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No.2612 弁護士の越権発言もひどい!

2015.06.16

 衆議院憲法審査会で招致された弁護士3人の越権ぶりがひどいことになってきた。
 形としては、招致により審査を委ねられた弁護士が、結論をどのように導こうとそれは仕方のないことであるが、自民党の憲法改正推進本部の人選責任は問われることになるのは必死であろう。
 それにしても、この弁護士チームは自らの信念により審査結果をもたらしたにしても、実際のところはよくぞまあいけしゃあしゃあと言いたくなるような発表だった。こうなるように仕組まれた政治の裏側のキナ臭さを感じる出来事だった。

 ところがである。さらにこの長谷部恭男早大大学院教授をリーダーとする弁護士チームが、一昨日の外国人記者クラブで、とんでもない発言をしたのだ。
 なんと、「徹底的にこの法案の審議をして廃案に追い込むべきであり、それができないなら選挙で政権を打倒するしかない」といった主旨の発言をしたという。「ふざけるな!」だ。

 弁護士や大学教授という肩書きに、自ら幅をきかせる人間は、こういう愚かで浅はかな面をもっていることがわかる。国会の憲法審査会に招致された人物が、他の場でそれ以上の政治に影響をもたらす決定的な自己心情を発していいはずがない。
 言語のプロ、言葉のチェックを専門とする弁護士とは、とても思えない。
 こういったことは、最低の常識だろうと思うのだが、この弁護士たちは、あまりにも社会的反響が大きかったことによて、さらにそれを自らの知名度アップのために利用しているとしか思えない。よりによって、選挙で政権打倒!というのは、立場的にいいことかどうか考えればわかるはずではないか。その分別もできない。国会で審査発言を出来る立場にない、市井の一般弁護士とわけが違うのである。
 

 憲法審査会で招致発言した人間は、いかなる人物であろうとも、審査員であるのだから、結論は導くまでの責任があるのはわかるが、それ以上の政権打倒、選挙の必要性まで語る資格はないし、また社会的影響を考えたら、審査会以外での発言は控えるべきなのだ。 また、憲法審査会自体がそうした事前確約を取り付けておくべきではなかったか、と思う。

 この弁護士さんたちに申し上げたい。つまり、国防的観点から平和安全法制は抑止力向上に欠かせないという理論の上にたった場合、平和安全法制が憲法違反だと言い切るなら、まさにGHQ押し付けの憲法自体を改正する必要があるということではないのか!と。
 ところが、この弁護士さんたちはまったく考えが固くて、マッカーサー憲法を絶対的なものとした上で、平和安全法制との整合性を前提に咀嚼しようとしている。まして戦争をする国、とか戦争を出来る国に向かう法律というリベラル的認識が強い方々のようなので、そもそも受け付けるモノサシは持ち得ていないのである。頭の良いプレミアム有識者の中には、あえて反対論を唱えることで自己実現を図ろうとする意固地が時折いるものだが、そういった類なのかもしれない。
 くりかえすが、「選挙で政権を打倒するべき」まで発言したことは、まさに越権発言であり、大問題なのだ。自民党を打倒せよ!と世に発信した事実は、逆にどの政党に日本をたくしたいのか?
幅広い思考に欠ける政治オンチな憲法学者に政治を論じてほしくはない。

No.2611 民主党は保守政党ではない!

2015.06.16

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 12日の厚生労働委員会の紛糾ぶりがあまりにもひどい! すでに15日の与野党国対会議で正常化に向けた今後のあり方で一致をみたようだが、民主党には対決姿勢ばかりが見えて、前向きな議論をしようという価値観はないようだ。

 反対のための反対、揚げ足取り、重箱の隅つつきまでは、好き嫌いは別にして、言論によるものと理解し、百歩ゆずることとしても暴力はダメだ。
 しかも、誰に飛びつくとか、扉の前で盾になるとか、首をつかまえろ、首相には手を出すな、といった事前の担当別闘争シナリオを用意していたとなると、この国会議員たちに国民の血税で議員活動のみならず生活保障をするだけの価値があるだろうかと思えてならない。

 残念なのは、岡田代表がこの一連の騒動について、身内をかばうのは当然といえば当然なのだろうが、長妻にいたっては暴力闘争を肯定するような発言までしている。そもそも、この暴力騒動の主役は山井という媚中親韓の中堅議員である。リベラルというより左向きの反日反米議員が指揮をふっているのだ。
 
 労働者派遣法はもともと社民党の福島さんが、専売特許のように出るたびに発言していた記憶があるが、民主党のそれは、国会審議の流れを平和安全法制に行かせないようにという魂胆があることはあきらか。社会党全盛時の高度成長期政治の反政府国会戦術を持ち出す見苦しさは、二度と政権を握らせたくない政党に決定的に堕落してしまったと確信した次第。
 ただ、長島議員のように本来は保守系日米安保派の議員がいることは、理解しているし、もったいないと思っている。
 もとより、複数イデオロギーが介在する野合政党であり、内部バラバラの政党であることは周知の通りで、国防感覚ゼロの政党に豊かな国際感覚を求めること自体に無理があるのだ。

 久しぶりの国政論だったが、今の国会、まさしく喝!の状態だ。