今朝のブログで悲運な家守くんのことを書きましたが、それを読んだ家内がスクールガードから帰った私に「お父さん、ヤモリくんの頭が動いている気がするんだけど」と。実は、家内が「お父さん、あれどういうこと?」と言ったことがきっかけで家守の悲劇に遭遇した次第。
早速、今朝の写真にある粘着テープから上手にヤモリくんを引き離す事が出来るかどうかが最大の難関? まずは、水をしばらく放水して見る。驚いたヤモリ君が首を激しく振る元気ぶり。一安心して木からテープごとはずし、1㎝ほど水を張ったバケツに浸ける。更に数分してから、何を使ったらいいか悩んだ末にペーパーナイフでテープの接着剤を剥がすようにゆっくりと。そこで、わかったのはヤモリくんの皮膚が薄いので、過激に動かすと皮膚が剥がれるかもしれないと神経をすり減らしながらさらにゆっくりと。家内が心配そうに「気を付けてよー」
まずは尻尾を楽にさせてあげようと取りかかるのですが、剥がれた尻尾がまた戻って張り付くという繰り返し、そこで家内がクッキングシートを持ち出し、ナイフで持ち上げた尻尾の下に差し込むことでまずは尻尾は解決。 次に、4つ足に・・・ヤモリ君の足は指先に丸い吸着板があって、それが粘着シートにくっついているので、なかなか簡単には剝がせません。その時、これはまるで手術のようだと思った次第。
目を近づけて指ごとに剥がす作業。ようやく後ろ足もクッキングシートの上に載せることが出来、同じ要領で前足も。前足は水をひたしたスコップに頭と一緒に載せることで自由を得ることになりました。すると足がすべて自由になったヤモリ君の動きが激しくなって、だんだん腹の皮が剥がれていくではありませんか。
意外と元気回復度が早く、秒単位で動きが正常化する感じになりました。
蚊をとってピンセットで口の前に持っていったものの関心も興味もなかったようです。本人からすればこのまま死ぬ運命なのかという地獄の極限状態からの脱出劇ですから、そんなすぐに食欲がわくはずがないわよと言う家内の方が正しいかなと。そもそも、私の仕掛けた罠にはまってしまった家守のヤモリ君。手を合わせてお詫びしないと申し訳ありません。 最後はどこに放してあげたらいいか。今日は暑くなるし涼しいところが一番と考えて、庭のオモトの茂りの中に置いてあげたとさ。
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No.3588 ほっとした生還劇
No.3587 向日葵と家守
18日のこと。買い物ついでに少し遠回りして権現堂に寄った。人伝えに聴いてはいたが、いつの間にといった感じで菜の花畑に向日葵が咲き誇っていた。まだまだこれからといった感じなので行かれてみたらいかがかとのおススメの意味でアップしました。 この光景を見てすぐに思い浮かぶのは、規模は異なりますが、あの名画「ひまわり」です。ソフィアローレンの憂いと怒りの演技が画面いっぱいのウクライナのひまわり畑にマッチし、戦争がもたらす悲恋の物語に感情を引きずられた名作。もっとも、このところ落ち込み気味の気分でしたので、映画から受けるものとは別の励ましのような感覚を権現堂の向日葵に少し貰った感じです。花は人の心を清々しく入れ替えてくれる要素がふんだんにありますから。
そして次の写真ですが、このところ庭にちいさなハチのようなものが飛び交うもので、3週間ほど前から虫取り粘着シートなるものを3か所にぶら下げたところ、1枚のシートにかような生物が捕獲されていたのです。
最初、トカゲかなと思い、申し訳ないことをしたと思ったのですが、実はそうではないのです。トカゲは近隣のどのご家庭にもいるようで、我が家でも見分けのつくトカゲに、トカちゃん1号、2号、3号と名付けて動くさま(動かないさまも)楽しんでいますが、まさかヤモリが!!! 夜行性で暗くて狭い場所を好み、家にとって害虫とされる昆虫類を食すことから「家守」と表記される生き物です。分類はトカゲと同じ爬虫類で、似たものでイモリがいますが、こちらは両生類に分類される生き物です。
この家守、文字の如くで出会うこと自体が幸福につながると言われるそうです。また、家守の死に会うのは、我が家我が身に不幸が発生することを身をもって防いだよという説もあるそうです。随分と都合の良い考え方もあるもんだと思いつつ、ぜひぜひそちらの方でとお願いしたいものだと・・・。とは言いながら、まさか私が設置したものにハマってしまうとは、バチでもあたるのではないかと申し訳ない気持ちでいっぱいです。 それにしても、どうして広い庭に出てきて1メートル以上もある山茶花を上ってこの場にたどりついたものやら。身動きできなくなった昆虫を狙ってのことだとしても建物からはかなりの距離があるのに・・・家守も捕食のためには家を留守にすることもあるのでしょうか? 今は、どのように葬ってあげるべきか、その対応に苦慮しているところです。
No.3585 大きな星だった・・・
毎夜2時前後に目が覚め、まんじりともせずしばらくネットにアクセスするという日が続いています。痛恨の極みとか喪失感といった感覚から空虚にも近いやるせなさで集中力にかける自分を…今、実感しています。
一昨日の通夜、そして昨日の告別式に参列したくて仕方なかったのですが、たまたま所用が入っていたので行くことが出来ませんでした。ただただ感謝の想いをお伝えしたかったのですが、申し訳ありませんでした。
ただ、ある局で見た場面で、遠方から駆け付けた中学3年生の女子が、こんなことを、しかも落ち着いて語るのです。「日本のために頑張られた方なので、感謝と敬意の気持ちを示したくてまいりました」とても中学生の発する言葉とは思えませんでしたが、こうした純粋さが日本人気質に失われつつある昨今、この言葉に大いに賛同し、この子に感謝する自分がいます。
8日以降、何かと思い出すたびに涙があふれてなかなか癒える状況にありません。ブルーのスーツで正装し、東日本大震災復興のテーマ曲を奏でる元総理のピアノ演奏動画を見るたび上を見上げてしまいます。ネットも安倍元総理の突然の死を悼む投稿であふれています。というかほぼ一色です。
昭恵夫人が搬送先の病院に向かう間、悩んだ末に生命維持装置の装着を高市さんが病院に望んだそうですが、昭恵さんが到着するとわずかに手を握り返したそうです。その数分後に・・・。
知っている方が結構いらっしゃるようなのですが、私は、安倍元総理とは大学が一緒です。5歳私が上なので同時期に学んだことはありませんが、1993年に当選した時から存じ上げていましたし、以降は畏敬、尊敬、敬愛の情が増すばかりでした。そもそも、私はお父上の安倍晋太郎さんが総理になることを望んでいたくらいでしたから。
あの頃、国の牽引役として田中、福田、大平、三木、鈴木、中曽根といった功罪別にしてそうそうたる顔ぶれが総理となり、その後安竹宮と称された3人がトップリーダー間違いなしと評されていました。しかし、総理にたどり着くことが出来なかったのは病に倒れた安倍晋太郎氏だけだったのです。
そんなお父上の意志を継ぎ、51歳で最年少総理になった安倍さんは、日本のみならず世界をつなぐ大きな星となったのです。麻生さんの弔辞で、各国のリーダーたちが、諸問題が起こるたびに「安倍はなんと言ってる」と尋ねてきたと言ってますが、それが安倍さんの真の姿であり、日本の誇りそのものだと思います。「美しい日本をつくる」この安倍さん最大のキャッチフレーズは安倍さんだからこそ唱えることの出来た言葉です。なぜなら、安倍さんほど心が美しく、純真で純粋な政治家はいなかったからです。私はそう信じてやみません。
県議時代にお会いした時、とても気さくな人で上から目線の思考が一切ない方だと感じさせた方でした。とにかくウィットに富んだ方で、ご自分のことより相手の話題に関心を持つという安倍さん一流のコミュニケーションは学ぶべきものが多くありました。
その安倍元総理が荼毘に付され、遺骨となって昭恵さんの胸に抱かれた姿に改めて悔しさがこみ上げてきてなりません。
今後の政治が混沌とすることは間違いないと思っていますが、どうぞ黄泉の国から地球を俯瞰しながら、日本の行く末にアドバイスをお願いいたします!
「安倍さんなら何としただろう?」という場が必ず来るはずですから。
No.3584 鎮魂
No.3583 嗚咽とためいきで
哀しくて、くやしくて、信じられない、信じたくない!!!!!
私が何を書いているかということで、昨日はアクセスが久しぶりに増えたのでは無いかと推測します。ひとまずアクセスいただいたことに御礼申し上げます。ありがとうございました。
ただ、まだ今はこれ以上の書き込みが出来ません。昨夜、涙でしゃべる事が出来ないのに電話をくれた方もいました。まったく私も同じ状態です。
いずれ、このことに関するコメントは忘れてはならない備忘録として書かなければならないと考えています。ですが、今は・・・
哀しくて、くやしくて、信じられない、信じたくない!!!!!!!
No.3580 朝ドラに想うこと
身体が溶けてしまう感覚になるほどの暑さです。子どものころと違って陽気に対する自己防衛も尋常ではなくなりましたね。かく汗以上に水分補給をしているような感じです。
さて、毎朝の楽しみに朝ドラの存在があります。観るのはBSで7:15からの古めの作品とその後の現在のもの合わせて30分。どちらもスクールガードから帰ってからの日課となって何年経ったことか。
この朝ドラ、今は2006年に放映した「芋たこなんきん」というほのぼのとしたファミリードラマですが、これがなかなかだと感じているのですが、皆さんはご覧になっていますか。
怒りと涙と笑いが入り混じるペーソスドラマで、ヒロインが藤山直美さんという美人とは言えない?役者さんの血筋を感じる喜劇要素たっぷりの演技に魅了されています。この役者さん、大好きな一人ですが、今週の内容は、おじいちゃん夫婦の存在がシナリオの中心で金婚式を迎える話でした。
式の直前に大喧嘩をする夫婦でしたが、おじいちゃんのあふれる愛情がそもそもの原因でした。ところが、このおじいちゃんが金婚式の数日後に突然脳溢血で亡くなってしまうのです。
実は、このおじいちゃんの名前が喜八郎さんといいます。そして、現実の話として私と家内は来年の3月に金婚を迎えます。ドラマでおじいちゃんも言ってましたが、50年とはいえあっという間といった感じです。もっとも、私の命がドラマをなぞるのは望むべくもありませんが・・・。
先立たれたおばあちゃんの一大決心は、先祖や小さくして亡くした娘が眠る故郷の奄美大島に移住して亡きおじいちゃんを護りながら暮らしたいと。その人生最後のわがままをヒロイン夫婦に伝えるシーンに想うこといろいろ。
ここ数年、家族葬や散骨、墓守がいない事情、はたまた墓の形態等々、葬儀やお墓に対する考え方が大きく変化し、墓を持たないという人も増えているようですが、2006年頃はまだそこまでのことはありませんでした。
今日は、我が母の13回忌の法要の日です。これまでもブログに書いたことですが、大正11年3月30日生まれの母が88歳で亡くなったのは平成22年の7月7日のことです。ゾロ目被りの七夕ということで、けっして忘れることのない命日ですが、これを最後の法事にしようと考えています。法事の趨勢としては、それが一般的になりつつあるとも聞きます。
話は変わりますが、選挙戦の政見放送で、NHK党とやらがNHKをぶっ壊すと声高にアピールしていますが、同局の運営上の問題点の指摘には理解できる部分があるものの、悪口雑言の語りぶりとえげつない内容に心が惹かれることはありません。しかも埼玉で3人、東京では4人の候補者をたてるという奇抜な戦略は、狙いが透けて見える感じもあってもう少しやり方があるだろうにと思えてなりません。
NHKもプロパガンダニュース報道が多々見られる局ですし、昭和を背景にした朝ドラの多くで戦争シーンは付き物です。それはそれとして朝ドラが定番のように生活に浸み込んでいるのも事実。
他にもワイルドライフ、グリーンプラネット、アナザーストーリーなど録画必定の魅了する番組が多いとは感じています。
散漫なブログになりましたが、けっして暑さの影響ではありませんのでご心配なく。