記事一覧

No.2936 やはり不条理でしょ!

2017.11.01

 前号の長ブログにお付き合いくださりありがとうございました。後半部の2大政党制に関する部分に賛意をお示し下さる方がいてほっとしております。このあたりはまだまだ議論を深める必要性を感じますがブログで一方的に語るだけでは足りない面がありすぎですね。気を長くして取り組んでいきたいと思います。 

 タイトルの不条理についてですが、実は2001年から独居生活となっていた義父に、県内とはいえ深谷の在でしたので何かの折にと私の名義で携帯電話をかれこれ10年ほど前から預け、自由に使ってもらっていました。90を過ぎた2年ほど前からはほとんど使用している様子もなく基本料金だけの状況でした。その義父が数日前に亡くなり、急なことだったのであれこれせわしない日々に追われている一昨日のこと、携帯の請求書に記載のある電話に連絡したところ、解約はショップでしか扱えないと言われたので、近くのショップに出向きました。そこで、解約には9,500円かかり、それがかからない解約月は来年の2月1日から3月末日までです、と言われたのです。解約月まで待てば基本料金だけにしても月々1,000円ちょっとを支払うことになります。それでも金額的には解約月まで待ったほうが安価ではあります。ただ、ここでの疑問は金額の差ではなく、使う人がいなくなった電話なのに基本料金だけにしても、支払う必要があるのか・・・・??? 店員さんに再確認しましたがあくまでも規則ということを建前に申し訳なさそうにしていました。規則とはその電話の名義が私だからということです。一瞬大いなる矛盾を感じた次第です。
 しかし、どうでしょうか。社会全般の制度システムを人の生き死にという場面に合わせる思考が必要ではないでしょうか。さもないと今回以上に不条理なことがあるような気がしてならないのです。