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No.2750 相撲考

2016.05.20

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 夜半から朝方の寒さが身体を冷え込ませる。とうとう羽根布団を再登場させ、エアコンをつけた。
 まったく、おかしな陽気である。

 昨日、久しぶりに三役以降の取り組みをじっくり見た。スポーツニュースと違ってライブで見るのはいいものだ。とくに、昨日はいろいろと面白く感じる部分が多々あった。

 舞の海さんの解説は、わかりやすく切り口も鋭いものがあっていい。  
◆数日前の白鵬対勢のことに触れて「ああいうことをする横綱も横綱ですけど、勢はそういうことをする横綱だとわかっているはずなんですから、考えが甘いんですよね」
◆テレビ解説に久しぶりに出ていた現陸奥親方で元大関霧島さんに対して「子供の頃大好きで見てましたが、体が小さいのでここまでかなと感じていたら、グングン大きくなって大関にまでなられた。大きくなるために相当努力されたんでしょうね」 大先輩を落として持ち上げる大胆さ。
◆「稀勢の里は、すべての面で変わりましたね。取り口そのものもですが、表情やたたずまい、勝ち名乗りの受け方、引きあげて行く姿など風格が感じられます」と、まるで横綱が確定したか、してほしいといった感じの分析。
 

 古いしきたりが優先する相撲界の広報マンとしての素質をいかんなく発揮し、思ったことを小気味良く口にする。厳しい批評も、明るい雰囲気で嫌味を感じさせない。
 北の富士親方も歯に絹を着せぬタイプで好きな解説者なのだが、舞の海さんは横綱になってはいないし、バラエティーにも出るタレント生活の毎日の中で、口が過ぎるとプレッシャーがかかるのではないかと心配になるが、間違いなく相撲人気の一端を背負っているという意味で今のままを貫いていただきたい。

 
 そして本筋の話になるが、なにより稀勢の里の相撲が素晴らしい!クローズアップされる表情が、なんとなく平等院鳳凰堂の阿弥陀如来の表情に似て見えるから不思議だ。落ち着き、ゆとり・・舞の海さんの言うとおり、今までとはどこか違い、慌てふためく取り口はまったくなくなっている。
 今日から横綱との3連戦、まず初戦がエルボーかましと土俵下落としが大好きな白鵬戦。差はない! 13連勝を見たいものだ。

 最後に余談的になるが、解説に出ていた陸奥親方(元大関の霧島さん)、誰かに似ていると思いつつ、しばらく時間がかかったがハタとうなづいた。国税調査官 窓際太郎がハマリ役の小林稔侍さんにソックリではないか。
 顔も話し方も生き写し・・・そんな思いに浸ることが出来た1時間半。スポーツ鑑賞のあり方もいろいろだなあと感じた次第。
 でも、陸奥親方は窓際でもなんでもない、これからもあの控え目ぶりというか稔侍調の解説を聴かせていただきたいと心から願う。

 閑話休題でした。

No.2725 スポーツに魅了される春到来!

2016.03.14

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 清原事件、賭博事件と暗い話題もあるにはあるが、昨日あったスポーツのテレビ画面に長時間くぎ付けになった方は多いと思う。

 スポーツや音楽が私たちの心に和みや温かみを与えてくれることは間違いなく、冬は冬でそうした対象があるが、陽気が春に向かうほどに心が躍るのは誰しもに共通することだと思う。

 今年はゴルフの松山が優勝し、続いて錦織、そして昨日のバトミントンの女子単複しかり、そして名古屋での女子マラソンの壮絶なデッドヒートあり、琴奨菊横綱に期待がかかる大相撲春場所が初日を迎えたと思ったらいきなり白鳳が黒星、プロ野球オープン戦も主力級がラインナップされ、イボミが安定した強さで優勝、香川が5得点目ゲットetc.
 さらに、プロ野球が月末には開幕・・・・と、その前にいつも感動を与えてくれる春の選抜高校野球がまもなく始まるといったところでメジロやシジュウカラのさえずりとともにスポーツの花がにぎやかに咲き始めている。

 大震災5年目にあたる3月11日に組み合わせ抽選会が行われた選抜高校野球。埼玉の花崎徳栄は1回戦で九州大会優勝の秀岳館と対戦する。ここ11試合で94得点をあげている強豪校ということだが、夏を経験して一皮むけた花崎徳栄には落ち着いた試合運びで、順当にコマを進めてもらえるものと信じている。
 このチームの主将を務めるのが、幸手市出身の岡崎大輔選手である。長身の岡崎君は吉田地区の出身で、闘志を内に秘めるタイプで努力家だとの評判が高い。もてる統率力でチームを引っ張ってくれるものと期待している。

 数年前までは、幸手市の中学出身でベンチ登録されている選手をすべて調べたりもしていたが、最近はなかなかそこまで出来なくなっている。しかし、甲子園出場チームでキャプテンまでとなると、私の記憶の範囲では岡崎君がはじめてである。
 抽選会次第では選手宣誓の大役を引き当てる可能性もあり、ひそかにそれを期待していたが、それは叶わなかった。

 花崎徳栄の選手たちには悔いのないよう堂々と戦い、願わくは昭和43年(1968)の大宮工業、平成25年(2013)の浦和学院に続いて、紫紺の優勝旗を埼玉に持ち帰ってほしいものだ。

No.2673 プレミア12 劇的敗戦に想う

2015.11.19

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 久しぶりにスポーツで一席・・・あまりにも悔しすぎる。小久保監督は今日寝付けないかもしれない。

 いや本題に入る前に一言。
 けじめの意味で書いた前号のブログに対して温かいメールをいただいています。そのすべてが励ましの内容で、いろいろな意味で「冥利に尽きる」と感じ入っております。個々に返信もしておりますが、この場であらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 さあさあ、今、プレミア12準決勝の日韓戦が終わった。勝負の怖さはどんなスポーツにもあるが、選手交代の妙がこれほどはっきり出るのは野球の他にあるだろうかと思わせる結果ではなかったか。

 食い入るように大谷翔平のピッチングを見ていた100%の人にとって予想だにしない展開が9回表に目の前で繰り広げられた。その裏、2アウトから中田翔が中前に打ち、代打おかわりくん中村卓也。劇的な逆転サヨナラホームランを祈りながら見ていた人のすべてがため息に変わった。日本が負けた瞬間だ。

 7回85球、ヒット1本、三振11という韓国ベンチもあきらめムードの中で、大谷はベンチに引いた。
 草野球や市民ソフトボールのレベルではあるものの、自分も45年近い4ベーススポーツの経験の中で監督を何度かやったりもしたので、一番難しいのが投手交代であるとの実感はある。
 展開をにらみながら、精神的にかなりエネルギーを使うのが投手交代だ。
 だから、小久保監督の今の思いがそれなりに理解できる。一番悔しい思いをしているのは彼のはずだから。

 
 テレビでは7回の無死1・2塁で点が取れていればと解説していたが、この試合はひとえに大谷を代えたことに尽きる試合ではなかったかと思う。打線にもう1点という思いはわからないではないが、負ければ敗退のサドンデス準決勝で2回を残して3点リードというのは、けっしてセーフティーリードではない。
 投球数も多くはなかった大谷は決勝戦で投げることがない状況にあって、完投可能な、またそれを見たいと思わせる内容だった。先発、セットアッパー、クローザーという役割分担が昨今の投手起用のセオリーのようになっているが「時と場合による」という言葉は、この試合にこそ生きるものではなかったか。監督には思い起こして欲しかったところだ。そういう意味では、余裕を残して負けたとも言えなくはないが、余裕を見せるべき試合ではなかったのだ。

 なんとしても負けたくない韓国に負けた。逆に勝ちたくてしょうがない日本に韓国は勝った。どちらも決勝戦のことは頭になかったほど、この試合に全身全霊を注いでいたものと思う。とくに韓国は・・・。
 その点取りの流れはあまりにも非情なものだったから辛い。
 画面に映る大谷選手の明るさが救いだったが、今年のプロ野球の最終がこうして終了したのはなんとも悔しくてならない。

 
 しかし、ここまでよく頑張り、楽しませてくれた選手、監督、コーチの皆さんにはご苦労様でしたと、ねぎらいの言葉で締めくくることにしよう! 
 小久保監督にはこの結果を引きずり過ぎず、これから先まだまだ代表チームを牽引していっていただきたい。なにしろ、選手選抜の素晴らしさは多くが認めていることだし、この経験が絶対に活きるはずだから。

 ありがとう! 野球バンザイ!

No.2640 16歳

2015.08.25

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 開催中の世界陸上選手権大会で、日本の選手が躍動している。
 夏の甲子園で早実の清宮幸太郎選手が1年生のスラッガーとして、一躍ヒーローになってからまだ数日しか経過していないが、スポーツの世界で、中学を卒業したばかりの少年が“魅せるプレー”を存分に表現してくれることは、この上なく嬉しく感じる。

 サニブラウン・ハキーム選手。200m予選第2組であのガトリン選手と同組で出場。ガトリン選手は余裕を見せた1位だったが、驚くことにサニブラウン選手は他の選手すべてを後ろに置いて2位という快挙を達成した。これで準決勝進出の権利を得たのだが、決勝戦進出も夢ではないのである。
 16歳・・・やはり、数字からうけるイメージは“子ども”だ。しかし、有する能力は大人顔負けというか同等以上のものがあるのだから恐れ入る。
 彼らには、人としてアスリートとしての大いなる飛躍を期待したい。

 こうした明るい話題がなによりだが、少年少女に関するものでは、どちらかというと暗いニュースが気になる昨今である。
 中一少年少女残虐殺人。そして今日、青梅で中学生の飛び降り死亡事件が発生したが、またまた“いじめ”によるものかと気が重くなる。教育現場でいったい何があったのだろうかと。いや、まだいじめかどうかは確定していないのだが・・・。
 猟奇的殺人事件などは、ニュースワイド番組で、あれこれサスペンス推理まがいのコメントが好き勝手に語られるが、虐待やいじめ問題は軽々とは語れない性質の事件として取り扱ってほしいものだ。
 私は、現在でも継続している研究テーマとして、虐待、いじめを重視していることもあって、学校側は真実を明らかにする姿勢に欠け、報道からはすべてが明らかになることはないこの手のニュースを知ると睡眠不足になるのが常だ。
 今晩もそうなりそうか・・・おやすみなさい。

No.2639 高校野球に魅せられて

2015.08.20

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 全国高校野球選手権と言うより夏の甲子園という呼称の方が、心地よい響きとなって耳に届く。中等野球大会から数えて記念すべき100回目の大会は、今月6日から熱戦を続け、下馬評の高かった東海大相模が真紅の優勝旗を45年ぶりに獲得した。 
 毎年、注目して見てはいるのだが、実態は新聞やテレビの事後報道が主体であったせいか、数試合をゆっくりテレビ観戦することが出来た今年は、あらためて高校野球に魅了されることとなった。
 例年以上に注目選手が多くいたこともあるが、試合自体に確かな見ごたえがあった。大差で決した試合もあるにはあったが、多くは両チームともに取りも取ったりの試合か、緊迫した投手戦が多かったように感じる。つまり、双方ともに点を取り合っても最後はきわどい接戦で終わるという試合も含めてである。そこで、全48試合を確認してみたところ、次のような点差で勝敗が別れていた。


◆1点差 15試合
◆2点差  7試合
◆3点差 4試合
◆4点差 5試合
◆5点差 4試合
◆6点以上 13試合

 やはり、1~2点の差で決した試合がほぼ半分あった。これでは、観戦する方も自然と手に汗を握るわけだ。
 早実の清宮くんを筆頭にバッターに注目が集まりやすいのはやむを得ないところだが、投手にも素晴らしい素材の選手が多くいた。16日日曜日の3回戦第2試合で、9回裏関東第一の6番バーッターにサヨナラ本塁打を打たれて涙を流した中京の上野投手のお尻と腿は見事なまでに鍛え上げられていた。互いにゼロが続くシーソーゲームであったが、関東第一は点が取れるようには感じられなかった。ちなみに、わずか2試合しかなかった1対0の試合の一つが、この試合であった。上野くんの今後に注目してみたいと想う。
 仙台育英の佐藤くん、優勝投手の小笠原くんにも日頃の練習の成果が、その肉体からもわかるほどであった。その小笠原くんが、自らのバットで決勝点を叩き出し、それも本塁打というのだから恐れ入った。
 今年の見ごたえは、劇的な場面が多かったことも一因にある。ホームランはやはり野球の華である。今大会ではたしか32本出たのではないだろうか。

 私は、また別の角度からプロとの比較で高校野球の魅力を感じている。
■まずは、ユニホームの着こなしである。
 今の高校球児は筋トレをしっかりこなしているせいで、下半身が鍛えられた選手が多い。ただ、これには別の理由もあるようだ。ストッキングをしっかり出すというユニホームの着こなしのために、膝から上の部分もきっちり採寸をしてダブダブにならないような配慮をしているようだ。だから、腰、太もものあたりがパンパンに張った状態になる。
 しかし、このスタイルは、プロのそれよりは間違いなくいい。プロの選手たちは、なぜパンツの下部をダブつかせ、グランドをひきずるようにして履くのだろうか。スネのケガを防ぐため? 足を長く見せるため? 土で汚れた裾を見るたび、私は画面に向かって怒っている。

■スピーディーで展開が早い。
 これは、スポーツが大衆受けするための必須項目だと確信している。今のプロ野球はのろくてたまらんのです。ひと時も目が離せない息詰まる展開も、投手がインターバルを少なく投げこんで来るからではないだろうか。監督の伝令を伝える選手の足の速いこと。イニング交代の足もしかりである。プロはやたらと間が空く感じで、高校野球との一番の違いはここにあるとさえ思う。

 大記録達成間近のイチローやノーヒットノーランの岩隈、小さな身体で頑張っている青木など、日本人選手たちの活躍には常に心躍らせてはいるものの、今年はメジャーリーグにチャンネルを切る回数が激減した。今のメジャーではあごヒゲをまるで鍾馗様のようにモジャモジャにさせている選手が多い。レッドソックスなどはスタメンの選手がほぼ全員あごヒゲをたくわえている。私は、どうもあれが苦手だ。タトゥー、ピアスの類いも、ベースボールには不釣り合いだと感じるが、あごヒゲはユニホーム姿に似合わないこと甚だしい。見ているだけでも暑苦しい。ゆえに今年のメジャーは、ダイジェスト版専門だ。阪神タイガースのゴメス、楽天のペーニャなどなど日本でもそれなりにあごヒゲ選手はいるが、日本人選手に見られないのが救いではある 
 メジャーには髪の毛が肩まである選手もいる。まさに、アメリカ的自由とはこういうことも含まれるのだろう。パンツのダボダボも日本以上かもしれない。


 そういったことで、高校野球はそのひたむきなプレーと球場全体の雰囲気が見事にマッチングして、純粋なアマチュアスポーツの原点を感じさせてくれる。これからは、地方大会などでもより実戦を観る機会を増やせればいいのだが・・・ともあれ、決勝戦2校をはじめ、すべての出場校の健闘にエールを送り、最後に、埼玉県代表、花咲徳栄高校のベスト8に敬意を表して終わります。感動をありがとう!

No.2585 いつのまにか春本番

2015.03.27

 また、10日も空いてしまいました。身体も気持もギアの上げ下げというのか、集中と選択とでもいうのか・・・で、なんとか調節できていますが、眠いというのが現在、最も強烈な感覚。ブログに向き合うと、軽い気持ちで臨むことができないので、現状ついつい気が行かないことになってしまいます。でも、日が空くつどにいけない、いけないという自分が出てくるのです。申し訳ないと思っております。

 そんなことで、世間全般から離れ過ぎているうちに、なんと!プロ野球が開幕しているではありませんか。高校野球まで・・・。でも結構なことです。大好きな野球が開幕し、今日は浦和学院がベスト8入りし、巨人も初戦勝利という嬉しい3月27日となりました。

 そして、明日はいよいよ権現堂堤のさくら祭りがスタートし、翌29日は圏央道の開通記念式典が開催されることになっています。長くて厳しかった冬に終りを告げ、人の動きも軽やかに感じる昨日今日ではありませんか。

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