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あの異常な暑さが一気に遠のき、銀杏は色づき、陽射しが有難いくらいになってきました。行き交う人と「秋が短くなりましたねー」が挨拶の常套句になっているのも最近の傾向です。
さて、前号で大山鳴動した後の関心事として4項目あげましたが、やはりいろいろあるようです。
その前に、女性新閣僚の記者会見の詳細がYouTubeで見ることが出来るので是非ご覧いただければと思います。マステレビでは一部しか報じませんが、片山さつき財務大臣と小野田紀美経済安全保障大臣の説明は全編しっかり見ることが出来ます。明瞭でわかりやすくこれまでとの違いを力強く感じさせてくれるものです。
❶ 政権樹立後の支持率
想定していた通り71%と高い数値を示しました。ただ、マスメディアも大手新聞もこの数値を確定しているのですが、真っ先に報じた共同通信は64%としていました。共同通信とは、あのTBSサンモニで多く存在する偏向コメンテーターが関わる日本の基幹通信社ですがリベラル左派で知られる社です。
そして、今朝の大NHKが言う事には、発足時の支持率が高かった政権は短命に終わると報じていました。うん、このタイミングで言うか? NHK何思うといったところです。
❷ 閣僚人事
知らない議員もいますが、やはり二人の女性には目を見張るほど改革精神を感じました。赤沢大臣の継続はトランプ来日に配慮したのかと思えますが、裏では石破政権全面排除のイメージを避けるためかもと感じないでもありません。小泉さんについては、これもYouTubeでなるほどと思わせる論説を見ることが出来ます。私は、この人が歩く姿にどことなく育った人生での甘えの構造が見えるのです。言葉で感じるほど謙虚さは無いのかなと。早く言えば大丈夫かなと。高市さんは、コバホークに追い付け追い越せ的な育成感覚を小泉さんに配慮したのかもしれません。もとより総裁選のライバルは全員働いてもらうと明言してるので、働いてもらいましょう。
林さんの総務大臣は、維新との確認事項である議員定数削減の管轄大臣ですから、ハードルが高くならないかと思わせる起用だと感じます。若手が多い中で重量感は与える方ですから「安倍晋三は国賊だ」と言った前村上総務大臣との比較では納得できますね。
❸解散の有るや無しや
総理は「今は物価高対策に全力を挙げることが優先でそんな余裕はない」としています。ただ、臨時国会次第ですが、この2カ月で何がどこまで決まるかによりますが、1月に解散あるやもしれないと思います。野党は、そのために高市政権の手柄を臨時国会で立てさせない戦略を練ることになるはずです。
すでに、ガソリン暫定税率廃止を年明け1月とし、年内は補助金で1ℓ25円の減額補正をするとのことですが、廃止案を年内にするのが3党合意だったと反発しています。一庶民からすると中身はどうでも25円減額され、年明けには廃止されるというのであれば、補助金原資に齟齬が無ければさして問題は感じないのですがいかがなものでしょうか。
❹議員定数削減
維新の吉村代表が「共通する政策は多いので一緒に政策実現に向けてやりましょうよ。議員定数削減は維新の1丁目1番地でこれも大事だと思っています。賛成してくれますよね」と問いかけた際、玉木さんは維新に出し抜かれたことが不満のようで仏頂面でしたが、それでも「賛成しますよ」と明言しています。しかし、私はこれはほぼ間違いなく変節するとおもっていました。
案の定です。ネットでも叩かれまくり、榛葉幹事長とイメージ解消に躍起ですが、玉木さんの言動における政治センスの希薄さが、この大山鳴動する中ではっきり感じたのは私だけではないことがわかりました。一度言葉の軽さが露呈した政治家が、そのイメージを挽回するのはなかなか時間のかかることです。とくに、玉木さんの場合は、自らの私的問題を軽く終わらせ、先の参議院選では批判が多くなった山尾志桜里さんの公認を告示直前で取り消すという優柔不断かつ自らに甘い一面を見せました。
おそらく、議員定数削減についての吉村さんからの問いかけに対して即断れば批判は免れず、出し抜かれたという不平な想いの中で遠距離対談する場で、ついつい賛成と言う言葉を発したのでしょうが時間の経過とともに比例が対象だと自党に不利かもしれないと考えたはずです。公明党と政策協力することで合意したことでもあり、定数削減には言葉とは裏腹で実現への「壁」になる可能性もありますね。
リベラル左派の政治家のみならずオールドマスメディアに出演するコメンテーターは、同じベクトルを持つクライテリアーばかりで、客観的評論を正しく発することは無く、自分の思想信条もしくはギャラを払うメディア側の思想に忖度した内容を主体的に語るのが実態です。
先の田原総一郎氏の発言は表現の自由を唱える報道の在り方が、最低限の人格が問われる問題で情けないと感じるくらいです。これはテレ朝玉川徹氏にも通じるものがあると思っています。
サンモニ出演者は言うまでもありません。法政大学元総長の田中女子しかり、ネットで物騒なことを言う同大学の教授もいます。「安倍晋三をたたっ切る」の山口二郎、安部さんが凶弾に倒れた際、実行犯に対して「よくやった」と言った島田雅彦などなど。
こういう発言は犯罪に近いものがあり、表現の自由の範囲として許されるものではない。これを垂れ流すメディアは高市政権を極右とまで言うのもあるが、安部元総理の死後、目に見えて左傾化が台頭した自民党が国益に沿っていたかどうかに疑問を持つ国民が、本来普通の中道保守である高市政権に大きな納得と歓迎をしていることは間違いないところである。
靖国参拝を極右と批判するのは他国への配慮を優先する自虐的、贖罪精神に冒された心の結露でしかない。戦後80年も経過していつまで引きずるつもりなのか。それを示すかのように、10月10日に発した石破80年所感(談話ではなく所感扱いです)は全くといっていいほど話題にならなかったではありませんか。歴史と記憶に残したかったパフォーマンス性が為したこととして、さすがにオールドメディアの注目度も低かったようです。
今や、国民がオールドメディアに真実を見出すことが難しくなっている現実に、いつオールドメディアが気がつくのか、それともそれらと対峙したまま反高市リベラル発信を主観的に続けるつもりなのか・・・そうしたことも逆の心理を生むこととなり高市政権の発足によって日本を変える、改革するという期待感がマグマとなって噴出しているのです。

















