記事一覧

No.3451 ピュアな日本人思考に御意!

2021.08.10

 前号で五輪を振り返っての感想を綴りました。競技そのものは五輪の本質を最高の地点で俯瞰させてもらった感じがしています。五輪のイメージとして代表的競技がいくつかありますが、普段、滅多に観ることのない競技に触れることの素晴らしさが他の大会に無い五輪の五輪らしさだと感動を新たにした次第です。もちろん開催して良かったということに加え、すべての関係者に感謝の意を表したいと思います。反省は反省で別途すればいいのです。 
 今回の五輪のテーマはよくよく考えてみると、五輪に反対中止論を展開した左派系が日頃訴える人権問題、ジェンダーフリー、人や文化の多様性等々がクローズアップされていたのです。その五輪に左派はこぞって反対していたことになるわけで、不思議な思いが残ります。利権だ商業主義だとの観点が反対理由だとしても、テーマには反対出来る立場ではなかったということではありませんか。
 さて、今回は前号に対していち早くいただいたメールをそのままご紹介したいと思います。シビアにかつ正当に事を見据える内容に感動したからです。政権批判やプロパガンダの煽動者たちにいつも思うことですが、嫌みかつ姑息な方向に理解するのではなく、素直にことを見つめる姿こそ人間らしいと思うのです。子供たちの未来の為にもそうありたいと・・・これを持って五輪の総括といたします。

枝久保さん
おはようございます。
「No3450パラリンピックに目を注ごう」の感想です。

私が、今回のオリンピックで最も感じたのは
反対派、賛成派を含めて
日本という国が、1964年次と比べて、物質的にも、精神的にも
飽食になったなあ〜(贅沢になったなあ〜)、というのが第一印象でした。
「瓦礫(ガラクタ)だけが残った、心が重い。」と言ったのは
サンモニの左派系ジャーナリストの青木理 氏です。
私から言わせれば、青木理 氏には、、、
「瓦礫と言えるだけ贅沢だと思え!!!!」と言い返したいです!!!!
ちなみに、今回の金メダルは
産廃の携帯の中身の希少金属を集積させて作られております。
まさに「瓦礫(ガラクタ)」から「宝」が生み出されたわけです。
私は、このような精神が、2020東京オリンピックの本質だと思っています。
私は、食膳に出された「味噌汁」も
常に、勿体無いので、一滴も残さずに食べるようにしてます。
自分の体になると思っているからです。
コロナの病気に関しても、
国の援助で、コロナのワクチンを受けれたり、給付金を頂ける。
これらも、国や自治体、議員さんには、大変に感謝しております。
1964年頃に開通した新幹線のビッフェのサンドイッチは
パンにハムがぺろっと一枚載っているだけでした。
今では当たり前に買えるコンビニのゼリー菓子なんぞ、上流階級の高級デザートでした。
テレビも、冷蔵庫も、クーラーも、炊飯器も何もありません。
あの頃は
ラジオ(後ほど白黒テレビ)に
氷屋(器に入れて冷蔵庫がわり)に、風呂(五右衛門風呂でした。)に
ご飯も薪で炊いて(お釜で、薪で二升ほど炊きました。)
薪を得るために、室戸台風、ジェーン台風時は、飛び散った木片をみんなで拾いました。
夏は蚊帳で寝て(蚊除けです。)
昼間は、近所の駄菓子屋で、冷やし飴で頭がつ〜んとさせて涼みました。
もちろん通勤電車はクーラーなんぞありません、窓をがら〜っと開けたのでしょう。

日本も随分と豊かになったものです。
反対派の言っている事は、全て飽食で贅沢に過ぎます。
また、感謝の気持ちのひとかけらもありません。
これが1960年代からの全学連、共産党系団体、左派系マスコミなどの
左派系共産党プロパガンダの本質です。
広島、長崎原爆供養にて、菅総理大臣を左派系マスコミは粗探ししておりますが、その前に、「台風で飛び散った薪(木片)でも拾いに行け!!!!」
と言いたくなりました。

No.3448 人口減少、まずは防止対策を

2021.08.02

 昨日のこと、幸手市の人口が5万人を割ったことについて、広報さってを見た数人の方から連絡をいただきました。どなたもこの数字を確認して驚いたようで、市になる条件である5万人を割った自治体は埼玉県で初めてのはずだと仰る方もいて、それが事実であることに残念というよりは、これからのことに思いが募る状況です。
 ただ、このことは、7月2日アップした№3437ブログですでに紹介した内容です。県のデータはひと月前に確認でき、市の広報では翌月ということになるのです。日頃親しくさせていただいている市民の方でも、ブログへのアクセスをほとんどされない、というか全くされない方もいらっしゃるので、そこはやむを得ないところですが、人口減少に対する思いは市民にとって大きな対象になっていることは間違いありません。

 実は、自民党幸手市議団として会派を結成して初の広報チラシが、近々新聞折り込みされる予定になっています。そこで書いたこととして、今後の行政施策は人口減少に歯止めをかけるという思考にもとづいて対応していくことが肝要であるといいうことを主節にしています。特に目新しい施策があるということではありませんが、防災対策にしても、子育て施策にしても、はたまた教育行政しかりで、人口増加という課題の前に減少防止という観点から市も議会も強い意識のもとで取り組むべきであると考えます。
 若いファミリー世代が幸手市で子育てをしたいと考え、それを優しく見守る高齢者世代という図式が理想的と思うのですが、高齢者の皆さんにとっては、自分たちの今後の在り方に行政がどう対応してくれるかがまず第一だとお考えの方も少なくはないでしょう。高齢者増加社会における福祉施策との兼ね合いはなかなか難しい位置づけではありますが、いずれにしても若い人たちに郷土愛が育まれませんと、人口流出が進む可能性は高いと推測できるわけで、その為にはどういった街づくりが必要かの視点が求められることになります。財政状況をふまえますと、幸手市の今後は厳しいことは間違いないわけで、それを乗り切るには知恵を出し合うことが最優先だと思うこの頃です。

No.3440 太陽光発電は良好な代替発電か?

2021.07.10

 熱海土石流災害は今だ19名の不明者が残る。人災説の声が高まり、静岡県と熱海市による調査が始まるようだ。
 静岡県は東京・大阪間を1時間でつなぐリニア鉄道の地下トンネルが通過する計画地となっている。しかし、川勝知事は自然の保持に影響があるとして反対を続け工事認可を与えない状況が続いている。6月の知事選で4期目の当選を果たしていることから、静岡県民には指示が厚いことは立証されている。確かに、天下の富士山の地下との関係で伏流水などへの影響や、農工産業に対する問題が派生しないとは言えない。しかし、広大な面積に対してリニアのトンネルがどれほどの大きさであるかと考えると、日本全国いかなる土地でもトンネルを掘ることなど出来ないのではないだろうか。もとより、景観も損なわれることもない。それよりも、静岡という土地が地勢状、新幹線で東京にも大阪にも1時間半ほどで行けるし、リニアを利用する価値がほとんど見いだせない県だと考えると、たとえ、地下とはいえ県内の土地掘削開発を良しとはしない事情も読み取れる。
 考えるに、世界の科学開発の現状は多種多分野にわたるが、人にわかりやすいという点では、時速500キロで空間を走るリニア開発は最先端の科学技術と言っても過言ではない。この完成によって、日本の鉄道技術が改めて世界に驚きを与え、高い信頼を得ることは間違いないものと思う。

ファイル 1360-1.jpg 反面、人災説が問われることになった二つの点のうち、太陽光発電については、現在全国各地でトラブルを生んでいるが、こうした事実が報じられることはほとんどない。前号で和歌山県の例を紹介したが、あくまでも急傾斜地という観点からのものである。今回は岡山県の例を見ていただきたい。
 これは石油元売大手会社が開発設置したもので、面積82ha(約246,000坪)で東京ドーム17個分、パネルの数32万枚、年間発電量6,500万kW、13,000世帯分の電力供給量だという。設置金額は不明だがかなりの金額であるのは容易に想像がつく。火力発電のエネルギーである石油の大手による開発なので、企業側としては地球温暖化に対する企業精神を示したものとも思えるが、現実には、根の深い新たな問題を形成してしまったと言える。
 電力問題は福島原発問題で、立民共産の左派リベラルが原発廃止と代替発電の開発を唱えている。共産党の場合伝統的な主張で党是のようでもある。
 今回の熱海災害で太陽光発電との関りが証明されたり、全国各地が想定外雨量に見舞われた際の土石流災害にこれが関わることがあったとしたら、そして人命が奪われたとしたら、いったいその相対評価をどう考えればいいのだろうか。
 自然破壊、景観破壊、保水機能不全、防災力低下、不要パネル発生時点の環境問題・公害化、国土の外資化などなど。この地も岡山県名産の白桃生産農家が手放した土地が含まれているともいう。農業の継続問題は国としての大問題であるはずなのに、実際は一向に解決される方向にはない。
 このように、今ある社会問題がマトリックスに絡み合う状況を太陽光発電はもっているという点で関心を深めている。ゆえに議会でも他人事ではないという思いで取り上げているのだが、まだまだ真剣度は少ないと感じる現状だ。


 富士山下のトンネル開発と地上の山間部傾斜地の代替発電開発とを、同等に比較することは出来ないが、私案としては太陽光発電の方が問題が深いのではないかと思えてならない。その最大の理由としては、政治行政は後世に福をもたらすものであって、後世につけを残してはならない、という格言による。
 皆さん、どう思われますか。

No.3436 また起きた児童死傷事故

2021.07.01

 3日前の先月28日午後3時半頃のこと、八街市で下校中の小学児童の列に大型貨物車が・・・5人のいたいけな児童が一瞬で暴走トラックに巻き込まれた。8歳と7歳の男子が死亡、1人が意識不明、2人が重傷という悲惨な事故となった。画面で現場状況を見る限り、トラックの大きさもあるがブレーキ痕がないというのだからひとたまりもなかったはずである。そして、数年前に起こった埼玉県内や滋賀県での同様の事故を思い出した。
 原因は運転前に会社で飲酒したという報道内容だったが、警察の検分結果は運転の前後に飲酒した形跡がないという。運送会社で運転手が酒を飲むなどということがあっていいはずがない。そこで、推測されるのは車中で飲みながら運転していた可能性が問われることに。しかし、運転者の母親の話では酒を家飲みすることも少なく、弱いタイプだという。ならば、単純な居眠りかというと呼気にアルコールが検出されたのは間違いないわけなので、やはり飲酒もしくはアルコール度の強い食物を口にしたということになる。許されない事故がまた起こったことになる。

 平成24年に地元小学校が廃校となった結果、子供たちは統合された小学校へ通うことになったのだが、その通学距離は、大人にも近いとは感じられない距離を通学することになったのだ。住居によって若干異なるが、子どもの足で30分はかかる。地域のメインストリートの歩道に沿っての登校で登校時の立哨活動を始めて10年目になる。この間、子供の列はもちろんだが、私たちスクールガードメンバーに向かって車が間違って突っ込んで来たらどうしようと感じるのはたびたびである。特に香日向を過ぎ隣接地区に入ると歩道はあるが高さは路面と同じになる。
 雪の日は最も危険を思わせる日ではあるが、実は車もスピードを上げてはいないのでややといったところ。逆に、最も危険を感じるのは・・・今の季節から夏にかけてのことである。雨の日は車が増えるし、運転者の見通しが悪くなる。晴天はどうかといえば、路面温度が上がるとタイヤは滑りやすくなるのでスピード次第では…ということになる。最も、当地区の部分だけで考えると、ほぼ直線なので車が原因のスリップというのは考えにくいのだが、それでもスピードを上げた車が来ると自然と立ち位置が一歩下がる。
 これも5年近く前のことになるが、時間こそ違え、私が立つ交差点近くの反対側の植え込みに中型トラックが突っ込む事故があった。原因は居眠りだったという。また、3年前には交差点の角に乗り上げ逆さまになった車があった。どちらも人身的には何も無かった事故だったが、今回の八街市の場合は歩道のない市道ということで、危険性については問われる状況にあったようだ。
 実は、幸手市内にも歩道が未整備の県道を子どもたちが通学している例がある。県議時代に何度か要望したが、残念ながらいまだ未整備のままである。大人たちの見守りがどこまで効果があるのかはわからない。しかし、子供たちとの安全のためにという思いで始めた立哨活動であり、子どもたちから元気をもらえる喜びを毎朝感じることもあって、まだまだ身体の続く限りやりたいと思っているが、我が身の安全をもう少し科学的に考える必要はあるかもしれない。特に居眠り運転などではブレーキを踏むことなく歩道の段差などお構いなしに乗り上げる状態だろうし、何が起きるかわからないのが世の常ですから。

No.3434 政治家の報酬

2021.06.24

 秩父市議会定例会最終日は幸手市と同じ22日だった。直前の市長選挙で勝利した北堀市長は、数号前のブログでもご紹介した県議時の先輩だが「困窮する市民に寄り添い、ともに乗り越える」として90%の給与減額を選挙公約で訴えた。こうした場合、概ねはパフォーマンスだとして市議会が否決する場合が少なくない。もちろん、自分たちも減額しなければならない雰囲気に襲われるということもあるだろう。
 しかし、秩父市の場合は21名の議員のうち17名が賛成し、反対は共産党議員3名プラス1の4名という結果だった。賛成議員の理由としては「ありえない減額率だが選挙の公約に掲げたことで民意を得る結果となった」と。反対の理由は「常識を疑う。市長は365日24時間行財政運営に対する責任がある。果たしてその激務に耐えられる給料とはとても思えない」うん?この論理、逆手に取るわけではないが、激務に耐えられる額とはいかなる額かと思うのだが・・・。額によっては大志を抱いてなった政治家であってもやる気が失せると言ってるようにも聞こえる。
 この減額は任期いっぱい続くというもので、確かに思い切った減額だが、私は北堀市長の男意気として理解している。3度目の挑戦で、なんとか街を元気回復させたいという思いをこの公約に示したかったのだろうと。確かに政治家とはいえ、誰もが恵まれた経済環境にあるとは限らず、地方議員の場合、生活面と結び付けて報酬を思慮するパターンは多いと思う。というよりは、経済状況にかかわらず、金の持つ魔力に引き寄せられるのは人の常、世の常なのだろう。すべてとは言わないが、国会議員の集金力への飽くなき欲求がそれを示している。
 現実には、地方の小都市の議員報酬では若い人の挑戦者・希望者が出てこないというのが社会問題にもなっているのだ。本職が別にない限り4年間の保証しかなく昇給もほぼ皆無の地方議員に、若者が大志どころか生活設計を描けないのはわかる話だ。そういう意味では、北堀市長の心意気は誰にでも真似できることではない。私が県議に就任した2011年5月のこと、全県議20%報酬カットが前月から行われていた。言うまでもなく3月11日発生の東北大地震に配慮し、当時の自民党ベテラン県議の一声で決まったことだと聞かされた。全国でも速効の決議だったようだ。年額で約250万円程度だったが違和感はなかった。最初の段階就任時からということもあったし、市議時代の報酬の倍近い県議報酬ということもそう感じさせる要因だったと思うが、なにより社会情勢を鑑み、報酬の源である税金を戻すという感覚が優先した。
 今思うのは、そうした災害配慮の先頭に立ってきた県議会が、コロナ対応を理由とした知事の報酬カットにもなかなか同意せず、自らのカットにはまったく意思を示さなかったのはどうしてだろうかと不思議でならない。
 北堀市長の減額幅は、年換算で1370万円にのぼるという。任期までとしてこの4倍だから市の財政面には有効な額であることは間違いない。今後の市政運営において報酬減額をあえて口にすることなく職員や市民と切磋琢磨していってもらうことを信じ、心から応援したいと思う。

No.3430 アドバイスに感謝!

2021.06.15

アイコン

 おはようございます。梅雨入りしたようなしないような、申し訳なさそうに降る雨。それでも日中はしっかり夏の暑さが・・・。こういう時が風邪を引きやすい陽気ですので、風呂上がりや就寝の際は注意を怠らないよう自分と相方に言い聞かせています。

 言い聞かせるといえば、実は私のブログお読みいただいてのこととして、ちょくちょくご意見ご提案をくださる読者が3名ほどいらっしゃいます。もう何年ものお付き合いになるのですが、まだお顔も見ない方たちなんです。時には厳しく、時には励ましの内容ありでありがたく、またうれしく拝見させていただいております。その都度返信しておりませんので申し訳なくは思っているので、この場でお詫び申し上げたいと思います。
 最近では、広報さっての内容についてご意見がありました。それは、人権について毎回記載がありますが、その内容が偏向しすぎてはいないかというものです。私もかなり昔のことになりますが、ずいぶん極端だなーと感じたことがありますが、これに関わる社会構造を踏まえて何も言わないまま、感じないようになっていました。選別選択されているはずの子供たちの作文も・・・文章的な感覚よりも思考的にどうなのかといった感覚で受け止めています。

 このような指摘は、思想信条に関わる面もあって難しいテーマではあるのですが、他の自治体との比較もしたことがありませんので、少し調査勉強をしてみようかと感じているところです。
 なにより、ブログへのご意見に限らず、国政・県政・市政全般にわたるご意見は私自身の向学の励みになりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。欲を言えば、さらに多くの皆さんからいただけるようになれば私の若さももう少し保たれるのではないかなと感じているところです。(笑)
 今日は建設経済常任委員会があります。昨日は文教厚生でしたが、二つの委員会状況を次回ブログで書き留めたいと思っております。アクセスのほどよろしくお願い申し上げます。
 それにしても、野党の不信任案は嫌がらせ以外の何ものでもありませんね。昨年の春から今頃にかけては、「サクラ問題が最大の国民の関心事で、時間があればコロナ問題をやる」と主張していた政党です。オリンピックの直前直後を政治日程でカオスの状態に仕掛けたい目論見が見えるではありませんか。もとより、オリンピック中止をいろいろな場面で仕掛けている野党連合です。

ページ移動