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No.3712 バス路線廃止について

2023.05.11

 夏日があるかと思えば、朝晩の気温低下は暖房無しでは身体にこたえるここ数日の陽気の中、幸手市民としてはまた鳥肌が立つような辛く、寂しいニュースが配信されました。
 幸手市民が主に利用する駅は、幸手駅と杉戸高野台駅が主体で、南栗橋駅と東部動物公園駅も一部市民の利用駅となっています。今回、その主体的に利用されている2つの駅を結ぶ朝日バスの定期バス路線が本年12月末日をもって廃止されることになってしまいました。

https://www.asahibus.jp/news/554.html

 実は、かなり前(1年以上でしょうか)から、この話は耳にしていましたが、市がこの話を受けた場合に、どのような対応をするかが関心事でした。というのは、香日向バスが廃止になる話が持ち上がった時、路線継続の提案要望で朝日バスに出向いたのですが、その時言われたのが次の内容です。
「当社でも廃止を考えている路線があります。今、その路線も利用者が少なくなって赤字運行が続いているので、行政さんが資金援助でもしてくれない限り廃止の方向性はやむを得ないのです。そういう状況ですから廃止される路線を受け継ぐということはとても難しいと思います」
 その時廃止を考えているというのが、今回発表の路線かどうかの確認は出来ませんでしたが、それから間もなく幸手市にはその連絡が伝えられたものと思います。
 街の顔である駅を結ぶ通勤通学路線が無くなることへの衝撃は小さくありません。栄団地、緑台地区等の市民にとって今後の対応を憂慮されるところですが、香日向の現状は分譲から約18年間そうであったように、私用車による送迎や自転車利用に戻っているのが現状です。
 それ以上に問題なのは、高齢者の生活必需としての足の確保の問題でしょう。買い物や病院通いは、全国の地方自治体すべてが抱える高齢者対策として無関心ではいられない社会問題です。
 前号では大成グループの明るい話をお届けしましたが、さて、この問題どうしたものか。

No.3711 次世代技術研究所が幸手市に!

2023.05.09

 これほどの朗報があるだろうか!
 と思いつつ、ぬか喜びにならぬよう心して今後を見つめたいとは思いますが、幸手市にとってビッグニュースと思える内容を、その当事者である大成建設グループが報じています。まさに昨日5月8日付けでの企業発信ですから、新鮮味かつ関心度100%のニュースであることは間違いありません。

 このような先端技術研究が幸手市で始まるということは、その頭脳の集積と共に視察等々での来訪者も増えることになるでしょう。
 なお、この研究所の建設地は幸手中央産業団地内の一角ということです。
 なにより、地球の環境問題最大の関心事となっているゼロカーボンシティーとして話題沸騰ということも夢ではありません。先に全農が発表した夢ファーム幸手という最先端のアグリカルチャーシティー構想も合わせ、アド街ック天国で味わった寂寥感を払拭するニュースではありませんか。
 ぜひ下記URLからご確認ください。本文ページも添付しました。

https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2023/230508_9508.html

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No.3710 スマホのリスク考えよう!

2023.05.09

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 今月、広報さってと一緒に配布された議会だよりをご覧いただきましたか。
 議員の一般質問のところで、私が3月議会で質問・提案したスマホが子どもに与える影響について、学校現場も何らかの対応が必要ではないかとしたものですが、その現象を戒める書籍が発刊されています。この種の本は珍しいというものでもないのですが、確かな社会現象として、このリスクは日に日に大きく取り上げられています。このリスクを軽くみているととんでもない家庭内現象まで発生するのではないかと思います。余計な危惧かもしれないと思いつつ、この予感は的を得ていると感じるのです。

ファイル 1641-1.jpg 私も早速購入して読みましたが、現代スマホ事情の社会に与える影響に身震いを覚えるほどです。いや、けっして大袈裟ではなく、身体特に脳を主体に学力だけでなく、人としての衰えをもたらすツールだということを確認した感じです。
 子ども達がどれほどスマホに侵されているかのレベルによって、今後数年、数十年後の国際状況にも影響するかもしれません。国力を上げるも下げるも、スマホ次第とまでは言いませんが、スマホの楽しさ便利さに酔うほどに確実に国力は落ちると言えるかもしれません。

No.3709 コイと凧

2023.05.05

 GWの埼玉名物と言えば、加須の鯉のぼりと春日部(庄和の)の大凧でしょうか。
 3日は午前と午後の2度にわたり風に泳ぐ100mの鯉のぼりに観客の大声援があがったそうです。そして今日5日は、100畳の大凧が風に乗った迄はよかったが、突風にあおられて近くの民家に落ち、民家の屋根に穴をあけてしまったとか。いずれにしても、ニュースになる名物イベントがあることに羨ましいという気持ちを隠せません。
 成功するも失敗するも、その伝統行事に真剣に取り組む地元の方々の愛情が注がれていることが原点にあり、毎年のこととしてチャレンジすることでの生きがいが人と人をつないでいると感じるのです。

 例えば、青森のねぷたでも街を練り歩くねぷたに一喜一憂する観客の裏で、終わると同時に、次年度の為に新たなねぷた作りに目を輝かせながら汗をかくねぷた職人さんの努力があるわけです。だからこそ、地元企業も資金面で応援するという祭りの仕組みが青森市全体にあるのでしょう。実は、青森県では青森、弘前、黒石、五所川原などのねぷたが有名ですが、小さな町でも、身の丈に合ったねぷたを作って住民が真夏のイベントとして楽しんでいるのです。つまり、青森は一年を通じてねぷた祭りで燃えていると言っても過言ではないのです。
 幸手から北と南にほぼ等距離の街に、それぞれ日本に誇る伝統行事があることは地域住民の団結力の源になっていると考えると、街起こしの在り方も一工夫必要ですが、日本に誇る何かを誕生させられないものかと思います。
 まさに「夢をかたちに、未来へつなぐ」なのです。

No.3708 GW無縁週間

2023.05.03

 昨日、夜7時半頃だったでしょうか。近隣交叉点にあるガソリンスタンドの前を通ると、洗車機に並ぶ車が店の敷地から道路にまで10数台が待機状態。GWに出かけるために車を綺麗にしたい思いからだとすぐに察しましたが、それと同時に遠出はしない方がいいと感じた次第です。案の定、ニュースでは早くも各高速道の下りがのんびり通行になっている現状を伝えていました。
 もう20年以上前のことになりますが、テニス仲間と那須に泊りで出かけた際、東北道で異常な渋滞に見舞われた思い出があります。3年前、二人で伊香保に出かけた時もそんな状況でしたが、あの時の那須の記憶ほどではありませんでした。先を急ぐより、寄るべきところはしっかり寄って、のんびり割り切って目的地を目指した方が精神的に良いというのがその時の感想です。

 我が家はと見れば、選挙中に庭木や事務所にしていたガレージの葡萄が成長を早めて、そのままにしておけない事態となっています。家族二人で役割は通年決まっているので、それに基づいて昨日は作業スタイルで、まずは葡萄の枝処理と最初の摘果処理を。その後キンモクセイとモチ、ナンテンなどをバサットと剪定。切ったは切ったで後処理から袋入れ作業と大わらわの一日となった次第です。それでも半分に満たないので、今度はいつにしようかと思いつつ、連チャンでの作業も厳しいなあと話しているところです。農家の方からすれば「何甘いこと言ってんだ!」と言われそうですが、キャタツに乗っての慣れない作業は結構しんどいものがあります。
 そんなわけで、今年の我が家はGW無塩、いや無縁といったところですが、どこぞ近場の公園でのんびり芝生に寝転ぶくらい出来ればいいなあと思います。      選挙の後処理もまだ終わってはいないところでのGW突入。気もそぞろといったところですが、さてさて・・・。

No.3707 ネクタイとトマトジュース

2023.05.01

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 選挙後1週間が経ちました。あまりにも時が超特急で過ぎ去るので、本来は計画的に予定を組んでいればいいのでしょうが、考えているうちに何も手がつかずといった情けない現況です。

 さて、今日からノーネクタイ公務が許されますが、役所では昨年から一年を通して仕事のしやすい普段着でネクタイはしなくともよいことになっています。とはいえ、議会の際は皆ネクタイ背広です。そこである時、なぜ皆変更した身なりにしないのかと尋ねたところ、「議員さん方が正装だとそれに合わせないとまずいかなと」という答えでした。私は議会も一年中ネクタイ解放でいいのではないかと思っています。公務的とは思えないTシャツやジーンズはいかがなものかとは思いますが、来庁者が好感を持てる私服はオーケーかなと。ただ、仕事とプライベートのケジメをどこでつけるかを個々の価値観に委ねると、理解の幅に極端な差が出るのも世の倣いです。やはり必要なのは大人の常識でしょうかね。
 ネクタイと何の脈絡もないトマトジュースですが、実はなくもないのです。というのは、私は選挙となるとトマトと同じ赤い色を好んでします。私の趣味の一つにネクタイとカフスボタンがあり、かれこれ100本近い安物ネクタイがあります。私は高いブランド品は好まないので、今は無くなりましたがアメ横入口のネクタイ屋さんで1本500円のものをまとめ買いをしたものです。ネクタイは質より量だと決めていましたから。
 その中でも赤系のネクタイは10本ほどしかないのですが、これを選挙になると使い回しするのです。ここ10年ほどはネクタイを購入した記憶はありませんが、どういうわけか選挙となると赤系を選ぶ傾向があります。政治家には常に赤系を意識して選ぶ人が多いのですが、それほどまでに赤にこだわるということはありません。

 そこでトマトジュースの話になりますが。
 元々嫌いではないのですが、習慣的に飲む対象ではありませんでした。高血圧など各種健康維持にいいという知人の話で最近毎日飲むようにしていたのです。それが選挙中のあわただしさの中で家に戻った時、トマトジュースで一息入れようとグイッと飲み終え(たつもりでした)、パックを一握り潰した際・・・ストローから飲み残した液が噴き出したのです。飲み残されて不満だったのかどうか?私の胸にべったりと思ったところ、見るとネクタイと同化しているではありませんか。良かったーと慌ててネクタイを持ち上げキッチンに。こまめな模様にも少しかかってましたが、ほとんど見分けがつかない感じで済みました。ワイシャツが無事だったので怒られずに済みほっとしました。

ファイル 1638-1.jpg ところで、トマトジュースを選ぶ時、糖分・塩分未使用は当然だと思いますが、どのメーカーのものでもよく見ると食塩相当量という成分表示の記載があります。最下段を見ると、トマトそのものが持っているものだということですが、それにしても糖も塩も詳細な数値表示になっています。いずれにしても無塩無糖はあり得ないということなのでしょうね。
 食と健康、食品と健康バランス・・・これを考えたら際限がありませんね。行き着くところは、なんでもほどほどにではないかと思います。
 ネクタイとトマトジュース…無理にこじつけたようなブログにお付き合いくださいましてありがとうございました。

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