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No.3124 想像にない灼熱の北海道

2019.05.27

 昨日は確かに暑い一日でしたね。5月の時点で熱中症による死者が出るとなると、これからの数カ月、いったい日本列島はどうなってしまうのだろうかと気が重くなります。なにしろ、昨日は史上最高歴史的な気温が各地で示されました。なんといっても、北海道佐呂間町の39.5℃には驚きました。反面、襟裳町では14℃台だったというのですから、いったい、この25度の差はどう理解したらよいものやら。
 多くの人がいうところでは、北海道は5月から6月、または9月頃に訪れるのが最高だとか。しかし、灼熱地獄の北海道を思い描くことは通常ありませんし、困難な想像です。まして、日により、土地により気温差が大きいとなると落ち着いた旅にはならないこと必死です。事実、今朝の佐呂間町は10℃程度で昨日より30℃も低いといいます。
 伝統、慣習、風習、思考性、価値観などがあるゆる状況下で変化が認められる時代にあって、自然現象もこれほどまでに移り変わる様は日本だけのことではないはずです。気候変動も結局は人間がもたらした結果と考えると、文明開化以降の人間社会は随分と罪作りなことに時を費やしたものだと感じます。これでもかこれでもかの生活向上を求める人間の欲望の輪廻は、猛威をふるう自然現象を生み、人命をも奪う地球にしてしまったと理解すべきなのでしょうか。
 少し、話が大きくなりましたが、要するに自然災害も元をたどれば人災ではないのかと思えてならない昨今です。
 今日は、午後から全員協議会があります。執行部からの報告があるということです。