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No.2901 政務活動費の不正がまたも

2017.07.13

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 埼玉県議会自民党県議団の議員の不正が明らかになった。兵庫県や山形県、富山市といった事件の先例があるにもかかわらず、それらを反面教師とすることなく自ら不正に手を染めてしまった議員。すでに一昨日自民党県議団を除名になり、昨日本人が辞職を届け出たという。自民党県連としても何らかの処分をすることになると思われる。
 彼、沢田力氏は残念なことに我が現職時代の同期議員である。つまり2期生ということになる。残念以上にくやしい!といった感じがする情けない事態になってしまった。早稲田の弁論部出身で弁舌は同期の中でも群を抜いていた。政治を志した年齢もその時代であったろうから、50をすぎて友人に政治への道を勧められた私とはおよそ天と地ほどの差がある。それがこうして自らが目指す道に自らブレーキをかけてしまうとは・・・。
 同期の中でもなぜか孤高のタイプで、彼と個人的な付き合いをしている人は県議団全員を見てもいなかったし、今もいないのではないかと想う。人生観がまったく異なる感じでそういう意味では常に上を見ているような感じもあり、政治の道は同じでもどこか相容れない違和感を持たれるタイプとして遠い存在であったことはたしかである。
 今回のことは昨日のワイド番組でも取り上げていた。当然とも思えることとして政務活動費のあり方以上に存在を疑問視する声が出ていた。調査では意味するところのエリアが狭いということで活動という言葉に変わってまだ間もないのだが、これほど身近なところで発生した不正にショックは隠せない。

 
 現役時代、自民党県連の党紀委員に選任され、通常ほとんど有り得ない除名決議の場に何度か立ち会った経験がある。厳しい意見や庇う意見など決するまでは修羅場に近い状況も生まれ、何度か招集された記憶がある。今回の事件は県議団では全員一致で除名が決定したというから、県連党紀委員会でもすんなり処分が下されることになるであろう。
 想像を絶する言葉の暴力で人格欠如が露呈した豊田真由子氏にも驚いたが、金銭問題で人間性にミソをつけた沢田力氏には、よく知る同期議員だっただけに返す返すも残念な思いである。
 議員は先生と呼ばれるが私はそれが好きではなく、ことあるごとにその呼び方はやめて欲しいと言っている。国会で先生と呼び合うやりとりはどうにも異様に映ってならない。議員と呼べばいいではないかと。政治家は先生であるかのように感じているからだとしたらどこか違うものを感じる。そういう姿に崇高な目で応じる有権者にも問題がある。
 足尾鉱毒事件解決に人生を費やした田中正造。清貧な政治家の見本として今に語り継がれているが、地域のために天皇陛下への直訴まで実行しようとした傑物である。こうした身近な史実を頭のスミにでも置いて政治活動に日々邁進すればいいし、それほど難しいことではないはずである。時代が時代だけに溜まるストレスはかなりのものがあるのは理解するが、それも自分なりの正当な解消策を駆使すればいいことである。
 

No.2900 蓮舫代表、時すでに遅し!

2017.07.12

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 民進党蓮舫代表が苦し紛れ?の一手を表明した。これまで長く疑惑を引きづったままの二重国籍問題を謄本を示して説明するという。
 支持率が都議選のしばらく前から8%台に落ち込み、都議選前には多くの離党者を出し、その選挙で参敗したにもかかわらず総括の前に続投希望宣言をしたことで党内から顰蹙をかっていた。支持率もいよいよ6%台というところまで低下した状況での話である。
 

 今まで国籍問題での説明をしなかった理由に子ども二人が成人前だったからだと釈明。党内から支持率低迷の理由は蓮舫代表が説明責任をはたしていないことをトップに上げる議員が多かったようだ。しかし、成人していない子どもが成人したからというのは果たして適切な理由として国民に理解されるだろうか。双子の子どもさんは1997年生まれである。昨年7月の参議院選挙から18歳に選挙権が下げられ、ある意味成人として日本の政治に参加する資格を新たな法律で国が認めたわけだ。国籍問題で投票権があったかどうかは不明だが、いずれにしても年齢的には大人の範疇に入っていたはずである。逆にそれを理由に国籍説明をしていたならもっと事態は変わっていたのではないだろうか。
 それが、自民党1強に陰りが見えたからとか、ここまで落ちたかと感じる支持率や、都議選の結果を見ての話では100%パフォーマンスとしか感じられない。遅くともやらないよりは良いという考えに至ったのだろうと推測するが、タイミングとしては褒められたものではない。子どもを理由にするのもいかがなものだろうか。
 はたしてどういった内容が説明に出てくるのだろうか。その内容は子どもにどれほど影響があったのだろうか。蓮舫氏のみならず民進党の今後に対する判断は国民がすることになる。

No.2899 高校野球も様々で

2017.07.12

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 昨日、今日と朝7時にはすでに汗がジワジワではなくタラタラに近い感じの気温でスクールパトロールも日陰がないこともあって結構なものとなる。自転車で通勤する方たちも駅に着くと汗だくになるんだろうなあと若い時を思い出しながら「行ってらっしゃい」と送り出す。 

 昨朝のこと、毎朝通る男子高校生と「北陽?」「はい!」「野球部?」「はい!」「試合いつ?」「明日です」「どこの球場?」「越谷です」「がんばってー」「ありがとうございまーす!」といった会話を短い時間で交わした。ほぼ毎日通る高校生なのだが挨拶以外の声をかけたのは始めてだ。
 なぜ声をかけたくなったかというと、彼のヘアースタイルについつい新鮮さを感じたからである。高校球児の伝統的イメージのひとつに五厘刈り頭がある。いや、私にはそれが強烈な印象として残っている。高校時代、野球部のメンバーは大会前になると互いにバリカンで刈れるだけの髪を刈ってマルコメ頭に変身するのが常であった。
 なかなかのイケメンだと感じていた彼が五厘刈り頭で帽子もかぶらず通学する姿を見て、夏の大会の埼玉予選が始まっていたことを思い出した。それで声をかけずにいられなくなったというのが正直なところ。高校球児と判断出来た段階で道路向こうだろうがかまわずに励ましたくなってしまったというわけだ。自転車が向かう方角的にもおそらく北陽だろうと・・・ズバリだった。高校野球の季節が到来したのだ。
 今朝は現地集合だったのだろうか、彼の姿を見ることはなかった。試合は浦和西に10回延長4対3で勝利していた。彼がレギュラーかどうかは知らない。でもそれはどちらでもいい。明日、また会えればいいんだが・・・「よかったねー、つぎも頼むよー」と声をかけようか。
 今日は、おそらくグランドの地熱は35度をゆうに越えていたであろう酷暑の中、思い入れのある高校の多くが登場した。
 地元幸手市の幸手桜高校は滑川総合に11対1で5回コールド負け。部員数11名うち7名が1年生という県内最小チームなのだがよく頑張った。これで3年生が抜けると来年のチームが維持不可能になるが、どうやって窮地を切り抜けていくか心配と期待が入り混じる。今回の参加校には4校合同、3校合同という合同チームもいるが、野球をやらせてあげたいという思いに対しては本人たちも納得はしているだろうが、寂しい気持ちがないはずはない。単独チームとしての存続が出来るに越したことはない。
 母校の大宮高校は初戦春日部工業に11対4でコールド勝ちした。半世紀前の強豪校も自分が3年生の夏に甲子園出場を勝ち得て以来、本舞台はご無沙汰である。まさに丁度50年前のことである。生きているうちにその再来があるかどうか・・・かすかに祈ってはいるのだが。

 千葉県の甲子園常連校で、3年生の部員が少女売春にかかわっていたとして逮捕された。ニュースにえー!と声が出た。それほど事件の性質を衝撃的な感覚で受け止めたが、今や有名校に全国から集まる高校球児。ある意味別格の扱いを受けるせいか有頂天になり、大人のハズレの部分に興味を持つ傾向が若干あるのは否めない。もって生まれた素質に周囲が子どもの頃からちやほやし、鍛え抜かれた肉体と向上中の人格形成が合致せず、レギュラーからはずれたり、ケガで待機状態になったりすると自制心不足の人格が良からぬ方向へと走る。走って走って足腰を鍛えぬけば、高校を出たあとに芽が出る可能性は十分にあるし、そんな選手はいくらでもいるのだが、抑制力や忍耐力が不足する10代にありがちなことである。残念としか言いようがない。
 さて、この高校は県予選には辞退せずに出場しているという。あくまでも本人の責任であり、他の部員に連帯責任を求めるのは可哀想ということだろうか。なかなか難しい問題だが、プロとアマの垣根も低くなり、団体スポーツのあり方も時代と共に様変わりしている。
 私の評価・・・ですか?
 私がこの高校の校長もしくは野球部の監督であったなら・・・
 辞退を選択するだろうと思います。事の重大さと団体スポーツの持つ厳しさを教えるのも高校教育だろうと思うからです。それに代わるものとして、規則的に可能かどうかはわからないし、受験勉強の兼ね合いと集中力が一気に失せた状態もあって簡単なことではないでしょうが、秋の大会を3年生の引退の舞台にしてあげられないものかと思いますが・・・。無理なら仕方ありません。
 高校野球も様々ですが、なぜかいくつになってもワクワクさせてくれるものがありますね。

No.2898 二つの沖縄と投票率

2017.07.10

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 普天間の辺野古移設関連で沖縄県が差し止め提訴を国に興したニュースは那覇市議選の直前だった。オナガ知事の選挙戦略と思えた手法も昨日の投票結果はその狙いが逆目に出たようで、オナガ知事派の城間幹子市長をを支える候補者は半数に満たない結果となった。それでもオナガ派与党の共産党は新人3名を含む7名が当選し、14名中7名を当選させた自民党と同数となっている。これまでは自民党が少ないという那覇市議会の実情だったので、これでも野党躍進という見出しになるのだろう。
 沖縄は政治的な意味合いで二つの沖縄に分断されている。「オール沖縄」がオナガ知事率いる反米媚中左翼的思想集団で、一方は「チーム沖縄」で仲井真前知事に近い米軍基地理解派の思想組織である。常に指摘しているように、沖縄の主要メディアである沖縄タイムスと琉球新報は安倍政権倒閣を鮮明にするオール沖縄の政策支援メディアであり、我が国の偏向報道機関の大関格である。横綱格はあえて言うまでもないだろう。オナガ氏が自民党沖縄県連幹事長であったことへの県内批判はこうしたメディアによって封殺されていると考えるべきである。
 

 さて、64人が立候補した市議選だたが、投票率は51.20%で前回の60.14%を大きく下回った。ふつうこれだけ立候補するとそれぞれの関係者も多くなり、投票率がここまで下がることなど有り得ないと思われるが、那覇市民はシラケたムードに覆われているのかもしれない。
 埼玉県でも昨日は幸手のお隣の杉戸町と西部地区の飯能市で首長選挙が行われたが、前者が40.71%(前回52.91%)。後者は42.76%(前回57.60%)という結果でどちらも10%以上前回より下回り、自らが住む街であるにもかかわらず有権者の冷めた目が如実に出た。うだるような猛暑や現職強しの前情報も影響したとの推測も出来るが、それにしてもという感のほうが強い。この投票率の度重なる低下現象は国の未来を思う時、大きな心配事として私はとらえている。18歳以上の選挙権付与等まったくその解消策として機能していないと理解せざるを得ない現状である。

No.2897 繰り返される豪雨被害

2017.07.08

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 まだ茨城県常総市の鬼怒川決壊による豪雨被害が目に焼き付いて離れない中、九州北部でまたまた地域の惨状が映し出されている。今回の被害も甚大な状況で15名もの死者が出ており不明者もそれ以上の数にのぼっている。
 亡くなられた方々には慎んでご冥福をお祈り申し上げます。

 土砂崩れによる倒木・流木・家屋破壊は住民を恐怖に陥れ、目を見張る暴れ川の濁流は橋脚や鉄道を流失させ、毎度のように道路を削り、家屋を襲う。こうした光景は古い時代は毎年の出来事ではなかったと思うが、近年は毎年のように発生している。しかも、この実情は日本に限らず世界中どこでも見る始末なのだが、地球全体を取り巻く環境が異常な量の雨をもたらしているのは間違いない。
 雲ひとつない澄んだ青空も、スーパームーンや煌く星空にうっとりし、しばしのやすらぎを感じさせてくれる夜空も、時に恐ろしいほどの雨水をとどめ、一気に地上を叩く。それも信じられないほどの雨量になるのが昨今の当たり前のような天候。また、竜巻警報など昔はなかったはずだが今ではこれも当たり前になりつつある。
 地球をまるごと俯瞰する天空はいろいろな顔を持つが、大地に与える影響は気まぐれそのものだ。用心するにもしようがないともいえる。とくに水の恐怖は津波を例に出すまでもなく人知を越えて人地を容赦なく奪う。

 地球温暖化・・・エルニーニョ現象という言葉も聞き慣れた感があるが、パリ協定を存外にし、アメリカファーストを決め込んだトランプアメリカを世界は厳しく諌めるべきだと強く感じる。暴れる天空との因果関係ははっきりしている温暖化を、未来のためにとかの抽象的な話ではなく人命第一はもとより世界の農業が一時的にせよ沈没し行き詰まることを憂慮し、防ぐ手立てを講じなければならない。アメリカがこの分野でリーダーシップをとらなければ、空気汚染№1大国の中国の姿勢を改めさせることなど不可能だ。
 地球のどこかで起きている天候異変による悲惨な光景をただ見つめなければならない実情から早期に脱皮し、本格的なプロジェクト対策をと、災害の現実を目の当たりにするたびに想う。もちろん、地域単位で命を守る災害対策が必要なのは理解するが、太古の昔に形造られた地形や標高差がもたらす自然災害に打ち勝つ対策が簡単に見いだせるはずもない。となると、明日は我が身という意識を持ち、個々に出来るところから地道な対策をという・・・結局原点に戻ることしかないのかもしれない。

No.2896 これが選挙の怖さ

2017.07.02

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 東京都議選の結果は予想以上の小池会派圧勝となりそうだ。逆に自民党にとっては歴史的大敗といった獲得議席数になる。民進党にとっても厳しい選挙に終わったことで、都議選の行方が今後国の政局にどういう影響をもたらすのかという点では間違いなく不確定要素が増したと言えよう。
 そもそも国政では自公政権が長く続いているわけだが、都政は自民が野党となり、小池党と公明党の連立都政になるだろうとの予測はしていた。しかし、小池都民ファーストだけで過半数を獲得しそうな勢いは都政にも微妙な空気が流れることになるだろう。小池チュルドレンと言われる若い新人議員たちの政治活動への研鑽を高めることと同時に奢りが生まれないよう指導を徹底することが求められる。

 それにしても、最終日の秋葉原では安倍総理の演説中に「アベやめろ」とか「アベ帰れ!」の野次があったという。もちろん、自民党支持者たちが短絡的に踵を返したわけでないことはあきらかだ。沖縄基地反対運動のプロ活動家やあの籠池夫婦までアジテートしていたようで、一部の反自民、反安倍の有権者たちが待ち構えていたように選挙の風を意識してのシュプレヒコールだというのは容易に理解できる。その野次があまりに執拗なことから総理はその集団に対して「憎悪や誹謗中傷からは何も生まれない。この人たちに負けるわけにはいかない」と国守・憲法改正への信念に基づく言葉を他の演説に聞き入る聴衆に向かって発したようだ。
 ところが、これを報じる朝日系スポーツ紙のタイトルは、
キレた首相「こんな人たちに負けない」国民に応酬
どうでしょう。国民という幅広い意味合いの言葉が大文字になっている。サヨク系のやじ集団が国民に替わっている。印刷物だけに刷り替わっている?洒落てる場合ではないか。これを見てまともに受けたら「なに!国民に応酬だと」と怒りの感情を持つ人もいるかもしれない。そこが狙いなのだろう。
 これほどまでに無秩序な政権批判マスコミによる報道操作によって有権者は時に風に乗った投票をさせられていることもあるはずである。
 言いたいことは、こういうことがマスコミの印象操作という類のものであって、こうした文字表現やキャスター・評論家の言い回しは特定マスコミに日常的にあふれているということである。この例はまだ醜悪性の観点ではましな方だとは思うが、この記事の最後には
「首相としては異例の行動で、自分への批判を許さないという空気も感じられ、大丈夫かと思った」との声も聞かれた、で締められている。
 誰が、何びとがこうした発言をしたかは不明だ。人の発言だとして実際にあったかどうかわからない逆批判文章が巧妙に記事の最後でデフォルメされている。自分への批判を許さないという表現を、安倍総理の演説から発想するだろうか。間違いなく独裁自己中という人間性を感じさせようとする記事の書き方である。となると記者単独の思いを載せ替えたのやもしれぬ。
 いずれにしても、自民党は今回の選挙結果を生むことになった複数の要因を猛省し、謙虚に襟を正すべきだ。自民党を蹴落としたいマスコミは間違いなく存在するのだから不祥事や失言などは、それが持つ意味合い以上に国民の怒りを呼ぶように報道操作される。そうされないためには人としての原点に戻り正義と規律を貫く政治を実行して行くしかない。

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