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No.2507 日本女子プロ野球リーグ

2014.06.11

 先日、今年初めてとなる県議会野球クラブの練習があった。ベースボールは自らが(この歳になっても)プレーできる限りユニフォームを着ていたいスポーツ。もっとも、県議会で実技をともなうクラブは一昨年までは野球の他に剣道部もあったが、残念ながら、剣道部として団体戦に出るにはメンバー不足ということで休部状態になったのだ。私が「メーン」の一声とほぼ同時に右足ふくらはぎ筋切断という怪我をしたこともきっかけになったのかもしれない。いや、実際は違うのかもしれないのだが、それとなく責任を感じている。
 また、脱線してしまった。

ファイル 409-3.jpg さて、その野球クラブの練習に、な、なんと今じわじわと知名度を上げている女子プロ野球の選手4人が参加のみならず見本指導までしてくれた。
 浦和を本拠地とする「ノースレイア」から4選手で、私と一緒におさまってくれた写真、左から山崎、中田、怒、泉の4選手で、中田選手だけが選手カードをきらしていたが、ご覧の通り立派なカードがある。
 中田選手は埼玉栄高校出身で今年入団した19歳のばりばり新人。なんでも70人受けて合格は12名だったという。これほど厳しいとは知らなかったし、野球を職業としたい女子が意外と多いことに感心した。関東と関西にそれぞれ2チームづつの現状はまだ寂しいが、人気度の上昇次第でまだまだ増えることもあり得るし、そのようになることを願いたい。
 ちなみに、埼玉県で女子硬式野球部がある高校は、埼玉栄と花咲徳栄の2チームだそうで、4チームにはこの出身者がけっこういるという。

ファイル 409-1.jpg ショートで3番を打つ山崎選手は筑波大学出身で一時は教師になったが、野球は続けてきて、このプロ誕生に転向を迷わなかったという。温厚で落ち着いた人柄も素晴らしく、ゴロをさばく際のフットワークはベリーグッド! そうそう、温厚とはいうものの、スポーツで大切な声出しはなかなかのもの。
 怒選手はチームリーダーとしてコーチ兼捕手のレギュラー。リーダーに抜擢されるだけのことはあると思わせる人柄がナイスだ。
 泉投手は現在2番手ピーッチャーとして投球術に磨きをかけている途上。
私はバット持たずにバッターボックスに入って、じっくり球筋を拝見させてもらったが、最速129キロというストレートはなかなかのもの。それ以上にカーブはおもわず身体がのけぞるようなストライクが背中越しに入ってきた。20歳というから先が楽しみだ。

ファイル 409-2.jpg このリーグの公式戦が今週の金、土の2日連続で開催される。球場は大宮県営球場で18:30プレーボール。そう、ナイター戦で行われる。
 関東でしのぎをけずる相手チームは「アストライア」 今は少々アストライアに分があるそうだ。天候が心配だが、入場料1000円なり!一見の価値ありと思うので、よろしければぜひ観戦に出かけてみては!