記事一覧

No.3185 違反行為野放し状態

2019.10.01

 今回の幸手市長選、私は4年前に引き続き木村すみお候補を応援しています。
 理由は、候補者本人の人間性とその考え方、幸手市の現況に精通し、なんとかしなければならないという切実な想いがしっかりと感じられるからです。
 ましてや、前市長の不祥事を生む原因を4年前の市長選に戻るならば、市民にも反省すべきところがあるし、そのためには何を基準に今回の新市長を選ばなければならないかとの判断をしているからです。

 №3181および3183でコンプライアンス遵守と、公職選挙法の問題を書き込みましたが、市民有権者の意識の中には、政策や人柄の確実性といった面より、見た目の興味、関心が投票の評価基準になることを平気で口にする人がいるようです。
 人としてのモラルの無さ、政治家としての倫理観の欠如、そして、市長としての責任感が希薄だったことが、前市長の今回の逮捕事件の大元にあったと考える市民がどれほどいるのかと首を傾げざるを得ません。4年前にこの人を選んだ結果が、幸手市にとって、幸手市民にとって恥ずかしさの頂点につながってしまったということですから、その時の61票差が返す返すもという重い反省につながるものと考えていましたが、あにはからんや。
 なんと、11名いる代表区長の数人が2月に行った区長会主催事業の流れから対抗馬の擁立をはかり、違犯行為を平気で活動している実態にはあきれるばかりです。区長を表面的にでも辞職すれば良いというものでもありませんが、中には辞職もせずに堂々と区長の肩書を選挙に活かしている方もいます。

 先の日曜日は各地で地区民祭が行われ、それを意識して候補者を連れまわした区長の存在がありました。開会式で挨拶をした区長が、直後から候補者を連れて場内を紹介し、握手をするよう勧めて回る選挙活動をしたのです。完全な違反行為ですが、悪びれる人物像はそこには見られません。挨拶は区長として、紹介行為は個人としてやっているという理屈のようですが、実際は違反行為そのものです。
 法を守る精神がそこには微塵もないわけで、そういう人物が長く区長をやっていることも問題なのかもしれません。区長とは市から委嘱され、収入を得て地域のまとめ役としての職制を任じられている人です。人としてのモラル無さ、区長としての倫理観の欠如予備、責任感の取り違えは、正に前市長と相通ずるものがあるではありませんか。
 また、この候補者の選対本部長は、代表区長会の副会長だった人で、前市長の親戚です。
 
選挙直前にその立場を辞職しましたが、こうしたことを考えるにつけ、今回の市長選に新たな候補を担ぎ上げた人物グループ像が浮かび上がってきます。
 問題は、担ぎ上げられた候補者ではありません。担いだバックにいるグループ像に感じられるのです。今回の選挙で、前市長を支えてきた特定グループが勝利することは、当然、そうしたしがらみが更に勢いを増すことになるでしょう。それは前市長の市政運営理論の継続につながることは必定です。特定団体や組織に補助金がどんどん使われる可能性も。そういう意味では新市長は傀儡的存在でしかなくなるでしょう。候補者に問題はないと言っても、政治行政の経験ゼロで、幸手市をよく知らない候補者であることは間違いないわけです。
 また、今後幸手市で行われる選挙で、区長という存在が違反にかまうことなく堂々と活動をすることが暗黙の了解となるのも間違いないでしょう。
 選挙とは、民主主義を標榜する最高位に位置するものであり、世の中で最も公平性と公正さを求められるものです。それを理解できないイケイケどんどんの人たちが闊歩する街・・・そんな街にさせていいのでしょうか? もうそうした状態から脱皮するべきなんです!!

 私はそう考えてこの市長選を幸手の良識の最期の砦と位置づけて木村すみお候補を応援しています。信じていただける市民が多いことを祈っています。

No.3184 きずな№3

2019.09.28

 昼夜の寒暖差によるせいか、少々鼻かぜっぽい症状に見舞われ、ティッシュペーパの消費量が進んでいます。消費税アップの前に買いこんでおこうかと思いましたが、置き場のこと考えてる?と言われて、それもそうだねと納得。そういう家内も小生より若干重い状態となっています。どうも就寝時が蒸し暑く、深夜過ぎから気温が下がることへの寝ながらの掛布団対策が徹底出来ていないことが原因なのかもしれません。気をつけなければと思いつつも、寝入ってしまうと能動的ではなくなるのがまずいと自覚してはいるのです・・・が、今夜はどうか???

 4月、6月と発行してきた広報誌「きずな」の3号が完成し、順次配布しているところですが、市内全世帯向けの部数までは作成しておりませんので、ブログでご紹介することにします。ご高覧いただければ幸いです。
 №3は、市長選特集ページを4面に設定して、私の想いを綴っています。紙面の大きさはA4版4面付けの体裁で作成していますが、今号では1面及び4面だけの紹介として、一般質問主体の2と3面は後日にさせていただきますのでご承知おきください。
 

ファイル 1095-3.jpg  ファイル 1095-2.jpg
 

No.3183 公職選挙法第135条及び136条の2

2019.09.27

 幸手市長選挙の告示日を2日後に控え、気持がグッと入れ込んでくる感じがします。ただ、これまでの選挙と異なるのは、神経戦に近い感覚が、いつもとは違うなあと感じることです。原因は、急遽出馬をした候補予定者を支援する方々に選挙運動をすべきではない人たちがいて、それも堂々と運動しているということかと感じています。許せないという想いと、しっかり取り締まらないものかなあという想いの交錯です。

ファイル 1094-1.jpg 区長という立場は多くの市町村において、選挙のたびに投票所で投票管理を依頼されます。つまり投票管理者です。添付資料をご覧ください。明確な法規定のもとに選挙活動が出来ない対象になっているのが区長です。
 ですから、それがために数人の区長が区長辞職届を委嘱者である幸手市(幸手市長)に提出した事実があるわけです。どんな運動をしているかというと、候補者を連れて戸別訪問をしたり、会合の案内ビラをポスティングやピンポン配布したりといった行為が実態となるのです。告示日が過ぎると選挙カーのドライバーになるなどといったことも推測されます。
 辞職届を出す出さないの問題ではありません。選挙後に元に戻るなどというのでは単なる法逃れの便法にすぎないのです。辞職届を出していない区長さんが紹介行為で特定地区を本人を連れて歩いているという情報もあります。
 幸手の一部区長さんは狂ってしまったのでしょうか。
 それほどまでに積極的になる理由はどこにあるのでしょうか。

 公職選挙法第135条では、選挙事務関係者、この中には投票管理者が含まれますので、当然区長は選挙運動禁止対象です。
 また同法第136条の2では、すべての公務員は一般、特別、常勤、非常勤を問わず、その地位を利用して選挙運動をすることは禁じられています。その地位を利用しなければいいという理屈は通用しないでしょう。肩書と言うのは目に見えるものではありません。しかし、その目に見えない肩書を背負って職務をしている限り、まわりは区長という地位を外してみることはあり得ません。
事実、個人としてやっていると公言する区長がいると言いますが、正に屁理屈というものです。ケジメもモラルもない特定の感情が引き起こす違法行為としか考えられない実態です。
 いい大人が平気で犯す公選法違反行為が摘発される例が少ないことも、政治の堕落や地域の疲弊の根源になっているのではないかと感じる次第です。自分がまっすぐだとは言い切りませんが、こんなことがまかり通る事実は、幸手で行われる今後の選挙でタイトルの法律は無きがごとくに等しいということになるでしょう。
 やるせない想いが異質の疲労感につながっている。そんな感じです。

No.3142 手に汗を握る投開票

2019.07.22

 今、1時50分です。タイトルの意味はお隣町の杉戸の町議選投開票の現状です。この時間になってまだ確定していないのです。参議院選挙は比例を一部残してほぼ確定したのにです。
 前夜10時から町のホームページで30分ごとに開票結果が報じられているのですが、12時半、1時、1時半と数値が変わらずのままです。4人の候補者が落選する選挙戦ですが、下から300、400ときて、次は700が3名いる状況が続いています。この3人の接戦が慎重な開票作業をもたらしているものと思われます。各陣営では今か今かと手に汗して結果を待っていることでしょう。
 杉戸町も幸手市同様、人口が減り続けており、2年前と比較すると約2000人減少しています。ご存知のように地域選挙の傾向が強い自治体議員選挙ですが、その特徴をうかがわせる選挙になっている感じです。
 700でしのぎを削る状態の3名のうち、お二人はとくに農村地域に根差した有権者の少ない地区の候補者です。逆に今、1500票以上の当確組にいる候補者は、大票田の新興地区で立候補者も少ない地区を地元にしている方のようです。特定政党の候補者は安定した読み通りの選挙戦で票割が出来ますが、単なる保守系や諸派、無所属といった候補者は、地元に食い込む可能性のある新人候補者がいるかいないかで、一気に様子が変わってしまう場合があります。
 さて、2時を9分ほど過ぎました。選挙戦の厳しさ、難しさは国政も地方も候補者の立場からは何も変わるものではありません。私が県議選の際にお世話になった候補者が当選するかどうかといったところですので、寝るに寝れないといったところです。

No.3136 参議院選 嵐の中の告示

2019.07.04

前号のクジラブログに思いもよらぬお褒めのメールをいただき有り難く感じております。鯨食文化が、国はもとより地域単位で異なる例をわかりやすく綴ったつもりでしたが、食は土地土地で異なるからこそ、旅の魅力を高め、未知なる地へいざなう要因になっていることを感じていただいた面もあったようです。ありがとうございました。
16年間、政治に限らず、いろいろなテーマをエッセイ的に取り上げてきましたが、今後も同様の姿勢で書き綴りたいと考えておりますので引き続きよろしくお願いいたします。

 さて、参議院選が告示となりました。9年前の参議院選では、消えた年金騒動で、国民が未知なる政治を求めた結果、国の威信が随所で崩れることになったのはさほど古い記憶ではありません。今回の選挙も憲法改正、消費増税に加え、年金不安を野党一体となってアピールする17日間になるようです。野党にとっては「夢よ再び選挙」とでも名付けたい選挙なのかもしれません。
 しかし、現政権が憲法改正について問いかけていることに対して、まともな対応をしようとしない野党の姿勢はいかがなものかと思います。国会が発議しても、要は国民投票という最終場面があるわけですから、ある意味、この国民の権利を冒頭から必要としない政治姿勢はおかしいと言わざるを得ません。憲法審査会で堂々と議論した上で議決を諮り、そこで3分の2に達しなければ有権者の負託を受けた国会の結論として理解するだけのことであり、発議に至れば国民投票という流れになります。真面目に憲法問題を議論することこそ政治家の責任ではありませんか。
 立憲民主党などは、与党が示す9条改正は無視し、総理の解散権を低減する旨の改正を議論しようと・・・しからば憲法問題から逃げてはいないという論理です。歯車をかみあわせようとする意志は皆無で、政権からの投げかけを無視していることに変わりはなく、国を守るという観点は持ち得ていないようです。共産党に至っては、安倍総理は戦争をすることが目的だという得意の拡大解釈で戦争反対論理の賛同を得ようとする選挙戦。
 そして、こうした思考に特定メディアは応援の論戦を展開する。志位総理であれば日米安保は党是にもとづき即刻破棄? 枝野総理であれば親中、親韓路線をとり、結果として日本を守る術が無くなる可能性だって無くはないのです。
 また、現状にあって選挙争点にすべきは、少子化や教育、防災といった国を守るという意味において未来にかかわる内政諸問題も大切なことです。年金不安を煽る選挙戦はポピュリズムもここに極まれりといった様相に感じられてなりませんし、これによって野党政権が再び生まれることにでもなったらと思うとぞっとします。
 そもそも、年金不安を解消する手立て、道筋が野党に見出せるとはとても思えません。リーマンショックという外的要因で落ち込んだ日本のみならず世界経済にあって、デフレ脱却を旗印に打ち出したアベノミクスであっても徐々に、少しづつ成果を上げているというのが実際でしょうし、エクスプレス効果は打ち出せない現実があります。野党は経済をどうしようというのでしょう。消費増税反対だけでは経済論戦とは言えません。
 批判は簡単ですが、国際協調を基軸として進めている経済施策を考えれば、日本は世界の信頼を得ていることは間違いありません。ただ、露中韓朝の4つの隣国が別の自己中心的価値観を先行させている現実に対して各党の考え方を聴いてみたいものです。立憲民主党や社民党、共産党は何があってもほとんど中韓の批判をしないのが常のようですが・・・。

 そんなわけで、17日間の選挙戦が気候に合わせてジメジメした中身にならないことを願う次第です。

No.3104 3度目の市議選に向けて!

2019.04.05

アイコン

 4月の幸手は2つの選挙が予定されていましたが、県議選は無投票となりました。埼玉全県で22カ所の選挙区が無投票になりました。知った仲間にも連続的な無投票の結果に疑問を持つ人がいます。たしかに、はたしてこれでいいのかという想いがしないではありません。
 しかしながら、小生としては、具体的には昨年夏以降、県議再挑戦の意志が無かったわけではありませんが、皆さんに身近な市議というステージへの再挑戦も選択の範囲にありました。そして、悩みに悩んだ結果、それを最終選択肢とした次第です。
 

 繰り返しになりますが、私は地元地域の政治状況を熟慮した結果、3度目の市議選にチャレンジすることを決めました。1年ごとの抽選で回転する地元香日向地区の区長職を2年受け持ち、先月29日までその立場でもあったことから、いささか出遅れの感が否めませんが、こうした話は真実が発表される前に噂が流れるものだと、あらためて感じる次第です。
ファイル 1013-1.jpg そういったわけで、これまでお世話になった方々に直接ご挨拶をとの思いはあるのですが、告示日まで10日を切る日程になったこともあり、この時期まで来ますとそれも思うにまかせません。運動をご支援くださる方々に感謝しつつも、具体的な準備は自身で整えることも多く、毎夜遅くまでとりかかり、ここのところ睡眠時間が少ないこととパソコンとにらめっこもあって、脳のギヤがかなり回転不足の状態です。というのも、今回の選挙戦は原点回帰ということで、コストパフォーマンスに配慮した選挙戦を心がけています。あたたかく見守っていただければ幸いです。
ファイル 1013-2.jpg そんなことからブログでの立候補表明も今になってしまいました。
 ともあれ、まだやれることもやりたいこともあります!!
 ご理解とご支援のほどをお願い申し上げます。
 私の想いの一部を綴ったものを創りました。ご高覧ください!

ページ移動