記事一覧

No.3951 サクラダファミリアとビートルズ

2026.06.12

アイコン

 昨夜はNHK22時からのサクラダファミリアの生中継に感嘆しました。NHKは、こと政治的報道となると偏向報道と感じることが多いのですが、やはり歴史や自然、そして生中継といった放映には目を見張るモノがありますね。イギリスのBBCにも言えることですが、あのカメラワークというのかカメラポジションは、民放の番組ではなかなかお目にかかれません。
 アントニ・ガウディ死去100年の節目に高さ172㍍のイエスの塔が完成し、内部の公開場面をライブ中継したのですが、宗教的建築物という観点では無く、ただただ、他に味わうことのない建築美に呆れる感覚で画面に見入られてしまいました。レオナルド・ダ・ビンチなどにも言えることなのかもしれませんが、ヨーロッパの芸術分野における壮大な感性は音楽や建築にまで及び世界を驚かせるものがあります。

 
 音楽と言えば、今年はビートルズ来日100年が話題になっています。読売新聞ビル3階で今月17日から来月14日まで来日時の秘蔵の写真展が開催されます。入場は無料です。
 ビートルズに関する番組も多数組まれており、日本の歌手の歌唱に少しがっかりさせられながらもついつい見いている自分です。
 思い起こせば、ライオン歯磨きをしこたま買って、そのパッケージを元に来日公演の入場券を手にしたのが1966年のことでした。6月30日の公演でいきなりドリフターズが出てきてお笑いステージを繰り広げた後、ビーンビーンとギターの音が響いたと思ったらジョンレノンがロックンロールミュージックをシャウトして始まったビートルズの演奏。初期の大ヒット曲は少なく、物足りない感じでしたが、それでもアイフィールファインやアイムダウン、新曲のペーパーバックライターなどに大満足したステージだったことは今でも印象深いものがあります。
 残念なのは、80年代に知り合ったグラスゴー大学に留学していた方と、ビートルズ所以で仲良くなり、彼が日本に戻ってある大学の講師になってから交流を深めることとなり、ビートルズ公演の入場券の半券を持っていることに強い関心を示し、イギリス製のビートルズロゴの入ったライターと交換したいきさつがあります。25年ほど前のことです。今、来日60年を迎えて、なんともそれが思いだされて仕方ありません。もちろん、もったいないことをしたという想いです。大切な青春の想いであり、母がもっと買わないと当たらないよと言って多すぎるほどの歯磨きを買ってくれたことへの感謝を継続しなかったからです。でも、その友人が持ち続けているはずですから、それはそれで良しとすることに。