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No.3634 コロナ第8波の動向

2022.11.17

 日本医師会の定例会見において「第8波が始まったと理解せざるを得ない」との見解が出された。このところの感染者数は10月11日のピークダウンの後、緩やかな上昇傾向を示しており、明解な定義はないものの、上昇の継続が見られる現状は「新たな波」と考えるのが適切だとも。東京で2日続けて1万人を超え、全国では2日続けて10万人を超えている。
 心配な点はいくつかある。
❶寒さに比例して感染者が増える傾向があるとする専門家の発言
❷10月の外国人観光客が前年の22倍に膨らんでいること。このことが心配というよりは、今後この傾向が更に増加することが憂慮される
❸幸手市では学校関係者に感染者が増え、学級閉鎖の措置が取られるなど、学校を中心とした家庭内感染が増える傾向及び可能性があること。

 ただ、先週10日に加須済生会病院の視察に出向いた際、長原院長の説明によると、本棟脇に建てられているプレハブのコロナ病棟には77床というベッド数が用意されているが、現在使用されているのは11で、最盛期を考えるとかなり減ってきているとのことだった。この1週間でどのように変化しているのかは不明だが、この数値も注目すべき点と言える。
 
ファイル 1561-1.jpg 幸手市議会では14日に開催された議会運営委員会(委員数7名、欠席1名)で、12月定例会の運営について協議されたが、コロナ対策の基本は従来通りということになったものの、傍聴をどうするかについて議論が2分した。
 共産党(大平議員)新政クラブ(武藤議員)公明党(四本議員)は傍聴者を受け入れる方向でいいのではないかと。自民党市議団(藤沼、枝久保)はネット中継もあることだし、前議会同様ご遠慮いただくことでどうかということで意見が割れた。私からは、学級閉鎖もあるし、第8波が予測されているので、今日の段階で決めず次回議運で、様子を見て必要であれば再度考えることにしてはどうかとの主旨発言をし、そのような形でひとまず様子見ということになった。なお、議会運営委員会委員は会派単位で2~3名会派で1名、4名会派には2名が割り当てとなるので、現行自民党市議団からは2名選出されています。