切さを、御先頭に立たれて私たちに示してくださった天皇陛下に、謹んで御健康を取り戻されますことをお祈りいたします。

No.2148 久方ぶりに閑話休題

2012.02.16

 今、議事堂内会派控室です。本議会中と異なり少々ゆとりのある昼休みということでブログ書き込みをと思った次第です。

 前号に対していろいろなご意見をいただいております。文中にあるように、維新塾や橋下大阪市長について思うことは後日またと思っております。前号では書かなかったこと、もちろん賛同する面もあるし、問題を感じる部分も含めて総じて私なりの考え方をお伝えしたいと考えています。

 ということで閑話休題ですが、実は、先月初めに朝事務所に行く途中の幸手駅付近で我が車の目の前を日ごろ見かけない生き物が右から左へチョロチョロと通り過ぎていきました。褐色で尾が長くフサフサした四足で、すぐにイタチと理解できました。駅近のことですから驚きました。
 話はこれだけではないのです。
 さらに・・・おとといのことです。駅に向かう同じルートで前回よりはかなり手前の住宅地でしたが、そうですね20キロ程度で走行中のこと、今度は左から右にイタチとは異なる哺乳類が悠然と横切るではありませんか。道路幅がさほどない場所ですので、時間はあっと言う間でしたが、グレーと黒のツートンカラーの四足はまさしくラスカルのようでした。いやいやアライグマでした。

 いるんですねー。全国的に増えている害獣として問題視されているアライグマがまさか街のど真ん中にいるとは。アライグマは、強さレベルでタヌキの上に位置づけられているそうですが、いくらなんでも里山の出来事という認識が強かったもので、動物園で見るべき動物が市中目の前に登場するとは・・・。

 問題は増殖してないかどうかということですが、朝のゴミ出しもカラス対策だけでは足りなくなるのではないかとすこーし心配しています。
 イタチだけならともかくアライグマまでとなると、この二者間生存競争ごときものが発生する可能性があるやなしや。
 ともあれ、いろいろな意味でのどかなようでいて、笑っていられなくなる状況が来ないことを願うばかりです。
 さて、閑話休題になったかどうか?

No.2147 危険なマスコミの動き

2012.02.13

 書き込みの間が空きすぎました。アクセスいただいた皆様にお詫びします。
 
 さて、今回のタイトルはたまたまなのだが、たった今、傍長寿ニュース番組を見て感じたことを題材にした。
 今夜は、大阪維新の会への応募と、その取り扱いやら今後の国政進出への考え方等々について、橋下大阪市長のインタビューを中心に特集していた。例によって、政治関連で一方的な感情的日和見発言の多いキャスターが、またまたといった様相になっていたもので、ある意味、怒りの書き込みといった感じかもしれませんが、その点ご容赦願います。
 前もって断っておきたいのは、国民感情を煽ることさえ不可能ではない人気キャスターが、個人的か局の姿勢かは別にして、特定政党や政治家を喧伝する結果になるような報道は差し控えるべきだと私は感じている。
 今の日本の政治が劣化した原因はマスコミにもあると感じているからだ。

 この番組(別のキー局の朝番組もそうですが)は、2年5ヶ月前に政権が交代した際に、その交代劇に影響力があったとまで言われる番組だ。たしかに、毎日のように偏向報道に徹していたことを記憶している方も多いと思う。
 その結果はどうか? 責任や反省といったものはおよそ感じられない。

 維新塾や橋下市長個人論などは後日しっかり私見を述べたいと思っているが、今の時代に明治維新の英傑たちにたとえることができる人などいないと思っている。そもそも背景の時代が異なり、文明文化が決定的に違う時代に、足で江戸と九州を往復した人たちと同様に考えられる政治家などいないと考えるべきだ。
 「船中八策」を持ち出し、坂本龍馬気どりというか、マスコミがそうした雰囲気を煽っている状況に危機感すらおぼえる。なぜなら、首相公選制は政治的な制度疲労をした日本にあって興味はある。しかし、それを真っ先に口にする、つまりそれが日本を良くすると断言してはばからない橋下氏は、いったい誰がそれにふさわしいと考えているのだろうか。やはり自分しかないはずだ。

 彼のエキセントリックな発信力が万が一国民受けしたら日本はどうなるのか。いいことばかりが待っているはずはないのだ。
 ところが、またまた選挙への影響力を持つマスコミが、その手助けをするかのような姿が見え始めた。マスコミを利用する橋下氏がやり手なのか、橋下氏に誘導されるマスコミが情けないのか、現段階で感じることと断っておくが、どういった国政運営指針かの方針もしめされず、実態もあきからでない小地方政党に応募した人もいかがなものかと思う。冷静さに欠け、新しいものに飛びつくようでは、それもまた心もとないと感じるのだが・・・。
 有権者も過去のブーム選挙に学ぶべきものがあるが、政治の世界に入りたい、もしくは今の身を守りたいという政治志向の御仁たちに節操がないのも考え物だ。
 芸能界と同じとは言わないが、東京に対する大阪、東日本対西日本といった図式と評するマスコミもあるが、今のところはそのレベルかもしれない。ただ、国政がひどすぎるから期待感が盛り上がってしまうこともあるのだろう。

 自民党に飽き、入れ込んだ民主党に愛想を尽かし、それでも飽き足らず、今度は大阪維新の会というのでは、あまりにもマスコミも軽い。
 少なくとも有権者は、しっかりと社会福祉、外交、防衛、経済といった日本の軌道修正を念じて候補者選びをしないと日本はどこへ行くか・・・ということではないだろうか。
 この関係は長くなるので、またいつか。
 失礼しました。

N0.2146 GKB47

2012.02.07

 掲題の5文字、何を意味するものだと思われますか。

 昨日、参議院予算委員会で与党民主党の若手議員がおこなった質疑の対象となったこのフレーズ。
 「ゲートキーパー・ベーシック47」と訳すのだそうだが、実は自殺防止対策キャンペーンのメインキャッチに選定され、まもなくお披露目される予定になっているフレーズだという。

「あなたもGKB47宣言!」 
 つまり「元気をなくしている人や悩んでいる人を支援し、見守る人達によって自殺者の発生を防止する運動を47都道府県で実施しよう」といった主旨の内容らしく、それがレコード大賞を獲得するなど、今の芸能界でトップを走るAKB48にあやかってネーミングしたようなのだ。ところが、GKBは若者の間でゴキブリを意味する隠語で使われているらしい。

 これに対して、民主党の松浦大悟議員はこの運動の担当である岡田副総理に見直しをすべきだと思うがどうかといった質疑を繰り出した。
 ラジオで聴いていただけでも、その切実な訴えは納得できるもので、煮え切らいない答弁に場内からは自民党だけでなく与党議員からもヤジが飛び、石井委員長が何ども静止していた。その際「今松浦議員が発言している内容は、大変重たいものです。静粛に願います。またこれについては委員長の立場においても見直しができるものかどうか至急協議していただくよう求めておきます」といった例外的な発言もなされたほど。

 岡田副総理の発言からは、この政治家も従来の慣習にしばられた政党政治優先で、人道的な精神を前面に発揮する人ではないなあと感じた次第。
その発言は「松浦議員のおっしゃることは理解できるが、まずは与党内で協議するべき問題だ。事実は、すでに印刷物等々も準備態勢に入っている段階だ」と答弁。要するに、もはや修正は難しいというものだ。

 日本の政治は縦社会の激しい政党政治で、政権与党に所属する議員が国民周知のテレビ国会で総理や大臣、いわゆる親分、先輩の議員に意見するなど、およそ考えられないことだ。
 だからこそ、岡田さんは与党内で議論するべきだと主張している。しかし、この政党政治のルールを守る形で、国民が見ることのできない党内会議の場で松浦議員が意見提案したとしても、おそらくその場でつぶされるはずだ。この素晴らしい意見は陽の目を見なかっただろう。その選択をあえてしなかった松浦議員の切実さにつながる根性を見いだせるし、この松浦提案を重く受け止める姿勢なく、自らの立場保全に党議ルールを持ち出す、小さな副総理を見る。

 野田総理は「私もはじめて聞いた時、違和感を感じた。見直せるかどうか検討したい」と答弁。せいぜいこの位の答弁は欲しいところだ。
 しかし、総理も違和感を感じた時点でどうして立ち止まらせることができなかったのだろうか? そうさせない裏の力があるのならそれは何だ? 
私ならそこまで突っ込みたいが、政党に所属しているとなかなか自らの党に対する問題点を公に口することのできない難しさがある。さりとて無所属では議員としての力は発揮できないのも事実だ。こうした政治慣習に立ち向かった松浦議員はなかなかのものだ。

 時流に乗ることは、事によりいけないとは言わないが、命に関わることに対して言葉の遊びの行き過ぎは慎むべきだろう。マニフェストに実行性が失せつつある現代政治と理解はしているものの、選挙目当ての口約束程度のマニフェストが横行する状況においては、引き返すべきは引き返す政治が求められていると思えてならない。もっとも、これを有権者が見抜けなければいつまでたっても・・・なのだが。
 それはさておき、GKB47に対する謙虚な対応を望む。
 

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