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No.2470 幸手市公民館まつり

2014.03.03

 世界を見ると暗い事件ばかりです。総じて人間の野次馬根性は明るいニュースよりはダークなニュースに気が惹かれがちですから、メディアもどちらかというと、ダーク優先、ダーク大見出しになりがちです。

 さて、今日はひな祭りですね。いや、それがなんだというほど書き込む材料があるわけではないのですが・・・・。 

 2日は、幸手市公民館まつりが開催され、日頃、市内の公民館で活動されている団体が北公民館にあつまり、成果の一端を披露してくれました。展示物は中央公民館に集結したそうですが、残念ながらそちらは拝見叶いませんでした。
 この会も33回目の歴史を重ねていますが、役員さんの話では若い人たちの参加が大方の団体で少ないというのが心配だとか。今の日本では、ありとあらゆる事象において、少子高齢化の影響が最大の問題であることは仕方のないことです。幸手市でも2040年には人口が3万人台に落ち込むとの予測がされているくらいですから。
 

 ともあれ、趣味の向上、文化継承、健康保持などいろいろ活動の利点目指して、ますます元気に活動の絆を深めていただきたいものです。写真左はハワイアンの「ザランド・シアーズ」 右が「女声合唱団水脈」の皆さんです。綺麗な歌声でした。「花は咲く」私もしっかり歌わせていただきました。
 他にも日本舞踊、奇術、フラダンス、ハーモニカなど各種団体の皆さんが会場を賑わせてくれました。全部観れなかったのが残念です。

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No.2469 案の定、右傾化だと! 

2014.03.03

 アンネ傷害事件は、その後手口の荒っぽさが報道されています。がしかし、2日の埼玉新聞では、この犯罪に関する世界のあちらこちらの感想と称する内容が掲載されていました。
 要するに、私が希有していたように「日本の右傾化を感じ、案ずる」といった評価を諸外国が持ち始めたというものです。この信憑性がいかほどのものかはわかりませんが、この犯罪は、安倍政権の右傾化に乗るように国民の間にもそうした思考が広まりつつある証拠だといった感じなのでしょう。 
 もっとも、埼玉に限らず、朝日などはそうして安倍政権の支持率が下がることを待ち望んでいるメディアですからね。日本の政治をそんなに混迷させたいのでしょうか。たびたび総選挙をする無駄を考えないのでしょうか。再編された野党が日本を引っ張っていくようにしたいのでしょうか。

 つまりは、この犯罪はナチスを人権の敵としてではなく、その所業を認める日本人が増えていて、そういった連中による犯罪だと言いたいようです。
アメリカでは、200万人に及ぶ韓国移民によって反日運動が盛んに繰り返され、複数の街で、そのロビー活動をまともに受ける議会がでています。
 結果は慰安婦像が建てられたり、日本海に別表記で東海とすることが決められたりしているのです。しかし、多くのアメリカ議会の議員は戦争を知らない年齢層なわけですし、原爆や東京裁判などとの関係で、日本が最大の戦争犯罪国でい続けることはアメリカにとっての歴史的国益につながることですので、そこにこのロビー活動が効果を発揮する所以があるわけです。
 嘘も繰り返せば真実になってしまう見本ではないかということです。

 
 しかし、今のパククネ大統領の日本に対する非友好的外交には落とし穴が待っているのではないかと感じるのです。悪口というのは、そうそう長続きしませんよ。
この大統領がなぜ日本に対してこうした態度を取り続けるのか大方は理解の範囲でしょう。韓国ではやめた大統領の多くが犯罪者として裁かれる道をたどっていることもありますし、なにより竹島問題で日本と仲良くしようものなら支持率の急低下はまぬがれません。
 さて、私は何が言いたいかというと、冷静に、客観的に判断して各種観点から、今回のアンネ傷害事件は日本人の仕業ではないと信じて疑わないということです。

No.2468 アンネ傷害事件

2014.02.24

 質の悪い、悪意に満ちた犯罪が頻発しているという。都内公立図書館での「アンネの日記」を傷つける行為だ。すでに杉並区の120冊を筆頭に300冊を超える数にのぼっているというのだ。
 私はこれを「アンネ傷害事件」と名付けることにした。
 いったい誰が? 

 日本人でナチスを認める人がどれほどいるだろうか! 世界は一様に、憎むべきドイツ政治の歴史の一面という認識を持っているはずだ。もちろん、ネオナチといったようなナチス賛美運動もまだあるにはあるが、日本ではおよそ「アンネの日記」は好まれて中高を対象に読まれてきた本だ。高校一年時だったと思うが、劇団民藝による遠征公演を体育館で観た記憶がある。アンネを演じていたのは、たしか日色ともゑさんだったかと思う。
 皆総じて、アンネ一家の悲劇に涙を誘われ、ナチスへの怒りを覚える実話。それが「アンネの日記」に対する認識だ。
 
 そしてこんなこともある。今や日本人の慈悲と思いやりの精神を誇る出来事として、リトアニア脱出に6,000人といわれるユダヤ人に職務違反を承知でビザを発給した当時のリトアニア領事代理の杉原千畝さんがいる。ウラジオストック総領事代理としてそれを受け入れた根井三郎さんもしかり。それらの経緯を経た結果、ユダヤ難民に手厚い保護をした外務大臣松岡洋右も。宗教問題でヨーロッパでは落ち着く場のないユダヤ人に温かいリレーの手を差しのべたのが日本人なのだ。
 ヒトラーによるユダヤ迫害、大量殺戮は広島、長崎と並ぶ人類最大の人命破壊行為と評価するべき対象と、すべての日本人は理解しているはずだ。 
 そんな日本人が、愛すべきアンネを傷つけるだろうか! 戦後長く語り継がれ、読まれ続けてきたアンネが傷つけられることなどなかったはずだ。それが今なぜ?

 こうも思う。この犯罪行為は単独ではなく、組織的犯行としか考えられない。なぜなら都内を広く、集中的に、おそらく300冊よりまだまだ多い数の書籍破壊を実行しているのだ。政治的な匂いがかなりする計画的犯罪であるとの推理は当たるとも遠からじだろう。だからこそ、尚更日本人が犯人だとは思えないではないか。
 では、日本がナチスを礼賛し、まさに彼ら?曰く、70年前の戦争至上国家に逆戻りしているとの評判に結びつけたいとするのはいったい?
 さあ、それがどこかとまでの推測は言わずにおくが、賢明な読者の皆さんはすでにお分かりのことと思う。
 あえて言えば、これが日本を貶めるロビー活動とした場合、当該国にまで入り込んでの犯罪行為に至る実態は大きな国際問題だ。けっして許せるものではない。アンネを再び辛い思いにさせる行為としても悲しい。
 アンネが泣いている!
 

No.2467 国会の葬式???

2014.02.24

 特定秘密保護法をテーマに安倍政権倒壊を目論む敵対政治屋たちが、まるで中韓が考え実行するような馬鹿げた儀式を挙行した。
 その「国会の葬式」の首謀者は、小沢一郎氏。一昨年の衆議院選挙で、自らの政治生命が絶たれたともマスコミに評された小沢さんだが、いやはや底意地の悪いことをよくも考えるものだ。

 小沢氏の側近中の側近、平野貞夫元参議院議員がその「葬式」で弔辞を読んだという。「特定秘密保護法成立は議会政治の自殺だ。行政権力が拡大解釈して運用でき、人間の生存権に干渉する」という内容だ。
 そんな大義などまったく志向していないのは国会論戦を聴いていてもわかるのだが、そういった意味において、恐ろしいほどに拡大解釈しているのは小沢氏自身だ。ここまでの表現がよく出来るものだと思う。運用できると考える事自体ナンセンス。今、この法律に過剰反応している人々は、日本を守るという根本を理解せず、個人的利害や戦争賛美に無理に結びつけ、反対しているかのようだ。一般国民は「あの小説家が言っているのだから」と引きづられる実態もあるのだろう。
 著名小説家、有名芸能人、コメンテーターといったところがこぞって過敏な反応を示しているこの法律を、小沢氏が政権をぐらつかせる材料に利用しようとしているのはあきらかで、著名人が賛同し、小沢氏に同調する動きを政権打倒のうねりに結びつけようとの画策だろうと感じる。
 

 もっとも参集したのはわずか150人ほどで、大きなうねりなどにはなることもないと思うが、国会議事堂の写真を飾った祭壇を設営し、「国会の葬式」を実演したというのだから、自身国会議員という立場を加味すれば、国会議員の風上にもおけない行為ではないだろうか。まさに議員失格を自ら標榜しているとしか考えられない。そう考えると、議員としての葬式を実行し、議員を返上すべきは小沢氏自身だろう。

 氏曰く「日本の議会政治は危機的状況だ」と・・。くどいようだが、「私の議員生命は危機的状況だ」と読み替得るべきだろう。引退をお進めしたいほどのあがき! それが今回の「国会の葬式」ではないかと思う。
 今、国を立て直す途上で、間違いなく中韓朝を除く他の世界各国から期待の目を注がれている自民党安倍政権は、多くの人がよくやっているという評価を与えている。それは小沢氏が率いていたころも含む民主党政権によって、対外的な国家威信が落ちるところまで落ちた日本を、骨のある国家に取り戻そうとする政権運営がはっきり読み取れるからだと思う。
 

 しかし、こんな馬鹿げたというか下種な運動を丁寧に紹介する報道機関の真意はどこにあるのだろうか? もっと伝えるべき国および国民にとって大切なことがあるだろうと思うのだが・・・。というのは、必ずしも小沢氏ならびにこの儀式を批判の対象としているようには感じられない。どちらかというと保護法の批判に結びつけたいのではないかと感じる文体なのだ。
 本来は、報道機関もまとまって自虐的報道や安倍政権打倒報道から脱皮するべきなのだ。そして、日本を悪の枢軸国に貶めるために、組織的ロビー活動を世界に拡大化している中韓の実態などをより詳細に伝え、国を、政治を支えるべきではないかと思うのだが、日本ではそうならないのが残念だ。

 韓国を代表するロビー活動のわかりやすい例が、国のトップが訪ねる国ごとに日本の批判をするという「告げ口外交」だ。安倍首相が国を守るためにとはいえ、中韓の批判をそうそうは発言していないではないか。倫理感、正義感、そして紳士的な姿勢で対応している。それでいて過去の民主党や小沢氏のように擦り寄る弱さは見せていない。
 しかしながら、日本を応援するのではなく、中韓を応援するような報道が多すぎる。実は、こうした報道機関自体にも中韓のロビー策謀があるとも言う。某テレビ局などでは番組政策トップの多くが在日で占められているというのだ。長年の培いによるロビー活動の実態だろう。
 私は次号で取り上げる予定の、都内公立図書館でのアンネの日記を破る暴挙もこのロビー活動の醜い裏側だと思っている。

 そうそう、私はしばらく前に小沢氏のことはもう取り上げることもないだろうと書いた記憶があるがまた書いてしまった。あまりにも馬鹿馬鹿しい稚拙な行為にこの政治家が日本のトップリーダーにならなくてよかったと再確認した。

No.2466 229億円

2014.02.22

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 すでに日が変わって2月22日。あっという間に月日が過ぎていく感じです。

 今日のタイトル・・・昨日時点での大雪被害状況の金額換算の数値です。
もちろん、これは埼玉県内でのもので、当初22億円と推定した数字が5日経過して10倍に膨れ上がったわけです。私が前号で100億前後にはなると推測した数値をはるかに上回ってしまいました。
◆作物被害(野菜、果樹、花植木、畜産、きのこ、その他麦など)
 これが108億円
◆施設被害(パイプハウス、鉄骨ハウス、ガラスハウス、畜舎など)
 これは121億円
◆その他、揚水機場など農業用施設、市場施設等)
 換算不確定

 といったところですが、きゅうりだけで29億円と群をぬいて多く、突出しています。そしてハウスはすべて合算すると101.5億円という巨額で、今回の被害の深刻さがここにあります。つまり、廃業するかどうかの追い込まれた瀬戸際となっているのがこのハウスの復活の有無に拘る。金利は県と市町村が負担する予定の緊急融資もすでに返済途中の農家が多くては、はたしてどれほどの即効性があるのかと思えてならないのです。
 積雪1メートルを想定したハウス造りとなると、これまでとは根本的になにもかも規格が異なるはずです。実際に同僚県議に聞いたところでは、モチベーションは大方の農家でかなりの低下が感じられるそうです。畜産農家は数は少ないのですが、もっと悲惨な面があるようです。

 実は、野菜被害額には県最大のブランドである深谷ネギが雪が無くならないと実態がつかめないということで、上の数値からはずれています。これが判明するとどうなるか・・・。
 埼玉県としては、雪に対する考え方が甘かったうんぬん以上に、観測史上最高の雪量ですから想定外の自然災害に戸惑っているというのが実態です。
 聞くところでは、「とちおとめ」ブランドが全国規模の栃木県では、破損したイチゴハウスの撤去費用を全額県が負担するそうです。不確定情報ですからなんとも言えませんが、撤去だけでも救われるでしょう。

 2月22日・・・64歳になりました。歳とともに喜びもスモール化していますが、今回はその小さい喜びも更に半減しています。

No.2465 観測史上最高に良いことはなし!

2014.02.19

 今朝の空を見ているととても観測史上最高の雪を落とした空には感じられない、風もない穏やかな空だ。
 いわゆる甲信越地方に降った雪は、時間の経過とともに実質上甚大な被害となりそうだ。埼玉県でも秩父市の260世帯をはじめ、8市町村に579世帯の孤立集落が出ているという。物資不足等緊急支援がジェットヘリなどで行われているが、雪の怖さが尋常ではないということが、観測史上最高というカンムリがつく被害で判明した。

 
 昨日の報道では22億円の農産物被害を想定していたが、実際は100億前後に届くのではないかと推測する・・・県議として不謹慎な予測と怒られるかもしれないが、逆に多目の予測をすることで、救援活動も速やかなるのではないかと思えてならない。いろいろあったようだが、自衛隊も出動したようだ。新聞は批判の報道も伝えるが、そういったことを言ってる場合か!
 どんな時にも批判を優先する新聞に辟易する。

 埼玉県は埼玉県としてできる限りのことを迅速にするべきだと思う。農家は日頃から疲れきった中での農作業にあたっている。天候次第で豊作にもなる。天は、太陽は恵みの神様。だからこそ、空に、天候に裏切られた時の厭世観は、一般には理解しきれないはずだ。土地持ちで羨ましいと思われる部分もあるが、それによる悩みも少くなくないという。経営はけっして楽ではない。
 ともあれ、今は時間との勝負! 緊急融資の話も出ているが、融資などひと時の精神安定剤でしかないと思う。そもそも農機具、農機械の購入で借金を抱えている農家のほうが圧倒的に多いはずなのだ。金利がいかに低かろうが、返すものは返すのだ。被害に遭った農家の生産意欲、モチベーションが下がっては我々庶民の食卓にも拘ることだ。後継者不足で悩む農家がこれで廃業などとなっては悲し過ぎる。
 これだけ広範囲の雪害なのだから、国も各県もできる限り緊急の補助金給付を考慮すべきではないかと思うが、いかがなものだろうか。そのためにできることがあれば、県会議員としてなんでもするし、したい。いや、しなければならないと思っている。
 今日から、2月定例会が始まる。
 

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