記事一覧

No.3584 鎮魂

2022.07.11

 慟哭の状況で日ごとの予定をこなしながら、頭を整理しようと思っていますが、どうもなかなか・・・。72年生きてきて、他人の死でこれほどまでショックを受けたことはありません。あの笑顔と声が浮かんでは消え、日本はどうなるのだろうと。
 多くの電話をいただく中、メールやラインを送っていただく方もいて、有難さに埋もれています。
 その中から、同じ思いが綴られたメールを拝見し、それに頼る形を申し訳なく感じながらもご紹介することにしました。ご一読いただければ有難く!

ファイル 1511-1.jpg 合掌

No.3583 嗚咽とためいきで

2022.07.09

 哀しくて、くやしくて、信じられない、信じたくない!!!!!
 私が何を書いているかということで、昨日はアクセスが久しぶりに増えたのでは無いかと推測します。ひとまずアクセスいただいたことに御礼申し上げます。ありがとうございました。
 ただ、まだ今はこれ以上の書き込みが出来ません。昨夜、涙でしゃべる事が出来ないのに電話をくれた方もいました。まったく私も同じ状態です。
 いずれ、このことに関するコメントは忘れてはならない備忘録として書かなければならないと考えています。ですが、今は・・・
 哀しくて、くやしくて、信じられない、信じたくない!!!!!!!

No.3582 感染再発は・・・

2022.07.08

 ここにきてコロナ感染が急速に増えている。それも若い世代に多いという。原因として考えられるのは何だろうか? 報道もいろいろで、政治家や識者の考え方もまちまちだ。私なりに想うのは・・・
❶3回目までの接種率が60歳代では93%に達しているが、30代以下では年齢が低下するごとに接種率も低下するという傾向にある。とくに10代、20代では20%前後といった低さである。
❷接種率の低い要因は、先の定例会一般質問でも発言したことだが、副反応に対する抵抗感があると思われる。この抵抗感は保護者に強いことから、感染再発を受けてその考え方に変化が現れるかどうか。20代などには自分は大丈夫といった感覚が強いのかもしれない。
❸首相や官房長官という国のトップが、一定の距離があればマスクは不要と発言したことで、若者の間でマスクに限らない解放感が生まれている。実際、今日のスクールガード時に自転車で通過した高校生、大学生が6人ほどいたが、誰もマスクを着けていなかった。通勤者でもそうした傾向が多くなっている。
❹こうした状況で、各種イベント会場は観客席を100%開放している。当然、首都圏にそうした場所が多いことから、都心の再発状況は群を抜いて多い。心配なのは電車ではないかと思う。
❺今後のポイントは、4回目の接種を早く済ませることだろうが、これも3回目の接種率が多い高齢者はいいが、まだ3回目を接種してない人たちが人口割合で多いのだから、しばらくは右肩上がりで感染増加が現実となっていくのかもしれない。
 ということで、新しい株だのなんだのとマスコミは騒ぐが、ワクチン接種者まで不安に落とし込むような社会情勢にだけはなって欲しくないと思う。
 また、マスクの防止信頼度がどうとかいうことではなく、まだ着用していた方が精神的にも良いのではないかと思う次第です。

No.3581 期日前投票

2022.07.06

 先週に比べてやや暑さもおさまったここ数日ですが、それでも暑い感は拭えません。台風4号で九州や四国で驚異的な短時間雨量による被害が続出していますが、当地幸手では予報ほどの雨量に見舞われてはいません。
 それにしても考えるほどに、この陽気の中での選挙戦は辛いものがあります。投票する側にしても、猛暑や台風を避けたいようで、昨日の市役所期日前投票所はかなりの有権者でにぎわっていました。
 我が家では早々と先月の25日に期日前投票を済ませました。ここ数年は慣れたせいか常に期日前投票を励行するようにしていますが、良い点は投票という国民の義務感に対する安堵感のようなものに満たされることでしょうか。やることやった感のようなものですかね。要するに気が楽になるのです。
 選挙戦拡大会議が先月27日に開かれた際、その時点における県内自治体別期日前投票の実態が示されたのですが、幸手市は県内第4位だったかと思います。投票意識・意欲が高い自治体ということが言えると思います。最終投票率がどうなるか、全国的に選挙のたびに低下する投票率ですが、その上昇起爆剤にと期待される18歳~19歳の関心度はいかにといったところです。
 日に日に「値上げ続出 生活費直撃」などの大見出しが一面に踊る状況ですが、それでも与党過半数の勢いというニュースも流れます。マスコミの報道姿勢もバラバラで若い有権者は何を信じて投票したらよいのかわかりにくい選挙戦と言えるか。いやいや、これからの選挙はすべての面で中身が変わります。若い人はSNSだけにたよらず身近な大人の考え方も貪欲に吸収して、最終判断をしてもらいたいと思います。

No.3580 朝ドラに想うこと

2022.07.03

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 身体が溶けてしまう感覚になるほどの暑さです。子どものころと違って陽気に対する自己防衛も尋常ではなくなりましたね。かく汗以上に水分補給をしているような感じです。

 さて、毎朝の楽しみに朝ドラの存在があります。観るのはBSで7:15からの古めの作品とその後の現在のもの合わせて30分。どちらもスクールガードから帰ってからの日課となって何年経ったことか。 
 この朝ドラ、今は2006年に放映した「芋たこなんきん」というほのぼのとしたファミリードラマですが、これがなかなかだと感じているのですが、皆さんはご覧になっていますか。
 怒りと涙と笑いが入り混じるペーソスドラマで、ヒロインが藤山直美さんという美人とは言えない?役者さんの血筋を感じる喜劇要素たっぷりの演技に魅了されています。この役者さん、大好きな一人ですが、今週の内容は、おじいちゃん夫婦の存在がシナリオの中心で金婚式を迎える話でした。
 式の直前に大喧嘩をする夫婦でしたが、おじいちゃんのあふれる愛情がそもそもの原因でした。ところが、このおじいちゃんが金婚式の数日後に突然脳溢血で亡くなってしまうのです。
 実は、このおじいちゃんの名前が喜八郎さんといいます。そして、現実の話として私と家内は来年の3月に金婚を迎えます。ドラマでおじいちゃんも言ってましたが、50年とはいえあっという間といった感じです。もっとも、私の命がドラマをなぞるのは望むべくもありませんが・・・。

 先立たれたおばあちゃんの一大決心は、先祖や小さくして亡くした娘が眠る故郷の奄美大島に移住して亡きおじいちゃんを護りながら暮らしたいと。その人生最後のわがままをヒロイン夫婦に伝えるシーンに想うこといろいろ。
 ここ数年、家族葬や散骨、墓守がいない事情、はたまた墓の形態等々、葬儀やお墓に対する考え方が大きく変化し、墓を持たないという人も増えているようですが、2006年頃はまだそこまでのことはありませんでした。
 今日は、我が母の13回忌の法要の日です。これまでもブログに書いたことですが、大正11年3月30日生まれの母が88歳で亡くなったのは平成22年の7月7日のことです。ゾロ目被りの七夕ということで、けっして忘れることのない命日ですが、これを最後の法事にしようと考えています。法事の趨勢としては、それが一般的になりつつあるとも聞きます。

 
 話は変わりますが、選挙戦の政見放送で、NHK党とやらがNHKをぶっ壊すと声高にアピールしていますが、同局の運営上の問題点の指摘には理解できる部分があるものの、悪口雑言の語りぶりとえげつない内容に心が惹かれることはありません。しかも埼玉で3人、東京では4人の候補者をたてるという奇抜な戦略は、狙いが透けて見える感じもあってもう少しやり方があるだろうにと思えてなりません。
 NHKもプロパガンダニュース報道が多々見られる局ですし、昭和を背景にした朝ドラの多くで戦争シーンは付き物です。それはそれとして朝ドラが定番のように生活に浸み込んでいるのも事実。
 他にもワイルドライフ、グリーンプラネット、アナザーストーリーなど録画必定の魅了する番組が多いとは感じています。
 散漫なブログになりましたが、けっして暑さの影響ではありませんのでご心配なく。

No.3579 猛暑の中の財源論争

2022.07.01

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 早いもので令和4年もその半分が過去になった。プライベートでは車止めにつまづいた顔面殴打の大ポカ負傷、そして3年ぶり開催のカラオケイベントの裏方作業での応援といったいくつかの記憶が残る程度で、新年明けてこの半年があっという間に過ぎた感が強い。
 議員としての活動では、2度の定例会、質問質疑、春日部厚生病院の薬剤科科長をお迎えしたコロナ対策を含む市政報告会、地元をはじめ全域に及ぶ要望活動に加え、駅頭でのウクライナ人道支援募金活動などなどありますが、とにかくあっという間に時が巡る。
 コロナのせいもあるのでしょうが、年齢的なものが関係しているのかとも思う。皆さんはいかがでしょうか。

 さて、国政もまさにあっという間に半年近い通常国会が終わり、即選挙戦に突入といったところで、うだるような暑さの中でシビアな戦いが繰り広げられている。この陽気は街頭でのアピール活動もそうだが、聴く側にとっても辛いものがある。
 根本的には、人生全般を通じて投票に関わる信念が変わったことはないし、変わることもないのだが、政見放送を聞いていると理想は高く、現実は遠くといった立派な?主張が少なくない。選挙看板のポスターに書かれていることを見ると首を傾げるものが結構多い。それで経済が回るのかという疑念がわくが当選するために必死の結果なのだろう。ポスターに目立った主張の無いれいわ新選組の手法に学ぶべきか。もっとも、そのれいわが一番支離滅裂なことを指向しているように感じるのだが・・・。

 今回感じるのは、物価高を取り上げ生活支援を訴える候補者が多いが、言っていることの多くが財源無視の耳ざわりの良い経済政策である。そもそも、物価高とは言うが、自公政権下特に安倍政権時からデフレ脱却を唱え、その率は2%という数値をずっと指摘し続けていた。それが現実に2%台の物価高となったが、これにはロシアのウクライナ侵攻という外的要因が大きく影響し、かつこの物価上昇率も他の先進諸国の中では決して高い数値ではない。物価高を批判するなら、デフレ脱却論自体を批判すべきだったのではないかとさえ思う。
 日本では消費者感覚が経済観念において優先しすぎて、企業の低価格戦争が長く続いた状態だったことから、勤労者の給料が抑制されていた。経済の輪廻から考えれば至極当たり前のことなのだが、消費者思考が物価高を許さないのも仕方のないことではある。
 しかし、考えてみればおかしな経済の実態もある。国全体の預貯金高は増えているのだ。いわゆるタンス預金というもので、利息の低さから株投資を手始めにする人が多くなっているとまで言われる。セレブは別にして我が国では所得中間層が多いことからこれらの実態は真実なのだろうと思う。この中間層が消費抑制貯蓄かつ低価格志向であれば、湿っぽい経済が続くのはやむを得ない。これまで思っていたこととして、消費者イコール勤労者で、国民は2つの顔を場面場面で使い分けていたが、今は高齢者が増え、年金受給消費者が多いということ。この社会変化は人口減少少子化とともに経済の仕組みを大きく変えている。

 反面、企業はというとコロナの影響なんのそので、過去最高の決算を報じる企業がこの6月に多く見られた。中小企業でのコロナ倒産を考えると、中小下請けがイジメられる現実がまだまだあるのかもしれない。大企業の過大利益と内部留保は日本経済の問題点とも言えるが、だからといって資本主義を捨てマルクス共産思想をと言うものではない。中国のハイカラに変貌した大都市の商店街で高齢者が新聞や花を売って歩く姿は異様なものがある。農村地区の上下水道などのインフラなどは悲惨としか言いようがない。日本でウォシュレットトイレを日常に取り入れてない生活層があるだろうか。一度得た利便享楽はそれが当たり前になると有難みを忘れてしまいがちで、更に上を求める傾向が強いと思うがいかがでしょうか?
 何れにしても万民が納得する経済が理想ではあるが、日本経済の仕組みは比較的安定している国ではないだろうか。この自論に違和感やお叱りの思いがあるようでしたら、遠慮なくご指摘ください。選挙のたびに我が想いいかにあるかの心境になるもので。

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