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No.3800 特別委員会設置

2025.02.20

 昨日の議会初日で、特別委員会が議員全員による賛成で決議されました。特別委員会が設置されるのは当議会では久しぶりのことになります。
 委員会名は「幸手市役所庁舎整備調査特別委員会」というもので、全国至る自治体で役所の新築が実施または計画されていますが、建設時期が同時期というのがそもそもの要因と思われます。県内でも桶川、川口、八潮、春日部、秩父、志木等々多くの街で役所の建て替えが行われています。その際、予算的に高額であることや、今の不安定な経済状況を鑑み、議会としても実態調査をしようと特別委員会がほとんどの自治体で設置される現状にあります。財政状況や人口減少といった厳しい波にもまれる幸手市において、議会でもしっかりこれを検討調査しようという目的です。

 先月31日に議会運営委員長から委員会の設置について打診された際、「結構なことじゃないですか。うちでも必要なことだと思っていたところです」と伝えました。
 そして、昨日の初日に議会運営委員会の4人のメンバーにより決議案が提出され、前回一致で決議された次第です。その後、同委員会の役員選任の為の会合が開かれ、委員長に木村議員、副委員長に坂本議員という、いずれも議運の構成議員が選任されました。
 前号でお知らせした幸手市の財政推計では、新庁舎整備計画に令和6年度から令和14年度を期間として、5,587,000千円というシュミレーションが提示されています。もちろん、私はこの金額が今後8年間そのまま推移するとは考えていませんし、それは非現実的だと思っています。執行部のその点、経済変動に大きく左右されるのは理解していることと思いますが、そのアローワンスをどこまでといったことになるでしょう。

No.3799 新たな方向性が示された初日

2025.02.19

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 幸手市3月議会の初日はいつになく幅広い、しかも重い内容の以下の報告がありました。
❖幸手市立東小中学校校舎増築・既存校校舎整備基本計画
❖幸手市学校跡地利活用基本方針
❖公共交通に関するアンケート結果概要
❖埼玉版スーパーシティプロジェクト新規エントリーの概要
❖空家対策等対策計画策定業務における実態調査及びアンケート結果
❖圏央道幸手IC~五霞IC間4.2㌔区間の4車線運用開始が3月14日
❖第92回幸手桜まつりが3月26日~4月9日の期間で開催
❖幸手市財政推計(令和7年度から令和16年度)
 最後の案件については、厳しい財政の観点から議員のみならず市民の関心も高いものです。そして、当該期間の財政シュミレーションが、7つの大規模事業との関連で示されました。義務的通常行政もあるわけですが、この7大事業について要する財源は14,593,000千円が示されたのです。
 この4月からの令和7年度予算がおよそ190億円ですから7大事業が幸手市にとっていかに財政的に重いものかが理解いただけるかと思います。しかし、これらはどれも避けて通るわけにはいかない事業であり、財政のやりくりにおいて工夫とアイデアに知恵を集中しなければならないという、執行部にとって悩ましいものであることは間違いないでしょう。
 日本経済の人件費や物価高騰が今後どう推移するかにもよりますが、全国各地で見積時期と工事時期の時間的乖離等々もあって入札が不調に終わったり、中止になったりという現状があります。10年間の計画期間に貨幣価値に全く変化が生じないとは思えませんので、とらぬ狸の皮算用になるかならないか。しかし、誰にも5年、10年先を予見できるわけもなく、このシュミレーションに問題意識を持ったとしても解決策はなかなか見いだせるものではないでしょう。執行部はこの財政推計の作成にかなりの時間をかけて入念に作成したものと感じています。
 いずれにしても、この財政推計は明日からの一般質問において再質問の対象として取り上げられる可能性もあり、今議会の注目点になることでしょう。

No.3798 3月議会が開会します

2025.02.19

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 本日、早いもので令和7年度第一回幸手市議会が開会します。年4回開催される地方議会制度ですが、議員が議会への出席が固定されている年間の日数は約50日ほどです。その他に、全員協議会、会派代表者会議、委員会視察、研修会等々の日程が閉会中にありますが、その他のスケジュールの過ごし方は議員それぞれによって異なります。どこかの街の市議さんが、この年間日程に対して報酬が高いと発言されたことがネットに掲載されましたが、確かに私もそういう感じはしています。しかし、それより以前に国会議員や県会議員の報酬や視察研修の贅沢さは異様です。経験があるだけに実感として感じたことです。国会議員の各種特権もしかりですが、それも4年しか身分保証がないということに関係していると考えないと理解しにくいですね。

 さて、幸手市議会の今回は、市長提出議案が27議案です。法改正にともなう条例改正が12議案。3月議会の中心は4月からの新年度予算が最大の注目で、今年度の補正予算が繰越明許費として新年度にリンクするものも等を含めて提案されています。
 コロナ禍以来、国の交付金が不定期に交付される展開もあり、今議会では緊急経済対策としてプレミアム商品券が各自治体で発行される予定となっているようです。幸手市でも一人1,500円分の商品券発行が予算提案されています。

 話は変わって少々雑感を。
 トランプ大統領がロシアの利益代表的内容の戦争終結の提案をしていますが、これはもう西側民主主義同盟という実態が壊滅しかねない状況ですね。ロシアによるウクライナへの侵攻を繰り返させないためには、最低限ウクライナのNATO加盟を認めないとウクライナも他の欧州国家も納得は出来ないはずです。
 グリーンランドやカナダをアメリカ領土にと口にする現実、ガザへの対応等々、なんらプーチンや習近平と変わらない覇権主義そのもので、メキシコ湾をアメリカ湾に改名させるなども大国トップというより強国による自己中心的な論調でしかありません。その彼に膝まづくような会談をした石破総理を持ち上げるかのような報道をする日本のメディアもおかしなものです。USスティール買収を投資と表現した石破総理、これにトランプが悦に入ったのも束の間、鉄鋼関税を25%とすることをホワイトハウスが表明し、それには日本も対象とするとのこと。トランプにすれば石破さんなど相当格下に見られていることがわかる話ではありませんか。美辞麗句ばかりが並ぶ石破発言ですが、日本経済の現実も理解し切れていないようです。先日の予算委員会で質問者が倍近く価格が上昇しているコメ相場の質問をした際、そこまでの認識はございませんで5割近い値上がりという認識を示しました。ところが、実際は90%の上昇というのがコメの現状価格です。それがゆえか、備蓄米21トンの緊急放出を決定することになりましたが、それが現政府の実態です。
他にも
・中国からのビザを10年間可能とする案を中国に提案
・インド人留学生に年間300万円の補助金を支給する案
何を考えているのかという思いがしませんか。こうした国政の状況をつぶさに見つめていないと、今の日本はますます立ち位置を見失って世界からの信頼も低下させてしまいかねません。日本の経済の実態に見合った国際協調が今最も必要だと感じています。

No.3789 大人顔負けの子ども議員

2025.01.24

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 昨日は季節恒例の幸手市子ども議会が開催されました。いやー、提案型の素晴らしい一般質問の連続でした。質問自体がまさに幸手市が抱える現実問題をテーマとした高度なもので、現実の本議会でも対象となることの多いものばかりでした。プロジェクターを駆使した質問形式も立派でしたが、なにより大人議員も初めて耳にするような答弁を引き出したところなどは素晴らしかったですね。先生方の指導もあるとは思いますが、質問原稿に目を向けることも少なく、しっかりと自分のものにしている発言スタイルには関心させられました。
 テーマは、防災の観点から学校体育館のエアコンの重要性、小中学校統廃合後の跡地利用、商店街活性化と街づくり・・・子ども食堂の質問では、子どもに限らず誰でも参加できることで、いろいろなコミュニケーションがもたらされるという提案に対して、全国に約9000ある子ども食堂の7割が誰でも参加できるタイプの子ども食堂なので、幸手市もそういったスタイルの子ども食堂を増やしたいといった答弁がありました。ちなみに幸手市の子ども食堂は現在5カ所あり、2か所が誰でも参加できるものだそうです。
 思いやりの精神が各所に感じられる提案質問は、大人議員もたじたじ顔負けといったところで、頼もしい限りです。

 

No.3781 議案審議での珍しい光景

2024.12.24

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 またまた新聞報道の対象となった幸手市議会の議会最終日。市内施設の使用料値上げ議案のすべてが賛成起立ゼロで否決されるという、私の経験上からも初めてのことが起こりました。採決の形態としてはこういうこともあるとは思いますが、だからといって単純に理解には至らないのが正直な感想です。事前説明不足は私も感じましたが、その後議会中にこれらの検討資料となる詳細な内容が紙ベースで配布されたのですが、時すでに遅く、反対意志を覆すことは難しかったと理解するしかありません。
 施設ごとに負託された委員会が異なりましたが、私は委員となっている二つの委員会での使用料値上げ議案にすべて起立賛成しましたが、すべて私一人でした。したがって、議長として臨む本議会では、私以外に賛成する議員がいなかった委員会でしたので、全員反対という結果になったわけです。かつて議長が採決の後に「起立なしです」と発言した場面の記憶がありません。それほど珍しいことなのです。市長には、市民生活に影響する議案については事前の説明をするようにとの要望を文面でしましたが、はたしてどうなることでしょうか。

No.3779 天神の湯の早期再開請願

2024.12.18

 上記の請願が12月議会で提出され、先週12日の委員会で審議されました。
請願者は幸手市西関宿の一市民、紹介議員は青木章議員です。
請願の趣旨理由は下記の内容です。(抜粋)
「天神の湯は利用者が最も多い時で、2017年に97,403人いました。手軽な料金で利用でき、障害者の利用にも配慮された施設でした。令和2年12月に休館となり、令和5年3月議会で市長が廃止の提案をしましたが、市議会はこれを認めず市民の声を反映させてくれました。しかし、その後も再開はしていません。
 この施設は、高齢者や障害者にとって数少ない憩い交流の場でしたが、予算を理由に社会的に弱いものを切り捨てるのは是非改めていただきたいと思います。また、南海トラフ地震が想定される中、避難所でもあるウェルス幸手に誰もが利用できる入浴施設があることはとても大切なことです。幸手市がその名の通り、誰もが幸せに暮らせる街として発展されることを期待しつつこの早期再開を求め請願いたします。」
 

 次に、紹介議員による説明趣旨です。
「この請願を提出された市民のお宅を訪問し懇談してきました。その際、請願者が曰く、一人でお風呂に入るのは寂しい。お金もかかる。天神の湯は週に何度となく利用していた。これは人と話す憩いの場であり、引きこもりにならないコミュニティー施設であるので是非再開してもらいたいとのことでした。まさに願意と感じました」
 この発言を聞いていて感じたことですが、議員は市民要望に寄り添うことも必要ですが、それも時と場合によりけりです。現在の幸手市財政を見渡した時、この施設の再開に数千万円の再開修理コストをかけ、その後毎年2千万円から3千万円の赤字を垂れ流すことが想定される施設の再開など不可能に近いと思います。事業の優先順位も認識した上で、逆に市民に説明し理解してもらう姿勢も議員として必要ではないかなと感じた次第です。

 その後、数人の委員(議員)による質疑が行われましたが。私の質疑および反対討論を添付資料として載せました.少々長文ではありますが、なぜ私がこの施設の再開に反対したかをしっかりご理解いただけると思いますので、是非お目通し、ご一読願いたいと存じます。
 採決の結果は、反対が小泉、宮澤、私の3議員ということで賛成多数で採択されるという結果になりました。議会最終日の20日の本議会での委員長報告および採決でどのような結果が導かれるかですが、概ね委員会での意思と異なる意思を示す例は無いのが通常ですが・・・

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