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No.2458 通常国会と都知事選

2014.01.25

 一体天気予報はどうしたというのでしょう。今日は3月上旬並みの暖かさで16度程度にまで気温が上がる可能性を示唆していたのに???

 今日は、午前中地元の初天神の神事に出席した際ブルブル! そして事務所に戻り作業していてもブルブル! いや、今はエアコン回しているので寒さはしのげていますが、外のどんよりした曇り空はそれなりに気分停滞をもたらしてくれます。

 さて、通常国会が昨日召集されました。スイスダボスでの演説に続き、年明けの所信表明を安倍総理がおこないました。昨日視察で訪問した東松山の(株)ボッシュでは、リーマンショックで落ち込んだ業績が、昨年から回復基調で、今年の予測もそのまま引き続く形の上昇ラインで計画図表が出来上がっていました。やはり、アベノミクスは着実に一歩づつ景気回復につながっていることを伺わせる状況です。
 しかし、このまま一途の上昇気流ではなく、ひとまず消費税が上がる4月からどういった先行きとなるか、そこで一つの区切りが見られることになるのかもしれません。社会福祉と税の一体改革を旗印におこなわれる消費税アップですから、国民もここはしっかりと日常生活の再設計をして、しのぐところはしのいで少子高齢化社会に自助ならびに共助の対応を示すことが必要だろうと思います。

 ところで、都知事選挙が告示されました。私が意外に感じたのは細川さんがとても老けて見えたことです。背中を丸め、首を前に突き出して演説する姿は髪の乱れもあって、長い間、仙人生活をしていた人を感じさせました。東京オリンピックの年には80余歳を迎える方ですし、なにより政治的充電をしていたわけではなく、お殿様的余生期間を長く持ち過ぎたのではないかと思いました。小泉さんも罪なことをしたという結果になるのかどうか・・・。
 いっそのこと、同じ首相経験者であれば、小泉さんが出馬したほうがより、選挙が活性化したかもしれませんね。間違いなく投票率は上がったと思います。まあ、いずれにしても昔の名前で出ていますには違いありません。世界でも有数の国際都市東京のリーダーにふさわしいのは誰か?
 私は、菅、鳩山、小沢、といった日本を貶めた古き政治家が応援する候補は東京のみならず国のためならじ!と思うのですが、有権者各位の人物評価、価値観、投票基準といったものは皆違います。愚衆政治のまやかしで、一時的感情論による選択をすることだけはいかがなものかと思います。さて、どういった結果になりますやら・・・。
 投票権がないこともあるでしょうが、政策論が都政的ではない部分もあって、チマチマした都知事選挙に今ひとつ興味が湧き切らないのです。