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No.3843 今年こそ甲子園

2025.07.25

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 全国高等学校野球選手権の都道府県予選大会が佳境に入ってきました。
 実は、昨年も書いたかと思いますが、埼玉県大会と変わらぬ関心を持って注目しているのが宮城県大会です。というのも、地元幸手市香日向から優勝経験のある強豪校として知られる仙台育英高校に留学している選手がいるのです。
 その選手とは!

 3番 レフト 土屋璃空(りく)くん。

 準決勝戦では仙台一高との対戦で、3番バッターとして初回に本塁打を打って決勝戦進出に見事な活躍をしたばかりです。それまでの試合では5番をまかされていましたので、監督の期待がさらに一段高くなったものと思われます。
 昨年は、決勝戦で甲子園常連の仙台育英を破って甲子園への栄冠をつかんだのは初出場校でした。強豪仙台育英としては苦く辛い経験を味わっての今年の大会です。関係者の期待に今年こそ応えてくれるだろうと思う次第です。
 結果次第では、甲子園まで応援に行こうかと思いますが、その前に28日月曜日に行われる決勝戦に絶対勝利を期待するのみです。

 さて、その土屋君とボーイズリーグ時代にバッテリーコンビを組んでいた選手に上尾高校の皆川輝生(るい)くんがいます。投手兼中堅手として3番を任されている選手で、ベスト16で昌平高校と対戦して先発奮投しましたが、惜しくも敗れてしまいました。2回戦が終わった時点で、あるところで皆川親子に会った時に、甲子園で対戦することになれば良いねと励ましたら、「そうですね、がんばります」とこたえてくれたものですが、夢の続きはまだまだこれからです。
 さて、埼玉県大会の決勝は、今日25日に行われた準決勝戦2試合で、浦和実に勝った昌平高校と、山村学園に勝った叡明とが甲子園をかけての決勝戦となりました。暑い、熱い真夏の熱戦に期待しようではありませんか。
 27日は埼玉県、28日は宮城県です!

No.3842 シナリオが過ぎる石破さん

2025.07.25

 まさに政治は生きているを強烈に感じさせる選挙後の自民党。もちろん裏政治という観点からのことです。党員として消えゆく自民党論まで出される状況には、何とも歯がゆい思いがしてなりません。
 8月1日が期限と言われていた関税交渉でしたが、選挙後あっさり相互関税25%で妥結したのは驚きです。赤沢大臣のそれまで7回も渡米していたのが、8回目で期限1週間以上残して突如の妥結。選挙大敗予測の中で創られたシナリオだったのではないかと思いたくもなります。
 しかも、提示したニンジンが80兆円の投資とあればトランプも喜ぶことでしょう。それこそ国家間での袖の下交渉という表現もできるのではないでしょうか。しかもそこから生まれる利益の90%はアメリカに帰属するというのですから、交渉成立を手放しで喜ぶわけにはいきません。逆にアメリカの自動車業界はトランプに怒りを隠さないという報道もあります。

 この関税交渉の妥結結果を受けて、ほとんどの左派系野党から石破続投期待論を発信されはじめました。党員として情けなく思います。反安倍で知られるラサール石井が、石破さんは今までの総理で一番まともだと言ってる状況は、現政権が左派思想に一歩どころかかなり踏み入ったことを象徴する事態です。安倍総理にことあるごとに矢玉を撃ち続けた石破さんですから、その時点で保守精神の高い政治家ではないとわかっていたことですが、総理になってここまで堕落的延命策で居直る人であったとは・・・呆れました。過去の選挙で、自民党が大敗した際、野党から時の総理が続投を期待されることなどありませんでした。それだけ組みしやすいと言われているようなものですし、中露朝を意識した国守国防意欲が薄いのもどうかと思います。