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No.3828 のたりのたりかな

2025.06.07

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 3日間の一般質問が終わった翌日の金曜日。久しぶりにのんびりゆっくりの1日を過ごしました。頼まれている作業など有るにはあるのですが、まったくそれらには手を付けず、やりたいことをのんびりやるというのも悪くありませんね。
 
 朝7時半、真っ先にメダカ関連から。昨年14個もあったメダカ水槽も今は5個までに減らしましたが、久しぶりに水換えをしました。血統を大切に育てているつもりなんですが、専門家ではないのでよくわからない点も多く、楊貴妃などはどうも育ちも繁殖も弱い感じです。
 庭作業では、いくらか成長したトマトの下葉をとって支柱を立て、ピーマンを摘果して、梅鉢の剪定、バラの消毒、そして一番厄介な草刈りなどに時を費やしていると、あっという間にお昼近くです。繁ったモッコク、モチ、サザンカなどの剪定までは及ばずのまま。
 休憩を兼ねてしたいことの一つだった料理?を・・・とは言っても昼はうどんを食べたいと思ってので、朝からかき揚げ天を作ることを頭に。冷蔵庫にある残り物の野菜のほとんどを材料にして、それぞれを少し小さめの角切りに。カットが細かすぎるとお小言をいただいにもかかわらず作業続行。最後にネギとタマネギを加えて下準備完了。揚げ作業は家内にゆだね、ノンアルビールを片手に出来上がりを待つ。
 ウマイ! 最初は不満を言ってた家内も美味しいねと。乾麺と野菜かき揚げだけの簡単なお昼も、案外に満足感にひたれるものだとつまらない感想。コーヒーで一息入れながら撮りためてあった長嶋さんの特別番組に涙して。
 1974.10.14 あの引退試合を見に先輩と後楽園球場に行ったんです・・・仕事中でしたが。444号ホームランをレフト外野席の最後列で、向かってくるかのような打球に酔いしれました。第2試合はさすがに仕事に向い、残念ながら涙の挨拶と外野一周には立ち会うことが出来なかったのですが、人生忘れない想い出で、今テレビで何度見てもあきません。 
 89歳で旅立たれた長嶋さん。正にミスタープロ89でした。

 与謝野蕪村の句に「ひねもすのたりのたりかな」というのんびり感いっぱいの表現がありますが、大海ゆったりゆったりゆらめく様を意味するようですが、のたりのたりだけですと、のんびりゆっくり過ごすと言う意味にも理解されているようです。
 今日はこれからソフトの練習です。明日は早起き市民大会が始まります。議会も来週は議案質疑と常任委員会があり佳境に入ってきます。財政厳しい幸手市にあって、歳入歳出それぞれに関わる大事業が待ったなしです。しかし、当然のことですが、入りより出の方が断然多いわけで、財政のやりくりがしばらく続く状況であることは確かです。
 ご意見ご提案等ございましたら遠慮なく連絡方お願いいたします。

 edakubo.kihachirou@gmail.com

No.3824 第75回全国植樹祭

2025.05.26

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 前号で紹介した第75回全国育樹祭は、昨日秩父ミューズパークで厳かに、そして華やかに開催されました。
 天皇陛下のご臨席を仰ぐ関係から厳重な入場管理体制がしかれていましたが、朝6時という早朝に出かけ、式典開会時間の午後1時頃まで、秩父山中での植樹行為等をこなし、その後の待機時間もなんのその、陛下御入場の際の場内の緊張感と高揚感は言葉に表現できないほどでした。何事にも代えがたい機会に接することが出来たという意味で日本人であることの喜びが幾度も頭をよぎりました。

ファイル 1755-1.jpg 前号でも書きましたが、4月20日の市長選で敗れた現職市長だった北堀篤さんに会いましたが、想像通り無念な思いを吐露されていました。イベント終了後に会った秩父市民の知り合いから伺ったことには、新市長は市議時代にこのイベントへの反対発言をされていたそうです。その新市長がこの大イベントの開会にあたって真っ先に歓迎の辞を述べたのですが、政治の世界の悲喜こもごもは常に存在していることを再認識した次第です。
ファイル 1755-2.jpg 木村市長とは行動を共にし、三ツ林裕巳前衆議院議員をはじめ多くの県会議員の皆さんとも再開することが出来たことは思い出として残ります。

ファイル 1755-3.jpg 
農林行政に関わるイベントということで、小泉進次郎新農林水産大臣も出席され、聞いたところでは、終了後に米生産農家との会合が緊急開催されることになっていたそうです。さて、話題の米相場はどうなるものやら・・・。

No.3823 議長公務と6月議会 

2025.05.24

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 今月に入って、議長として団体各種の総会関連行事への出席が続く状況にあります。
 まず、スタートは、3日に開催された野田市政施行75周年記念イベントに、県は違えど隣町でもあり、来年は幸手市が40周年というタイミングなので参考の意味も含めて出席してきました。市関係とは別のものとして、江戸川改修期成同盟監査会、中川・綾瀬川期成同盟が越谷市で、東埼玉道路建設期成同盟が八潮市で、そして全国市議会議長会総会が国際フォーラムで、翌日行われた同会代議員会議と併せて2日間開催されました。
 数としては、市内関係はそれ以上に目白押しの状態で、所用が重なっていた関係で二つの総会を欠席をしましたが、議長としての責務をほぼフルにこなしているといったところです。
 まだいくつか予定がある中、そのハイライト的なものとして、明日25日は秩父市で開催される「第75回全国植樹祭」に出席することになっています。天皇陛下、皇后陛下をお迎えしてのビッグイベントですが、なんと埼玉県での開催は66年ぶりということです。私が9歳の時以来のことと考えると、それほどのイベントが行われる年に議長として招待を受けたことは感慨深いものがあります。そして、県議時代の2013年にも埼玉県で初めて寄居町・熊谷市で行われた全国育樹祭に参加し、当時皇太子であられた現天皇陛下に接することが出来たのですが、今回、なんと確率の低い条件にあてはまったものかと幸運を有難く思います。逆に、秩父市の元県議の同僚だった北堀前市長はつい先日の市長選で惜しくも敗れてしまい、陛下をお迎えする最高の役割を逸してしまったわけですからさぞや無念だったことでしょう。
 先週の「笑点」でたい平さんが、この植樹祭に地元代表としてスポークスマン的役割をすることになっていると冒頭の自己紹介で言ってましたが、やはり栄誉なことと実感しているからこそのテレビ発言なのだろうと感じました。
 明日は6時出発で、指定場所に到着後はシャトルバスで会場に運ばれるそうです。両陛下のお姿を拝見する緊張感は他の場合のそれとは間違いなく異なり、良い意味で高揚します。
 さて、6月議会は2日に開会で、翌日から3日間一般質問がおこなわれます。現場傍聴でも、ライブ中継でも、または録画チェックでも結構ですので、議会への注目をよろしくお願いいたします。外向けの議長公務はしっかり対応しているつもりですが、市議会ガナバンスに、その役割をこなしきれていないという反省を強くしています。議長としてはそこがしっかり対応出来なかったこの2年間・・・いろいろなことがありましたが、一般社会とは全く別のものが議会にはあると改めて感じる次第です。

No.3822 無責任が横行💢 他雑感 

2025.05.21

🔶江藤農相遅すぎる辞任!
 石破総理得意の表現「スピード感も危機感をもって」などまったく感じられない遅すぎた江藤農相の辞任劇。
「自分はコメを買ったことは無い、支援者からいただく米で食品倉庫はいっぱいなので売る程ある」と言ったとか。マスコミは冒頭の1フレーズをとくに強調した報道をしていますが、その後の言葉も含めてかなり国民を逆なでするものだと思いますね。そもそも政治家、とくに国会議員の実態が国民意識とかなりのズレがある意味において不適切にもほどがあります。国民の現実の生活を何処まで分かっているのかということです。
 過去にも現政権の問題点を指摘してきましたが、本当に言葉が躍ることの多い石破政権にうんざりです。もとより、保守自民として日本を発展させ、守ってきた自民党でしたが、今のていたらくは長期間亜流自民として存在していた左派系グループが政権を握った実感をあらゆる場面で感じます。今の閣僚の中にも外務や子ども家庭庁、福祉担当大臣を始め、全体に脆弱な内閣だと感じるのは私だけでは無いと思います。
 とにかく、今回の江藤農相の問題は、民意はおそらく90%以上が怒りを感じたものと思います。それに対して、発生時に石破さんが言ったことは「今価格調整している真っ最中なので継続してがんばってもらいたい」と。そんな言い訳は何日ももたないことがわからないのか!と思いますね。呆れます。

🔶トランプさん、本性現す! 
 ウクライナ戦争は自分が大統領になったら●日で終わらせることが出来ると言っていた大統領。選挙目当て、ノーベル賞目当てだとアメリカメディアの厳しい報道もありました。やはりというか無理なことは無理で、習近平が後ろ盾になっているプーチンはそれほど簡単に和平提案に応じるはずが無いと多くの人は思っていたのではないでしょうか。
 そこで、最近のトランプは「双方にその気もやる気もないとわかったら、私はこの停戦交渉の仲介役は降りる」というような内容の発言をしたと海外報道で確認しました。身勝手で無責任な人間性を平気でさらけ出した格好です。この人に世界が壊されないことを願うばかりです。

🔶30代のペルー人による高速道逆走事件。画面を見ていて怖くなった人が多いのではないでしょうか。かなりのスピードで、対向車にパッシングしながら激走する光景は、ある意味明日は我が身を感じる恐怖の高速道路を映し出していました。目的地へ行く行程での間違い解消のために、逆走行為となり焦ってしまったのかもしれませんが、我がことにあてはめて、この報道に接した我が家では、どうしたら逆走車に直面することを防げるのかという話では、当たり前ですが、防ぎようがないという結論しか出ませんでした。現場近くのサービスエリアで「こちらに侵入すると逆走になります」というカラフルで大きめの看板が取りつけられているのが異様に感じた次第です。

No.3817 アメリカで・・・

2025.04.29

 トランプ大統領の不支持率が支持率を上回り、徐々にその差が開いているという。さもありなんと感じる数値変動である。そもそも、彼は自分が何かをいうことで、世界が動くということに快感を覚えているのではないかとさえ感じる。それがアメリカの大統領たるものなんだと言いたいかのようである。しかし、ウクライナ戦争も世界貿易も西側同盟も、更には中東情勢も・・・すべて混迷カオスの状態から抜け出すどころかややこしくさせただけというのが現実ではないか。
 低評価の論理は幾つもあるが、西側同盟について言えば、アメリカはこの同盟の信頼と絆を維持し、深めてこそ自由主義国家群つまり西側同盟の盟主としての信頼と威信を持ち続けることが出来るはずで、それが可能なのはたった一つ、アメリカだけなのだ。このことを忘れての放言・暴言の連発は、一時は何かの計算があってやっているとの予測評価の声もあったが、実は、彼の頭には世界をリードできるだけの知恵はなく、ただただアメリカの大統領という権威をちらつかせる権力志向の実利主義者という顔しか浮かんでこない。
 「アメリカは日本を守っても日本はアメリカを守ってはくれない」という思考もレベルが低すぎて呆れる。同盟の意味をどれだけ理解しているのだろうか。あらゆるリレーションシップをリンクさせて考える姿勢がないのだ。
 「アメリカで日本車を売るくせに日本はアメ車を買ってくれない」との発言も購買動機は消費者の自由と権利であるということをわかっているのだろうか。日本国内での販売網を充実させることなく、コマーシャルも不足し、デザイン、燃費、Nox規制、耐久性、EV化といった観点から消費者の心をくすぐる車がどれほどあるかと考えれば一目瞭然のことではないか。少なくとも40年前には韓国や中国の車はなかったくらいだったが、イギリスの車生産が低迷し、他国のメーカーに吸収される事態も発生するなど、世界の車事情は様変わりしている状況においてアメリカが一番でなければならないという発想であるならとんだ時代錯誤なのだ。

 さて、話は変わってアメリカで行われたゴルフの女子メジャートーナメント「シェブロン選手権」で西郷真央選手が5人によるプレーオフを制して優勝した。テレビ放映はなかったが毎日スコアランクを見ていて、ひそかにこれは!と思っていた。そして見事にこれをやってのけた。それも最終ホールでバーディーをとってのプレーオフ進出だった。まずはおめでとう!ですね。
 ここ数年韓国の選手の台頭が華やかだったが、この試合でプレーオフに残った5人は、韓国、中国、タイ、アメリカ、そして日本の西郷選手と5人5様の戦いになったのだ。トーナメント全体の出場者中、中国が11人、日本が13人、韓国が17人などアジア圏の選手が多くなっているのも最近の特徴だ。先の男子のマスターズではGBのロリーマキロイが涙の優勝をつかんだが、ゴルフの世界でもアメリカの独壇場だった数十年前とは様変わりし、年間5つある女子メジャーでは、日本人選手も毎年どれかに優勝する状況になっており、米選手の優勝が激減しているのだ。

 トランプさん、もっと自国の足元を見つめる必要があるのではないかと思いますがいかがなものでしょうか。古いアメリカに夢を追い求めていては、世界の盟主をいずれ中国にとって代わられるかもしれませんよ。それでいいのですか!

No.3814 関東市議会議長会総会

2025.04.17

 昼夜の気温差がありすぎて体調管理に苦労しますね。ただ、草花が多種多彩に楽しめる陽気でもあり、遠くを見れば新緑に染まる山々が気持ちを落ち着かせてくれる嬉しい季節でもあります。外国に住んだことはありませんが、日本の四季折々の風情は海外の人にとって羨ましく映ると言われています。
 さて、今日は関東市議会議長会総会が会長市の那須塩原市で開催されます。昨年は熊谷市が会長の任務にあたった関係で浦和で開催されましたが、今日はエピナール那須で行われます。間もなく幸手を立ち那須に向いますが、帰宅は9時過ぎになる予定です。
 来月20日には全国市議会議長会総会が東京国際フォーラムで開催されますが、こうした広域組織は町村議会にも存在し、その役割としては当該地域における問題解決策や国に対する施策の提言が中心にあります。例えば、能登支援、クマ被害対策、代替エネルギー施策、人口減少と東京一極集中問題、食糧自給率向上対策等々、地方の広範囲に及ぶ問題に対して提言や補助金要望などをするのが広域組織に課された任務と感じています。その一部に前号で示した議員年金復活を求める動向があるのですが、議員待遇に関する対応は多くあるわけではありません。やはり国民生活に関する国の動向に注文及び釘を射すのが最大の役割であるべきと思います。

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