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No.3831 国政が乱れる背景

2025.06.15

 アメリカは、自由民主主義をかなぐりすてて、まるでトランプ王政国家に変貌しつつあるかのようです。もはやあれこれトランプ語録を並べ立てるのもはばかれますが、世界を牛耳っている感覚で悦に入っているのは間違いないように思えてならないのです。自分の誕生日に軍事パレードをするとは金正恩と変わらないことを思わせます。
 イスラエルとイランの戦争勃発も米露の代理戦争的に感じる点もあり、第三次世界大戦へのきな臭さを予感させるような世界情勢です。
 日本では、石破さんと玉木さんの言動が、国政のていたらくを示しているようで悲しくなるほどです。

石破さん
「2040年に名目GDP1000兆円を目指し、所得を5割増」…2024年度約550兆円
「日本の財政はギリシャより悪い」…他国を持ち出す無神経さと現金給付の参院選公約は財政認識と矛盾してませんか。
 そもそも何年総理をやるつもりなのでしょうか。


玉木さん
 山尾さんに出馬要請しておいて、記者会見が辞任会見なら同席するが、そうでないならひとりで会見するようにと発言。なんとまあ無責任の極みではありませんか。まして、その理由が記者会見で過去の問題への質問に答えなかったことを理由にしているが、自分も同じ穴のムジナではないか。彼が3カ月間の役職停止とはいえ、メディアには頻繁に出て発言もしていたことを思うと、自分に甘いという評価も同感せざるを得ません。山尾さんも山尾さんだと思いますが、玉木さんの対応はそれ以上に卑劣な人間性を示しているようで・・・。巷には国民民主ならぬ不倫党という声も聞かれるくらいです。手取りを増やすが世間に受けたのは理解しますが、先を急ぎ過ぎる思惑がそうさせるのでしょうか。

 有権者には玉木さんに期待していた人も多いと思いますが、人柄の一端がこうしてさらされるとどうでしょうか。政治は国政も地方も至誠とは遠い距離感を感じるこの頃です。とは言え、私も現状その世界に身を置いているわけですので、めげてるわけにはいきません。