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No.3142 手に汗を握る投開票

2019.07.22

 今、1時50分です。タイトルの意味はお隣町の杉戸の町議選投開票の現状です。この時間になってまだ確定していないのです。参議院選挙は比例を一部残してほぼ確定したのにです。
 前夜10時から町のホームページで30分ごとに開票結果が報じられているのですが、12時半、1時、1時半と数値が変わらずのままです。4人の候補者が落選する選挙戦ですが、下から300、400ときて、次は700が3名いる状況が続いています。この3人の接戦が慎重な開票作業をもたらしているものと思われます。各陣営では今か今かと手に汗して結果を待っていることでしょう。
 杉戸町も幸手市同様、人口が減り続けており、2年前と比較すると約2000人減少しています。ご存知のように地域選挙の傾向が強い自治体議員選挙ですが、その特徴をうかがわせる選挙になっている感じです。
 700でしのぎを削る状態の3名のうち、お二人はとくに農村地域に根差した有権者の少ない地区の候補者です。逆に今、1500票以上の当確組にいる候補者は、大票田の新興地区で立候補者も少ない地区を地元にしている方のようです。特定政党の候補者は安定した読み通りの選挙戦で票割が出来ますが、単なる保守系や諸派、無所属といった候補者は、地元に食い込む可能性のある新人候補者がいるかいないかで、一気に様子が変わってしまう場合があります。
 さて、2時を9分ほど過ぎました。選挙戦の厳しさ、難しさは国政も地方も候補者の立場からは何も変わるものではありません。私が県議選の際にお世話になった候補者が当選するかどうかといったところですので、寝るに寝れないといったところです。