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No.3091 幸手市議会定例会初日

2019.02.21

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ファイル 1000-1.jpg ファイル 1000-2.jpg 陽気に翻弄される日々ですね。いつかまた雪が降るかもしれませんから春の陽気にどっぷりひたり過ぎないように・・・庭には遅咲き水仙が芽を吹き、カネノナルキに可憐な花がついているのですが・・・。

ファイル 1000-3.jpg さて、全国各地で自治体の議会が開会していますが、昨日は埼玉県議会、今日から幸手市議会が開会しています。3月定例会では、まず新年度予算の部署別説明に議員が耳を傾ける場となります。
 新年度予算・・・そうそう平成31年度予算となっていますが、そろそろ元号表記ではなく西暦表記にした方が国際基準的にはいいのかなと思いますね。そのきっかけとして本年は国民の理解も得やすいかと思いますが、元号に親しむ感性がまだ残っていますから簡単なことではありません。かくいう私も元号の感覚は大好きですから。

 新年度予算は158億3,700万円で、前年度の175億5,000万円に対して90.24%となり、減少率は高いようです。
ファイル 1000-4.jpg 費目別には添付の資料をご確認いただきたいのですが、変動の大きいものは、商工費が64%増、土木費が46.8%減、教育費が22.8%減といったところです。それと国家的には増加の一途である民生費が1.2%とわずかながら減少しているのが私の目を引きます。内容が明確ではないので数字の妥当性を問うものではないとお断りをした上で、ざっと注目される数字を列挙してみますが、事細かに分析したわけでもないので小生の見解は特にありません。
◆商工費
 産業団地企業誘致奨励金297,870千円、同整備推進費77,405千円、商工会補助金18,000千円、観光協会補助金16,000千円
◆土木費
 公園指定管理料が49,546千円、これに別途公園維持管理業務委託料が9,963千円。ちなみに新年度からこの契約業者は日本ウォーターテックス主体の3社による共同企業体になったそうです。西口区画整理事業には322,928千円。
◆消防費
 西消防署の廃止問題で注目される東部広域消防組合負担金が833,240千円。防災行政無線保守業務委託料が12,985千円で月換算に100万円となっています。
◆教育費
 中学校費89,426千円。 小学校費は345423千円で、学校給食調理業務委託料として211,730千円、さかえ小トイレ工事費133,582千円、教育相談員1名1,397千円、さわやか相談員4名5,400千円、ALT派遣業務委託料8,487千円などがあります。それと小中学校の全教室に配備したというエアコンのリース代が小学校で34,817千円、中学校で15,699千円が含まれます。幼稚園費は137,187千円で、うち市内の私立幼稚園に対する補助金93,193千円が含まれています。

 ぱっと見た目でこんな数字が並んでいますが、市議会ではどういった点に焦点があたるものやらといったところでしょうか。商工会補助金が大幅に増えているような気がします。上記数字は一般会計予算の中身であって、特別会計予算は含みませんことをご理解ください。