記事一覧

No.3929 通行料払うなかれ!

2026.04.03

 随分と間が空いてしまい申し訳ありません。言い訳じみて恐縮ですが、なんとなくスランプというか、年明け以降パソコンに向い過ぎの時間が多かったことでパソコン忌避状態になってしまいました。とは言え滅多にはないことですし、プラス思考でまいりましょう。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
 高市総理にとってもやれやれでしかない気まぐれトランプによって震撼する世界。大統領になってどうしてもやりたいことが中ロと良好な関係にある国家群叩きだったと考えるべき事態となった。年初のベネズエラ攻撃で、いとも簡単に目的完遂したことで、同じようにいけるとふんだのかどうか、イズラエルとの共同戦線に打って出たトランプ。事はそうそう簡単でなかった。それどころか、イランの逆襲報復にあい、想定外の長期戦となり、戦費はかさむ状況となり腰砕けの様相となっている。
 今夜の速報では、商船三井所有のLNGを積んだパナマ船籍がホルムズ海峡を通過したという。これについて、どういった方法で通過したのか、出来たのかは明らかにしていない。そして、別のニュースではイランによる通行料の具体的計画が発表されたという。その料金はというと、1バレルあたり1ドルということで、1バレルは約159ℓですから日本の市販価格を160円とすると、25,440円分の末端価格のガソリンに対して1ドル換算159円の通行料がかかるということになるわけですね。実際は積んでいる原油は末端価格よりかなり安価なわけですから、この通行料はべらぼうに高いと考えるべきでしょう。
 これらは、イランの実入りというよりは、おそらくこの戦争で反米イスラエルを鮮明にした親イラン過激派組織であるレバノンのヒスボラやイエメンのフーシ派といった抵抗の枢軸と言われる団体への支援金になることは間違いないと思われる。と言うのも、これまでもイランはこうした組織のみならずシリアなどにも経済的支援をしていたようで、兵器による経済交流は中露北といった反自由主義国家との関係が強いのは世界共通の認識だろう。ベネズエラもそうだが次の標的にしているというキューバなどなど、すべて全体主義独裁国家群であり、北朝鮮が核保有国になったことをトランプは問題視して、次なる核保有国が生まれることを危惧してのイラン攻撃だったのだ。
 国によって料金が違うとも言われているが、日本、韓国やASEAN諸国が海峡通過の主な国で、過激派組織へ恩恵となるであろう通行料の支払いが、はたしてNATOやEUの国々からどう理解されるかは微妙なところではないかと思う。
 商船三井が通行料を支払ったことで海峡通過が出来たとなると、今後の子悪祭関係への影響が心配でもあり、なによりガソリン価格をはじめ石油製品の値上がりは必至となるだろう。