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No.2767 イギリスに世界が注目

2016.06.21

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 震災の傷跡が日常生活に大きく残る熊本で、今度は大雨による土砂崩れ等で死者が出る災害が発生した。時間雨量150ミリというのは、とてつもない量である。降ってほしいところに降らず、そっとしておいて欲しいところで暴れる気まぐれゲリラに年々悩まされる度合いが増している。
 慎んで亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします!

 さて、主張を異にする相手による凶弾に倒れたイギリスのコックス下院議員。国を二分するEU離脱か残留かの国民投票がせまる状況下で、非業の死に至るヒロインとなった。
 人の死には様々な原因があるが、国会議員が命懸けで国と国民生活の未来に立ち向かった経過での悲劇。まさに殉職に近いものがある。
 比較すること自体が故人に失礼だとは思うが、あえて怒りを込めて言わせていただくなら、舛添某とはてんで比較にならない。

 この事件から想像するに、どちらの結果になろうとも長期にわたり国が落ち着かない事態に進む可能性が高い。スコットランド問題も再燃しかねず、ヨーロッパの主導権はドイツ、フランスに移り、イギリスは対等な立場さえ失う可能性がある。両国ともそれほど寛容な目で今回のイギリスを見つめていないだろうし、とくに離脱となると厳しい対応を見せることになるだろう。

 そもそも、スコットランドの独立に反対したのに、自らはEU共同体から離脱するというのがいま一つ理解に苦しむところだ。大英帝国としての権威を今の世界状況で示すことに何の意味があるというのか。

 イギリスが他の欧州国家27カ国との調和・融和から、それぞれとの個別交渉を必要とする離脱の流れは、欧州だけに限らず、世界に大きな影響をもたらすことは大方の理解でもある。
 過去のプライドや古いアインデンティティーに囚われた離脱志向は、結果的には、後悔という二文字を未来に持ち込むことになると思えてならない。
 離脱派のリーダーがロンドン市長であることが、なにより、Old RONDON Prideがいびつな方向へと導く所以ではないかと感じるのだ。

 庶民を二分する政治状況は、身近なところでは平成の大合併もそうであった。幸手に限らず、全国各地で未だに互いの主張が街を二分したまま、いろいろな場面でそれが顔をのぞかせることがあるという。それは、合併の成否のいかんに拘らずである。けっして良いことではないのだが、人間の感情的なものがむき出しになると、そうした流れに陥りやすい。 

 選挙のたびに熾烈な二分戦が勃発し、その後遺症で街にあたたか味が消え、市民間にギクシャク感が残るといった例は少なくない。
 企業合併でも、真の融合にはそれぞれの企業出身者がいなくなるまで続くという。しかし、そうした痛みをともなうことは世の習いと理解して未来志向を優先することが大切なのではないか。 そんな問題を残されても、困るのはその後の時代を生きる後世の人たちなのだ。
ファイル 672-1.jpg ラグビー発祥の地、グレートブリテン・・・・若く尊い命を犠牲にしたことを国家まとまりのバネにして、国民投票後はノーサイドで再出発することを望んでやまない。
 

No.2727 敵対への敵対で失われる命

2016.03.24

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 1週間ぶりの書き込みとなりました。寝込んでいたわけではなく、私事いろいろあったもので申し訳ありませんでした。実は、昨日1時間半ばかり書き込みをしたところで、どういうわけか突然それまで打った文章が無くなってしまいました。キーパンチが間違ったのかもしれませんが、今までになかったことですのでやたらと疲労感に襲われてしまいました。
 なにしろ、原因もわからないので、パソコンを我が手中に完璧に治めるのは困難なことだとあらためて悟った次第です。

 国際都市ブリュッセルで、空港と地下鉄という交通拠点で起こった同時テロで31人の人命が奪われたのをはじめ、多くの死傷者が出た。そして、日本人の被害者も。慎んでご冥福とお見舞いを申し上げたいと思います。

 現地情勢に詳しい人の話では、ベルギー当局、とくに警察の対応は大変甘いとのこと。隣国のパリやロンドンがテロに襲われているにもかかわらず、EUの重要な位置づけにあるブリュッセルのセキュリティーがゆるいとの指摘は以前からあったそうだ。しかも、欧州全域に大量の避難民が流入しているという状況もある中での実態である。

 欧州では、国連都市ジュネーブをはじめ、すべての国の大都市圏はテロの脅威を常に意識しなければならない状況にあると言える。
 今回の事件によって警戒レベルを最高の4に引き上げるというのはテロ対策の在り方として遅きに失したとは言えないだろうか。
 とは言え、自爆をいとわないテロを100%防備することが可能かどうかはかなり難しいことだろうと感じるのも確かなところだ。

 
 イスラミックステートは「我々に敵対する国には敵対をもって報復する」と平然といつもながらの身勝手な説を主張している。そういう意味では、世界を相手にする蛮行愚連軍には人道博愛の正義の精神はまったく通じることはない。北朝鮮とはまた違った意味で厄介な軍団一味である。

 そこで憂うべきは、伊勢志摩サミットが開催される日本である。5月には多くの外国要人が訪日し各地で重要会議が行われる。空港港湾での入国チェックにも限りがあるし、街中の車や人体に取り付けられた爆弾を察知することが出来るのかと考えると、完璧なセキュリティーははたしてどこまで可能かという不安がよぎる。
 日本の公安当局の治安レベルは世界でもハイクラスと言われているものの、一瞬の判断ミスや油断がテロを許すことになる。この部分で、日本人的優しさやお人好しさは不要にしてもらいたいとも思う。一般市民が巻き込まれるテロに対して、基本的に未経験と言ってもよい国ゆえ、たとえ過剰すぎるとの批判が出たと仮定しても、できる範囲のセキュリティーに万全を期してもらいたいものだ。

 別の話として驚くのは、以前にもあったことだがイスラム国に入ることを希望する日本人の若者が保留され強制送還されるという事実。その思いに至る誘因はSNSだという。
 SNSが子どもの健全な成長や、若者の健康な精神の醸成にハードルを有しているものの、便利さゆえのツールとして重宝されるところに落とし穴があるのも間違いないようだ。
 シールズといい、感情のおもむくままに簡単にマインドコントロールに冒されてしまう若者が後を絶たない昨今の社会変化に、私自身戸惑う部分があるし、やりきれない思いでいる。
 

No.2699 宜野湾市長選に注目!

2016.01.24

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 政治と金の問題が、またまた発生した。しかし、高村副総理も述べているように、今回の甘利大臣の一件については、少々きな臭いものを感じないではないが、いずれにしてもしっかりとした説明責任は果たしてもらわなければならない。
 事が事だけに、無理なこじつけは諫めなければならないが、タイミングとしては、TPPの最終合意締結が佳境に入ってきている場面であり、今、沖縄の宜野湾市長選が1週間の戦いを終えて、今日が投票日となっている。この選挙戦が始まってまもなくの週間文春によるスクープだった。

 この宜野湾市長選は、普天間移設、辺野古工事等々の国防に関係していることと、敗戦連鎖から脱するために自公政権が力を注いでいる全国注目の市長選となっている。知事選では自主投票とした公明党が、今回は強力な支援体制をしいているのがなによりのことではないか。
 中国寄りの反日知事との評判が日増しに高まる翁長知事が、新人候補の応援に総力をあげての支援を表明し、戸別訪問にまで帯同したことが問題となっているほど熱い選挙戦となっている。
 沖縄、中国、韓国、慰安婦、原発、基地、憲法、こうしたワードに関連付けてのレッテル貼りは、とくに安倍政権打倒とばかりに、反日反米リベラルもしくは左翼思想の中に渦巻いている。
 驚くことに、安倍晋三=アドルフ・ヒトラーとまで極論する状況にある。

 そういったことに絡めて考えると、この宜野湾市長選は、自公以上に反日メディア及び翁長陣営にとって、どうしても勝たなければならない選挙戦であると考えるべきだろう。
 翁長支援の沖縄タイムズや琉球新報といった沖縄左翼メディアが、あまり報道しないのは仕方がないとは思うが、いま、尖閣周辺への中国の行動は先鋭増幅する一方である。これに警戒心も対抗心も希薄な翁長知事体制はいったい、日本の将来をどう考えているのだろうか。

 「北朝鮮の核は驚異ではない」と口にする政党代表、「武器を持たないことが平和維持への最高の手段」と非武装第一を唱える某著名人などの思考が、空虚なものとしか感じられない昨今、そんなに生易しい考えでいたら、日本などひとたまりもない。
 ロシア、中国、北朝鮮といった隣国が、日本の存在をうとましくさえ思っている(この点では韓国も)状況において、さらには、そうした国々の根底にあるのは対米軍事強化であり、日米同盟とわが日本の地理的環境を考慮するなら、非武装平和などを論じて国を守るなどというのは机上の空論であろう。
 日本の敗戦が確定した8月に入って、不可侵条約をいとも簡単に破り、終戦後も樺太や北方領土で戦いの手を緩めずに領土を奪っていったソ連の姿を忘れてはならない。
 いずれにしても、沖縄の位置づけは、それほど重いということをわからない政治家であるはずがないと思いたいが、琉球民族国家として独立を考えている話が事実とすると、結局は中国の属国化となることも辞さない政治家と評価される翁長知事。
 考えてみれば、政治イデオロギー的に極端な変質、変貌をした政治家スタイルは、さしずめ反面教師と位置付けるべきと感じている。

No.2678 ガソリン価格はどこまで下がる!

2015.12.01

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 さすがに師走ともなると気温も低め安定になるのだろうか。

 低め安定と言えば、ガソリンの値段がここに来て下げ幅を大きくしている。
 全国的にも低価で有名な幸手市ジョイフルSSで112円となっているが、現在では、さらに安くなっているかもしれない。と言うのも、これに比べて通常2円以上の高値が常態化している我が家に近い大手SSが113円となり、数日前に比べ一気に5円下げているからである。

 産油国の駆け引きは、サウジアラビアを中心に値下げ傾向にあり、その影響でとくにロシアなどでは経済的に大きな打撃を被っているという。
 ガソリンの値段は各国まちまちで、サウジアラビアがだいたい1ℓ15円前後で推移しており、1ℓが5円もしないベネズエラのような国もある、逆に環境税が付加されるヨーロッパでは200円を超える国が少なくない。 
 日本では高値安定が続いているように感じるが、実際は世界の中で中間程度の位置にある。

 ただ、ここがよくわからない部分だが、日本でのガソリン税は1ℓにつき約54円となっている。民主党政権時に全廃すると言ってできないままに終わったあの税金である。
 したがって、1ℓ114円相場を仮定した場合、税金を除くと1ℓ70円が純粋なガソリン価格となる。ところが、実は今名古屋で特定の2社による安値戦争が勃発しているらしいのだ。その値段は、なんと日を追って激化し今や85円にまで急落しているという。消費者の立場とすれば、なんとも羨ましい限りだが、一体全体どうなっているのか・・・。
 85円のガソリンにも54円の税金はかかるのだから、実際の価格は31円となる。単純に考えて、この31円に仕入れ値と利幅が含まれていることになるのだが、ひょっとすると名古屋の競争は、双方ともに利益を度外視した意地の張り合いなのかもしれない。
 

 しかし、いくらなんでも大損をしてまでダンピング競争を続けるとも思えず、実際のところ、ここにいたるまでの間、かなり利ザヤを稼いでいたのではないかと思うがいかがなものだろうか。それは、まず元売りの権利権限が優先された利益確保が行われ、決算に過剰な利益を出すと社会問題化することから、一定の利幅を確保した後は販売店が段階的に恩恵を受けるといったことではないかと。
 いずれにしても、油は安いにこしたことはない。 

No.2675 H2Aの将来性

2015.11.25

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 師走も近くなると陰湿かつ悲惨な事件が多くなる傾向にあるが、今年もそうした報道を見るにつけ心が締め付けられる。
 「こうなる前になんとかできなかったものか」という思いを強くする家族間殺人事件がとくに今年は多いように感じる。明るい話題が少なく感じるのはそうしたことにもよるのだろう。

 そうした中、昨日のH2A打ち上げ成功は沈みがちの心を弾ませる効果があったのではないだろうか。カナダの衛星を載せるという日本初の商業ロケットは、見事に3万6千キロ先の宇宙に向けて飛び立った。97%の成功率を誇るという日本の通信衛星打ち上げ技術は、三菱重工業が開発責任を有しているものの、個々には中小企業の繊細な技術の粋が生かされている。いわゆる、下町ロケットそのものだ。

 コストについては諸説いろいろあるが、100から120億円かかると言われており、欧州アリアン、露プロトン、中国長征といった海外ロケットが80億円程度にまでコストダウンしているというから、まだまだ衛星ロケット競争力において、日本は遅れをとっている状況だ。

 個人的には、宇宙工学や通信機能の進歩には関心があるものの、およそ無知なもので、今現在の通信機能の向上には単なる使用者として一定の満足感を持っているにすぎないが、下町ロケットというドラマと今回の成功のタイミングを通じて、宇宙を対象とした人類の知恵の競争に夢を感じ、中小企業の存在があればこそと畏敬の念を表したいと思う。 

No.2670 米中露がギクシャクしている時ではない

2015.11.15

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 パリで起こった無差別テロには絶句した。がしかし、ある意味予想もしないではなかった。
 パリ市内各所で発生した爆破テロは、ISの犯行と瞬時に感じたが、ISの実行声明が出されたことでそれは確かなところとなった。イスラム独特の自爆テロはなかなか防ぎようがないところから今後への対応の難しさを浮き彫りにした。
 そして、大規模施設に数万人の観衆が訪れるイベント時には、厳重な警戒対策が講じられるのではないかと思うのだが、どうしてカラシニコフ自動小銃を複数持ち込むことが出来たのか不思議でならない。ましてや、顔立ちからして分かりそうなものではないか。

 自爆テロについては、その計画性においてISは卑劣だ。
 昨年暮れのことだったか、イスラム過激派のボコハラムが200人前後の少女を拉致連行した事件があった。人数が人数だっただけに世界に打電されたが、少数を対象とした拉致事件は日常的に発生しているはずである。
 そうした少女たちに対してイスラム信仰を強要し、自爆テロリストの一員として教育している実態があるという。今回のパリでもそうした少女たちが自爆犯の対象にされているとしたら、まさに極悪非道な犯罪集団と言うしかない。
 また違う一面では、隊士たちの妻として子供を産ませ、組織拡大と未来のテロ兵士を養成するという汚れた未来思考を実践しているとも言われている。
 

 シリアで進むイスラム戦争は3分戦の複雑な状況だが、今回のパリ事件は、今後もモスクワ、フランクフルト、ローマといったヨーロッパの大都市を対象に実行される可能性は高い。見境いのないISは、万が一核を持ったらいったいどうなるかと考えただけでもゾッとする。もはや、相手はすべての国が対象と考えるべきだろう。
 過去においては、ミュンヘンで五輪の際に、そして数年前にはロンドンの地下鉄で爆破テロによる多くの犠牲者が出ている。ニューヨークやワシントンで起こった、あの9.11同時多発テロは今だに記憶に新しい。あの場面を思い出すたびに異様な身震い感覚に襲われる。

 中国の覇権主義による米中南シナ海の緊迫や、ロシアプーチンの強気路線への変更による米露冷戦再発が、第三次戦争の勃発かなどと騒ぎ立てる一面があるが、そんなことをしている状況ではない。今の状況は間違いなくイスラムの偽善者集団がテロを手段とした戦争集団と化し、世界を混乱の渦に巻き込み、歪んだイスラムで席巻しようと目論んでいると理解すべきだ。
 世界の主要大国が力を合わせてこの勢力に対峙しなければ、罪のない尊い人命がどれだけ奪われるかを真剣に協議すべき時に来ている。私はそう思うのだが・・・。

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