記事一覧

No.3541 狂気の暴君に民主という薬は無い!

2022.02.28

 国連憲章、国際条約、国家間協定、約束、約款・・・・こんなもの我が利益の為には破ることをいとわない狂気をプーチンは示した。これを陰ながらほくそ笑んで眺めている習近平は今何を考える?
 憲法9条がある限り、日本は他国に攻撃されることは無いとのたもう左派共産思想に傾倒する政治家たち。あなたたちの論理にわが命の保険を掛けることは出来ない。ウクライナの状況を見れば一目瞭然ではないか。
 中国共産党が台湾進攻にうって出たら、尖閣、沖縄に侵略侵攻したならば、日本共産党、立憲民主党、社民、レイワはどう主張を変節するのだろうか。憲法9条が国防になんの意味もないということを彼らはどう説明するのだろうか。
 狂気に満ちた暴君が考えることは、人間条理では抑止不可能な殺戮者になることを歴史が示している。今の救いは、ロシア国内にプーチン恐怖政治を批判する政治家や国民が増えつつあることだ。
 日本ではどうか。サンモニであるキャスターが次のように語っていた。「ロシアとウクライナの戦争で日本が軍拡という罠に陥ることがあってはならない」何を言ってるのやらである。ウクライナ情勢にこういう評論をするキャスターがいることが信じられない。根本精神において危機意識が無いという以上に国への愛情が欠けている。愛国心というと右寄りだの右翼だのと訳の分からない批判が左派から起こる。愛国心は普通に持つべき国民感情である。このキャスターは軍拡への罠と言うが、仕掛けたロシアが問題なのであって、ウクライナはロシアの4分の1の軍事力で仕掛けられた攻撃に反撃しているのが現実だ。やりたくて戦争をしているわけではない。ウクライナ国民の立場に立ったらこの表現は出来ないはずだ。ロシアとウクライナが対等の立場で戦争を辞さずとして今回の戦いが発生したわけではない。我田引水の理屈理論をふりかざして戦争を仕掛けたのはロシアなのだ。NATOは非加盟国のウクライナと共に戦ってはいないものの武器の供与は各国から差し向けている。ウクライナがそれでもロシアに屈することになったら、このキャスターは何を言うのだろうか。

 そしてこれと同じような行動を落選中の野党女性議員が行っている。渋谷駅前で若者たちにシュプレヒコールをあじり、戦争反対のデモを実行しているのだ。この若者たちはどこまで内情を理解していおるのだろうか。アジビラはおそらく政治的意図により作成したものを、若者たちに持たせているのだろう。書かれていることは「戦争反対」この機に乗じて若者向けに戦争憎悪というだけの訴えを・・・それがまるで正義であるかのように仕向けている。
「戦争反対」など当たり前のことだ。誰も戦争を良しとはしない。そして、この表現では、ウクライナがロシアと同じ意識で戦争をしているようになるではないか。前述したようにウクライナは好んで戦争をしているわけではない。
 シュプレヒコールを言葉や文字にするならば、「ロシアはウクライナ侵攻をやめろ!」といった形でロシアを非難対象にするべきである。しかし、ただただ戦争反対というアピールで若者の心を引きずり込もうとしているのだろう。ウクライナでは国を守るためとして女性や高齢者の方々が兵役志願で列をなしているという。そういう国防魂でロシアに毅然とした対応をしているウクライナは国民は戦争を礼賛し、好んで闘っているわけではない。
 民主主義は自由とか選挙とかを代表的なワードにしているが、それに付け加えて国民の命を守るという精神も有しているものと思う。しかし、覇権全体主義に溺れる暴君は、自国民の命さえ奪うのは歴史が証明している。異論者を許さないということであり、領土を拡張したいということでしかないのだ。そんな狂気の刃が、ミサイルが、戦車が我が国に向けられたらどうするのか。そうした可能性があるという現実を見せられているのに、それでも攻められたら攻められっぱなしでいいはずがない。
 この民主主義脅威病にかかった暴君に効く薬などあろうはずがない。