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No.2319 富士山

2013.05.03

 明日の北海道は雪の予測です。今、この時間肌寒さを感じます。むき出しにしていた二の腕が痛さを感じるほどです。おーっと、これは年齢的なものなのかもしれませんね。

 富士山が世界遺産への登録確実になりました。まさに、おめでとう!といったところです。このニュースを見た時、「まだ行ったことがない」と瞬間頭をよぎりました。足腰がまだなんとかなるうちに是非行こう!という気持ちになった方がさぞや多かっただろうと思えるのです。
 しかし、この登録にあたっての条件に観光的要素から喜ぶべきものではないといったことが含まれているということに私は注目しました。例えば、富士山とゴミの関係は言われて久しいものがあります。現場を知らない私は、富士山に対して神々しさというイメージしか持ち得ないので、ゴミが話題になると悲しい感覚になるのです。

 絶好の天気の下で新幹線や飛行機から見る富士山は、見るというよりは拝むといった気持ちがするほど光り輝いています。神聖富士山が永遠に日本の風景の象徴であるためには、行くことを控えるのも大切なんだと理解する。
 でも、行ってみたいと思うのも人情だ。どなたかお誘いいただけないものか。真面目な登山行に務めますから。

 明日は富士にも雪が降りるのだろうか。でもいいか。雪をいただく富士山が最も好きだから。