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No.3580 朝ドラに想うこと

2022.07.03

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 身体が溶けてしまう感覚になるほどの暑さです。子どものころと違って陽気に対する自己防衛も尋常ではなくなりましたね。かく汗以上に水分補給をしているような感じです。

 さて、毎朝の楽しみに朝ドラの存在があります。観るのはBSで7:15からの古めの作品とその後の現在のもの合わせて30分。どちらもスクールガードから帰ってからの日課となって何年経ったことか。 
 この朝ドラ、今は2006年に放映した「芋たこなんきん」というほのぼのとしたファミリードラマですが、これがなかなかだと感じているのですが、皆さんはご覧になっていますか。
 怒りと涙と笑いが入り混じるペーソスドラマで、ヒロインが藤山直美さんという美人とは言えない?役者さんの血筋を感じる喜劇要素たっぷりの演技に魅了されています。この役者さん、大好きな一人ですが、今週の内容は、おじいちゃん夫婦の存在がシナリオの中心で金婚式を迎える話でした。
 式の直前に大喧嘩をする夫婦でしたが、おじいちゃんのあふれる愛情がそもそもの原因でした。ところが、このおじいちゃんが金婚式の数日後に突然脳溢血で亡くなってしまうのです。
 実は、このおじいちゃんの名前が喜八郎さんといいます。そして、現実の話として私と家内は来年の3月に金婚を迎えます。ドラマでおじいちゃんも言ってましたが、50年とはいえあっという間といった感じです。もっとも、私の命がドラマをなぞるのは望むべくもありませんが・・・。

 先立たれたおばあちゃんの一大決心は、先祖や小さくして亡くした娘が眠る故郷の奄美大島に移住して亡きおじいちゃんを護りながら暮らしたいと。その人生最後のわがままをヒロイン夫婦に伝えるシーンに想うこといろいろ。
 ここ数年、家族葬や散骨、墓守がいない事情、はたまた墓の形態等々、葬儀やお墓に対する考え方が大きく変化し、墓を持たないという人も増えているようですが、2006年頃はまだそこまでのことはありませんでした。
 今日は、我が母の13回忌の法要の日です。これまでもブログに書いたことですが、大正11年3月30日生まれの母が88歳で亡くなったのは平成22年の7月7日のことです。ゾロ目被りの七夕ということで、けっして忘れることのない命日ですが、これを最後の法事にしようと考えています。法事の趨勢としては、それが一般的になりつつあるとも聞きます。

 
 話は変わりますが、選挙戦の政見放送で、NHK党とやらがNHKをぶっ壊すと声高にアピールしていますが、同局の運営上の問題点の指摘には理解できる部分があるものの、悪口雑言の語りぶりとえげつない内容に心が惹かれることはありません。しかも埼玉で3人、東京では4人の候補者をたてるという奇抜な戦略は、狙いが透けて見える感じもあってもう少しやり方があるだろうにと思えてなりません。
 NHKもプロパガンダニュース報道が多々見られる局ですし、昭和を背景にした朝ドラの多くで戦争シーンは付き物です。それはそれとして朝ドラが定番のように生活に浸み込んでいるのも事実。
 他にもワイルドライフ、グリーンプラネット、アナザーストーリーなど録画必定の魅了する番組が多いとは感じています。
 散漫なブログになりましたが、けっして暑さの影響ではありませんのでご心配なく。