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No.3716 ブログ復活しました!

2024.06.24

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 日曜日のたびに深夜未明から雨。何をするにも予定通りにはいかないものです。各地のダムでは渇水状態の所も出てきており、降る場所や時期時間に配慮してほしいと言っても、気まぐれな陽気はそうそう人の想いに理解を示してはくれません。
 さて、実は前号からブログを復活いたしました。わけあって1年以上休止しておりましたが、もはやそれを続ける意味がないと考えた次第です。また、以前のようにえだブログにお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。

No.3715 恥を知れ 恥を!

2024.06.21

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 昨年5月以来、1年以上にわたり休筆しておりましたが、本日6月定例会が最終日を迎えた時点で、えだブログを復活をすることといたしました。
 思えば、昨年の議長選挙において、ある議員からブログを書かないことを求められました。不思議な要求であり、言論弾圧と感じたりもしましたが、それも止む無しの場面でもあったことと、議長となった場合に日々どれほどブログに集中できるだろうかと考えたこともあります。
 中立公平という立場をチェックされる議長ではありますが、事実を伝えるというのも全議員の中で最も果たすべき役割という考え方も成り立つわけで、事実、多くの方からブログを楽しみにしているのにとか、えだブログが見れなくなって議会のことがわかりずらくなったなどというご意見を日々頂戴していました。とくに昨年12月以降、そうした声が多くなったという実感があります。理由はご想像にお任せすることとします。

 さて、復活第一弾ですが、今旬の東京都知事選に立候補している広島県安芸高田市の石丸伸二前市長が議場で議員に対して痛快に言い放った言葉が「恥を知れ恥を」です。その関係かどうか、都知事選では政治屋の一掃という公約を掲げています。私はこの人物を宣伝しているわけではありませんが、都知事選全体を面白くさせているように感じます。今回の都知事選は投票率が上がるかもしれませんね。
 ところで、21日の幸手市議会最終日では、監査委員選任議案の質疑の際、執行部の答弁に大いなる疑義が生じることとなりました。そのきっかけは、私が3月18日に市長に直接手渡した要望書が一因になったのです。提出後3カ月にわたり、これといった対応が為されることなく、それを質疑されたのですが、それに対する市長と執行部の答弁は、要望書そのものを忘れているかのようであり、モラハラ発言を受けた職員が報告しているにもかかわらず報告は無かったかのような答弁に終始。昨年12月定例会中に議場という神聖な場所で発生した議員による職員暴行事件。この時に市長は、職員を守れなかったことは慙愧に堪えないという声明を新聞紙上で明らかにしました。しかし・・・・・なんとしたことか、今回の答弁には職員を守る精神はひとかけらも感じられなかったのです。これは、後日録画で見ることが出来ます。
 私の要望書を見たはずであろうここに至るまでの3カ月間、何の対応もしなかったのか、出来なかったのか! 残念でなりません。

 これ以上の文字打ちはやめて、その市長に提出した私の要望書をとくとご一読ください。ここまでになると、議員の問題を問う事よりも私の要望を放置した市首脳陣の感覚が社会的に問われることになるのかと思います。なお、参考資料の3及び4は掲載しておりません。

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No.3694 政治の質どころではない! 

2023.03.30

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 NHK党参議院議員だったガーシー議員の除名は当然のことだろう。森羅万象、多くの物事は、賛否いずれかが100%を獲ることはまずない。この除名に際しても、選挙で選ばれたのだから投票した有権者に失礼だとか、オンライン国会を推進すれば問題ないはずなどとの理屈で除名を批判する声がある。はたしてそうだろうか。そもそも、彼の当選は有名人の実態を暴くという内容をネット掲載することで視聴者の関心を呼んだことを材料に、国政選挙特有のブームとなったことが原因ではなかったか。つまり、政治経験も何もない人物が、話題性というだけで国会議員に当選した。しかも本来あるべき選挙活動らしきものはまったくしていないという状況での話だ。とすると、有権者は彼が国にどれほど貢献するかという思考で投票したかどうかだ。如何に有権者個々の想いだとはいえ、国会議員の権利と責任という価値観に量れば、投票率が高くなればいいという感覚も考え物だ。なぜなら、今回のガーシー事件で政治や選挙に真剣な眼差しを向けなくなる人が増える方が問題だ。1票が尊いのではなく、虚しいという空虚な心が芽生える可能性が無くはない。
 
 更に問題なのは、左派系組織政党にすればそこに付け入る隙があるということだろう。国守安倍晋三政治に想いを寄せていた若者が多くいたことが、ご本人が亡くなったことで知るところとなったが、今回の高市大臣の政治的狙い撃ちは、予算成立で与野党手打ちとなったが、相も変わらず保守打倒に加担するメディアもあるなど、その現状は民主主義を根幹から揺るがすものだ。事はいったん治まればなかったかように冷めるが、実際は今回の手打ちは高市大臣再任命はないという条件付き密約があったかもしれないと思うと、国民は常に脇に置かれている感じか。10年近い前の電話での対談内容を国会に持ち込むなど言語道断で、いったこの議員は何のために国会議員になり、1億近い歳費総額を得ているのか。国民だましもいい加減いせい!ということだ。

 話を戻して・・・旧NHK党の立花党首の迷走も精神異常かと思わせるほど目まぐるしい。秩父の女性市議や、NHK党から政治家女子48党に名を変えて党首に指名した女性議員とまたまたギクシャクやり合っている。秩父市議によると、彼の真の狙いは政党交付金だと指摘している。
 あらためて物申すと。政治の質の低下は政治や政治家だけの問題ではない。メディアにも有権者にもあるということではないだろうか。

No.3679 思い出す偽メール事件

2023.03.04

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 (当ブログを記すにあたり、立憲民主党とその前身である民主党を同質の実態を有する政党として、以下民主党と書くことをお断りしておきます)

 放送法に関わる高市早苗経済安全保障大臣の過去の発言が話題のようだ。真相解明はこれからなので、早計には語れないが、知ったと同時にまたか!という思いがわいた。こういう過去の発言や癒着問題をあたかも真実の如く政権攻撃の材料にするのは、民主党から立憲民主党に受け継がれていると感じている。モリカケさくらも事実はそのあたりにあるとする識者もおり小生も同感である。実際、自殺した総務官僚に対して、民主党議員による追及ヒアリングが数度にわたって、時には深夜まで行われたという。その中に、今渦中の小西洋之議員もいたそうだ。
 民主党の政権批判の発言では忘れもしない永田偽メール事件がある。2005年か2006年にかけて勃発した政争だった。当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったライブドアに関わる国会発言事件で、堀江貴文氏による国会議員への金銭授受事件を示すメールを証拠に永田寿康議員が大々的に自民党批判の論陣を張った事件である。事はメールの信憑性を問うことで始まり、それが捏造であったいうことで帰結した事件だった。前原党首をはじめ多くの民主党上層部が辞任することにもなった。ところが、その後に永田氏本人が自殺に至るという衝撃的なエンディングが待っていたのだ。ちなみに、国会議員の自殺は思い出すだけでも、新井将敬、松岡利勝、中川昭一各氏など少なくない。

 永田氏は平成の爆弾男というニックネームで民主党きっての野次議員だったという。しかし、東大工学部出身で大蔵官僚から30代で衆議院議員となった、いわば秀才のはずだったが、人生わからないものだ。熱くなりすぎる性格だったのか39歳という若さで命を無駄にした。

 そして今回の高市大臣をフォーカスした疑惑発言の文書問題を持ち込んだのは、平和安全法制審議の委員会採決時のダイビング議員として名を馳せた?小西洋之議員だ。くしくも永田氏と同じ千葉選出であり、小西氏も東大教養部卒郵政総務官僚となっている。
 IQ指数は高くとも、人間として、また国会議員としての品格としては疑問を感じるが、同じような経歴を持つ議員は国会には数多い。ただ、30代で官僚から国会に出るとなぜか功を急ぐというか功名心に駆り立てられ、頭のキレの良さがコンストラクターでは無く、デストロイヤーとして発揮される傾向があるように思う。また、自分の立ち位置を侵されたり、思想的に180度違う相手に対しては、知性のある人ほど理性欠如の言動が少なくない。法政大教授の山口二郎氏の「安倍を叩っ切る!」やキャバクラ通いを「若い女性の生活実態調査だ」などと軽妙過ぎる発言した元文部次官の前川喜平氏が、その後左派活動家に近い政権批判を続けているのもその一例だろう。もっとも、学術会議や法曹界にもそうした学者がいるという話だから、日本は国を守る憲法ひとつとっても70年以上変えられないでいる世界でも稀有の国なのだろう。

 小西氏の勝ち誇ったかのようなゴシップが、再びでっち上げとなるかどうか・・・泉党首は追及を高めるという永田事件時の前原党首のようなことを言っているが、はたしてこの問題どのように発展していくのだろうか。小西氏の暴走議員としての誉は高い?が、令和の爆弾男にならぬようにと思う。
しかし、こうした(リーク、内部告発または捏造)といった形で過去の出来事や発言を持ち出して政治抗争を続ける国会の在り方は、ガーシーなどの出現も含めて、国及び国民の為の国会といえるのだろうか。地方議会でも同様に感じることがあるが、問題は有権者の投票心理とか、マスコミの報道真理にあるように思えてならない。人間のゴシップ好きの一面もあるからだろうが、偏向報道は国とってけっして良いことだとは思えない状況が続くのが寂しい。
 国を守る思想政治家としては国会議員の中でもトップランクの高市大臣を追い落としたい一念なのだろうが、この成り行き、野次は言えぬも野次馬的に注視する国民が増えることだろう。
 なお、偽メール事件という名称で、この事件の事の詳細が驚くほど克明に記されており、捏造メールを作成した人物の名前まで記載がある。

No.3677 立候補者説明会

2023.02.28

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 本日、4月23日投開票の幸手市議選に向けた立候補者説明会が行われました。まだ知らない方がいるかと思い、市ホームページに掲載されている内容を添付しましたので、参考までにご覧ください。
ファイル 1607-1.jpg なかなか妙味ある参加者がいらっしゃいます。
 また、現職議員さんで参加されなかったのが武藤議員、宮杉議員、小林啓子議員、海老沼議員の4名で、小林さんと海老沼さんは公党公認議員ということですので、代わりに立候補する後継者の名前が見られます。武藤、宮杉両議員の不参加については正式な理由は不明ですので、立候補するかしないかは現時点ではわかりません。
 まだ、他にも噂の段階ですが名前が出ている方や、立候補したいと表明されている方がいるので、かなりの激戦になることが予測されます。
 いずれにしても、手を挙げる人が少ないことと投票率が低落傾向にあるのが地方選挙の課題ですので、その解消策として立候補者が増えるのはいいことだと思います。問題は、有権者の判断材料がどういう点に注がれるかで、それが街の今後に大きく関係しているのは間違いありません。

 明日は本会議で、市長提出議案に対する通告形式の「議案質疑」が行われます。私も一議案に対して通告してあります。おそらく開会早々の1番手もしくは2番手で登壇するものと思います。
 その後は、2日から委員会質疑が6日間にわたって開催されることになっています。

No.3668 国会の報酬改革

2023.02.15

 顔に当たる風が冷たい一日でした。朝出かける際、イヤーカバーをせずに出たのですが、少し軽くみたことが悔やまれるほど、耳がジンジンといった感じでした。

 かねてより、今のご時世で何種類もの報酬が入る仕組みは考え直す時期にきていると思っていたことが、ようやく進展を見せそうです。
 自民と維新が常任・特別の委員長手当を廃止することでマッチングしたとのこと。この委員長手当は通常国会、臨時国会にかかわらず1日6,000円が支給される仕組みです。なおかつ委員会そのものが開かれない日でも開会中すべての日数が対象になるのです。たとえば、通常国会が3ヵ月などというのは珍しいことではありませんので、この間の日数すべてに6,000円が支給されるということです。
 この委員長手当以上に問題視されているのが調査研究広報滞在費というものがあります。旧来の呼称は文書通信交通滞在費というものでしたが、国会議員はJR新幹線が自由に乗れる制度になっているなどの国民の声に配慮する形で交通という表現を取り除いたという説もあります。
 いずれにしても、領収書を必要としない使途報告無用の金額が月に100万円支給されていることへの指摘は数年前からありましたが、自民党が折れた形で今後検討協議していくということになったようです。ところが、この手の問題は結論が出るまでに時を要するのが常です。議員を減らそうとか、報酬改革をするとなると、どういうわけか協議の終わりが見えにくくなるようです。

 選挙地盤が広い国会議員ですから、それ相応の報酬は必要かとは思いますが、それにしても、月130万1千円の歳費に加え、調査研究広報滞在費が月100万円、立法事務費月65万円、賞与年約650万円、JR/航空券の無料クーポン券、プラス公設秘書給与があります。
 以上を年間ざっと合算すると、国会議員には年間約7,500万円の経費が全議員にかかっているということになります。さらに議長、副議長、議会運営委員長や、予算委員会に代表される各委員長手当が別途ということです。
 また、これとは別に当選議員数と投票数に連動する形で支給される政党交付金があります。令和5年度は9党総額315億円ほど。ガーシーで話題のNHK党で3億3,400万円、れいわ6億1,900万円、社民党で2億6千万円などとなっています。なぜこの3党を紹介したかというと、これらの党が一体何人議員がいるか考えていただきたいのです。これらの党の実態は代表者独裁の傾向が強いので、それぞれ代表の思うままに使われていることも考えられます。
 それが満更の話ではないことが埼玉県上尾市で起こっています。それはNHK党公認で当選した上尾市議が、次期衆議院選挙に立候補せよと党首から指示を受けた結果、党を脱退したとか議員を辞職するとかの騒動になっているのです。その議員が曰く「国会選挙に公認候補を沢山出馬させて、投票数を稼ぎたいという目的なのです」と発言したというのです。これが本当だとしたら、政党交付金目当ての思考で地域政治は言うに及ばず民の為の政治が二の次になっている感は否めません。 
 当選してなんぼ! 当選しなければ政治は出来ないわけですので、政治は金がかかるという前に選挙は金がかかると考えるとわかりやすいでしょうか。

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