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No.2878 安倍首相の存在が憲法違反・・・何?

2017.05.04

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 冒頭の言葉は自由党の森裕子参議院議員の発言。これはあまりにも醜悪な表現であり、誹謗中傷という形容詞をはるかに超えているし、発言者の人間性がそこに表れている。憲法改正に賛成であろうが、反対であろうが、それはそれとしてまずは思考と言論の自由は互いに認めなければ議論も何もあったものではない。こういう発言から政治家の人格や質を見抜くべきなのだが・・・逆にこの人が復活当選するのだから選挙はわからない??

 3日の憲法記念日に護憲派(憲法改正反対派)野党連合が集会を開いた際、党首クラス4名が参加した場でのこの森氏の発言。この発言によると改憲論者はすべて憲法違反であるかのように理解も出来よう。報道データによれば国民の間での憲法論は6:4の割合で改憲論が多いようだ。しかし、実態は賛成論はあえて表立って声をあげない特性があり、反対派は同士増強のために派手なプロパガンダを示すので、いざ国民投票となると実態はさらに変わる可能性もある。また、国政にあっては3分の2以上の議員が改正支持者でもある。
 新憲法施行70年の節目にあって、他国でも行われている時代に即した憲法改正を議論することは国の未来に必要なことだろうと思う。

 GHQによりわずか10日前後で創られた現憲法は、戦争勝利国が敗戦国に対して、これからはお前たちの国は素手で国を守りなさいという方針を押し付けたのだ。その代わりにアメリカは日本国内各地に軍基地を作り日本を守っててあげると主張したのだろう。それをひたすら平和憲法として崇めてきた70年だったのではないだろうか。他にも教育に関する条文など現代社会になじまない部分や実態にそぐわない一面があるが、改憲か護憲かの対象はほぼ9条であって、護憲派はこれを変えると平和でなくなるかのようにアジテートをする。それよりなにより、安保法に強く反対し、日米同盟にも好意的な目で見ない護憲派の多くは、米軍基地の撤退という主張にも繋げているので、いったいぜんたい国守論の基礎原点が欠如しており、これこそが平和ボケというのではないかと思っている。9条2項は「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定めることによって自衛隊の存在を認めていないが、この条文を永久に維持し、一方では米軍は日本から出て行けではB29に竹槍よりといった感覚よりも酷い「ニッポン素手論」とも言えるのではないかと思う。

 党首クラスが集まった大集会といっても、蓮舫、志位、森、吉田の4人の顔合わせである。自由党と社民党は議員が数えるほどの党なので森氏クラスが党首クラスになるのもやむを得ないが、吠えるだけの野党では寂しいものがある。
 民進蓮舫代表は「総理の総理による総理のための憲法改正は改悪だ」と批判した。改憲議論に応じると言っていたのはまやかしか幻か。ほとほと言葉のお遊びがお好きな方である。
 共産志位氏は昨日の米艦防護を戦争法の発動だと相変わらずの志位節。この人実は戦争が好きなのかと疑いたくなる。
 沖縄辺野古移設反対で傷害事件などを起こした山城博治氏は「この国は安倍のものではない!」と訴えたそうだが、そんな当たり前のことをわざわざシュプレヒコールに使うことはないだろうにと思う。
 とにかく揃って言いたい放題の安倍口撃はヒートアップもし放題なのだ。
 さらに、よりによって韓国から市民運動の達人を呼び寄せたというではないか。朴大統領の罷免運動のリーダー的存在の人物らしいのだが、長引く慰安婦像問題などでこじれにこじれた韓国の手を借りて改憲反対などと・・・何を考えているのやら。憤怒に加えて驚愕も入り混じるといった感じである。