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No.3306 11人目の感染者

2020.07.23

 昨22日、埼玉県では過去最高の62人の感染者が出ました。うち一人は、幸手市で11人目の感染者であると埼玉県は発表しています。
 幸手市のホームページにも掲載されていますが、県の報道発表そのものです。これまでは、議員宛ての連絡ではより詳細な部分に触れていたのですが、取扱いは慎重に!という一文が添えられており、県の管理下により徹底した個人情報管理がされております。
 さいたま、川口、川越、越谷といった自治体は自主運営の保健所を持つことから自己管理をする街となっていますが、他の市町は県施設である保健所との関係ですべて県の管理下に置かれていると考えられます。

ファイル 1220-1.jpg ところが、いつぞやの感染者発生の内容について、県発表以外の内容を市民向けに案内してしまった議員がいたことから、以降、議員への連絡は写真の通り、県の内容そのままでそれ以上のものは無くなりました。具体的な感染場所、感染経路、感染以降の行先等々、県民に通達してしまうことにより派生する社会事変を想定してのことと思われます。私自身、どこまでブログでお知らせしたらいいものやら悩んだので、かの議員もついついといった感じだったものと思います。市民の皆さんにしても情報の足りなさを感じている方が少なくありません。
 誰にしても、そうした実態を知りたいのはやまやまですが、知れば知ったで・・・・というのはやむを得ない部分があるか。とはいえ、何か不安ばかりが募って落ち着かないという人もいるでしょう。難しいことこの上無しといったコロナ対策ではあります。
 東京都の実情では、連日発表される数値の半分ほどが感染経路不明ですから、世の中の実態に合わせた感染防止対策はすでに不可能で、あくまでも自粛、消毒、マスクを主体とした自己管理しか手立てはないと感じています。